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<今日のなりなり>
2003年1月24日〜30/31日

 

2003年01月31日 (Fri)
※しばらくの間、諸事情により過去の「今日のなりなり。」からピックアップしたものをお届けしますなり。
今日は2002年5月23日の「シフゾウ」のお話を。

【2002年5月23日「珍獣・シフゾウの巻」】
シフゾウという動物をご存知なりか?
頭は馬、角は鹿、蹄は牛、尾はロバにそっくりなりが、その4つの動物のいずれでもないことから「四不像」と中国で呼ばれる動物のことなり。
つい先日、東京の多摩動物公園で飼育されているシフゾウが赤ちゃんを産んだというニュースを何の気なしに見ていたテレビで見かけ、動物好きコ○助のハートに火がついたなり(笑)。
かつてはマメジカ、オカピといった動物に熱狂したコ○助なりが、最近は珍獣の類をあまり見る機会がなくて悶々としていたなりよ。
まああまり見る機会が無いからこそ珍獣なのだとは思うなりが(笑)。
テレビに映っていたシフゾウの赤ちゃんは、まさに鹿の子供。
あの子鹿独特のブチ模様が、そこにあったなり。
そう、シフゾウは生物学的には歴とした鹿の仲間に分類されるなり。
「なんだ、じゃあ大して珍しい動物では無いのでは?」と思ってしまったそこの貴方。
調べてみるとこのシフゾウには、もの凄いドラマが潜んでいたなり。
シフゾウは太古の昔からアジア圏に生息していた大型の鹿の仲間で、日本でも明石原人でおなじみ兵庫県明石市で骨格の化石が発見されるなど、幅広く分布していたことが現在では確認されているなり。
ただ、そういった化石調査などでシフゾウの実態が明らかとなってきたのはそう遠い昔のことでは無いなり。
その存在が西洋に初めて伝わったのは1865年にフランスのダビド神父が中国で「発見」してからのこと。
古来より生息はしていたはずなりが、「発見」されたのはほんの150年ほど前のことなりね。
ここで注意しておきたいのはマメジカも、オカピも、そしてパンダだってみんな「発見」され「新種」と分類されるのは、あくまでも西洋的な視点で見た時に「発見」というだけであって、それまで全く人の目に触れることなくそういった動物が生きてきたというわけでは無いなり。
パンダなんて最初に「発見」されたのは中国の民家の毛皮だったわけだし(笑)。
その点はお間違い無きよう。
1865年という時代は、中国は清の時代。
当時は清十代皇帝の同治帝の治世だったなりが、ちょうど歴史的に有名な西太后(同治帝の生母にあたるなり)が強大な権力を持っていた時期なり。
フランスのダビド神父がシフゾウを発見した場所は、中国皇帝の狩猟施設で北京にあった「南苑」。
そう、皇帝のお庭で「発見」したなりよ(笑)。
中国では清のひとつ前の時代である明の時代までは中国の東部や北部を中心に野生のシフゾウが生息していたようなりが、ダビド神父が「発見」した頃には既に野生のシフゾウは絶滅、この「南苑」にしか生息していなかったようなり。
シフゾウ発見。
ここからシフゾウを巡るドラマが始まるなり。
1895年、「南苑」を大洪水が襲うなり。
洪水によって多くのシフゾウが死んでしまったほか、「南苑」の柵が壊れて外に飛び出したシフゾウが飢えた住民に食べられてしまったりと不幸が相次ぎ、個体数が激減。
さらに不幸は続き、1900年に「南苑」は農民が蜂起して起こった義和団の乱の戦場となってしまい、大洪水を生き抜いたシフゾウも壊滅的な打撃を受け、1頭を残して全て死んでしまったなりよ。
そしてその最後の1頭も1920年に死亡。
ここでシフゾウは絶滅したものと思われていたなり。
実はダビド神父のシフゾウ「発見」以来、数頭のシフゾウはヨーロッパの動物園で飼育するべく、中国から輸出をされていたという事実もあるようなりが、ヨーロッパの動物園で飼育されていたシフゾウも、第一次世界大戦などの影響で中国の最後の1頭よりも早い段階で絶滅をしていたらしいなりよ。
なので中国の1頭が死んでしまったことで、本当に絶滅をしたものと思われていたなりね。
ところが。
イギリスのべドフォード公爵という人が、密かにヨーロッパの動物園から子供のシフゾウを集め、個人的に飼育をしていたことが発覚。
絶滅したと思われたものが一転、べドフォード公爵の手元に数頭のシフゾウが生き残っていたことが分かったわけなり。
何たる奇跡。
そして密かに飼育って(笑)。
現在シフゾウの繁殖は順調に進んでいるようで、世界41カ所の動物園で、計343頭が飼育されているようなり。
日本では東京都多摩動物公園、神戸市王子動物園、秋吉台自然動物円、熊本市動植物園、秋田市大森山動物園の5カ所で飼育されている模様。
結構古くから飼育がされているようで、10年ほど前にもシフゾウの出産がちょっと話題になったこともあったようなり。
コ○助は不覚にも全然シフゾウの存在を知らないでいたなりよ。
動物園にはよく行っていたのに。
かなり悔しいなりね。
そんなわけで、現在世界で飼育されているシフゾウ(というよりも現存する全てのシフゾウ)はべドフォード公爵のところで飼育されていたシフゾウの子孫ということなりね。
また野生下には「発見」当時から存在していなかったので、全て人の手によって飼育されていることになるなり。
ズーストック計画のもと、種の保存を目指して考えられた飼育をされているので今後絶滅することは無いとは思うなりが、もっと個体数が増えてかつてのような野生のフシゾウが見られるようになると良いなりね。
とりあえずコ○助もそう遠くないうちに見に行ってみることにするなり。
皆さんもぜひ。

