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<今日のなりなり>
2002年12月8日〜15日

 

2002年12月15日 (Sun)
情報求ム。
友人が変なモノを買って来たなり。
キーワードは「フラバーみたいなもの」「ポニョポニョ跳ねて、膨らんで、プニプニしてる感じ」「ハネて、膨らんで、ムニュムニュ」。
なんだそれ(笑)。
名称は「バブルジェル(Bubble gel)」というらしく、何でも東京・代官山にある某輸入雑貨屋さんで飛ぶように売れていたのだとか。
店頭のPOPには「アメリカで大人気」というようなコメントが添えられていたようなり。
と、言うことは輸入オモチャなりね。
コ○助は輸入オモチャ大好きなので、興味津々。
面白そうだったので、友人は勢い余って大量に「バブルジェル」を購入してきたというなりよ。
「もっと詳細な情報を」と要求すると、返って来たのは以下のような回答だったなり。
・1つ500円程度。
・パッケージにストローが同梱されており、空気を入れて遊ぶものらしい。
・「カーペットの掃除にも使える」と英語で書かれているらしい。
・紙に書いた字を写すことができるらしい。
・熱を加えると変形するらしい。
Windowsメッセンジャーでのやり取りだったので商品の実物を見ることができず、コ○助は悶々としているなりよ。
ネットで「バブルジェル」「Bubble gel」と検索してもそれらしいものは発見できず。
「バブルジェル」で検索すると、入浴剤の類が数件ひっかけるなりが、これのことでは無いようなり。
パッケージに書いてあるというURL「http://www.roseart.com/」にもアクセスしてみたなりが、何の情報も得られなかったなりね。
ネットに無い情報は無い。
確かにネットには自分の考えの及ばぬ情報が落ちていることが多々あるなりが、まだまだ無い情報ってのもあるなりねぇ。
せめて写真くらい見たいものなりが、そんな些細な夢も叶わず、かなりフラストレーションが溜まって来たなり(笑)。
「フラバーみたいなもの」という点から類推するに、イメージ的には「スライム」のようなものなのかなぁ、とも思うなりが、友人曰く「それは違う」。
コ○助は「フラバー」が大好きで、コ○助が観た数少ないディズニー作品の中ではベスト3にランクインする作品なりよ。
それだけに「フラバー」には思い入れもあり、それに似ていると聞いては気になって仕方ない。
「スライム」でも無ければ、いったいどんなものなりか・・・。
実際にこの友人に会って見せてもらえば手っ取り早いなりが、お互いすれ違いの生活をしているため会うことができないなりね。
また、友人は基本的にアナログな人間のためデジタルカメラの類も所持しておらず、写真をアップしてもらうこともできず。
かくなる上は、コ○助が友人が買ったというお店に出向くしか無いなりかねぇ。
皆さんはこの「バブルジェル」というオモチャ、ご存知なりか?
店頭のPOPなんてのは結構いい加減なものなので、どこまで信じて良いのか分からないなりが、本当にアメリカで流行っているものなりかねぇ。
だとしたらもう少しメディアに露出していても良さそうな気もするなりが。
早く「バブルジェル」とやらの実物に触ってみたいものなり。

2002年12月14日 (Sat)
今日の「今日のなりなり。」は諸事情によりお休みさせていただきますなり。
ニュースはちょこちょこ更新しますので。









2002年12月13日 (Fri)
先日、NHKラジオを聴いていると。
クリスマスもいよいよ間近ということで、サンタクロースの話題を取り上げていたなり。
街の景色だけでなく、放送メディアもクリスマス一色になってきたなりね。
なぜコ○助がNHKラジオなんて渋いものを聴いていたのかはさておき、番組で取り上げていたサンタクロースの話題は、こんな事だったなり。
「赤と白の衣装を着たサンタクロース、あれはコカ・コーラ社が創り上げたイメージで、昔は違う衣装を着ていた」。
え?
