過去ログなり。

 

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<今日のなりなり>
2002年5月1日〜7日

 

2002年05月07日 (Tue)
「レジ袋税」って覚えているなりか?
東京都杉並区が全国の自治体で初めてレジ袋を対象とした法定外目的税を導入するとして注目を集め、一時ニュースでも大きく取り上げられていた税金「レジ袋税」。
2000年9月に初めてレジ袋1枚に5円を課税するというアイデアが出され、2001年11月の区議会に条例案が提出、2002年3月に賛成多数で可決されたものなりが、条例の施行日を定めずに可決されたために現在はまだ導入される時期も未定という、区民にとってみれば「いったい本当に導入されるのか」と気が気でない税金のことなり。
たかが5円、されど5円。
積もり積もれば大きな額になるし、買い物をするってのは毎日のことなりからね。
コ○助は杉並区民なので、この「レジ袋税」についてはかなり関心を持っているなりよ。
正式名称は「すぎなみ環境目的税」と言うなりが、導入の目的は基本的にはゴミの減量化。
レジ袋は杉並区内だけで年間約1億6900万枚が利用され、その処理費用だけで約1億円の経費がかかるほか、この枚数を石油の量に換算すると350万リットル分にも及ぶことから、課税によって少しでもその経費や石油量を減らすのが目的というわけなり。
ただ、この点に関しては杉並区は直接減量化することよりも、区民のゴミへの意識が高まることに重点を置いているようなことも言っていたように思うなり。
ゴミ意識の啓蒙。
これが一番の狙いのようなり。
杉並区の山田宏区長は今年44歳と若く、都議会議員、衆議院議員を経て区長に就任したという経歴を持つ松下政経塾出身の熱き改革者。
「レジ袋税」のほかにも、全国の自治体で唯一最後まで「住民基本台帳ネットワークシステム」への参加に反対を表明するなど、その行動の是非は別にして、とにかくアクティブな人なり。
一区民としては前任者よりは区政に興味を持つきっかけをくれているという印象は受けるなりが、やや突っ走りすぎな感も。
この「レジ袋税」にしても、まず条例を可決させてしまってから区民に理解を求めるというかたちに、結果的になってしまっているのはいかがなものかと思うなり。
そんなわけで、現在杉並区ではレジ袋税施行に向けて区民の理解を必死に取り付けようとPR作戦を展開している段階なり。
例えば大きなスーパーや町内会掲示板などにはポスターが掲示されていたり、区の広報誌で特集を組んでみたり。
まあその程度のことはやって当たり前の範疇なりが、ひとつビックリしたPRがあったなりよ。
それはある映像によるPR作戦。
しかもその映像を見たことがある人は、杉並区民でもほんの一握りしかいないという幻の映像。
幻じゃPRの意味ないじゃん。
そんな突っ込みは当然あると思うなりが、一度その映像を見てしまうと頭にこびりついてしまうなりよ。
放送されているのはケーブルテレビの「J-COM」の地域情報チャンネル内。
そのチャンネルを見ること自体が少ない上に、どの時間帯に放送しているのかも定かではないので、本当にその映像を見るのは至難の業だったりするなり。
コ○助がそのチャンネルを見るのは年に数分程度。
なので、その映像に遭遇したことがあること自体が奇跡なわけなり。
その映像の名は「杉並戦隊イレンジャー」。
ひぃ!
なんと安直な!
あんまりな内容に、コ○助の全身を寒気が走ったなり(笑)。
ちょっと話が横道に反れるなりが、戦隊モノと自治体というと偶然にも6日の朝日新聞に山形県山形市の「ごみ減量マン」の話が出ていたなり。
果たして山形市の職員がこの「杉並戦隊イレンジャー」のことを知っていたのかどうかは定かでは無いなりが、「自治体、ゴミ、戦隊モノ」という共通項があるのは不気味な気も。
何か自主制作映像の王道という感じがして、見ている方が気恥ずかしいものがあるなり(笑)。
そんなことは良いなりが、「杉並戦隊イレンジャー」。
杉並区清掃局が企画し、女子美術大学メディアアート学科の有志が脚本と撮影を担当、専修高校演劇部が出演と、まさに自主制作映画のノリ(笑)。
ストーリーはいろいろとあるのかもしれないなりが、コ○助が唯一見たことがあるのは「コンビニエンスストアでの買い物対決」。
5人からなる戦隊・イレンジャーと悪者である怪人レジ袋(確かそんな名前)がコンビニで対決をするというストーリーなり。
具体的には双方が弁当と温かい飲み物と雑誌を購入。
怪人レジ袋は全て別々のレジ袋を要求し、計3つのレジ袋をもらうという、実に悪い奴。
一方のイレンジャーは全て持参のマイバッグに入れようとしたものの、弁当は汁がこぼれる恐れがあるので一応レジ袋に入れてもらうことに。
温かい飲み物と雑誌はマイバッグに、弁当はレジ袋にと、賢い使い分けを推奨するわけなり。
はっきりと覚えていないのが痛いなりが、確かなにか必殺技のようなものを叫ぶセリフも飛び交っていたように思うなり。
このストーリー展開でどうやって必殺技を繰り出すんだよ、と思うなりよねぇ(笑)。
ちょっと遊びすぎなり。
まあそんな感じで杉並区は従来とはちょっと違うアプローチの仕方で、必死に区民にレジ袋税について理解を求めているなりね。
何か間違っているような気がするなりが(笑)。
ちなみにこの「杉並戦隊イレンジャー」。
最近は映像を飛び出してポスターにも登場しているようなりが、映像のような戦隊の説明があるわけでは無いので、映像を見たことが無い人がいきなりポスターを見ても、「なぜ戦隊モノなのか」ということを理解することが絶対にできないなりよ。
そして区民のほとんどはその映像を見たことが無いわけなり。
もっと効率の良い、上手いPRの仕方もあるだろうに。
果たしてこういったPRの方法で区民の理解を得ることはできるのか。
業界団体や小売業を営む人たちからはレジ袋税導入に対して強力な反対意見も出ているようだし、住民の理解もなかなか得られないし。
山田区長の苦悩は、まだまだ続きそうなりね。
導入される日はいつになるのやら。