2003年01月30日 (Thu)
※しばらくの間、諸事情により過去の「今日のなりなり。」からピックアップしたものをお届けしますなり。
今日は2001年4月15日の「コインランドリー」のお話を。

【2001年4月15日「人生交差点・コインランドリーの巻」】
コ○助がいつも利用しているコインランドリーは一種の社交場になっているようなり。
駅から1本道の場所にあるということや、JRの高架線の下にあるので雨よけになるということ、コインランドリーのくせに綺麗、ベンチが多めに置いてあるといった諸要因が重なって、このコインランドリーは洗濯をしないのに長話をするスペースとして利用している人がいるようなり。
コ○助は基本的に洗濯を待っている間は雑誌を読んだり、メールを打ったりする時間に宛てたいなりが、どうもいろいろな人に話しかけられるなりよ。
以前は一升瓶を持ったオッサンがいきなりコ○助のそばに寄ってきて「一杯付き合わねぇか?」と。
50歳くらいのオッサンで、「昼間から酒飲んでいるなんてまったく」とも思ったなりが、話を聞いてみるとそんなに悪い人では無さそうだったので、ついつい長話をしてしまったなり。
と、言っても基本的にコ○助は聞き役なりが。
そりゃペラペラと見ず知らずの人にコ○助の個人的な話はできないなりからね。
それくらいの警戒心は一応持っているなり。
さすがに酒を一緒には飲まなかったなりが、聞くと結構悲しいお話を次々と。
集団就職で青森から上京し、何かの工場で働きはじめて、相当苦労をしたとか。
で、人並みに結婚をして子供もできてこれがまた可愛いいんだ、と。
ここまでは「なんだ苦労はしたけど幸せなんじゃん」と思って聞いていたなりが・・・。
結婚してしばらくは幸せだったなりが、奥さんが男を作って出て行ってしまい、子供も結婚した後は自分のことを放ったらかし、昨年末に長年勤めた会社をリストラされてしまった・・・。
と、どんどん暗い話になってしまったなり。
そりゃ昼間から酒も飲みたくなるなりね(笑)。
なんでそんな話を見ず知らずのコ○助にするなりか、と思ったなりが、見ず知らずだから話せることなのかもしれないなりね。