し、知らなかったなり(笑)。
街を歩けば、もうサンタクロースの格好をした人を見かけるなりが、例外なく赤と白の衣装を着ているなりよね。
また、赤と白はクリスマスカラーでもあるので、サンタクロースが赤と白の衣装を着ているのは当然のことだと思っていたなりよ。
生まれてこの方26年、全く疑問を抱いたこともなかったなり。
サンタクロースとコカ・コーラ。
確かに言われてみれば、コカ・コーラカラーなりよね、サンタクロースの衣装って(笑)。
サンタクロースの話をするには、まずサンタクロースの起源から説明する必要があるなり。
そもそも、サンタクロースの大元のモデルと言われているのは4世紀頃、現在のトルコ周辺でカトリックの司教をしていたセント・ニコラス。
生涯を貧しい人々や子供たちに捧げた人として有名な人のようなり。
セント・ニコラスは神父ということで、衣装は当時の神父の正装である白のものを着用していたのだとか。
サンタクロースの元祖は白のイメージということなりね。
その後、セント・ニコラスの善行がキリスト教の布教と共に伝説化し、ヨーロッパ諸国では妖精として描かれることが多かったようなり。
妖精となったサンタクロースの着ている衣装も白、青、緑、黒などなど、多彩なものだったのだとか。
そんな妖精のサンタクロースをコカ・コーラが広告に起用したのは1931年のこと。
当時有名だった画家ハッドン・H・サンドブロムにサンタクロースのデザインを依頼、そして完成したのが「太っている」「白いヒゲをたくわえている」「赤と白の衣装を着ている」という、現在のサンタクロース像と一致するもの。
それまでの妖精のイメージを刷新し、より人間らしいサンタクロース像を創出したなりね。
この「太っている」「白いヒゲをたくわえている」というのは、ハッドン・H・サンドブロムの友人で、コカ・コーラ社の商品輸送を担当していたトラック運転手であるルー・プレンティスというおじさんがモデルらしいなりよ。
そんな手短に済ませた理由だったとは(笑)。
ゆ、夢の無い話なりね・・・。
あの太ったお腹には幸せが詰まっているのだと思っていたのに。
ただ、この話を読みながら思った人も多いかと思うなりが、疑問が浮上してくるなりよね。
なぜトルコが起源なのに、サンタクロースの居住地は北欧(もしくは北極)なのか。
これは「eigotown.com」のクリスマス特集に答えが出ていたなり。
それによると。
・「トナカイが引くソリに乗るサンタ」というイメージはアメリカで生まれた
・アメリカではサンタクロースは北極に住んでいるとの設定がされた(北極説の起源。地理的な問題か)
・ところが「草がない北極でトナカイさんは何を食べているの?」という難問が浮上
・この疑問への回答として1925年アメリカの新聞に「フィンランドのラップランド出身説」が掲載される
・1927年、フィンランド国営放送はラップランド東部の丘をサンタの正式な居住地と表明
という流れで、トルコに関しては一切無視される格好となっているようなりね。
まあ現在のサンタクロース像を創り上げたのがアメリカで、そこから派生した設定ということであれば合点もいくなりか。
何だか知れば知るほど奥深いサンタクロース。
クリスマスの話題のひとつにぜひぜひ。

2002年12月12日 (Thu)
ここ1週間ほど、コ○助の部屋のエアコンが再び外気に負けて暖かくならなくなってきたなりよ。
もう、最近は夜中に更新作業をしていると、マウスを持った手がかじかんでいるなりね。
キーボードを打つときは無理なりが、マウスを手にする時は室内なのに手袋をしているほど。
恐らくコ○助が座椅子に座って更新作業をしているため、通常椅子に座って更新するよりも低い位置にいるので暖かい空気が下がって来ないことが理由だと思うなりが、今年の冬は(も?)厳しい寒さとの戦いを強いられているわけなり(笑)。
