過去ログなり。

 

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<今日のなりなり>
2002年10月1日〜7日

 

2002年10月07日 (Mon)
今日はちょっと昨日の続きを。
昨日はコ○助が「子供映画(子供が主役で出演している映画)」をあまり好きではないというお話をしていたなり。
でも冷静に昨日書いた文章を読み返してみると、あまり好きではないと言うわりには結構好きな作品として名前を挙げられるものもあったなりね。
ひとえに「子供映画(子供が主役で出演している映画)」と言っても、厳密にはそれも2つに分けることができると思うなりよ。
要は子供が主演でも「大人向けの映画」か、「子供向けの映画」か、ということ。
ここで言う「子供向けの映画」は、「大人も子供も楽しむことができる映画」という意味も含めているなりね。
子供だけが楽しめる作品に加えて、大人も子供も楽しめる作品ということ。
前者は昨日コ○助が挙げた「友だちのうちはどこ?」(アッバス・キアロスタミ監督)、「ニューシネマ・パラダイス」(ジュゼッペ・トルナトーレ監督)、「ポネット」(ジャック・ドワイヨン監督)といった作品。
後者は「ハリー・ポッターと賢者の石」や「ホーム・アローン」(共にクリス・コロンバス監督)、「ぼくらの七日間戦争」(菅原比呂志監督)といった作品が挙げられるのではないかと。
明確に分けているわけでは無いなりが、恐らくコ○助は後者のタイプの作品があまり好きではないようなり。
「ぼくらの七日間戦争」は小学生時代に宗田理(原作)のファンだったこともあって、リアルタイムに公開されていたのを観た時には面白かったように思うなりが、大人になって数回観るチャンスがあったものの、何だか鑑賞に堪えなくて途中で観るのを止めてしまったことがあったなりよ。
やはり子供の頃と大人になってからでは、同じ作品でも受け止め方が相当変わってくるようなり。
で、2000年に公開された「ジュブナイル」。
この時既に「ハリウッド女優」の称号を得ていた鈴木杏を主演に、他の子役3人、香取慎吾、酒井美紀を軸に話が展開されるなり。
つまり、子供4人がメインの「子供映画」なりね。
ストーリー的には森の中で見つけた小型ロボット「テトラ」と子供たちの友情物語といったところなりが、そのストーリーからも分かるように、決して「大人向けの映画」では無い。
ただ、監督の山崎貴監督という人は日本でも有数のVFX使いとして注目をされるほど、この作品でのVFXへのこだわりは相当なものがあったようで、その点に関心の高かった大人からは絶賛をされている作品でもあるなりよ。
実際に観てみて。
鈴木杏はTBS系ドラマの「青い鳥」を見ていた時から思っていたなりが、子役としては抜群の「間」の使い方を知っている人で、とてもナチュラルな演技(木村拓哉のような「素にしか見えない芝居」という意味でのナチュラルさではなく、「芝居なんだけど芝居に見えない」というナチュラルさ)をするなりね。
コ○助は決して鈴木杏のファンでは無いなりが、でも昔から他の子役とは違う次元にいたかな、と。
そこらへんが「ハリウッド女優」に成り得た由縁なのかもしれないなりが。
「ジュブナイル」も例外ではなく、やはり他の子役3人とは次元が違うように思うなり。
そのため、「ジュブナイル」全般の画面が引き締まっているのか、観る前に抱いていたイメージよりは鑑賞に堪えうる作品だったなりね。
やっぱり演技がしっかりしているというのが、グッと入り込んで観るには最低の条件になるじゃないなりか。
そういう意味では、「ジュブナイル」は「子供向けの映画」ながら、観やすいものだったなり。