そんな感じのコインランドリーなりが、昨日は70歳くらいのおばあちゃんとお話をしたなり。
本当はこう若いお姉さんとかとお話をしたいところなりが、若いお姉さんはあまりコインランドリーを利用しないようで。
仮に利用していても近づきがたい空気を醸していたりするなり。
って、別にコインランドリーでナンパしたいわけでは無いなりが(笑)。
まあそれは良いとして、昨日のおばあちゃん。
おばあちゃんは散歩の途中で休憩するためにいつもこのコインランドリーに立ち寄っているようで、いわばコインランドリーの常連さんなりね。
おばあちゃんはコ○助と同じくらいの年の、大学生の孫がいるなりよ。
その孫が何だか冷たいらしいなりよ。
小さい頃は「おばあちゃん、おばあちゃん」と来てくれたのに、最近は全然顔も見せてくれないというなり。
何だかコ○助は身につまされるものが。
コ○助は自分の祖父母のことは大好きで、別に冷たくしているつもりは何も無いなりが、最近はあまり顔を見せに行ってないなりよ。
コ○助の家から祖父母の家までは徒歩5分くらいという立地にも関わらず顔を出さないということに申し訳なく感じていたなり。
そんな時にコインランドリーのおばあちゃんの話。
「きっと大学生のそのお孫さんも冷たくしているんじゃないですよ」なんてことを自分に置き換えて話をしていたなり。
嗚呼、心温まる若者と老人の交流(笑)。
おばあちゃんは最初寂しそうな感じだったなりが、話をしている間に笑顔を見せてくれるなど、結構楽しそうにしているのを見て安心したなりよ。
コ○助も基本的に寂しがり屋なので、こういうコインランドリーに集う人たちと波長が合うのかもしれないなりね。
って、別にコ○助から率先して話しかけるわけではないなりよ。
そこまでアクティブな人間では無いなりが、でも話かけられたら、そのまま会話に突入するのは全然イヤでは無いなりね。
しかし、何でコ○助はオッサンやおばあちゃんとか、ちょっとお年を召した人から声をかけられやすいなりかねぇ。
コインランドリーだけではなく、公園でひとりたたずんでいる時にもよく声をかけられるなりよ。
若いお姉さんには・・・って、まあそれは良いなりか(笑)。
でもまあ普段自分が付き合うような同世代の友人の話とは全く違う、人生の悲喜こもごもを交えた話は結構参考になったりするなりね。
今日のなりなり。で書いたことがあったかどうかちょっと思い出せないなりが、以前公園のベンチでたたずんでいた時に出会ったパリッとしたスーツを着たオッサンには離婚指南を受けたことがあるなり(笑)。
まだ結婚もしていないコ○助に離婚の話とは!
とも思ったなりが、でもコ○助の周囲にはさすがに離婚した友達とかはいないので、なかなか面白いものがあったなり。
人生いろいろなりね。
こういういろいろな人の話を若いうちにたくさん聞きながら、しっかりと生きていこうと心に誓ったコ○助だったなり。

2003年01月29日 (Wed)
※しばらくの間、諸事情により過去の「今日のなりなり。」からピックアップしたものをお届けしますなり。
今日は2001年3月18日の「戦国大名」のお話を。

【2001年3月18日「戦国大名の巻」】
戦国大名に胸躍らせたことってあるなりか?
コ○助は小さい頃から光栄の「信長の野望シリーズ」やシステムソフトの「天下統一」、ウルフチームの「斬〜陽炎の時〜」、コナミの「天と地と」など、戦国時代をテーマにしたゲームにのめり込んだこともあって、かなり戦国大名には胸躍らせたものなり。
コ○助はつきなみ、というか定番すぎて申し訳ないなりが、こういった戦国時代のゲームをやるときには必ず織田信長でプレイをするなりよ。
厳密に言うとコ○助は織田信長が好きなわけではなく、本能寺の変で織田信長が自刃した後の豊臣秀吉vs柴田勝家の構図ができあがって以降の、豊臣秀吉の天下取りへの過程が好きなりね。
だから好きな武将というと「賤ヶ岳七本槍」(加藤清正・福島正則・加藤嘉明・平野長泰・脇坂安治・片桐且元・糟屋武則)や「豊臣五大老」(徳川家康、前田利家、宇喜多秀家、毛利輝元、上杉景勝)、「豊臣五奉行」(前田玄以、長束正家、浅野長政、石田三成、増田長盛)、竹中半兵衛、黒田官兵衛といった、信長後期から豊臣秀吉が死去するまで豊臣配下として活躍した武将達が好きなりね。
特に「豊臣五大老」には胸がワクワクしないなりか?
いや、普通の人がワクワクしないのは分かっているなりが、でもこの蒼々たるメンバー。
天下統一を果たした武将のみが可能な豪華ラインナップともいえるなり。
でも、まあこの5人は仲が悪かったとも言われているなりが(笑)。
まあそれは良いとして、こうしたゲームをかなりやり込んだお陰でコ○助は歴史オタな小学生になったわけなり。
司馬遼太郎や吉川英治、海音寺潮五郎などの小説も読みまくったなりねぇ。
小学校の頃は歴史ファン御用達の月刊誌「歴史読本」(新人物往来社)や「歴史群像シリーズ」(学研) を購入するのが楽しみだったなりね。
今思えばなんて渋い小学生なりか(笑)。
特に「歴史群像シリーズ」はよく読んだなりよ。
赤い装丁が特徴の、いわゆる「赤本」と言われている本で、多分今でも売っているんじゃないなりかね。
一人の武将にスポットライトを当てて、その時代背景やその武将を取り巻く人間模様なんかを詳細に説明した読み応えのある本だったなり。
取り扱う武将やテーマは戦国時代に限ったものではなく、他にも関ヶ原の合戦や南北朝時代、太平洋戦争などもテーマにしていたような記憶があるなり。
時には「三国志」や「項羽と劉邦」といった中国の歴史モノなども扱っていたような。
この「歴史群像シリーズ」はほとんど買い揃えていたので、相当な歴史オタになっていたなり(笑)。
きっかけは戦国時代を題材にしたゲームだったなりが、こうやって派生していくことでいろいろな時代に興味を持つことができたなりよ。
そういう意味ではきっかけをくれたゲームには感謝感謝なり。
この歴史好きが高じて、中学生の頃には実際の史跡巡りをするのが趣味になっていたなり。
おぅ、これも渋すぎ(笑)。
日本の多くのお城は明治時代に入って政府から出された「廃城令」によって取り壊されてしまったので、戦国時代から現存するお城はほとんど存在しないなりが、城跡として残っているところは今でもたくさんあるなりよね。
そういうところを訪ねる旅をよくしたものなり。
天守閣の無い城を見て何が面白い、と一般的な感覚を持った人は言うかもしれないなりね。
でも、城跡を見ているとその城の規模や周辺の雰囲気(当時とは違うかもしれないなりが)が伝わってきて、なんだか不思議な感覚になるなりよ。
「こんな山が険しいところにお城が!」「こんな堅牢な城郭が!」「どうやってこんなお城を攻めたのだろう」といった考え始めると、もうワクワクしちゃうなりよ。
まあその趣味も年々興味が今風のものに移ってしまい、今となっては遠い昔の出来事のようなりが、あの頃はかなり入れ込んだなりよ。
でも、今でもたまに史跡などを訪れると必ず目を閉じて30分くらいボーっとしながら、「昔ここで合戦が行われた」とか「ここにあの武将がいた」ということを想像するのは楽しいなりね。
こういう楽しみまでくれた「ゲーム」には、コ○助は感謝しているなり。
小さい頃はよく親に「ゲームばかりやっているとバカになる」とか、「ゲームしないで勉強しなさい」とか言われていたなりが、きっとゲームをしなかったら歴史にも興味を持つことは無かったと思うなり。
何がきっかけになるか分からないなりねぇ。
あぁ、また「信長の野望」がやりたくなってきたなり(笑)。