昨日、「韓国生まれ“速さ”が魅力、200万台突破 ハロゲンヒーター 冬物家電の救世主に」という産経新聞の記事を紹介したなりが、個人的に寒さに負けそうでハロゲンヒーター欲しい病になってきたので、今日は今年のハロゲンヒーターの動向を少々。
ハロゲンヒーターは記事にもあるように、今年の冬物商戦の中では抜きんでた販売台数を記録しているようで、大ブレイク中のようなりね。
発売されたのは数年前、テレビ通販やカタログ通販を通してジワジワと人気が出てきたなりが、今年は家電量販店を中心に販売台数を伸ばしているようなり。
人気の秘密は「スイッチを入れて1〜2秒で暖かくなる」「『1時間約7.5円』と電気代が安い」「本体価格も安い」といったところ。
最初にこの製品を知ったのは昨冬だったなりが、扇風機のような外見、扇風機のような動き(首振り)といった点に加え、韓国製がメインということもあって、正直「怪しいなぁ」と思っていたなりよ。
「怪しい」というのは、「本当に暖かくなるのかなぁ」と懐疑的だったということなりね。
若干アイデア商品っぽいじゃないなりか。
それに変に安いのがまた効果に疑問を感じさせたり・・・と、いかにも日本人的な発想なりが、実際に安くて効果があるならこんなに良いものは無いなりよね。
安いのには実は理由があって、ハロゲンヒーターはメンテナンスをすれば半永久的に使えるという類の製品ではなく、寿命が明確に決まっている製品だから。
これはハロゲンヒーターのタングステン電球の中にハロゲンガスを封じ込めたもので暖めるという仕組みに起因するなり。
要はガスが無くなれば、その時点で寿命ということ。
だいたいどの製品も6万時間くらいが寿命の目安のようなり。
6万時間と言われてもピンと来ないなりが、仮に24時間付けっぱなしにしたとして2500日、約6.8年持つ計算になるなりね。
あくまでも理論上なので実際にはこれよりも短い期間で大往生する可能性は高いなりが、それでも数年は余裕で持つ感じ。
だいたい24時間も使わないなりからねぇ。
もうひとつピンと来ないのは「1時間約7.5円」。
これがどれくらいの電気代なのかというと。
フジテレビ系の「発掘!あるある大事典」の「暖房」の回が参考になりそうなので見てみると、室温2度から20度まで暖める場合、1時間あたり「石油ファンヒーター7.1円」「ルームエアコン8.4円」「石油ストーブ10.9円」「ガスファンヒーター14.3円」との記述があるなり。
そう考えると、ハロゲンヒーターが飛び抜けて電気代が安いわけでは無いなりが、安い部類には違いないかと。
コ○助はエアコンの効きが弱いくせに電気代が高いので、やっぱりハロゲンヒーターの方が良さそうなりね。
じっとしたスタイルで更新作業をしていることだし、ハロゲンヒーター、買ってしまうかも。
ただ、唯一のネックはコ○助の部屋にはもう設置する場所が無いということ(笑)。
この機械モノを片づけて、何とか設置スペースを作らねば。

2002年12月11日 (Wed)
そろそろ考えなくてはいけない年賀状。
もう、今年もそんな時期なりね。
来年の干支は未(ひつじ)なりが、皆さんは何か準備を始めたなりか?
コ○助は年賀状を出す年はだいたい年末ギリギリ、大晦日から元旦に日付が変わる直前くらいにポストに投函するのが常なので今年はまだ何も考えていないなりが、書くなら書くでそろそろ準備をしなくては。
年賀状でいつも困るのはその図案。
書くからには既製の年賀状を買ってきて宛名を書くだけということは極力避けたいので、図案を一応は考えるなりが、毎年干支というお題があるので全く自由な図案とはいかないなりよね。
まあお題をいかに料理するかが年賀状のキモでもあるので、考えるからにはじっくりやりたいじゃないなりか。
え?年賀状は挨拶がメインになるべきなのでデザインは二の次でも良い?