ストーリーは・・・まあ後にして(笑)。
VFXは2年前という公開時期を考えるとやはり凄いのかな、と。
ハリウッド映画には遠く及ばないのは予算的に仕方ないとしても、日本映画としてここまでやれるようになったのか、という驚きは確かにあるなり。
ただ、VFXに頼りすぎている感も。
「ジュブナイル」は「まずVFXありき」で製作されていることもあって、肝心のストーリー部分が甘いように思うなりよ。
VFXがストーリーの甘さから子供の目を反らすには役立っているなりが、大人の目はそう簡単に反れない。
そう感じてしまったなり。
そういえば、山崎貴監督の監督第二弾として、この夏鈴木杏と金城武が主演した「Returner リターナー」が公開されたなりね。
キャスティング的には「子供映画」では無さそうなりが、鈴木杏がまだ中学生(&童顔)ということを考えれば、まだまだ「子供映画」の領域なりか。
また、実際に観た人の感想を聞くとやっぱり「子供向けの映画」という感想を持つ人が多かったなり。
全体的にはやはりVFXに救われている作品という印象が強いようで、ストーリー的には「・・・」と感じる人が多いみたいなりね。
まあそこら辺は、山崎貴監督が技術畑から出てきた監督なので、仕方ないのかもしれないなりが。
VFXの進歩は凄い。
きっと山崎貴監督の腕も凄いのだと思うなり。
それだけに、そこにしっかりとしたストーリーが加われば、もっと大人の鑑賞に堪えられる作品を作ることができるだろうに。
そう思うと、惜しい。
実に惜しいなぁ、と感じてしまうなりよ。
今後山崎貴監督はまだまだ映画製作に携わっていくと思うなりが、その部分さえ改善されれば、単なる「子供向けの映画」の域を抜けることができるだろうに。
そんな事を「ジュブナイル」を観ながら思っていたなり。
まあ感じ方は人それぞれ。
手放しで絶賛する人もいるかもしれないなりが、コ○助はそう感じた、ということで。
皆さんは子供が主演している「子供映画」、どんな作品が好きなりか?

2002年10月06日 (Sun)
夜中、急に映画が観たくなったので、積み上げてある未視聴のDVDの中から何かを観ることにしたなり。
最近買ってまだ観ていないのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の1〜3のセット、「モンスターズ・インク」「ベティ・ブルー」「グリーン・デスティニー」「グラディエーター」などなど。
観る時間が無いくせに、やや買いすぎな感はあるなりが、積み上げられていくDVDの数が増えていくと密かな喜びが(笑)。
そんな中からチョイスしたのは、以前から友人に借りっ放しで観るのを先送りにしていた「ジュブナイル」だったなり。
本当は「グリーン・デスティニー」を観ようと思ったなりが、早く観て、早く返さねば。
「ジュブナイル」を借りたのは、特にこの作品が観たかったからではなく、たまたま友人の家に遊びに行った時に友人に勧められたからだったなり。
それゆえ、観る気がなかなか湧いて来なかったなりね(笑)。
それは作品として魅力を感じないということではなく、コ○助は元来「子供映画(子供が主役で出演している映画)」が苦手。
苦手ながら結構数は観ているなりが、「この映画好きだ!」と言えるのは数えるほどしか無いなりよ。
海外の作品はイランのアッバス・キアロスタミ監督の「友だちのうちはどこ?」やジュゼッペ・トルナトーレ監督の「ニューシネマ・パラダイス」、ジャック・ドワイヨン監督の「ポネット」などはどれも好きな作品なりが、日本の作品はパッと思いつくのは長尾直樹監督の「鉄塔 武蔵野線」くらい。
それもちょっとマニアックすぎるチョイスなりが(笑)。
「鉄塔 武蔵野線」という作品、ご存知なりか?
