「あんきも」の寄生虫に注意呼びかけ。

2004/05/31 12:02 Written by コ○助

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プリン体が大好き、将来痛風になることが確定的なコ○助は、当然「あんきも」も大好物。鍋物で食べる以外にも、時にはスーパーで安く売っている生のあんきもをソテーにして酒のつまみにしたり、酒蒸しの缶詰を買ってきてご飯と一緒に食べたりと、あんきもライフを楽しむこともしばしばなりよ。そんなコ○助に驚愕のニュースなり(笑)。

さいたま市の保健所が一昨年から昨年にかけて市内の水産市場で販売されていた生のあんこうの肝臓を検査したところ、以下のようなことが分かったというなり。
・中国から輸入したあんこうの肝臓は、検査した177個のすべてからアニサキスなどが検出され、1個あたり8匹あまり見つかった。
・アメリカのボストン産の物では33個のすべてからアニサキスなどが検出され、1個あたり2匹近く見つかった。
・国内産の物では8個のうち4個からアニサキスなどが検出され、1個あたり1匹から2匹見つかった。

今回の検査結果のように、国内で流通しているあんこうの肝臓にアニサキスが広く寄生していることが判明したのは初めてのことなのだとか。気になるのはアニサキスが体内に入り込んだときの症状なりが、小さな線虫が胃壁や腸壁に潜り込もうとするため、激しい腹痛に襲われるというなり。ただ、体内で増殖するようなタフな寄生虫というわけではなく、2〜3日もすれば死滅するそうなので、それほど恐れることも無いかもしれないなりね。とはいえ、相当な勢いで激痛が走るらしいなりが(笑)。ちなみに、Googleで検索をかけるとアニサキスの写真が結構ヒットするなりよ。怖い物見たさで見てみたくもなるなりが、寄生虫とか苦手な人が見るとトラウマになる可能性があるのでご注意を(笑)。

あんきもにアニサキスが寄生していることが判明したのは初めてのことなりが、アニサキス自身は何も珍しい寄生虫というわけではなく、サバやイカなどにも寄生している、日本ではそこそこ有名な寄生虫。魚を生で食べる文化のある日本では、寄生虫との戦いは宿命のようなものなりよね。そう思うと、ホタルイカや白魚の躍り食いとか、強力な寄生虫がいると言われているサケや川魚の刺身とかは食べるの怖いなりねぇ。まさに命がけなり。

あんきもは十分加熱して食べれば何ら心配は無いようなので、あんこう鍋で半煮えのあんきもとか、あんきもを刺身で食べるといったチャレンジャーにはならないよう、お気を付けくださいませ。

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