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<今日のなりなり>
2002年6月16日〜23日

 

2002年06月23日 (Sun)
公開される作品がガッと増えて楽しみな夏。
映画好きにはウキウキの季節がやって来るなり。
今年の夏の話題作と言えば、何と言っても「スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」。
この作品を軸に今年の夏映画戦線が推移することは間違い無いなりが、「スターウォーズ」一色では面白くない。
「スターウォーズ」に関しては放っておいてもテレビや雑誌で事あるごとに特集が組まれると思われるので、あえて触れる必要は無し。
まあコ○助は、歳を重ねるごとにどんどん美しくなっていくナタリー・ポートマン見たさにこの作品は観に行くことになると思うなりが、今のところそれ以上でもそれ以下でも無い感じなり。
今年の夏、「スターウォーズ」以外のハリウッド大作としては、前作が世界的に大ヒットを記録した「メン・イン・ブラック2」や、フルCGアニメ「アイス・エイジ」、そしてあのホラーゲームの映画化である「バイオハザード」あたりがラインナップされているなり。
「メン・イン・ブラック2」の前作「メン・イン・ブラック」は、日本では1998年正月映画として公開され約70億円の大ヒットを記録したなりが、どうもコ○助はウィル・スミスもトミー・リー・ジョーンズも、出演作で「面白い」と思った作品が無いので、このシリーズにも全く関心が無いなりよ。
トミー・リー・ジョーンズなんかは大ベテランだし、良い作品にもたまに出演しているようなりが、どうもコ○助の中では「アパッチ」と「ボルケーノ」の印象が強く、良い印象が無いなりね。
基本的にコ○助は映画は「人(監督や役者)」で観るので、ストーリーの中身なんかは、どの映画を観るかという選択の際にはあまり重要では無いなりよ。
そんなこともあって、トミー・リー・ジョーンズにマイナスイメージを持つコ○助には、「メン・イン・ブラック」シリーズはどうも観たいという気にさせてくれないわけなり。
って、そんな思い入れのない「メン・イン・ブラック2」の話をしても仕方ないので、他の作品の話を。
今夏公開のハリウッド系の作品では、コ○助は実は「スターウォーズ」よりも「バイオハザード」に期待していたりするなり。
ゲームの映画化には基本的には否定的な立場を取っているなりが、これまたコ○助の好きなミラ・ジョヴォヴィッチが主演となれば、楽しみにしないわけにはいかないじゃないなりか。
ミラ・ジョヴォヴィッチはリュック・ベッソン監督の「フィフス・エレメント」で世界的に有名になったなりが、コ○助は同じくリュック・ベッソン監督の「ジャンヌ・ダルク」に出演しているミラ・ジョヴォヴィッチを見て、ファンになったなりよ。
短髪で鎧を着て馬を乗り回す姿が様になっていて、カッチョイイ女優さんだなぁ、と。
今回の「バイオハザード」ではさらにアクションが冴え渡り、さらにカッチョイイこと間違いなし。
アンジェリーナ・ジョリーの「トゥーム・レイダー」と並び、女性アクションモノとしての地位を築くことができるような作品になっているのかどうか。
結構公開が楽しみな一本なり。
そうそうハリウッド系と言えば、こんな活劇系の作品ではなく、もっと注目するべき作品が。
公開時期は「夏」としか決まっていないので正確にいつ頃から公開されるのかは分からないなりが、サム・メンデス監督の「狼は天使の匂い(The Road of Perdition)」にかなり注目。
サム・メンデス監督は映画監督デビュー作となる「アメリカン・ビューティー」でいきなりアカデミー賞を受賞したため、監督第2作が期待されていたなりね。
「狼は天使の匂い」はトム・ハンクスが初めて汚れ役を演じることや、脇をポール・ニューマンとジュード・ロウが固めるところも注目を集めているところなり。
ジュード・ロウも存在感アリアリの役者さんで、コ○助は好きな役者さんの一人なりね。
サム・メンデス監督は元々は舞台の演出家で、コ○助は「アメリカン・ビューティー」の後にサム・メンデス監督が演出をしたブロードウェイミュージカル「キャバレー」を見に行き、とても感銘を受けたので、この「狼は天使の匂い」にも期待をしているなりよ。
もちろん、「アメリカン・ビューティー」もかなり好きな作品。
どんな演出を見せてくれるのか、楽しみなり。
毎年夏は特に洋画が目立つ季節でもあるなりが、今年は邦画にも目玉作品が。