コ○助はレンタルビデオでこの作品を観たなりが、なぜこの作品を観ようと思ったのかは理由は未だに思い出せないなり。
でも、観て良かった。
そう思える作品だったので、コ○助の記憶の中に「ベスト・オブ『子供映画』」として残っているなりね。
ただ、残念ながらコ○助の周りではあまり「鉄塔 武蔵野線」を支持してくれる人が少ない(笑)。
「観たことがある」「あまりにも勧めるので観た」という人を合わせても2人しか周囲にいないので参考にはならないなりが。
どんな作品なのかと言うと、「あの夏の想ひ出」系の作品。
「武蔵野線」と名前が付いているなりが、これは決してJRの武蔵野線(東京と埼玉を走る路線)のことではなく、あくまでも立ち並ぶ送電線の鉄塔に付けられた「線」の名前のことなりね。
ある日、少年が鉄塔に番号が振られていることに気が付くなり。
そしてふと思うなりよ。
並ぶ鉄塔の先に、1番の番号が振られているところには何があるのだろう、と。
あとは延々と自転車で鉄塔の番号を追いかけて小旅行をすることになるわけなりが、これが何だかほのぼのしていて味わい深い。
コ○助が子供の頃にも自転車で「この道をズンドコ行くとどこまで行くのだろう」と思って延々と走ってみたことがあるなりが、そういう少年時代の探求心とこの映画が見事に重なって、何とも言えない情感が湧いてくるなりね。
プレステで「ぼくのなつやすみ」シリーズが流行っているようなりが、それに通じるところがある作品だと思うなり。
大きな事件があるわけではないなりが、懐かしさに訴える、その訴え方が絶妙というか。
あぁ、久々にまた観たくなって来たなりよ。
荒んだ心をサーッと洗い流してくれるような、見終った後に清涼感が残る作品だと、コ○助は思っているので、機会があればぜひ観てみて欲しいものなり。
何だか絶賛しすぎなりか(笑)。
は!
今日は「ジュブナイル」の話を書こうと思ったら、自分の意に反して「鉄塔 武蔵野線」の話になってしまったなり。
長すぎになってしまうので、「ジュブナイル」の話はまた明日にするなりね。
久々に明日に「続く」なり(笑)。

2002年10月05日 (Sat)
3周年、掲示板やメール、各サイトでお祝いの言葉を頂きまして、有り難うございますなり。
これからも1日でも長くサイトが存続できるよう、さらに気を引き締めて頑張って行きたいと思うので、よろしくお願いしますなりね。

あれは7月のこと。
コ○助の家の近所に1軒の回転寿司屋がオープンしたなり。
仮に名前を「A店」とでもしておくなりか。
「A店」は、それまで空き店舗が続いていたビルのテナントとして入って来たなり。
「A店」のある街の南側一帯は、高架線の線路と並行して駅から3本の道が住宅街に向かって延びているなりが、3本もあるため人通り的には完全に分散してしまっている感じ。
3本ともしっかりとした商店街があるわけではなく、駅から5分も歩けば完全に住宅地といったところなり。
そんな道沿いの、駅から5分ほど歩いたところに「A店」はオープンしたなり。
コ○助の住む街には元来回転寿司屋が1店しか無く、競争が起こらないのが地元民としては不満の種だったなりが、ライバル店登場に素直に期待していたなりよ。
元からある回転寿司屋はそこそこ美味しいので不満は無いなりが、競争が起こればさらに良くなるかな、と。
新規にオープンする「A店」が美味しければ、それはそれで喜ばしいことだし。
オープンの1週間ほど前、大きな看板が「A店」にかけられたなり。
看板を見てちょっとビックリ。
蛍光色のような黄色地に、赤い文字で店名が書かれているなりよ。
一般的に飲食店の看板には色相学の見地から分析された「食欲をそそる色」が採用されることが多いなり。
よく言われるのは、赤やオレンジ、黄色といった暖色系の色を配するということ。
逆に青や紫といった寒色系の色は「食欲を減退させる色」と言われているなりね。
同様に色相学によれば、色相環を見た時に同系の色でまとめるのがバランスとして良いようなり。
そういう意味では「A店」の看板は基本に忠実なのかもしれないなりが、完全に回転寿司としては浮いた色に見えるなりね。
普通、回転寿司の看板の色って何色を連想するなりか?
