初夏の「ひつまぶし」ツアー 浅草編。

2003/07/02 09:12 Written by コ○助

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先日、コジマと話しているときのこと。お互い美味いものを食べるのが好きで、共に東京生まれ東京育ちということもあって、東京で食べられる美味いものの話題となったなりよ。コ○助は東京の西側に、コジマは東側(いわゆる下町の方)に居を構え続けて四半世紀ということもあって、互いに行ったことがあるお店がかぶらないのが面白いところ。ちなみにコ○助もコジマも、好きな食べ物の趣味が似ていて、食べられられない人も多いレバ刺しなどの「生食」をこよなく愛するという点も共通している2人なり。

で、そのトークの中で出てきたのが「ひつまぶし」。「ひつまぶし」は名古屋名物としても有名な料理なりが、おひつに入ったご飯の上に、短冊状に切ったうなぎが載せられているもの。食べ方の流儀があって、1杯目はそのまま、2杯目はネギやわさびを載せて、3杯目はだし汁をかけてお茶漬け風に、と3回も味の変化を楽しむことができる、まさにバリウマな料理なりね。コ○助は実は「ひつまぶし」を食べたことが無く、この話を聞いただけでもうよだれが(笑)。だって東京のうなぎ屋さんに行っても「ひつまぶし」なんて普通置いていないなりから・・・。そんなコ○助だったなりが、コジマが東京は浅草にある「ひつまぶし」の名店に連れて行ってくれるというなりよ。うひょー。たまらん。うなぎ大好き、うな茶漬け大好き(笑)。「ひつまぶし」食べたすぎ。

そんなわけで、行ってきたのは東京・浅草にある「うな鉄」というお店。今年5月に放送された日本テレビ系の「どっちの料理ショー」の「ひつまぶしvs.ねぎトロ丼」の回にも登場していた(勝利)ようなので、記憶にある人もいるのではないかと。コ○助とコジマの野郎2人コンビでは色気が無さ過ぎるので、Narinari.comグルメチーム(いつの間にか発足)の一員で、「ひつまぶし」の本場・名古屋出身のあや嬢(21歳)を引き連れて食べに行くことにしたなりね。

「うな鉄」はそれほど大きなお店ではないなりが、コジマがしっかりと予約を入れておいてくれたのでスッと入ることができたなり。平日の夜だったということもあるなりが、恐らく普段は混んでいるのではないかと。
「うな鉄」のメニューを見てみると、「ひつまぶし」以外にもうなぎを使ったメニューが盛りだくさん。とりあえずうなぎの各部位を串焼きにした6種盛り(かぶと、ひれ、きも、短尺、レバー、ごぼう巻)と、うなぎの肝刺しを注文。うなぎの串焼きで6種類もできることに驚くと共に、肝が生で食べられるとは思わなかったので、もう生食愛好家のコ○助たちはワクワク。ちなみにあや嬢も生食愛好家で、レバ刺し大好物という共通点があるなり(笑)。プリン体バンザイ。痛風にならないことだけ祈るなり。

うなぎの串焼き、中でもひれの美味さにはビックリ。うなぎのひれなりよ、ひれ。これをメニューに載せない普通のうなぎ屋は、ひれをいったいどうしてしまってるのかと心配になるほど、美味い。やっぱり捨ててしまっているなりかねぇ。もったいなや。きもとレバーがどの部位のことを指しているのかがよく分からなかったなりが、どちらもかなりのもの。レバーは普通のうなぎ屋さんでもメニューで見かける肝焼きと同じものだったなり。「うな鉄」でいう「きも」ってどこの部位?なんて考えながらも、知らなくても美味しければモグモグ食べちゃうなりね(笑)。

生食愛好家としては、うなぎの肝刺しがかなりやばい。これ、美味すぎるなり(笑)。生姜やニンニク、ネギと一緒に醤油を付けて食べるなりが、山盛りの肝をウマウマとあっと言う間に平らげてしまうほど、皆夢中になって食べてしまったなり。
他にもメニューにあった馬刺しも食べたいと思ってしまったので、うなぎと関係ないなりが、馬刺し、鯉のあらい、鶏わさも注文。生最高。生大好きなり(笑)。

一通りたいらげて、最後はメインディッシュの「ひつまぶし」。これを食わずして帰れるか、ということで注文。大きなおひつに入った「ひつまぶし」。コ○助たちはワクワクしながら蓋を開けると。ん〜、良い香りすぎる!香ばしいうなぎの香りと、散らされたしその香り、それと白米の香り。もうたまらん。3人で作法にしたがって3杯ずつ試してみたなりが、出汁をかけたひつまぶしの最強に美味いこと、美味いこと。もう本当にやばいなりよ、卒倒しそうになったなり(笑)。この「うな鉄」のひつまぶしの美味さに、本場からやって来たあや嬢も「最高に美味い」と太鼓判。う〜む、毎日でも食べたいなりよ、これ。

正直、食べる前には「うな重とそんなに変わらないんじゃないの」的な、うがった見方をしていたなりよ。でも、全然違う。本当にこんなに美味いものを四半世紀知らないで生きていたことを後悔。これからの人生、コ○助の「美味いモノベスト10」には必ずランクインして来そうな、それほどまでの美味さだったなり。

皆さんも機会があればぜひ「ひつまぶし」を。

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