松本大洋原作の漫画を宮藤官九朗が脚本化し、映画化した「ピンポン」がそれ。
原作自体が人気があるということもあるなりが、リュック・ベッソン監督からもラブコールを受けるほど役者としての地位を固めつつある窪塚洋介や、モデルとしても、新進の役者としても人気を集めるARATA、映画初出演となったフルーツ・チャン監督の「メイド・イン・ホンコン」で香港アカデミー賞最優秀新人賞を受賞し、アジア映画ファンの間ではおなじみのサム・リーといったキャスティングも絶妙。
東京では単館映画館として「上映される映画に外れ無し」とまで言われる渋谷のシネマライズでも公開されるだけに、自然と期待が高まってくるものなり。
今年の夏は他にもスタジオジブリの「猫の恩返し」「ギブリーズ episode2」や、黒人として初めてアカデミー賞主演女優賞を獲得して話題となったハル・ベリー主演の「チョコレート」、いがらしみきおの人気漫画をフルCG映画化した「ぼのぼの/クモモの木のこと」といった作品も。
本当は絶対に公開されるであろう、韓国映画やアジア圏の映画についても触れてみたかったなりが、残念ながら現段階では情報がほとんど無かったので断念。
そっち方面の話はまたいずれ機会があればしたいと思いますなり。
とりあえず、今の段階ではコ○助が観たいと思う夏映画はこんなところ。
皆さんは今年の夏、観たい作品ってあるなりか?

2002年06月22日 (Sat)
浮いている・・・。
あれは絶対に浮いているなり・・・。
10日ほど前のこと。
コ○助の友人から「食事に行こうよ」とのお誘いを受けたので、外食をしに出かけることにしたなり。
なんでも友人が応募した懸賞が当たり、とあるお店の「無料飲食券2名様分」を手に入れたのだとか。
おお、今日の晩ご飯はタダ飯だ!と喜び勇んで待ち合わせ場所である都内某所へと向かったなり。
行ってきたのは店内にあるいけす(というよりも大型の水槽)に鰯を放ち、「鮮度がウリ」という鰯料理を得意とする鮮魚居酒屋。
無料飲食券を出しているくらいなので繁盛している店かと思っていたなりが、平日の19時過ぎという時間帯にも関わらず店内に客の姿はポツリ、ポツリ。
まあそんなことは大して気にもせず、遠くにあるいけすが横目に見える席に案内され、早速注文をすることにしたなり。
何と言っても無料なりからね。
無料に勝るもの無し。
空いていようが、混んでいようが、財布が痛まないことには変わりないので気にもならなかったなり。
まずはビール、そしてつまみを何品
コ○助は活け作りの類は苦手(死後硬直でコリコリしているのと、ピクピクと動いている魚の姿が苦手)だったなりが、友人が「ここはいけすから新鮮な鰯を活け作りにして出してくれるのがウリらしいよ」と言うので、まあ物は試し。
活け作りと言っても、鰯なのでたぶんたたきにして出して来るだろうという読みもあったので、見た目さえ我慢すれば食べられるかな、と。
郷にいれば郷に従えということで、一応注文することにしたなり。
まず最初に来たのは鰯で梅肉を巻き、揚げたもの。
ビールのつまみとして、なかなか美味しい一品なり。
定番にメニューなりが、コ○助は鰯大好きなので定番中の定番は外せないなりよ。
この店の調理も悪くなく、満足、満足。
何よりもタダなりからね。
文句の付けようが無いなり。
次に来たのは鰯にゆず風味の味噌を塗って焼いたもの。
揚げ物の次は焼き物。
ビールのつまみの流れとしては良い感じなり。
これもなかなか美味しくて、友人と二人で満足、満足。
ここでビールも1杯飲み終わり、「生中もう一杯!」と注文しようとキョロキョロと店員を探すべく見回した時に。
コ○助の視線の先に、遠くにあるいけすが見えたなり。
たくさん泳いでいる鰯たち。
適当な数字なりが、ザッと見て300匹くらいいるなりかね。
「あー、泳いでるなー」と思いながら、いけすの上の方に視線をやると・・・。
浮いている・・・。
なにかが浮いているなり・・・。
あれは絶対に死んだ鰯が・・・。
でもかなり遠目だったし、コ○助の見間違いかもしれない。
そう思って、今のは見なかったことにしようと。
で、ビールのお代わりを貰って、また友人と話し込みながらいろいろな鰯料理を食べていたなりが、おつまみが5品目くらいになった時に友人が心待ちにしていたお造りがようやく登場。
でも、この鰯。
活け作りというわりにはピチピチしていない。
まあ動いていない方が、活け作りが苦手なコ○助としては嬉しいなりが。
その時、コ○助の頭をよぎったのは先ほどのいけすに浮かんでいたもの。