コ○助は回転寿司に限らず、寿司屋は全般的に白地に黒といったシンプルなものを連想するなり。
白地は清潔感が出るし、白と黒の組み合わせは単調にも思えるなりが、漢字や平仮名の店名はこの方が栄えるかな、と。
それに例えば「中華料理店は赤」とか、「お好み焼き屋は黄色」といった直感的なイメージってあるなりよね。
そういう意味では、「A店」は直感的に回転寿司を連想しづらい。
もちろん店名を見て、店の前を通れば回転寿司であることは分かるなりが、脳が「寿司食いたい」と欲しないのは致命的かも。
分からないなりよ。
もしかしたら「蛍光の黄色地に赤の文字」の看板を見て、「美味しそう!」「寿司食べたい!」と思う人だっているかもしれない。
でも、残念ながらコ○助は全くもって食欲が刺激されないなりね。
いきなり不安要素を見てしまったのがオープン1週間くらい前。
「A店」の内装工事は着々と進み、オープンの時を迎えたなり。
オープンの日。
コ○助が夕食時に「A店」の前を通ってみると客はゼロ。
虚しく皿に載った寿司が回っていたなり。
オープンから5日間ほど、気になって毎日夕食時に店の前を通りかかったなりが、コ○助が通る時だけたまたまなのか、客が全くいない。
寿司屋って生ものを扱っているだけに、客の回転の無いところは敬遠したくなるもの。
そんな心理が働いてなのか、客が全く寄りつかない。
開店5日目頃には、回転寿司なのに回転していなかったなり。
これはピンチっぽい空気。
そう思っていた矢先、オープンの翌週には「しばらく休業します」の文字が。
もう・・・閉店・・・?
地域情報が集まる某掲示板によれば、もともと飲食店があった場所ではなかったことが原因なのか、客から「水が不味い(=みそ汁、お茶も不味い)」との指摘があり、水道管工事が入ることになったのだとか。
いきなり付いてしまった負のイメージ。
これは厳しい船出になりそうな予感が、既にその時ヒシヒシと伝わって来ていたなり。
8月も中旬になった頃、再オープン。
でも客の姿をほとんど見かけること無し。
さすがに「A店」もそれではヤバいと思ったのか、従来1皿120円だったものを3割引する期間限定のキャンペーンを実施。
120円の3割引だと、1皿84円なりか。
これは安い!ということで、結構そのキャンペーンの時には賑わっていたなりよ。
そのキャンペーンの時に実際に食べに行った人も多いようで、味に関してはそんなに悪くないとのこと。
全ては立地、看板や店の作り、そして客が入っていない状態が客足を遠のかせているだけだったようなり。
「だけ」というにはあまりにも多すぎる悪条件なりが(笑)。
まあキャンペーンは成功していたようだし、これで一安心。
軌道に乗ると良いなぁ、と思っていたら。
キャンペーン終了後、1皿120円の通常価格に戻った途端に客足は再びパタリ。
キャンペーン前と全く同じ、客がほとんどいない状態が続くようになってしまったなり。
その後、1皿の価格も120円→100円に値下げされ、リーズナブル感が漂い始めた矢先に、再び120円に値上げ。
迷走状態はまだまだ続きそうなり。
結局何が言いたかったのかと言うと。
味は悪くなくても、その他のセンスが悪いと飲食店は難しいなぁ、と。
店舗の物件もセンスがあればもっと吟味しただろうし、看板のデザインだってもっと何とかなったろうし、価格の変動が大きすぎるのも商売のセンスが無いように思うなりよ。
まあコ○助も飲食店をやったことがあるわけでは無いので偉そうなことは言えないなりが、いろいろなセンスが無いと繁盛店への道は厳しいということを、この3ヶ月弱の間に「A店」を通じて見てしまったように思うなり。
せめてチラシを配るなどの営業努力をするという発想があれば、もう少し違うのだとは思うなりが・・・。
素人目に見て不安要素一杯の「A店」の今後が気になって仕方ないコ○助だったなり。

2002年10月04日 (Fri)
今日10月4日で、Narinari.comは3周年を迎えることができましたなり。
ちょこっと板で教えていただくまで、不覚にも全然気が付かなかったなりが(笑)。(>まりもさんサンキュなり!)
