■ 2002年07月19日 (Fri) 「ビリヤードやりに行こうぜ」。 そんな友人からのお誘いを受け、更新作業の息抜きにと思い出かけることに。 コ○助がビリヤードを覚えたのは中学生の頃。 なにも映画「ハスラー2」の流れからプールバーが流行っていた時期だからということではなく(中学生なので当然なりが)、当時週刊少年マガジンに連載されていたマンガ「ブレイクショット」(作・前川たかし)に感化されたという、単純極まり無い理由からビリヤードをやりたい衝動に駆られたものなり。 そう、小学校から高校生までのコ○助はかなり単純な人で、マンガに影響を受けて覚えたことが多々あるなりよ。 例えば小学生の頃には同じく週刊少年マガジンに連載されていた「ミスター味っ子」を読んで料理に目覚め、あの「本当に作っても美味しいんだろうか」という疑問が湧く、「美味しんぼ」とは逆アプローチの創作料理を真似して作ってみたり、中学生の頃にはモーニングに連載されていた「夏子の酒」を読んで、飲めもしない日本酒のうんちくを覚えてみたり、高校生の頃には別冊近代麻雀に連載されていた「哭きの竜」を読んで麻雀にハマったりとか(笑)。 人は要らぬ情報と言うかもしれないなりが、まあそういったマンガで得た知識は意外と今でも役立っているし、意外と趣味として根付いているものもあったりするわけなり。 その最たるものが料理なりね。 コ○助は料理マンガを重点的に読んでいたこともあって、今や料理は趣味なりよ(笑)。 まあそれは今日は関係ない話なので置いといて。 ビリヤード、ビリヤード。 ビリヤードを題材としたマンガはそれほど数があるわけでは無いなりが、「ブレイクショット」はコ○助が知るビリヤードマンガの中では最も面白かった作品。 まあ基本的には少年マンガなので「強烈なショットで球が砕ける」「球が飛びまくる」「キューを異常なまでに高速回転させる」といった具合に、誇張されたいかにもマンガチックな表現が目立つなりが、それはそれで楽しめるもの。 とにかく、中学生のまだビリヤード未経験の頃のコ○助には「ビリヤードすげー!」と思わせるには十分すぎる内容だったなり。 特にジャンプボールやマッセといった、小学生の頃に観た「ハスラー2」よりもド派手な球の動きに感動すら覚えたなりね。 で、ビリヤードをやるべく実際にビリヤード場に行ってみると、「ジャンプボール・マッセお断り」のところが多いじゃないなりか。 まあどうせ上手く決まらないジャンプボールやマッセにリスクを犯してチャレンジした結果、ビリヤード台のラシャ(台の上に張られたフェルト生地のこと)を破り、怒濤の如く店の人に怒られ、賠償を求められる羽目になるのは御免なので(と、いうかマナーとしてやってはならないので)試してみたことはないなりが、いまだに「ブレイクショット」バリのマッセを決めるのがコ○助の夢だったりするなり(笑)。 って、そんなマッセ打てるわけ無いなりが。 しかも、コ○助は中学生の頃からちょこちょこビリヤードをやっている割には下手クソなままなので、マッセなんて夢のまた夢、というか夢で止めておきなさいというレベルなり(笑)。 あ、マッセというのはキューの角度を45度以上に構え、上から球に向かって打ち下ろす感じでショットをするもので、強い回転を得た球が弧を描くように動くのが特徴のショットなり。 「ブレイクショット」ではなく、実際の映像でマッセを決めているものを何度か見たことがあるなりが、これが本当にカッチョイイなりよ。 こんなカッチョイイショットを目の前で決められたら、惚れるなるね、確実に。 と、いうぐらいなり(笑)。 そんな感じで「ブレイクショット」に感化されたコ○助なわけなりが、実は冒頭のビリヤード仲間も皆「ブレイクショット」に憧れた人たち。 ぶっ飛んだ「ブレイクショット」のビリヤード像に憧れを抱く、下手の横好きな人々なり(笑)。 まあ楽しければ良いなりよ。 息抜きなわけだし。 結局、夜中の1時から明け方の5時までビリヤード三昧。 いくらやっても上手くならないのが謎なりが、それはコ○助にとっては大した問題では無いなり。 ビリヤード、皆さんはやるなりか? 今また流行っているようだし、皆さんもぜひぜひビリヤードを楽しみませう。
|
|