フッといけすの方を見てみると、先ほど見た浮いているはずの物体が浮いていない・・・。
まさか・・・。
そんな・・・。
活け作り、動いてないし(笑)。
お客、他にほとんどいないし(笑)。
いや、絶対にそんなことは無いと思うなりよ。
死んでいけすに浮いていた鰯を客に出すなんてことは。
でも客の見えるところにいけすを置き、それをウリにしているお店が、客にそういった疑念を抱かせるようなことをするってのは良くないなりよねぇ。
いけすに飼っている鰯が新鮮でないということを証明してしまっているものだし。
昔、「美味しんぼ」でいけすに飼われた魚と、釣ってすぐに〆た魚のお造り、どちらが美味しいかというエピソードがあったなりよ。
その話に出てきたいけすで飼われている魚は、お造りにする直前まで生きているので一見新鮮に見えるなりが、餌を与えてちゃんとした飼育をしていたわけでは無かったために、美味しいわけがない。
釣った直後に〆た魚は、死んではいるものの、鮮度を保っているために下手にいけすで飼われた魚よりも美味い。
そんな話を、この鮮魚居酒屋で活け作りを目の前にして思い出してしまったなり。
ま、無料飲食券での飲食なので何も言わずに出てきたなりが、何だか複雑な心境のまま店を出ることに。
お金払って食べていたとしたら相当嫌な気分になっていたかもしれないなりが、まあ腹一杯に、ほろ酔いになったことは確かなので気にしないことにするなり。
たぶん、もう二度とその店に行くことは無いと思うなりが(笑)。
本当に世の中、いろいろなお店があるものなり。
しかしコ○助は飲食店で外れる機会が多いなりが、これは外食する機会が多いからなのか、コ○助の引きが強いからなのか。
いずれにしても嫌なものなり。

2002年06月22日 (Sat)
今日の「今日のなりなり。」は後ほど更新しますなり。
まずはニュースの更新から。






2002年06月21日 (Fri)
先日、コ○助が「Air H"の128Kbpsを利用したい」という話を書いた際に、多くのアドバイスをいただきましたなり。
いろいろと悩んだ末に、コ○助も遂に購入してしまったなりよ。
月額料金の高さと使用頻度が割に合うかなぁ、というのがコ○助がなかなか購入に踏み切れないでいた理由だったなりが、ある方から「モバイル常時接続環境を持っていると、モバイルパソコンの使い方がガラッと変わって楽しいです」というメールを、またある方からは「常時接続環境だと思うと何の気兼ねをすることもなく利用できるので、きっと外にパソコンを持ち出して使う機会が増えますよ」というメールをいただき、結果的にはこのアドバイスがコ○助の背中を押してくれたなりよ。
そう、確かにそうだと思うなり。
要は常時接続ではないPHSで通信をする時にいちいち料金を気にして接続/切断を繰り返すのが面倒くさく、その作業があるがゆえに外で利用するのが億劫になる。
そんな状況だったので、モバイル常時接続環境であれば何も面倒くさいことは無いわけなりね。
まあごくごく当たり前の話ではあるなりが、金額的なことと、果たしてそんなに利用する機会があるのかという心配があったので、なかなか購入に踏み切れないでいたわけなり。
実際に購入をしてみて。
結論から言うと、噂に違わず、かなり良い買い物をした気分なり。
まだ自宅がISDN回線(これもようやくADSL回線を申し込み、開通を待っている状態なりが)ということもあって、Air H"の速度が自宅回線よりも速いのが、まずはポイントが高い。
128Kbpsを謳っている以上、64KbpsのISDN回線よりも速いのは当たり前なりが、でもあくまでも128Kbpsというのは「最大」であって、実際には60〜70Kbpsあたりのところをフラフラとしているのかと思ったなりよ。
でもSPEED TEST(http://member.nifty.ne.jp/oso/speedtest/)さんで回線の速度をチェックしてみると、安定して90Kbpsは出ている感じ。
何回か時間をおいてチェックしてみたなりが、Maxは114Kbps、Minは85Kbps程度という具合で、なかなか好感の持てる速度が出ていることになるなり。
ちなみにプロバイダは@niftyを利用、以前音声端末で確認したところでは、コ○助の部屋は電波状態はすこぶる良好といった環境なり。
とりあえず、家の中でもADSL回線がやって来るまでは大活躍してくれそうじゃないなりか。
夢だった、ベッドで寝転がりながら更新!なんてこともできるなりね。
すぐに飽きそうな気もするなりが(笑)。