2003年01月28日 (Tue)
※しばらくの間、諸事情により過去の「今日のなりなり。」からピックアップしたものをお届けしますなり。
今日は2001年4月9日の「台北ウォーカー」のお話を。

【2001年4月9日「台北ウォーカーの巻」】
東京・新宿にある紀伊国屋書店の洋書コーナーは、そんなに広く無いなりが、面白い品揃えをしているなり。
英語圏の本に限らず、フランス語、ドイツ語、中国語圏の本が並べられているなり。
そこで、マンガ「ドラゴンボール」の単行本が売っていたなりよ。
日本ではあの単行本って400円くらいなりか?
そこで売っていた英語版の「ドラゴンボール」はなんと2,800円くらいしていたなりが、ドイツ語版はなぜか900円くらいだったなり。
物流コストは同じくらいだと思うなりが、どうしてこんなに値段が違うのかちょっと不思議だったり。
英語版のマンガは「ドラゴンボール」に限らず、数種類あった全てが3,000円近い価格だったなりね。
アメリカではそれくらい日本のマンガの翻訳版って高いなりかね。
洋書ということをさっ引いて考えても、ちょっと高過ぎじゃないなりか?
う〜む、アメリカに行って調べてみたいなりねぇ。
10年くらい前に香港で「ドラえもん」の中文版の単行本を購入した時には確か50円くらいだったような。
何だか地域によって極端な価格差なりね(笑)。
まあそれは良いなりが、コ○助はこの洋書コーナーで「Taipei Walker」なる雑誌を発見してしまったなり。
「Taipei Walker」ご存じなりか?
Taipei=台北なりよ。
「Tokyo Walker」と同じ体裁の雑誌の台北版なりね。
ロゴも「Tokyo Walker」と同じでキャラクターも同じなので、海賊版とかではなく、正規の雑誌だと思うなり。
「Taipei Walker」の存在はちょっと小耳に挟んだことはあったので知ってはいたなりが、まさか日本で売っているとは。
売っていたのは最新の2号分で、表紙が宇多田ヒカルの号と、プッチモニの号だったなり。
中身は日本の情報がほとんど。
日本で放送されている連続ドラマの最終回情報や、浜崎あゆみとかのインタビュー、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの情報など、日本のサブカルチャーが盛りだくさん内容となっているなり。
それに加えて日本版と同様に台北の映画館の上映時間案内なんかが掲載されているなりね。
紀伊国屋書店での販売価格は900円くらいだったなりが、思わず購入しそうになってしまったなりよ。
ちょっとじっくり見てみたい感じだったなり。
洋書コーナーをさらにブラブラしていると、ポルノ雑誌コーナーが(笑)。
紀伊国屋書店でもポルノ雑誌を売っているのにはちょっとビックリなり。
で、さらにブラブラして、アメリカのパソコン雑誌を見てみたなり。
もちろん何が書いてあるのかはサッパリ分からないなりが、広告の雰囲気とか見ているだけでも楽しいなりよね。
例えば携帯電話の広告。
日本ではあまりアメリカでどんな携帯電話端末が発売されているのか、とか情報が少ないじゃないなりか。
「パナソニック製の端末は日本の端末の2世代くらい前の感じかな」とか、「おお、こういうデザインの端末もアリか」とか。
なかなか日本の雑誌を読んでいるだけでは得られないような情報が満載なり。
きっと日本人が全然見たことも無いようなデザインのヒントがたくさん転がっているなりね。
デザイン関係の本も、やっぱり洋書は勉強になるなり。
決して日本人の嗜好に合うデザインが多いとは言えないなりが、それでも日本人の考えの及ばないような、そんな大胆なデザインには勉強、というよりも影響や刺激を受けるなりね。
たまに洋書コーナーをブラブラしてみると、いろいろな発見があって面白いなぁ、と。
こんな感じで紀伊国屋書店では、3時間も立ち読みをしてしまったなり(笑)。
紀伊国屋書店の方々、ごめんなさいなり。