そういう考え方もあるなりが、新年一発目に与える印象ってのは大事だと思っているので、コ○助は図案重視。
正月の挨拶はどうしても定型になってしまうので、個性を出すには図案しか無いかな、と。
とはいえ、多忙ゆえにあまりのんびりと考える時間があるわけでも無いので、実家に帰って昔の年賀状をちょっと見てみることにしたなり。
コ○助くらいの年齢になると過去に同じ干支の年賀状を出しているはずなりからね。
コ○助は現在26歳、なので干支が1周戻ると13,4歳の頃なりか。
中学生の頃は年賀状をたくさん丁寧に書いていた時期。
何かきっと来年の年賀状のヒントになるものがあるはずなり。
机の引き出しに過去の年賀状をたくさんしまってあったはずなので、チェックチェック。
何だか懐かしくなって見返していたら、探す時間が思ったよりもかかってしまったなりが、過去の年賀状を見ながら至極当然のことに気が付いてしまったなりよ。
自分の手元に、自分が書いた年賀状があるわけは無い、と。
人に出すために書いているなりから、手元にあるわけが無いじゃないなりかねぇ(笑)。
書き損じの年賀状は毎年郵便局に持って行って交換してもらっている(1枚5円の手数料を払って葉書か切手に交換)ので、全く書き損じたものすら残っていないなりよ。
当時はまだプリントゴッコで年賀状を作っていた時代。
パソコンで年賀状なんて小洒落たことをしていたわけでは無いので、データが残っているわけも無い。
時間が無いと言いながらも、実家で思い出に浸るという無駄な時間を過ごしてしまったなり(笑)。
一応前回の未(ひつじ)年に当時の友人たちから送られてきた年賀状はあったなりが、中学生の時に自分が考えた図案をリイマジネーションするならいざ知らず、人の考えたデザインをパクるのは気分が良いものでは無いので参考にもしないことに。
まあ中学生(当時)が考えたデザインなんてのもたかが知れているので、アイデアをチョロッと参考にするだけで、絵柄やキャラクターをパクるということでは無いなりが。
リイマジネーションなりよ、あくまでも。
さて、どうしたものか。
ゼロから考えるのは面倒くさい。
悩んでいたら、そういえば大学1年生の頃に友人と東北旅行をした時に寄った小岩井農場で羊の写真を大量に撮影したことを思い出したなりよ。
出始めの頃のデジカメ片手に出かけた旅行だったので、撮影画像がパソコンにももしかしたら残っているかもしれない。
素材があれば、あとは何とでもできそうなりからね。
最悪羊の写真に吹き出し付けて、「メェ」とか言わせておけば良いなり(笑)。
って、それで何が「図案重視」なのか、という疑問は受付けないので悪しからず。
ただ、当時のパソコンから5台くらいメインマシンが移り変わっており、その間にHDDのクラッシュなどを数回経験しているので、データが残っていない可能性もあるなりが。
それに加えて実はこの旅行、一緒に行った友人とはこの時を最後に口を利かなくなったという悪しき思い出付の旅行だったので長らく記憶を封印してきたなりよ。
できることなら振り返りたく無い記憶。
でも、もう6年も前の話だし、羊ネタがあるならこの際躊躇する余地は無いなりか。
大変なのは、いったいどのパソコンにデータが入っているのかサッパリ分からないということ。
必要なデータがいつでも取り出せるように、マメに管理しておかなければダメなりよねぇ。
面倒くさがって後回しにすると、本当に必要な時にあたふたするのは分かってはいるなりが、なかなか実行できず。
そして。
4台ほどパソコンのHDDを捜索した結果、羊の写真をめでたく発見。
捜索時間は5時間超・・・。
こういう無駄な時間を過ごしているといつも思うなりが、もしかしたらパソコンとか持っていなかったらもっと自由な時間があって、充実した生活が送れるんじゃないかなぁ、と。
パソコンのトラブルの対処やカスタマイズなどに費やす時間。
これで年間どれくらい損しているなりかねぇ。
まあそんなことは気にしないようにして。
羊の写真は結構大量にあって、なかなか可愛らしく撮れているなり。
当時のデジカメは30万画素クラスなので写りは決して良くないなりが、まあちょこっと素材に使うだけなら問題無いと判断。
これであとはデザインを適当にして、印刷をすれば・・・あ。
印刷といえば。
コ○助はインクジェットプリンタという、世の主流であるプリンタを実は所有していなかったりするなり。
コ○助が所有しているのはアルプス電気というメーカーのマイクロドライプリンタというもので、平たく言うとテープ型のインクカートリッジを用いた印刷方式を採用しているため、1枚の葉書を印刷するのに色の三原色を順番に印刷していくので非常に時間がかかるなりよ。
だいたい1枚4〜5分くらい?