しかし、これで昨日を境にISDN回線はお役ご免となってしまったなりね。
長い間、お疲れ様でしたなり。
次に、気が付いたら夜が明けて明るくなってきたので、近所の公園に愛機「Libretto L2」を持って行ってみることに。
早く寝ろって感じなりが、新しいモノを買って興奮状態のコ○助は試さずにはいられなかったなりよ。
ちなみに愛機「Libretto L2」にはロングバッテリーが装着されており、Air H"で通信しっぱなしの状態で、フルパワー動作させても約6時間程度は持つようなり。
今までロングバッテリーの活躍する場がほとんど無かったなりが、これからはバシバシ活躍してくれそうな予感が。
段々楽しみになってきたなり。
徒歩15秒の公園に着き、ベンチに座ってこの文章を書いているなりが、非常に良い感じ。
朝日を浴びながら、涼しい風に吹かれながら書く「今日のなりなり。」は、いつもよりも能弁な・・・いや、そんなことは無いなりか(笑)。
家で書いて早く寝ろって感じなり。
本当に。
長時間動作するモバイルノートと、モバイル常時接続環境を手に入れたので、コ○助はもっとアクティブに動こうと決意。
単純に更新作業をするにしても、喫茶店でするとか、公園でするとか、バリエーションを付けて行きたいと思いますなり。
夏場なんかはそれが電気代の節約にもなって一石二鳥なりね(笑)。
ま、理想はイベント会場などに実際に足を運び、そこからいろいろなレポートをするといった新しい試みもしてみたいところなりが、まあそれはもう少し先の話。
とりあえずは、気分を変えながらあちこちで更新作業をすることで、煮詰まった気分を解放させたいと思いますなり。
しかし良い買い物をしたなりよ。
もう気分はウキウキなり。

2002年06月20日 (Thu)
いやぁ、弱い。
最近の阪神はめちゃくちゃ弱い(笑)。
投げてダメ、打ってダメ、走っても守ってもダメ、ダメ、ダメ・・・。
W杯の陰に隠れて全く存在感が無くなってしまった感すらあるプロ野球なりが、どっこい日本戦以外の時はしっかりと試合は行われているなりよ。
野球ファンなら周知のことなりが、きっと世間一般には忘れ去られていたのではないかと。
W杯の日本代表の試合も終わったことだし、そろそろまた野球に目を向けてもらわねば。
そんなすっかり盛り下がっているプロ野球なりが、5月まで球界の話題をさらっていた阪神が6月に入った途端にメロメロになってしまい、気が付けば19日現在セ・リーグ2位。
首位の巨人に2ゲーム差を付けられ、3位の中日が0.5ゲーム差に、4位ヤクルトが1ゲーム差まで迫って来ており、いつでも阪神はBクラスに転落できる態勢が整ってしまっているなり。
むぅ、危険危険。
4位との差が3.5ゲームある5位の広島と、5位に9.5ゲーム差もある6位の横浜と、阪神が早急に入れ替わる恐れはないにしても、4位転落は本当に目前。
やばいなりねぇ、危険なりねぇ、大ピンチなりねぇ。
まあそうは言っても19日現在の阪神の成績は32勝26敗1引き分けで貯金は6。
正直言って良くやっていると思うなりよ。
開幕前の大方の予想では阪神は例年通り開幕直後からBクラスと言われていたなりから、この2ヶ月間、首位争いをしてきたこと自体が驚きなり。
ただこのままズルズルと成績が下がっていけば、「2002年シーズンの春の珍事」として延々と語り継がれることになるのは確実なので、なんとか踏みとどまって欲しいものの、どうも成績が上向く気配が無い。
4月は15勝8敗(3月は2勝0敗)、5月は12勝10敗と来て6月は3勝8敗。
負けの原因は結構ハッキリとしていて、最大の原因は完璧な投手陣と言われていた投手陣が総崩れになったこと。
先発も中継ぎも、抑えもみんななんだか全員調子が悪いなりね。
いや、本当に全員なりよ。
これはオープン戦から飛ばしてきた疲れが出ている時期なのか、他球団にかなり研究されてきたからなのかは分からないなりが、とにかく6月に入ってからは酷い成績。
恐らく前者だと思うなりが・・・。
まあそうは言っても、中継ぎや抑えの投手はある程度は崩れても仕方ないと思うなりよ。
先発が早い段階で崩れて厳しい局面での登板が多くなればなるほど、崩れる可能性も当然多くなるわけで、その点に関してはさほど心配はしていないなりが、問題なのはやはり先発陣。
井川慶投手・ムーア投手の左腕コンビでここまで勝ち星を計算してきたなりが、その両輪が負けてしまうとあとは連敗街道まっしぐら。
