「♪エキサイティングリーグ・パ!」ということで、今日もパ・リーグの熱い話題をお届けするなり。
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近鉄の赤堀元之投手が復活。
近鉄の抑え投手といえば、ここ数年は大塚晶文投手が「パ・リーグを代表するストッパー」として活躍していたなりが、遡ること1997年までは赤堀投手が不動のストッパーとして活躍していたなりよね。大塚投手が昨年末からポスティングシステムでのメジャー移籍を巡ってゴタゴタし、今季既に戦力構想外の烙印を押されてしまっていることから、復活に賭ける赤堀投手をストッパーで起用する案が浮上、赤堀投手も順調な仕上がりを見せているようで、チームメイトからも絶賛されているようなり。
赤堀投手は1988年ドラフト4位で入団した生え抜きの選手。頭角を現したのは1991年あたりからなりが、1992〜1994、1996、1997年の計5回最優秀救援投手のタイトルを、1992年には最優秀防御率のタイトルを獲得するなど、まさに球界を代表するストッパーの一人だったなりね。ここ数年は肩やヒジの故障に苦しんでいたなりが、昨年あたりから球速も戻って来て上り調子になってきただけに、ケガも癒えて働き場も空いている今季、かなり期待できそうなりね。
カムバック賞はもう赤堀投手で決まり・・・かも(笑)。でもそうなると、大塚投手の収まるところが本当に無くなって来るなりね。こちらの問題もどう収拾するのやら。
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長嶋茂雄氏、ダイエーの新外国人陳文賓外野手を好評価。
昨年のダイエーの秋季キャンプに参加し、見事に契約を勝ち取った陳選手。契約が決まった時にもNarinari.comで陳選手の話題を扱ったことがあったなりが、その時のコメントを引用すると。
「陳文賓選手は台湾・中信ホエールズに所属し、今季86試合に出場(台湾の1シーズンは90試合)、打率.290、26本塁打、61打点の成績を残して本塁打王に輝いている選手。かねてから台湾球界よりもレベルの高い日本でのプレーを望んでおり、1997年には巨人の春季キャンプにも参加したことがあるのだとか。台湾出身の選手というと元中日の大豊泰昭内野手や元巨人の呂明賜外野手など、大振りのスラッガータイプの打者のイメージが強いなりが、陳文賓選手もかなり豪快なスラッガータイプの選手のようなりね。ちなみに今季の台湾での成績は、現在西武に所属しているアレックス・カブレラ内野手の台湾時代の成績を遙かに上回るものだというなりよ。変化球への対応が上手くできれば、結構やれるのではないかと。変化球攻めの厳しいセ・リーグでは無いのも、陳文賓選手にとってはプラスかもしれないなりね。福岡ドームでの鮮烈なデビューに期待なり」。
で、長嶋氏。陳選手に対して「目を見張るものがありました。驚きましたよ。いい素材ですね。上半身は最高です」とベタ褒め。巨人監督時代にも陳選手を見たことがある長嶋氏なりが、当時から高い評価を与えていたようなり。
台湾出身のスラッガー。まだ日本で大成功を収めた選手がいない(王貞治、大豊泰昭を除く)だけに、ダイエーで活躍することができると良いなりね。
余談なりが、「陳文賓」は「CHEN WEN BIN」と発音するようなりよ。なので、「ダイエーの陳(チン)がさー」と話すよりも、「ダイエーの陳(チェン)がさー」と話した方がスマートなのかも。実際どう発音されるのかは、シーズンが始まった時にでも、実況アナの対応などをご参照下さいませ。
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オリックスのマック鈴木投手が好調。
紅白戦に先発したマック鈴木投手なりが、3回を1安打無失点に抑える好投。メジャーリーガーの実力を見せつけたようなり。
マック鈴木投手に関しては、まだ若いし、実力があるのは分かっていることなので、安心して投球を見ることができそうなりよね。将来的にはまたメジャーに戻ると言われているマック鈴木投手なりが、オリックスファンから引き留めが殺到するくらいの活躍を見せて欲しいものなり。
一方、オリックスのアメリカ帰り3人衆の吉井理人投手はアメリカと違うボークの判定にとまどっている模様。ストライクゾーンも違うし、順応するのは大変そうなりね。マック鈴木投手と共にオリックス期待の星の吉井投手。この両輪がどれくらいの成績を残せるのか、今からワクワクなりね。