2003年01月27日 (Mon)
※しばらくの間、諸事情により過去の「今日のなりなり。」からピックアップしたものをお届けしますなり。
今日は2001年3月15日の「味噌汁」のお話を。

【2001年3月15日「味噌汁の具の巻」】
味噌汁については皆さんやっぱり関心が高いようなり。
関心が高い、というよりも日々食べるものなので話題にしやすいのかもしれないなりね。
たくさんのメールをいただきましたなり。
こういう反響を考えると、掲示板があれば本当に便利だな、と思うなりが、もう少しお待ち下さいなりね。
もらったメールの中で特に皆さんの関心が高かったのは「納豆は味噌汁の具として美味いのか」ということだったなり。
納豆汁。
コ○助が初めて納豆汁を食べたのは中学生くらいの頃だったなりか。
コ○助の家は関東圏ということもあって、ごく普通に小さい頃から納豆が食卓に並んでいたなりが、納豆を味噌汁に入れるという文化は無かったなりよ。
納豆は元々大好きだったので、家族の1人が「味噌汁に納豆を入れると美味いらしい」という情報を仕入れてきた時もなんだかワクワクしながら出来上がりを待っていたのを覚えているなり。
そして食卓に出てきた納豆汁。
口にしたその瞬間・・・。
う〜む・・・。
決して美味いとは言えないその味に、我が家の試行錯誤が始まったなり。
何としてでも納豆を味噌汁の具として成立させてやる、そんな使命感が家族を納豆汁調理に駆り立てたなり。
問題は納豆を煮すぎてしまったこと、大粒の納豆を使用してしまったことなりか。
その反省を元に、納豆を叩いて小さくし、ネギを入れ、味噌汁の中に入れてからはほんの少しだけ煮てすぐに火を止める。
そして出来上がった納豆汁。
口にすると・・・美味い。
美味すぎるなりよ、これが。
小粒の納豆が何とも言えず、あまり煮込まなかったことで適度の粘りが出て、独特の味噌汁になったなりが、これが美味い。
まあ納豆があまり好きではない人にとっては厳しいかもしれないなりが、納豆が好きな人にはお勧めの具なりよ。
ちなみに納豆は一般的な味噌汁の具か、という疑問が挙がると思うなりが、永谷園かなんかからインスタントの納豆汁も発売されている(発売されていた?)ことを考えると、結構一般的だと思うなりが、どうなりか?
最近コ○助もあまり飲んでいないなりねぇ。
納豆汁、飲みたくなってきたなり。
コ○助が昨日の「今日のなりなり。」で挙げた味噌汁の具はジャガイモ、大根、ほうれん草、タマネギ、豆腐、厚揚げ、油揚げ、ネギ、茄子、ワカメ、アサリ、シジミ、卵、なめこ、海苔といったところだったなり。
他にこんなのもあるよ、ということで「もやし」「キャベツ」「いわしのブツ」「鯛」「かぼちゃ」などを教えてくれた方々もいるなり。
おお、そういえば「もやし」「キャベツ」は食べたことあるなりね。
確かに美味しいなり。
味噌汁って、基本的にはあまり魚・肉系って入れないじゃないなりか。
そういう意味で 「いわしのブツ」「鯛」というのはちょっと意外だったなりが、想像すると美味しそうなりね。
いわしのつみれとかでも美味しいかもしれないなり。
「かぼちゃ」は味噌汁に入れると山梨名物の「ほうとう」の味に近くなるなりね。
あれも確かに美味いなり。
適度の「かぼちゃ」の甘味が味噌と溶け合って、何とも言えない美味さを醸し出すなりよね。
こうしてたくさんの味噌汁の具を教えてもらって、意外にも人気が高かったのが「エノキダケ」と「タケノコ」。
コ○助はこの「エノキダケ」と「タケノコ」の味噌汁を食べたことが無いなりが、友人に聞いたところ、その友人の家庭でも普通に出てくる具だとか。
しかも両方とも超美味いとの話なり。
どちらもそんなに高い値段というわけでもないし、ちょっと試してみたいところなり。
そしてコ○助が食べたことの無い具としては他に「おかひじき」という声も。
基本的に味噌汁と海藻系の具はマッチするなりね。
あまり煮込まずに食べるとシャキシャキとした食感がたまらないとか。
食感を楽しむ。
それも良さそうなりね。
最後に、コ○助がビックらこいたのが「ほしぶどう」というご意見なり。
ほ、ほしぶどう??
ちょっとビックリなり(笑)。
コ○助の想像の域を越えた具でこれも面白そうではあるなりが、残念ながらコ○助は果物系の味としょっぱいものが混ざるのが苦手なりよ。
例えば酢豚とか、フルーツサラダとか、パイナップルチャーハンとか。
なので、ちょっとほしぶどうの味噌汁はダメかもしれないなり(笑)。
考えてみると、味噌汁って楽しいなりね。
どんな具を入れても、たいがいのものは美味しいと思うし、それぞれの家庭に定番の具があるなりよ。
日本人で良かった、と思う瞬間なり。
これだけコ○助の頭に無かった具を教えてもらったので、当分は色々な具をローテーションできそうなり(笑)。
皆さん、有り難うございますなり。
今日は気分的に「タケノコ」で行くなり〜。