最近印刷したことが無いので実測でどれくらいの時間がかかるのか分からないなりが、妙に時間がかかるのは確かなりね。
時間が無いとか言いながら、えらい時間のかかる方法で年賀状に挑もうとしているコ○助は何か間違っている気が。
だいたい最初に気が付けという話なりが、不覚にもこの時点まで全く気が付かなかったなり・・・。
あぁ・・・何もかも面倒くさくなってきたなりよ、これ。
今年は年賀状製作、断念するなりかねぇ。
そのために印刷の速いインクジェットプリンタを買うのは本末転倒だし・・・。
まだ年賀葉書を購入前の段階なので、年賀状を書かないと決めれば、それはそれでアリなわけで。
う〜む、1年出さないと毎年年賀状をくれる人が翌年以降くれなくなる可能性もあるなりからねぇ。
むむむ、難しい選択になってきたなり。
今日はもう11日。
あぁ、でもまだ31日まで20日間もあるなりか(笑)。
どうするべきか、ゆっくり考えるなりかねぇ。
そんなことをしていたら、アッと言う間に越年してしまいそうな気もするなりが。
み、皆さんはもう図案とか決まったなりか?準備しているなりか?
きっと皆さんも20日くらいから動き出すなりよね、きっと。
まだ大丈夫、大丈夫なはずなり・・・。

2002年12月10日 (Tue)
つい先日、コ○助のメールアドレスに一通のメールが来たなり。
サブジェクトには「最終和解案」の文字。
本文を読んでみると、こんなことが書いてあったなり。
「あなたの利用した、インターネット・アダルトコンテンツ利用料が未だに確認できません」「当社としましては、これ以上入金をお待ちする訳にはいきません。つきましては、ここに最終的な和解案を示し、これでも尚、入金なき時は断固たる態度で望む所存です」。
そう、これはよくある詐欺メール。
特に先月あたりから横行し始めたタイプのものなり。
コ○助が本当にアダルトコンテンツを利用して未納しているわけでは無いなりよ(笑)。
テレビのニュースなどで被害者(実際にお金を振り込んでしまった人たち)を見て、「何で払っちゃうかなぁ」と思っていたなりが、自分のところにも同じようなメールが来るとは。
差出人は「富士宮リサーチ」、通知人は「桃色企画興行(株) IT事業部」と書かれているなり。
分からない情報は、とりあえずgoogleで。
「富士宮リサーチ」で該当するのは2件のみなりが、スパムメールや詐欺メールなどゴミメールを公開している「インターネットのゴミ箱」さんがヒットしたのでチェック。
すると、コ○助が受信した「最終和解案」メールに関する詳細な情報が掲載されているなり。
何でも差出人のメールアドレス「fuji-research@kousin.co.jp」のドメインである「kousin.co.jp」を調べると「興信工業株式会社」という会社が浮上するようなりが、こちらの会社はこの詐欺メールとは全く関係なく、ドメインを偽装されて困っているのだとか。
ほぼ同内容の詐欺メールは「クリハラ・リサーチ」「城東興信協会」といった別名の会社名でも発信されているようで、いずれも「期日までに入金しないと回収に行くぞ」という脅しめいたものなりね。
ところで、友人とこのメールのことについて話していたら、友人がこんなことを言うなりよ。
「あー、絶対に払わないけど、一瞬ドキッとするよね」。
コ○助が「なんで?こんなのスパムに決まってるじゃん」と言うと、「だってエロサイトってどこをどう見たのか覚えてない場合が多いし、一度にいくつもサイト巡るでしょ。どこでどう課金されたかなんて分からないよ」と。
ゆえに、未払いと指摘されても「もしかしたら」と一瞬思ってしまうらしいなり。
