フリー百科事典「Wikipedia」、記事数が50万件を突破。

2004/02/26 20:57 Written by コ○助

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昨年あたりから急に検索上位にひっかかるようになった感のある「Wikipedia」、皆さんは利用しているなりか? とにかく一風変わった単語でも引っかかるのでコ○助も便利に利用させてもらっているなりが、「Wikipedia」はネットの特性をフルに活かして拡大を続ける画期的な事典といえるなり。

「Wikipedia」を簡単に説明すると、ネット上で誰もが参加できる(誰でも用語の追加・編集に参加することができる)フリーの百科事典のこと。ユーザーが知恵を寄せ合ってひとつの巨大な百科事典を作っていると思えば間違いないかと。

例えば今日2月26日付けで新たに追加された用語としては、「大野智」(嵐のメンバー)や「陸遜」(三国志の武将)、「福井放送」(放送局)、「小説すばる新人賞」(文学賞)、「石井駅 (愛媛県)」(駅名)、「横河武蔵野フットボールクラブ」(クラブチーム)、「バシル」(スーダンの大統領)などなど、100個以上の、多彩なジャンルの用語が登録されているなりよ。この雑多な、ジャンルを問わない幅広さが「Wikipedia」の人気の秘密でもあるなりね。

2001年1月にスタートした「Wikipedia」は、全世界的なプロジェクトのため、現在のところ英語が最多の21万3000項目、次いでドイツ語の5万4000項目、そして日本語の3万2000項目と、日本語の項目はまだまだ少ないなりが、トータルの項目数が50万件を突破。すでに「ブリタニカ百科事典」のオンライン辞書検索サービス「Britanica.com」のトラフィックを上回っているというなり。

本家「Wikipedia」に触発され、最近はチラホラと類似の「Wikipedia」を見かけるようになってきたなり。ユーザーが知恵を出し合って作るというネットの利点をフルに活かした「Wikipedia」という文化が広がっていくの喜ばしいこと。日本でも、もっと参加者が増えて、「オンライン辞書ならWikipedia」といわれるくらいまで成長して欲しいものなり。

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