2003年01月26日 (Sun)
今日は連絡事項を少々。
「リンクバナー」が1月31日でサービス終了となることは以前から告知してきた通りなりが、続いてモバイル版(i-mode、EZweb、J-SKY、H"LINK、ドットi、PDA)の更新を1月31日で一旦休止とさせていただきますなり。
これは苦渋の決断なりが、最も大きな理由としては「サーバ負荷の増大」ということ。
「リンクバナー」のサービスを終了することでサーバ負荷はだいぶ落ち着くと思われるなりが、念のためモバイル版も一旦休止をして様子を見ることにしたなり。
ただ、「リンクバナー」は今後再開する予定は無いなりが、モバイル版に関しては様子を見てそう遠くないうちに再開する予定なので、あくまでも暫定的な休止措置と考えていただければ良いのではないかと。
もともとNarinari.comのモバイル版はWeb版の補完的な意味合いでスタートしたものだったなりが、モバイル系の雑誌にも多く取り上げていただいたこともあって、モバイル版オンリーのユーザーの方も結構いらっしゃるようなりね。
なので、そういったモバイル版オンリーのユーザーの方には本当に申し訳ないなりが、しばらくの間ご不便をかけることになってしまったなり。
なお、モバイル版のサイト自体は閉鎖せずに、掲示板は残しておくので再開の時期が来ればまた告知をしたいと思いますなり。
サイト存続のためにご理解いただければ幸いなり。

2003年01月25日 (Sat)
【緊急告知】長らく提供してきた「リンクバナー」のサービスは、1月31日をもって終了させていただきますなり。つきましては「リンクバナー」を貼っていただいている各サイトの管理者の方々、お手数なりがHTMLのソース削除をお願いいたしますなり。長らくのご愛用、有り難うございましたなり。

