漫画家の横山光輝さんが全身やけど。

2004/04/15 11:56 Written by コ○助

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コ○助の人生を語る上で、欠かすことの出来ない漫画界の大御所・横山光輝さんが大変なことに。自宅で火災が発生し、火元と思われる自室にいた横山光輝さんが全身にやけどを負って病院に運び込まれたというなり。読売新聞によると、15日午前11時現在、意識不明の重体。出火の原因は横山光輝さんのたばこの不始末と見られているようなりが、数年前から寝たきりの状態だったため、逃げ遅れてしまったようなり。

横山光輝さんといえば、なんと言ってもコ○助に大きな、大きな影響を与えてくれた「三国志」。中学生のころ、近所の書店で60冊すべてを購入し、雪降る中を両手に大きな袋を提げて歩いていたのが思い出されるなりよ。「一気に読み切りたい」という気持ちから、家に帰ったら暖房の前に横になりなって延々と読み続けていたなりねぇ。当然ながら、60冊を読み切るのはとても1日では無理で、その後2〜3日に渡って暖房の前で「三国志」をひたすら読み続ける生活をしていたなりが、ご飯もロクに食べずに熱中したものなり。後にも先にも、あそこまで熱中したマンガは「三国志」だけのように思うなり。

ちょうどその頃、コ○助の仲間内ではプチ横山光輝作品ブームが起こっていたなりね。「三国志」に比べるとボリューム的には10分の1程度の「水滸伝」も人気を集めていて、この両作品のどちらが好きかで派閥が出来ていたりしていたなりよ。「水滸伝」もコ○助は大好きな作品なりが、最後がまた切ないストーリーなりよね。横山光輝作品で「水滸伝」の物語を知り、その後コーエーのゲームで知識を定着させ、小説を読んで理解を深めた。順序に多少違いはあれど、「三国志」も同様にそんな流れで深く読み込むことになったように思うなり。横山光輝のマンガ、コーエーのゲーム、小説。この3点セットのどれが欠けていても、きっとコ○助の「水滸伝」や「三国志」の知識や興味は物足りないものになっていたはずなり。

その後「項羽と劉邦」なども手がけていたので、コ○助にとってはどうしても歴史作品の印象が強いなりが、もちろん横山光輝さんといえば「鉄人28号」であり、「仮面の忍者赤影」であり、「魔法使いサリー」 であり、「バビル2世」であるわけで。手塚治虫、石ノ森章太郎と並び称される漫画界の偉人。どうか意識を取り戻して、じっくり治療して、復帰できることを心より願っているなり。

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