開設1年目(1999年10月4日〜2000年10月3日まで)の目標は累計100万ヒットだったなりが、これは達成。
開設2年目(2000年10月4日〜2001年10月3日まで)の目標は累計300万ヒットだったなりが、これも達成。
そして開設3年目(2001年10月4日〜2002年10月3日まで)の目標は累計1000万ヒットだったなりが、これも何とか達成することができましたなり。
毎年ある程度の目標を立てて、それをクリアできていると言う意味では、結構順調なペースで来ていると言えるなりか。
ただ、まあこれはアクセス数だけの話。
サイト運営の労力と収入の方は、もうおなじみの話なりが反比例するかのように減少傾向にあるなりね。
Narinari.comを見てくれている方々の多くは「毎日見てます。これからも頑張って下さい」と言ってくださるので、コ○助も頑張ってその期待に応えて行こうと3年間やって来たなりが、周囲の近い関係の人たちは「金にならないボランティアなんて早く辞めてしまえ」と常にプレッシャーをかけてくるので、日々戦い続けているなりよ(笑)。
まあコ○助はボランティアでやっているつもりは毛頭無く、Narinari.comである程度食って行きたいぁ、食いたいなぁ、食えないかなぁ、と思っているのがなかなか実現しないだけなりね(笑)。
いい加減苦しい貧乏生活を脱却したいとの、ごく人間らしい欲求もあるので何とか改善しようとの考えは持っているものの、多忙さに押されて結局身動き取れずじまい。
嗚呼、貧乏暇無しなり(笑)。
仮にこの生活を延々と続けることになったとしたら、結婚もできない、ローンも組めないと、ダメダメな人間で終わってしまうなり・・・。
いや、もちろんそんな将来の展望なわけでは無いなりが。
しっかりと考えてはいるなりよ。
人生、いかに生き抜いて行くかくらいは。
以前から一時的な措置として「ろじっくぱらだいす」さんが推進している「Web投げ銭」のシステムを導入しようかと考えたこともあるなり。
「Web投げ銭」のシステムは簡単に言うと、個人サイトが提供しているコンテンツを見た人が、その労働対価や感謝の気持ちとして「投げ銭」をするというもの。
具体的には指定の銀行口座に振り込むかたちで「投げ銭」をしてもらうというものなりね。
実際、このシステムが潤滑に動くのであればこんな素敵なことは無いなりよ。
コ○助も自分の生活を削りながら更新作業に打ち込むことに、意味を見出すことができるし。
1人の人が100円でも200円でも「投げ銭」をしてくれれば、きっと今よりは精神的にゆとりを持ったかたちで更新作業をすることができると思うなり。
何もNarinari.comを維持するためにアルバイトをする必要も無いだろうし(笑)。
でも、現実的に考えると、果たして銀行まで行くという手間や、振込手数料を負担してまで「投げ銭」をしてくれる方がいるのかどうか。
そう思うと、少なくともNarinari.comの場合は難しそうかなぁ、と。
あんまり「金、金」言っていると皆さんが引いてしまいそうなりが、でもこれが現実。
毎年節目を迎えるたびに、「目標達成に向けて頑張ってやる」というやる気満々な部分と、「来年の10月4日は迎えられるかなぁ」と不安だらけの部分が交錯していたりするわけなり。
果たして4周年を迎えることはできるのか。
そんな先のことは神のみぞ知る・・・ということで(笑)。
いやいや、実際にはアルバイトで補填して行くので閉鎖とかは無いなりが、何かを変えていかないと。
年間のサイト維持費もなにげに30〜40万円近くかかり、それに加えて生活費も稼がなければいけないので、もう家計は火の車なり(笑)。
まあ何とか改善できるよう、頑張って行きたいと思いますなり。
4年目に突入するNarinari.com。
どうぞこれからもごひいきに。

2002年10月03日 (Thu)
実はちょっと今、ヒジ痛に悩まされているなり。
特に野球やテニスなどのスポーツをしたわけでもなく、ヒジを痛めるようなことをした記憶も無いなりが、右ヒジがピリピリと痛いなりよ。