※しばらくの間、諸事情により過去の「今日のなりなり。」からピックアップしたものをお届けしますなり。
今日は2001年7月22日の「終電」のお話を。

【2001年7月22日「終電の車内の巻」】
終電って面白いなりよね。
コ○助は終電で家に帰ることがしばしば。
時には飲みに行って、またある時には仕事が延びて。
まあ圧倒的に遊びに行って終電になることが多いなりか。
コ○助が乗らなければならない終電は、JRの最終電車。
東京・新宿を午前1時に出発する中央線の最終電車に乗らないとコ○助は家に帰れなくなってしまうなりが、だいたい誰と飲んでも午前1時の最終電車というのが1番遅い電車なので、まず乗り過ごすことは無いなり。
とりあえずコ○助がいつも乗る中央線最終電車のお話。
最終電車の特徴はたくさんあるなりが、通常の昼間の電車とは全然様相が違うなりよね。
・若者が異常に多い。
・酔っている人が多い。
・グループで乗っている人が多い。
・携帯電話をいじっている人が多い。
・ガクガクしながら寝ている人が多い。
そして、そこそこ混雑している車内は、若い人が多いせいもあってか非常にガヤガヤしている。
最終電車のイメージ、というかいつも乗る最終電車はこんな感じなり。
コ○助はいつも最終電車に乗るとずっといろいろな人たちを観察してしまうなりよ。
パッと目が合うだけで暴行事件に発展する可能性がある昨今、非常に危険性を孕んでいるかもしれないなりが、でもコ○助は眠気を抑えながら頑張って起きているためにも結構キョロキョロしてしまうなり。
悪趣味かもしれないなりが、これも寝過ごさないため。
コ○助は昨日も最終電車で帰宅したなりが、昨日は祝日で三連休の初日ということもあって、いつも以上に若いひとたちがたくさん乗車していたなり。
コ○助が乗車した車両に乗っていた若い女性は、かなりの数の人たちが黙々と携帯電話をいじっているなり。
女性ほど携帯電話をいじっているなりね。
なんかやっていないと眠ってしまうというほど眠い時に、手を動かして眠気を抑えることができる携帯電話は格好の暇つぶし道具なりが、車内マナーなどの問題もあるのでほどほどに。
さすがに最近は通話をしている人はほとんど見かけなくなってきたなりが、メールや携帯電話端末のゲームをやる姿は逆に増えているような気がするのはコ○助だけなりかね。
まあ最終電車という特異な空間なので余計そういう人が多いだけかもしれないなりが。
コ○助もどうしようもなく眠くなってきた時には、やっぱり携帯電話を取り出して端末をいじってしまうなりよ。
悪いなぁ、と思いつつも、どうしても寝過ごしたくないのでやむを得ず携帯電話端末をいじくってしまうなり。
ま、車内での携帯電話使用というのはまた別の話なので今日は割愛するなりね。
と。
実はここまでの文章は昨日の最終電車車内で書いていたなり。
ところが、文章は未完のまま、「きふねうw」という意味不明な文字列を最後に、気が付けば寝入ってしまっていたなり。
前日1時間しか寝てなかったので、さすがに眠くて仕方なかったなりね。
そして気が付けば終着駅。
そう、完全に寝過ごしてしまったなり(笑)。
今まで「眠らないため」とか連呼してるのに、しっかり寝ているなりね。
でも、これ結構よくやるなりよ。
最終電車を乗り過ごすよりも、寝過ごした方がショックだったりするなりが、過ぎてしまったことは仕方がない。
コ○助は寂しく終着駅からタクシーで帰路についたなり。
本当に財布にお金が入ってて良かったなり・・・。
しかしまた痛い出費をしてしまったなり。
全く無駄な出費なだけに、悔やまれて仕方ないなりよ。
う〜。
皆さんも最終電車で降りるべき駅を寝過ごしたという経験をお持ちの方は多いと思うのでこの気持ちは分かっていただけると思うなりが、自分があと少し眠気を我慢できていればこの出費が無かったと思うと、非常に自分に腹が立つなりよね。
そしてさらに帰りの時間が遅くなるなり・・・。
昨日は実にツイて無かったなり。
皆さんも寝過ごしにはお気をつけて。

2003年01月24日 (Fri)
【緊急告知】長らく提供してきた「リンクバナー」のサービスは、1月31日をもって終了させていただきますなり。つきましては「リンクバナー」を貼っていただいている各サイトの管理者の方々、お手数なりがHTMLのソース削除をお願いいたしますなり。長らくのご愛用、有り難うございましたなり。

