■ 2002年08月28日 (Wed) 暑い中、友人と買い物がてら散歩をしていると、通りかかった「牛角」の前に「ビール19時まで1杯100円キャンペーン」のポスターが掲示されていたなり。 100円ビールの居酒屋はコ○助も何店か知っているなりが、それらはだいたい水で薄めているのではないかと思うほど薄いビール(笑)。 まあそれでも単純に安くて酔えれば良い時には、大した問題は無いなりが。 「牛角」のビールのブランドは確かキリンの一番搾り。 通常400〜500円するであろう中ジョッキが1杯100円だったら、缶ビールより安いじゃないなりか。 うむむ、外は30度近い暑さ。 ここは「プハーッ」とビールを煽りたい気分なり。 友人と相談の結果、「牛角」はブランドが割れている以上、さすがに薄めたりしていないだろうとの結論に達し、時計を見たらまだ17時半頃だったので、「牛角」に突撃することにしたなり。 時間が早いこともあって店内はまだ空いていたので、サクッとビールを注文。 ジョッキがちゃんと冷えていて、泡もしっかりできていて。 味も特に不満のあるものでは無かったので、これで100円なら安いかな、と。 メニューを見ると、通常は中ジョッキ1杯390円で提供されているようなり。 安い、安い。 いろいろと注文してのんびり食べ始めていると、18時を回った頃には気が付いたら満席状態に。 平日の夜なりが、ビール1杯100円に魅かれた輩がこんなにいるとは。 効果テキ面なり。 満席の割に店員さんの数がフロアに3人くらいしかおらず、次第に注文したものが出てこなくなってきたなり。 ちなみに、注文したものの中で最も出てくるのが遅れていたものは何かと言うと。 17時45分頃に注文した「石焼きビビンバ」で、これは注文した時に店員さんが「すぐにお作りしてもよろしいですか?」と尋ねて来たので、「肉と一緒に食べたいので、早ければ早いほど嬉しいです」と返答。 それが18時45分の段階でもまだコ○助たちのテーブルには運ばれて来ていなかったなり。 すぐ作るって言ったのに(笑)。 たいそう一生懸命作ってくれているなりねぇ。 もう1時間、待ちぼうけなり。 まあその間も肉や野菜盛りなどは来ていたので、さほど文句も無かったなりが、肉の供給も途絶え、消えた炭と網の上の生焼けの肉、そしていまだに来ない「石焼きビビンバ」(笑)。 炭の交換をお願いしてもなかなか交換に来てくれず、生焼けの肉がポツリ。 忙しいのは分かるなりが、注文したものも出てこず、炭の交換もしてもらえず、何だかコ○助たちが相手にされていないようで寂しい気持ちに(笑)。 ここらへんが「牛角」らしい、と言えばらしいなりが。 「石焼きビビンバ」を注文してから1時間15分ほど経過した頃。 さすがに忘れ去られているとしか思えなかったので、店員さんに早く出してくれるよう促してみると、その店員さん。 「あっ」。 って、小声で言ったなりよ(笑)。 「あっ」ってどういうことなりか・・・。 さらに10分ほどして、ようやく店員さんが「石焼きビビンバ」を手にやって来たなり。 「牛角」の「石焼きビビンバ」はお願いすると店員さんがかき混ぜてくれて、おこげ上手く作ってくれるなりね。 なので、コ○助たちもお願いすることに。 「ネチャ、ネチャ、ネチャ・・・」。 あれ・・・、いつもは「ジュー、ジュー、ジュー」と、お米が石の器に押しつけられて焼ける音がするのに。 って、その音がしなければ、石焼きでも何でもないじゃないなりかねぇ。 店員さんが去り、友人と取り分けてみると。 有るべきはずのおこげが全く無い(笑)。 これは笑いごとじゃないなりよ。 おこげの無い「石焼きビビンバ」なんて、「石焼きビビンバ」とは認められないなり! と、腹立たしくもあったなりが、コ○助も友人も店員さんがテンパっている姿を見てしまったので、とても「交換して下さい」とは言えず。 ネチャネチャした「石焼きビビンバ」だったなりが、まあ味がまずいわけでは無いので完食させていただきましたなり。 でも、後ろの席に運ばれてきた「石焼きビビンバ」が「ジュージュー」と良い音を奏でていたのを、コ○助は聞き逃さなかったなりよ。 悔しいなりが、もう食べてしまったものは仕方ないなり。 いくつかの不満点があった為に、ビールが1杯100円だった喜びなんてすっかり頭の中には無く、ちょっと立腹気味で会計に。 サービス券やポイントカードのポイントが溜まっていたので、全部使ってもらうことに。 そしてレジに出てきた金額は「3500円」。 5500円分くらい食べていたようなりが、各種割引でそんなに安くなったなりね。 大人2人が焼肉をたらふく喰って、ビールを各3杯ずつ飲んで、1人当たり1750円。 なんだか立腹気味だったのがバカバカしくなるような安さだったので、結局コ○助と友人は最後は満面の笑顔だったなり(笑)。 「牛角」はブームが来てしまったために、まだ話題になる前に比べたらサービスの質が落ちているように感じてしまう点も多々あるなりが、まあ割引サービスなど、いろいろな経営努力は見られるので悪い点も相殺されている感じなりよ。 些細な事なのかもしれないなりが、生焼けの肉が網の上に載っている状況が延々と続くのは良いとは思えないし、一定の質のメニューを供給できていないというところはチェーン店としては失格とも言えるなり。 そんなところが改善されれば、もっと「牛角」は良くなると思うのに。 食べ放題のようなイマイチな肉ではなく、そこそこ美味しい焼肉でも安く食べられるということを世間に認知させた「牛角」の功績は大きいと思うので、すっかり定番化した今でもコ○助は好きなりよ。 それだけに悪い点をもっと改善して欲しいなぁ、と感じてしまうなりね。 まあ今回はビール1杯100円キャンペーンがちょっと良かったので許してやるなり(笑)。 次に「石焼きビビンバ」におこげが無かったら激怒なりよ、きっと・・・。 食べ物の恨みは恐ろしいなり(笑)。
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