コ○助の素人判断では、恐らくキーボードの打ちすぎによる腱鞘炎からヒジに痛みが来ているのではないかと。
なんて嫌な痛み方なりかねぇ(笑)。
スポーツで痛くなる方が百万倍良いなり。
痛みのレベルは激痛とまでは行かないなりが、寝ている時にヒジの痛みで眠れないことがある程度。
今もこうやってキーボードを打つ時も痛みを堪えながら、更新作業に励んでおりますなり。
しかしヒジ痛、すなわち関節痛なりか。
もう25歳も過ぎて本当に身体にガタが来ていることをしみじみと感じてしまい、嫌で仕方ないなりよ(笑)。
高校生の頃から腰痛持ちなりが、その腰痛も最近また悪化してきているような気がするし、新たに関節痛も加わったし。
痛いところが出てくると、健康だったあの頃が懐かしくなるなりよね。
関節痛はサプリメントなどを摂取することで和らぐという話をよく聞くなり。
中高年の場合、関節の潤滑油的な役割を果たす「コンドロイチン」という物質が体内で生産されなくなるために関節痛が起こるわけで、それを補充してやることがサプリメントでもある程度できる、と。
ただ、コ○助はまだ20代。
そこまで身体が老朽化しているとも思えないので、その手の関節痛では無いような気がするなりが、どうなりかねぇ。
確かに投手として野球をやり、ヒジを酷使している夢は何度か見たなり。
でもそれはヒジが痛いから見たのであって、夢を見たからヒジが痛むというオカルティックな話では無いなりが。
手首の腱鞘炎の延長でヒジが痛んでいるのだとしても、何年も同じような生活をしており、これまで腱鞘炎になったことが無かったのに急に腱鞘炎になるというのも何だか埒が明かない。
恐らく医者に行ってレントゲンを取っても「湿布で冷やして下さい」と言われるのがオチだと思うので医者には行かないなりが、こういう「原因不明のヒジ痛」とかの場合、どこに行くのがベストなりかねぇ。
よく整骨院(?)の類に行くと電気マッサージのようなことをしてくれるという話も聞くので、試しに行ってみようかとも思うなりが、その手のものに行ったことが無いのでやや及び腰なりよ。
まあとりあえず湿布やバンテリンを塗って様子を見ることにするなりが、ヒジから下に若干のしびれが来ているのが心配なところなり。
本当に何が原因なのやら。
肩もかなり凝り固まっているし、いっそマッサージにでも行って全身マッサージ(変な意味ではなく)をしてもらえば、スッキリしたりする(変な意味ではなく)かもしれないなりね。
自分の身体にお金をかけてあげなければいけない年齢に、そろそろ突入してきたのかもしれないなり。
もったいないような気もするなりが、身体は一生モノなので今のうちにケアして行かなければ。
全く嫌なりねぇ。
歳は取りたくないなりねぇ。

2002年10月02日 (Wed)
皿うどんとリポビタンD。
初めて聞いた話だったので、ちょっとビックリなり(笑)。
昨日、「今日のなりなり。」でちゃんぽんと皿うどんについて書いたところ、多くのメールや掲示板への書き込みをいただきましたなり。
長崎にお住いの方、故郷が長崎という方、出張で長崎によく行くという方などなど、多くの現地の生の声をいただくことができたなりが、ビックリしたのが、ほとんどの方が「皿うどん」と「リポビタンD」というキーワードを折り込んでくれていたことなりよ。
いただいたメールや掲示板への書き込みからいくつか紹介させていただくと。
「長崎では皿うどんにソースをかけるのは激ポピュラーですが、そのソースはリポビタンDの瓶に入っています。」(JUNさん)
「どうしてそうなのか、なぜ長崎だけなのかは分からないですが、とりあえずソースはリポDの空き瓶に入れられているのが定番です」(くまつさん)
「皿うどんの定番は『リポビタンD』の空き瓶に入ったソースをかけるです。なぜかリポD。」(へいぞぉさん)
「長崎で皿うどんの出前を取ると、ソースがリ○ビタンDの容器に入って付いてくると言う話は結構有名だと思っていたのですが、みなさんご存じない?」(Kzさん)
え?え?