先発5本柱として両左腕と共に期待されていた藪恵壹投手、谷中真二投手、安藤優也投手といったところは勝ち星が計算できず、ローテーションの谷間で苦肉の策として登板する横田久則投手もイマイチ。
他に目立った先発投手がいるか・・・と言われれば答えに詰まる苦しい台所事情なだけに、あぁ、もう阪神が上に行くことはできないのかと悲観してしまうところなりが、いや待てよ。
相変わらず首位を走る阪神の2軍の快進撃を支える、元1軍の選手がいるじゃないなりか。
元1軍のエース格の選手が。
調子が悪いわけでも無いのに2軍にいる選手が。
6月19日現在、ウエスタンリーグ首位の阪神を支えているのは言わずと知れた川尻哲郎投手とカーライル投手。
川尻投手はここまで7試合に登板し、5勝1敗、防御率1.97。
カーライル投手は10試合に登板し、5勝3敗、防御率2.24。
来たなりね、来たなりよ。
そろそろ出番が来そうな予感が。
カーライル投手はここまで外国人選手枠の問題があったので1軍昇格が無かったのは仕方ないとしても、なぜに川尻投手を1軍で使わないのかが疑問。
ファンの間では有名な話なりが、川尻投手の通算成績を見てみると、
1995年 8勝11敗 防御率3.10
1996年 13勝 9敗 防御率3.26
1997年 5勝14敗 防御率3.92
1998年 10勝 5敗 防御率2.84
1999年 3勝 5敗 防御率4.52
2000年 10勝 7敗 防御率3.17
2001年 1勝 6敗 防御率6.38
というように、川尻投手は不思議と1年置きに活躍をするという傾向を持つ選手で、まさに2002年は「当たり年」になるはずの年。
なのでキャンプの頃から「今年はやってくれる」と期待されていたなりが、シーズンが始まってみるとほとんど起用されることなく、2軍での生活が続いているなりね。
使わない手は無いのに、もったいない。
川尻投手は昔から実力は有りながら、自分の意思が通らないとふてくされるところがあるようで、それがプロとしてのキャリアを平凡なものにしているような気がするなりが、本気でシーズン通してプレーすれば相当な活躍が見込めると思うなりよ。
きっと川尻投手には川尻投手の信念があって、それを通そうとすると首脳陣との軋轢を生むといった結果になってしまうのかもしれないなりが、もう少し重用されても良いように思うなり。
それとも、単純に昨オフに川尻投手が希望したポスティングシステムによるメジャー移籍が実現しなかったことでやる気をすっかりと無くしてしまっているなりかねぇ。
カーライル投手も、ホワイト外野手が打撃不振に陥っていることもあるので入れ替わりで1軍昇格という可能性もあるだけに、期待をしたいところなり。
まだシーズンは長いなりから、開幕時に先発5本柱に指名した選手も一旦2軍で調整させるような英断が星野監督には欲しいところ。
星野監督は投手出身ということもあって、投手交代や2軍行きを命じるタイミングがどうも遅いと感じることが多いので、そこらへんはもう少しドライに、的確にやって欲しいものなり。
とりあえず川尻投手とカーライル投手を昇格させ、崩壊した先発陣の立て直しからやってみては。
これがコ○助の提言なり。
提言ってほどのものでも無いなりが(笑)。
希望なり、希望。
カーライル投手とか、絶対に使わないともったいないなりよ。
阪神の2軍にはもう1人、昨年活躍したハンセル投手というグッドピッチャーがいるなりが、こちらは故障で離脱中。
でもカーライル投手はどこも悪くないし、むしろ調子が良いようなので使ってあげなければ。
しかし、あれなり。
開幕当初はコ○助もここまで阪神がやってくれるとは思ってもいなかったなりが、いざ勝ち進んでしまうと欲が出てくるなりね。
心のどこかには「最下位脱出」が最低ノルマで、「Aクラス入り」すれば万々歳なんて思っているなりが、貯金ができて、首位の味を覚えるとどうも優勝できるんじゃないかなぁ、と錯覚を(笑)。
「狙える時に狙っておけ」というのは勝負の世界の鉄則なりからね。
う〜む、何だかW杯の日本代表とダブるなり(笑)。
貯金を使い果たして、巨人が独走する前に、何とか手を打って欲しいものなり。
どうかシーズン終盤まで優勝争いをしてくれますように・・・。

2002年06月19日 (Wed)
掲示板で「なぜ『イギリス』ではなくて『イングランド』?」との話題が出ているなり。
ベッカム、オーウェンといったスター選手を抱えるイングランド。
ごく普通にイングランド、イングランドと言っていたなりが、そう言われてみれば何でイギリスではないのか、明確な理由は知らなかったなりよ。
皆さんはご存知だったなりか?