う〜む、そんなものなりかね。
まあ同じように考える人がいるので、実際に被害に遭っている人もいるのだと思うなりが、そんな課金のされ方は有り得ないので初心者の方はご心配無きよう。
この手のメールについては国民生活センター警視庁も警鐘を鳴らしているなりね。
絶対に払ったりしてはダメなのは当たり前として、こちらから何らかのアクション(電話やファックス、メールを打つといったこと)を起こすのは御法度。
無視が一番、というよりも無視しか道はないなり。
鬱陶しいメールはこれまでも、これからもきっと無くなることは無いなりが、騙されたりすることのないよう、お気を付け下さいませ。

参考までにメールの一部をご紹介。
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当社は貸金業規制法の対象となる、いわゆる「金融業者」ではありません。
従いまして、「夜21時から翌朝8時までの督促禁止」「威圧的態度の禁止」「大人数での自宅・勤務先への訪問の禁止」等々の法律的制限は一切ありません。
よって、いかなる手段を持ってしても、利用代金・延滞利息・督促費用の回収を実行いたします。
回収のため、あなたの自宅・勤務先に当社の回収担当が行った場合には、交通費・宿泊費も追加請求いたします。
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2002年12月09日 (Mon)
友人が「奮発して良いもの買ったから見においでよ」と言うので、行ってみることにしたなり。
この友人、基本的にコ○助が欲しいと思うものを先駆けて購入する傾向があり、それだけに今度は何を購入したのかと興味津々で友人の家に出かけたなりね。
呼び鈴を鳴らして出てきた友人。
その友人の手には紛れもなく液晶テレビが乗っていたなり。
「あれ。それってソニーの『エアボード』?」
「エアボード」は「ワイヤレスブロードバンドテレビ」の触れ込みで販売されているソニーの製品。
テレビ視聴のほかにインターネットやメールができるワイヤレステレビなりが、ソニーの製品ということでしばしば話題に上るのでご存知の方も多いのではないかと。
コ○助は友人の手に乗っているものは、当然「エアボード」だと思ったなりよ。
すると友人曰く「違う違う。これはカシオ計算機の『XFER(エクスファー)』って言うんだよ」。
「XFER(エクスファー)」「XFER(エクスファー)」「XFER(エクスファー)」・・・。
あれ、コ○助の頭の中に無い単語なり。
この手のワイヤレステレビって「エアボード」だけかと思っていたら、カシオ計算機も販売していたなりね。
友人の期待通り、「XFER」に食らいつくコ○助。
だって見たこと無い機械モノは、触りたくなるなりよ。
それが人の物だったらなおさら(笑)。
「XFER」は本来は風呂で使うことを想定した液晶テレビ。
ゆえに防水加工が施されており、風呂でのんびりテレビを見る時に大活躍してくれるものなりね。
液晶ディスプレイ部とチューナ部、充電スタンド部の3つの部分から構成されており、チューナ部には外部アンテナを直接差し込むRF入力端子と、DVDやビデオ、ケーブルテレビチューナー、CSチューナーなどを繋ぐことができるAV入力端子があるなり。
使い方としては、テレビやAV機器のそばにチューナ部を置いて、液晶ディスプレイ部は風呂などに持ち込むといった感じ。
ワイヤレスの仕組みは今流行の無線LAN(IEEE802.11b)を用いており、映像を取り込んだチューナがMPEG-2変換して転送するというものなり。