皿うどんにかけるソースは、リポビタンDの空き瓶に入っているなりか??
「そういうお店がある」という話なら分かるなりが、長崎では全体的にソースはリポビタンDの空き瓶に入っているという話なりか。
いったい誰がそんなルールを考案したなりかね(笑)。
ただ、寄せていただいた情報の中に、
「そういやいつの頃からかリ○ビタンDは付かなくなったなぁ。子供の頃、かれこれ20年前はあの茶色い瓶がワンセットだったのにね。」(kokogomaさん)
といったものもあるので、今はこの「リポビタンDの空き瓶に入ったソース」は減少しているのかもしれないなり。
余談なりが、ネットでいろいろと検索をかけてみたところ、このリポビタンDの空き瓶に入っているソースは、ほぼ100%の確率でチョーコー醤油というメーカーの「金蝶ソース」というのが入っているのだとか(裏付けが取れていないので、情報があればお待ちしていますなり)。
「金蝶ソース」とは長崎生まれのウスターソースのこと。
昭和16年に発売されたこのソースは、「(地元の)中華街の人達と皿うどんに合うように、話し合いながら作り上げてきた」もので、皿うどんに最適化されているソースになっているようなり。
オンラインでも購入できるので買ってみたいところなりが、よくよく考えたら家で皿うどんを食べる機会が無い(笑)。
長崎では出前でちゃんぽんや皿うどんを取ることができるようなりが、コ○助の住む東京では、そんなお店は残念ながらこれまで見たことが無いなりね。
ゆえに「金蝶ソース」を自宅に置いておいても使い道が・・・。
美味しい皿うどんに「金蝶ソース」とやらをかけて食べてみたいものなり。
長崎に行った時には必ず食してみなければ。
ところで、皿うどんには細麺と太麺の2種類があるという話も、メールでいただきましたなり。
コ○助が普段東京で食べているのは細麺のもの。
と、言うか太麺のものは残念ながら食べたことが無いなりよ。
いただいたメールからいくつか紹介してみると。
「皿うどんは『パリパリの細麺』と『チャンポン麺を使った太麺』とありますが、私の周りでは太麺優勢。細麺派は強力な支持基盤を持っていますので、譲れない人も多いのですが。」(へいぞぉさん)
「皿うどんは太麺に限ります。長崎以外の人は『皿うどん=細麺』と思っている人も多いみたいですが、長崎では太麺。これが常識です」(トミーさん)
「ラーメンよりも食べたくなることが多い皿うどん。私は断然太麺好きです。東京にも太麺は有りますか?」(さなこさん)
いただいたメールを読む限りでは、太麺の方が人気が高いみたいなりね。
そんな高い人気の太麺皿うどんを食べたことが無いなんて、悔しすぎなり(笑)。
でも冷静に考えれば、皿うどんというネーミングからすると、太麺の方がイメージにピッタリ。
そもそもちゃんぽんを酒の肴として転化させたものが皿うどん(昨日の「今日のなりなり。」を参照)という、その皿うどんの起源からして、太麺の方が自然ではあるなりか。
ちなみに毎度おなじみ「リンガーハット」には太麺の皿うどんもメニューとしてある模様。
チェーン店なので本場の味がそのまま再現されているとは思えないなりが、雰囲気は伝わると思うので、今度機会があれば太麺にチャレンジしたいと思うなり。
皿うどん、なかなか奥が深そうなり。
皿うどんにまつわる話や想い出、金蝶ソースの感想などなど、何でも情報をお待ちしておりますなり。
なぜリポビタンDの空き瓶なのか、という肝心な部分も分かっていないので、ご存知の方がいたらぜひ教えていただけると有り難いなりよ。
知れば知るほど本場の皿うどん、食べたくなって来たなり。

2002年10月01日 (Tue)
パソコンスクールのJIPSさんのサイトに連載をさせていただいているコラムの、第10回が更新されていますなり
