巨人の渡辺恒雄オーナーがパ・リーグプレーオフを猛烈批判。

2003/07/12 12:47 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


一時静かだったナベツネ節も最近再び熱を帯びてきて、ウォッチャーとしては楽しくなってきたところなりが、今回の批判対象はパ・リーグのプレーオフ。パ・リーグが正式にプレーオフ制度を導入する以前から猛烈に批判を繰り返してきたナベツネなので、新たな批判というよりはこれまでの批判を再び声高に叫んでいるという感じなりが、今回の批判に関しては結構同感できる部分も。コ○助もパ・リーグのプレーオフ制度には、ちょっと懐疑的な立場なり。

では、簡単に来年から導入される、パ・リーグのプレーオフ制度をおさらいしておくなり。
1.シーズンは135試合制(現行は140試合)
2.公式戦2位と3位で3試合行い、先に2勝したチームが次のステップへ。
3.勝ち進んだチームと、公式戦1位のチームで5試合行い、先に3勝したチームが優勝。

つまり、パ・リーグは公式戦が135試合、それに加えてプレーオフが最大で8試合行われるわけなりね。

セ・リーグはこのプレーオフ導入が正式に決定する以前から反発を強めていて、その理由としては、
1.公式戦の試合数が違うリーグ覇者同士が日本シリーズをやる意味があるのか。
2.このプレーオフ制度では、公式戦3位のチームも優勝をする可能性があり、そのチームとセ・リーグ覇者が対戦する日本シリーズは質が下がるのではないか。
3.公式戦試合数が違うことで、FA権取得までの日数や、個人成績の意味合いが変わってくるのではないか。
といったところ。コ○助も一番気になるのは、やはり公式戦3位のチームでも優勝できる可能性があるというあたり。なんか微妙じゃないなりか?

ナベツネの批判も、そういったこれまで繰り返し言われてきたこと、そしてナベツネの持論である「サラ金の広告を出す球団は許せない」(これはプレーオフとは違う話)という2点を挙げて、こんな状態が続くなら、パ・リーグとの連携をやめるべきだ、というような主張。連携が無くなるところまで話が飛躍してしまうのはどうかと思うなりが、もう少し足並みをそろえられないものかと、コ○助も正直思うところなり。

ただ、もうパ・リーグのプレーオフ導入は正式決定済み。本当にこんな見切り発車のような状態で良いのかと感じつつも、否がおうにも始まってしまうなりよね。いったいセ・リーグとパ・リーグの関係はどうなっていってしまうのやら。


TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.