「XFER」が秀逸なのは、付属の防水リモコンでDVDやビデオの操作もできてしまうところ。
まあそうでなければ外部機器が繋がる意味がないなりが、これまで発売されてきた数々の風呂用液晶テレビの類に比べれば格段の進歩なりよね。
画質は普通に見る分には何の問題も無く、不満は無し。
若干チャンネルを回す時にタイムラグがあるなりが、まあ許容できる範囲なり。
「エアボード」のようにインターネットやメールができる多機能性は無いなりが、テレビとして使う分には全く問題の無いレベルなのではないかと。
実際に風呂に入って確認したわけでは無いので、「風呂で見る」事に対する素晴らしさを体感することはできなかったなりが、当然ワイヤレスならではの楽しい使い方はできるなりよ。
寝ころんで仰向けになってテレビを見たり、ベランダの椅子に座って映画を見たり。
バッテリーも約2時間ほど持つようなので、映画1本見切れるなりね。
まあそこまでテレビに依存した生活をしなければならないのか、今のテレビで不満なのかと言われれば「そんなことはない」という答えを返してしまうなりが、「XFER」が家にあったらあったで嬉しいかも。
ゆっくり入ることができるような風呂があるならば、のんびり半身浴しながら録画してあったビデオを風呂で見るってのも効率的に時間が使えて良いなりよね。
そんな風呂があれば、の話なりが(笑)。
当然、コ○助の一人暮らしの家には優雅なバスタイムは存在しないので「XFER」が活躍する余地は無し。
しかも聞けばこの「XFER」、12万5000円もするというなりよ(友人が購入したのは6インチのモデルで、8インチのモデルは16万円)。
なんてバブリーな(笑)。
コ○助の生活スタイルには全く合わないので12万5000円も出す気にはなれないなりが、モノとしてはもちろんそそるなりよ。
ワイヤレスは絶対便利。
視聴する時の姿勢や角度を問わないというこの自由さは、一度経験すると病みつきになりそうなり。
将来的に広い風呂の家に住み、5万円くらいだったら買っても良いなりかねぇ。
果たしてそこまで価格が下がるほどの需要があるのかどうか。
微妙なところなりが、そうなることに期待したいものなり。
[「XFER(エクスファー)製品情報]

2002年12月08日 (Sun)
フジテレビで毎週土曜日早朝5時30分から放送している「週刊フジテレビ批評」を見ていると。
番組視聴者からの手紙にこんなものがあったなり。
「初めまして。フジテレビの深夜番組『トリビアの泉』がお気に入りです。一見無駄とも思える知識を紹介してくれる番組、楽しく拝見しております。過去に深夜番組からゴールデンタイムに進出した番組は多いと思いますが、『トリビアの泉』もゴールデンタイムに進出させてはもらえないでしょうか」(要約)。
手紙を読み上げた武田祐子アナと、その隣にいた向坂樹興アナはこの手紙の内容に無反応。
全くコメントも無く、その光景が寒々しくて逆に面白かったなりが、コ○助は見ながら思っていたなりよ。
「『トリビアの泉』来てるな〜」と。
数ある番組視聴者の手紙の中から「トリビアの泉」のゴールデン進出ネタを選ぶとは、これは将来的なゴールデン進出への布石に違いない、と深読みを(笑)。
ゴールデン、とは言わないなりが、23時台の枠への進出は十分に考えられそうな予感が。
トリビアの泉」(月曜深夜25時40分〜)。
基本的には関東ローカルの深夜番組なので、その知名度はまだまだ低いと思われるなりが、コ○助も大好きな深夜番組なり。(注:その後調べてみたところ、放送されている地域が判明。北海道、新潟、愛知、岐阜、三重、岡山、香川、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、沖縄で放送されており、鹿児島でも放送が始まる模様)