掲示板に寄せられた情報によると、要はイギリス国内の各州(イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランド)のサッカー協会が、FIFAが設立されるよりも前から存在していたために、各協会ごとに独立してW杯へ参加できるように配慮されているということのようなり。(>ハットさん、あいうーさん、ヤマバトさん、KOIさん、こんま君さんサンキュなり!)
イギリスに限らず、例えば中国は台湾や香港、マカオに個々のサッカー協会が存在するといった具合に、W杯は国というよりも、正確には各協会ごとの戦いということになるようなり。
なるほど、そりゃ納得なり。
余談なりが、W杯は1930年に行われたウルグアイ大会が最初なりが、イギリスの4協会が初めてW杯に参加したのは1950年のブラジル大会から。
FIFAよりも古くから存在し、「サッカーの祖国」を自負するイギリスの4協会とFIFAの仲が悪かったために、W杯への参加が意外にも遅めだったようなり。
また、1958年のスウェーデン大会では、この4協会が揃ってW杯の本大会に出場したのだとか。
1国から4協会が揃ってW杯出場。
なかなかできることじゃないなりね。
ちなみに現在のFIFAランクはイングランドの12位を筆頭に、スコットランドが54位、北アイルランドが90位、ウェールズが96位と、結構低めな感じ。
4協会が揃ってW杯出場・・・というのは、サッカーが広まって新興勢力が増えてきた現在では夢のまた夢の話なりか。

18日の日本の敗戦でW杯が終わった気分になっている人も多いかもしれないなりが、とりあえず21日のブラジル−イングランド戦は今大会の中でも屈指の好カードなので注目を。
8強入りを決めた韓国とスペインの一戦も面白そうだし、まだまだ見どころ満載なり。

しかし、W杯期間中なのでスポーツ関連の記事が多いとはいえ、ちょいと昨日から今日にかけて夜中に大量に更新作業をしてしまったなりよ。
現在もう午前6時(笑)。
さすがに疲れてきたので、ちょいと寝ることにしますなり。
またのちほどお会いしませう。

2002年06月18日 (Tue)
芝居をやっている友人の仲間が面白い舞台に出るというので、コ○助も行ってみることにしたなり。
行ってきたのは東京・麻布にある「麻布die pratze」という小劇場。
麻布は六本木の近くにある高級住宅地で、各国の大使館が点在しているため外国人が多く居住しているのが特徴の地域。
コ○助はあまり六本木や麻布といった一帯に用事がないので、長年東京に住んでいても滅多に行くことが無いところなりが、久しぶりに東京タワーを間近で見るのも良いかな、という理由もあって、その舞台を見に行くことにしたなり。
正直、舞台については何の前知識もぶち込まずに行ったので、特に期待しているわけでもなく、まあ2000円という比較的安い入場料の元が取れれば良いかな、と。
ただ、聞くところによるとこの舞台。
かなり業界人の間では注目を集めている・・・らしいなりよ。
らしい・・・と聞いて劇場に向かったなりが、確かに入場待ちの列には「あ、電通の○○です〜」と携帯電話で忙しなく話している人が多数見受けられたので、電通マンも要チェックの舞台だった・・・のかもしれないなり(笑)。