※しばらくの間、諸事情により過去の「今日のなりなり。」からピックアップしたものをお届けしますなり。
今日は2001年10月29日の「掃除機」のお話を。

【2001年10月23日「我が家に掃除機がやって来た!の巻」】
我が家に掃除機がやって来た!
コ○助の部屋には今まで掃除機が無かったなりよ。
「何でそんな基本的なものが無いんだ!汚らしい!」と思われるかもしれないなりが、そんなことは無いなりよ。
コ○助の部屋はフローリングの床なのでクイックルワイパーを毎日かけているし、掃除機が必要な時は近所の実家から持ってきてかけていたので、自分の部屋に掃除機が無くてもあまり不便はしないでいたなり。
でも冬にコタツやホットカーペットを床に引くと、クイックルワイパーなどで掃除ができなくなるし、近所とはいえ、実家まで寒い中を掃除機を借りに行くためだけに外に出るのもイヤなので、一念発起して掃除機を購入することにしたなり。
量販店に行き、掃除機コーナーを物色してみると、最近は本当にいろいろなタイプの掃除機があるなりね。
普段こういうコーナーに足を踏み入れないので、ちょっと新鮮なものが。
コ○助の部屋にはあまりモノを置くスペースが無いので、できれば縦型、そしてさらに可能なら充電型のコードレス掃除機が欲しいなぁ、と思っていたなり。
予算はズバリ15,000円。
一人暮らしの部屋で使うものなりからね。
そんな高価なものは要らないなりが、いわゆるハンディクリーナーのようなものではなく、ちゃんとした掃除機が欲しかったのでこれくらいの額に予算を設定したなり。
コ○助は初めてちゃんと掃除機の値段というのを見たなりが、これが結構高いなりね。
掃除機本体からホースが伸びているタイプの通常の掃除機だと、だいたい2万円くらいから、上は8万円くらいまであるみたいなり。
8万円の掃除機って(笑)。
掃除機にもそんな高級機があるのを初めて知ったなり。
でもこれらは完全に予算オーバー。
小さくて1万円くらいのもあるにはあったなりが、実機を触ってみたら弱々しい吸引力だったのでそれは断念することにしたなり。
そんな中、一応コ○助の中で候補になったものがいくつかはあったなりよ。
まず、ナショナルの「スティックル MC-U32A」。
縦型で価格は定価が17,500円だったなりが、その量販店で見た価格は12,000円程度。
バッチリ予算内なり。
ただ、一つだけネックだったのが充電式では無いということ。
別にコードが這っていてもさほど問題があるわけでも無いなりが、どうせ買うならすっきりとスマートなものが欲しいかなぁ、なんて。
次に日立製作所の「排気循環式スティッククリーナー PV-AM1」。
これも縦型で価格はオープン価格、実売価格はやはり12,000円程度。
機能的にはナショナルのとほとんど変わらず、やはりネックなのは充電式では無いことなりか。
さらにさらに。
今度は東芝の「サイクルスティック VC-Y11R」。
縦型で価格は14,000円程度。
そしてやはり充電式では無い。
これも機能的には前2機種と大差無いように思うなり。
う〜む、似たり寄ったり。
この価格帯では充電式を求めるのは難しいなりかねぇ。
一応、どの掃除機も決め手を欠く感じだったので、一旦帰宅し、さらに検討を重ねることにしたなり。
帰宅後、インターネットなどで掃除機を物色していると。
あったなりよ。
コ○助の希望する条件にほぼ一致する掃除機が。
メーカーの名前はツインバード工業株式会社
あれ、聞いたことがない(笑)。
このツインバードの「マイシリーズ 充電式スティック型クリーナー『ジェットサイクロン』 TC-D444MN」という掃除機が、価格以外は完璧に条件を満たしているなり。
縦型で、充電式で。
量販店で見た3機種とは全く製品の構造が違うようで、デザインもなかなか。
掃除機のデザインなんて別に気にしなくても良いとは思うなりが、まあ常に目に入る位置に置いておくつもりなのでデザインが良いに超したことはないなり。
でもネックは18,000円という価格。
量販店で見た一番安い掃除機との価格差は6,000円もあるなり。
う〜む・・・。
そんな悩んでいたコ○助の目に、「ジェットサイクロン」の商品説明のホームページに書いてある一文が飛び込んできたなり。
「ゴミの量が見えるスケルトンカラーのダストカップ採用で、ゴミ捨て時期も一目でわかり、掃除中はクルクルゴミが回る様子を楽しめます。」
「掃除中はクルクルゴミが回る様子を楽しめます。」
「掃除中はクルクルゴミが回る様子を楽しめます。」
「掃除中はクルクルゴミが回る様子を楽しめます。」
なんと無意味なアピール(笑)。
でもこんなバカさ加減がコ○助のハートをがっちりキャッチ。
もう悩むことなく、「ジェットサイクロン」にすることにしたなり。
何が決め手になるかなんて分からないなりねぇ。
そして我が家にやって来た「ジェットサイクロン」。
充電式のクセにパワフルで、なかなか良い買い物をした感じなり。
もちろんクルクル回るゴミも楽しんでいるなりよ(笑)。
ひとつだけこの「ジェットサイクロン」の問題点を挙げると、やや重いところなりか。
でもまあコ○助は男なのでそれほど気にするほどでも無いなりが、女性だったら重いと感じてしまうかもしれないなり。
他の部分には全く問題無し。
久々に会心の買い物をしたなぁ、としみじみ思ったものなり。
家電って楽しいなりね。
たまにはいろいろと物色してみたいものなり。