お時間あれば、覗いてみて下さいませ。

ちゃんぽんか、皿うどんか。
近所にそこそこ評判の良いちゃんぽんと皿うどんの専門店があり、コ○助は小さい頃から食べ親しんでいることもあって、ラーメン並にコ○助の中ではポピュラーな存在であるこの料理。
でも、周囲に聞いてみると意外と「食べた事がない」という人や、「食べても年1回食べるかどうか」という人が多く、コ○助の感覚とは若干ズレがあるようなり。
そう言われてみれば、東京でちゃんぽんか皿うどんを食べようと思ったら「リンガーハット」のようなチェーン店か、たまに見かける専門店くらいしか思いつかないなりね。
専門店も、パッと思い出せと言われたら、自分が住む街にある店以外にはすぐに思いつかないなり。
まあ最近はコンビニなどでも冷凍のちゃんぽんは販売しているところも多いので「食べたことがない」という人は少ないかもしれないなりが、食べる機会が少ないのは仕方のないところなりか。
そんなことを、今冷凍のちゃんぽんを食べながら思っていたなり(笑)。
ちゃんぽんか、皿うどんか。
コ○助はどちらかと言えば皿うどん好き。
パリパリに揚げた麺に、魚介などの入ったあんかけがかかった皿うどん。
固焼きそばともまた違った食感、味わいで、コ○助の好物のひとつでもあるなり。
一方のちゃんぽんは、基本的にうどんやラーメンの太麺が好みではないコ○助としては、皿うどんに比べると魅力が大きく減ってしまうなりよ。
とか言いつつ、今食べているのはちゃんぽんなりが(笑)。
冷凍のちゃんぽんはよく見かけるなりが、皿うどんはあまり見たことが無いなりよ。
仮にあったとしても、冷凍なら汁物のちゃんぽんの方がきっと美味いに違いないという思い込みもあるので、家で食べる時は必ずちゃんぽん。
これがコ○助のルールなり。
ところでちゃんぽんと皿うどんは長崎の名物として有名なりが、その起源をご存知なりか?
ちゃんぽんは1899年(明治32年)に長崎市の中華料理店「四海楼」の創業者である陳平順という人が、長崎に住む華僑や中国人留学生に、安くて栄養満点、ボリューム満点の料理を提供したいと考案したもの。
最初の頃は「支那うどん」と呼ばれていたようなりが、しばらく経って「ちゃんぽん」と呼ばれるようになったようなり。
お金のない華僑や中国人留学生向けに考案された料理なので「安い」が絶対条件であり、そのため余り物の野菜や長崎で獲れる安くて美味しい魚介類を具にしたのだとか。
皿うどんはちゃんぽんが転化したもの。
もともとはちゃんぽんと共に酒を飲む際に、汁物のちゃんぽんは胃がタプタプしてしまうということから考案されたものらしいなり。
汁をあんかけにするというアイデアは、酒の肴という発想から来ているなりね。
なるへそ。
ところで皿うどんには酢をかけるか、ソースをかけるかで好みが分かれるようなりが、皆さんはどちらが好きなりか?
コ○助はずっと酢一本だったなりが、ある時を境にソースにチェンジしたなりよ。
皿うどんにソース、これがなぜか合うなりよねぇ。
昔はなぜ専門店にソースがあるのか分からなかったなりが、長年ソースをかけずに食べていたことを後悔するほど、今はソースにハマっているなり。
ちなみに本場・長崎では、皿うどんに酢はかけない・・・らしいなり。
ちょっと未確認情報なのでどこまで本当のことか分からないなりが、酢をかけるという行為は、中華焼きそばに見立てた他の地域の人が広めた食べ方であって、長崎ではソースというのが唯一の定番だという話を聞いたことがあるなりよ。
長崎には行ったことが無いので、いずれ本場の皿うどんを食べてみたいものなり。
と、今日のお昼ご飯であるちゃんぽんも食べ終わりそうなので、今日はこの辺で。
ちゃんぽんか、皿うどんか。
皆さんはどちらが好きなりか?