ヒットの理由はいくつもあるなりが、ひとつは資生堂が「過去最高額」と謳う50億円もの広告宣伝費を割いていること。仲間由紀恵、竹内結子、広末涼子、上原多香子、観月ありさ、田中麗奈という、前例のないほど豪華な女優陣をCMモデルに一斉起用したほか、CM曲にはSMAPの「Dear WOMAN」を起用。ほかにも雑誌や新聞の広告、街頭でのサンプリングもかなり意欲的に展開しているなりよね。あらゆるメディアを駆使して、一気に「TSUBAKI」の名を広めているなり。
そんな「TSUBAKI」に吹いている追い風を、さらに強風にするべく、新たにCMモデルとして6人を追加、計12人体制で夏の商戦を迎えることが発表されたなりよ。今回追加された6人は最初の6人に比べるとややインパクトは弱めなりが、キレイどころがズラリと並んでいるなりね。
それでは新たに追加が決まった6人を簡単にまとめておくなり。
荒川静香 …… トリノ五輪の女子フィギュアスケート金メダリスト。
香里奈 …… 女優、モデル。同社の「化粧惑星」CMモデル。
吹石一恵 …… 女優。同社の「洗顔専科 パーフェクトホイップ」CMモデル。
森泉 …… モデル。過去に「洗顔専科 パーフェクトホイップ」CMモデル。
黒木メイサ …… 女優、モデル。コーセーから資生堂に移籍。
相沢紗世 …… 女優、モデル。同社の「シノアドア」CMモデル。
ということで、基本的にはこれまで資生堂にゆかりのある女優やモデルがチョイスされているので、それほど違和感はなさそう。少し意外なのは黒木メイサ。つい最近までコーセーの「ESPRIQUE」のCMモデルとして起用されていたなりが、時間をおかずに資生堂に鞍替えしてきたなりね。あ、もちろん意外という意味では荒川静香も意外なりか(笑)。
追加された6人のうち、まず先陣を切って荒川静香バージョンのCMが30日からオンエアされるなり。「夏に映える日本女性の美しい艶髪」をテーマに、水着姿でイナバウアーを決めているようなので要チェックなり。
それにしても、資生堂が「TSUBAKI」だけでこれだけの女優やモデルを抱え込んでしまうと(ほかに伊東美咲、蛯原友里、栗山千明、篠原涼子が起用されている「マキアージュ」なども資生堂)、他社はCMモデルの人選に悩みそうなりね……。