単に趣味で見に来ているだけなのかもしれないなりが、なぜか「電通」「電通」「電通」と、連呼する声があちこちから聞こえてきていたもので(笑)。
今回観に行ってみたのは、「JUM」という劇団の旗揚げ公演。
「JUMとは宮沢美保、黒澤ゆき江、柴山智加の女性3人によるユニット」のことのようなりが、旗揚げ公演の1週間前に黒澤ゆき江が体調不良のため降板、今回は急遽JUMの補欠メンバーである宮地雅子が参加されたようなり。
宮地雅子。
その名でピンと来た人は相当な三谷幸喜通。
宮地雅子は東京サンシャインボーイズの数少ない女優の1人として、舞台版の「12人の優しい日本人」や「ラヂオの時間」、最近だと「オケピ!」なんかにも出演しているという、素晴らしいキャリアを持った女優さん。
東京サンシャインボーイズの活動休止後はテレビドラマなどにも結構出演しているようなり。
東京サンシャインボーイズ出身ということからも分かるように、コメディタッチなお芝居が上手な女優さんなりよ。
まあ宮地雅子はあくまでもJUMの補欠メンバーで、ピンチヒッターということなのでこの辺にして。
では宮沢美保と柴山智加とは。
コ○助はこのお二方をよく知らないでいたなりが、後で調べてみたら結構な大物だったようなり。
宮澤美保は中原俊監督の映画「櫻の園」でデビュー、その後フジテレビ系の「ロケットボーイ」や「女子アナ。」といったドラマや、CMにも多数出演しているなど、堅実に活躍をしている女優さん。
柴山智加は大林宣彦監督の映画によく出演されている女優さんで、「ふたり」や「青春デンデケデケデケ」なんかにも出演されていたのだとか。
あぁ、なるほど。
それで入り口のところに大林監督からの花束が置いてあったなりか。
また、「泪目銀座」という演劇ユニットの舞台にも出演している女優さんでもあるようなり。
ちなみに「泪目銀座」とは、東京サンシャインボーイズに所属していた福島三郎が自らの脚本を舞台化するために立ち上げた演劇ユニットで、福島三郎のメガネにかなった人をその都度キャスティングして公演を行うといったスタイルなのだとか。
ここにも東京サンシャインボーイズの名前が(笑)。
そういえば会場には東京サンシャインボーイズ出身の近藤芳正の姿もあったような。
なるほど、東京サンシャインボーイズの遺伝子はこうやって脈々と生き続けているなりね、きっと。
で、芝居の内容は美人な宮沢美保と柴山智加、面白キャラの宮地雅子の3人がおりなすコメディで、なかなか面白かったなり。
本来宮地雅子のポジションには黒澤ゆき江という、これまた綺麗どころが入るはずだったようなりが、コ○助は宮地雅子の圧倒的な存在感にやられたので、この編成で良かったかな、と。
まあそれは本来の「JUM」の姿では無いので、次回以降の公演を楽しみに待つとするなり。
ま、そんな感じで業界人も注目・・・らしい舞台を堪能した夜だったなり。
ホントに注目されているのかどうかは、本当に定かでは無いなりが(笑)。
まあキャリアのある人たちなので、今後の展開を楽しみにしたいものなり。
演劇好きな方は、「JUM」の名前を頭の隅にでも入れてみて下さいませ。

2002年06月17日 (Mon)
PFFの季節がやって来た!