かつてフジテレビの深夜番組にパワーがあった頃。
「カノッサの屈辱」「皆殺しの数学」に代表される「バカバカしさ」と「ためになる」という相反するテイストを見事に融和した名番組が数々存在したなりが、「トリビアの泉」はまさにその路線を踏襲。
フジテレビの番組紹介から「トリビアの泉」がどんな番組なのかを覗いてみると。
「世間には知ってそうで知らない事が溢れている。そこで番組では、明日人に教えたくなるような雑学・知識をVTRで紹介。30分で物知りになれる雑学情報バラエティ。『trivia』(=雑学・些末な)から、番組で紹介する雑学ネタを『トリビア』と呼ぶ」。
要するに「雑学紹介番組」なわけなりが、これが非常に視点が面白い。
例えば「アントニオ猪木の入場テーマには歌詞がある」。
プロレスファンには有名な話なのかもしれないなりが、コ○助は全然知らなかったなりよ。
歌詞をつけて歌っているのは倍賞美津子。
そう、アントニオ猪木の元夫人なり。
歌詞は確か「♪い〜つ〜も一緒なの〜、愛が〜あ〜る〜か〜ら」というものだったと思うなり(うろ覚え)。
例えば「亀には巨大なペニスがある」。
交尾直後の亀を見ると頭よりもデカいペニスがあり、甲羅の中に格納されている姿を想像すると驚きなりよね。
これは映像でバッチリ撮影されていたなりが、このネタのチョイスは深夜ならでは。
例えば「映画『007 ロシアより愛を込めて』の日本版ポスターで、銃を持っているジェームス・ボンドの手の部分は、ショーン・コネリーではなく水野晴郎の手である」。
え?え?という感じなりが、本人が出演して証言していたので間違いないかと。
そんな具合で毎週大量の雑学が紹介されているなりよ。
司会は「ショムニ」でおなじみの高橋克実と、今やドラマに欠かせぬ名脇役・八嶋智人。
他に出演者がはしのえみとか、MEGUMIとか、ビビる大木、ベッキーなどなど、深夜番組にしてはかなり豪華。
これも全てはゴールデンを狙っての準備なのか・・・そう感じさせる番組の作りなり。
ちなみにフジテレビの月曜の深夜番組は非常にレベルが高く、先日ゴールデンにも特番で進出した「バッテンクイズ HEXAGON〜ヘキサゴン〜」を皮切りに、宮藤官九郎脚本、ユースケ・サンタマリア主演のショートドラマ&トーク番組「いま何待ち?」、そして「トリビアの泉」と続くなりよ。
「いま何待ち?」なんかは本当に出演者が豪華で、これまでに袴田吉彦、中村俊介、中村獅童、伊原剛志、河相我聞、的場浩司、金子賢、勝俣州和、純名りさ、山本太郎、ISSA、篠原涼子、光浦靖子といったところが出演しているなり。
深夜番組とは思えないなりねぇ。
フジテレビはこの3つの番組をまとめて「月深」という枠で放送しているなりが、この枠の視聴率は4〜5%と、深夜としては異例の高さらしいなりよ。
絶対来るなりよ、これ。
これらの番組、将来的に必ずや深夜枠を飛び出すのではないかと。
過去に「カルトQ」「奇妙な出来事」「やっぱり猫が好き」などなど、深夜から巣立っていった番組は多いなりが、いずれも「深夜の方が面白かった」との評価が付きまとっているなりよね。
そう考えると「トリビアの泉」と他2番組も深夜のままでいて欲しい気もするなりが、放送されていない地域が多いことを考えたら、全国放送が可能なゴールデン進出も否定してはいけないなぁ、と。
本当にゴールデンに進出するかは分からないなりが、まだ見たことがない人はぜひご注目を。
深夜番組ならではのノリがあるうちに要チェックなり!