と、言うわけで「第24回ぴあフィルムフェスティバル」(6月21日〜7月5日 於:東京国際フォーラム)が目前に迫ってきたなり。
世間はW杯の熱狂の渦中とあって、他の娯楽にはなかなか目が向かないものなりが、でもW杯のような一時的なイベントだけでなく、毎年恒例で行われるイベントにもしっかりと目を向けておかねば。
特に映画ファンならPFFは必見。
実際に会場に足を運ばなくても、PFFの受賞結果などの動向については注目しないわけにはいかないなり。
PFFは「新しい映画の才能の発見と育成」「映画の新しい環境づくり」を目的に、1977年に「第1回ぴあ展'77自主製作映画展」として始まったインディペンデント映画の祭典。
当初は日本のインディペンデント映画による、日本のインディペンデント映画のための祭典だったなりが、2000年には中国語圏のインディペンデント映画を、そして今年は「アラブ学生短編映画選」としてチュニジア、イラク、レバノン、シリア、モロッコ、エジプトから9作品を選出し、特集上映するなど世界の才能発掘にも動き出している注目の映画祭なり。
ちなみに過去にPFFに出品・上映・受賞といった経験を持つ映画監督としては、石井聰亙、森田芳光、今関あきよし、手塚真、飯田譲治、松岡錠司、黒沢清、中島哲也、塩川明彦、諏訪敦彦、橋口亮輔、塚本晋也、篠原哲雄、矢口史靖、古厩智之、熊切和嘉などなど、現在の日本映画界を引っ張る若手の映画監督の名前がズラリ。
若手、と言ってもだいたい30〜40代の人が多いなりが(笑)。
それでも映画監督としては若手の部類に入るものなり。
多くの映画監督がインディペンデント映画を経てメジャーデビューするコースをたどるのは自然な流れなので、インディペンデント映画の祭典であるPFFを経由するのは当然のことなのかもしれないなりが、それにしても凄い数なりよね。
特に世界的にも評価の高い黒沢清、橋口亮輔、塚本晋也といった才能の名前があるところも興味深いところなり。
インディペンデント映画と言うと分かりにくいかもしれないなりが、要は自主製作映画のこと。
自主製作映画自体は8mm全盛の頃からあるものなりが、最近は撮影・編集機材が高性能かつ安価に手に入る時代になったために、その裾野がかなり広がって来ているなりね。
コ○助は大学の頃、友人の通う美術系の大学や、また違う友人の通っていたデジタル系の専門学校にちょこちょこ遊びに行っていたなりが、本当に自主製作映画を撮っている人が多いこと、多いこと。
実際、楽しいと思うなりよ。
コ○助は何度かチャレンジして失敗をした苦い経験を持つなりが、でもスタッフを集めるところから始まって、撮影、編集と長期に渡る一連の作業が完了し、完成した作品を見た時の達成感というのは素晴らしいものがあるなり。
その達成感こそが、こういった自主製作映画に人を向かわせる要因なのかもしれないなり。
ま、そんなわけで、デジタル機器の進化、低価格化によって自主製作映画人口は増えてきており、着実にPFFも盛り上がりを見せてきているわけなりね。
さて、そういったインディペンデント映画の盛り上がりはなにも日本だけの話ではないなり。
世界的なインディペンデント映画ブームに弾みを付けたのは、今や世界最大のインディペンデント映画の祭典となったアメリカの「サンダンス国際映画祭」。
サンダンスは1985年から始まった映画祭なりが、もうこの映画祭を経由して世界的な映画監督になった人はゴロゴロ。
例えば「ビッグ・リボウスキ」や「ファーゴ」「オー!ブラザー」などでおなじみのコ○助の大好きなコーエン兄弟。
元レンタルビデオ店店員、「レザボア・ドッグス」や「パルプ・フィクション」など熱狂的なファンを抱えるクエンティン・タランティーノ。
「セックスと嘘とビデオテープ」「エリン・ブロコビッチ」「トラフィック」など、世界の主要な賞を総ナメにしているスティーブン・ソダーバーグ。
他にもジム・ジャーウッシュ、ロバート・ロドリゲス、ブライアン・シンガーなどなど、本当にハリウッドの一線で活躍している人がゴロゴロ。
最近では「ブレアウィッチ・プロジェクト」なんかもかなり注目を集めたなりね。
最近・・・では無いなりか(笑)。
こうした素晴らしい映画監督を輩出しているという実績もあって、サンダンスは次の世代を担う若き才能がひしめき合っているという意味では、アカデミー賞よりも注目すべき映画祭としてその地位を年々高めているなり。
こうした世界的な潮流がある以上、日本国内のインディペンデント映画の祭典であるPFFも、もっともっと盛り上がってもらわねば。
インディペンデント映画が盛り上がることで、メジャー映画に良い刺激を与え、それが相乗効果を生んで映画界全体が活気に満ちる。
そんな状況が生まれれば良いじゃないなりか。
日本映画はつまらない。
いまだにそんな声をよく耳にするなりが、いやいや、最近の日本映画は結構面白いと思うなりよ。
最近の日本映画は、というと昔の日本映画が退屈だったように聞こえるかもしれないなりが、そういうことではなく、一時低迷をしていた時期があったのでかなり盛り返してきているのではないかと。
日本映画、ぜひチェックしてみて下さいなり。
コ○助は日本映画好きなのでよく観るなりが、なかなかハッとさせられる作品が多いなりよ。
海外での日本映画の評価は高まる一方だし、観てみると面白いと思うなり。
そして、次代の映画界を担うであろう若き才能の祭典、PFFにもぜひご注目を。
その上でサンダンスの作品や出身監督の作品なんかと対比してみると、さらに面白いのではないかと。
コ○助はPFF、楽しみで仕方ないなり。