2002年05月06日 (Mon)
シャワーを浴びて浴槽から出てみると、あたり一面が水浸しになっていたなり。
いつものようにシャワーを浴びただけなのに、シャワーカーテンを開けて出てみると、ユニットバスのトイレの部分も含めて3cmほどの水位に。
コ○助はシャワーを浴びる時はメガネやコンタクトレンズを外した状態で入るので、浴槽から一歩踏み出して初めてその異変に気が付いたなりよ。
あるべきはずの足拭きマットが溢れ出た水の下に沈み、ピチャッという音とともに足は再び水の中へ。
コ○助が一人暮らしを始めて以来、初めての水のトラブルが発生したなり。
最初はシャワーカーテン越しに、シャワーが飛び出たのかと思ったなり。
でも、それにしては水浸しが過ぎる。
メガネをかけて現場を見返してみると、原因は違うところにあったようなり。
コ○助の部屋の風呂は、トイレ・洗面台・浴槽が2帖くらいのスペースに収まっている、ワンルームではオーソドックスなタイプ。
排水口は浴槽の中、洗面台、そして洗面台の下の3箇所があり、どうも水は洗面台の下の排水口から溢れ出ている様子。
この3箇所のうち浴槽の中と洗面台の排水口は、普通に風呂入ったり歯を磨いたりする時に使うので常に使用されているなりが、洗面台の下の排水口は年に数回大掛かりな風呂掃除をする時くらいにしか使用していないもの。
浴槽の中の排水口に髪の毛が詰まって水が溢れるのであれば合点がいくなりが、どうしてそんなに使われていない洗面台の下の排水口から水が溢れるのか。
最初はサッパリ分からなかったなりが、いろいろと実験をしてみると、どの排水口もどうも最終的にはひとつのパイプに繋がっている感じがするなりよ。
原因究明のために水を出しっぱなしにして実験をしてみた結果、洗面台の下の排水口が溢れ出した後に、浴槽の排水口からも水が溢れ始め、最後に洗面台の排水口からも水が溢れ始めたのでほぼ間違いないのではないかと。
そんな繋がりが分かったところで、何の解決にもならないなりが(笑)。
もう風呂場はトイレを含めて水浸しだったので、「こりゃいかん」ということで、すぐにスーパーに行ってパイプの詰まりを取り去るための洗剤を物色することに。
とりあえず、ライオンの「ルックパイプマン 分包」が10袋入りで250円と安かったので、これを試してみることにしたなり。
「排水口に粒状の洗剤を振りかけ、水をコップ一杯注いで一晩放置しておけばOK」という手軽さなので、3箇所の排水口全てに振りかけ、一晩放置。
こういうのって、結構効果があるのかドキドキしないなりか?
え?しないって(笑)。
まあコ○助は、最近の楽しみが「新しい家庭用品を試す」という主婦化傾向が著しいので楽しくて仕方ないなりよ。
本当に理想は主夫になることだったりして。
Narinari.comの更新をしながら、主夫として暮らす。
これ、結構夢だったりするなり(笑)。
そんなことはどうでも良いなりが、とにかくドキドキしながら次の日に。
試しにまた水を出しっぱなしにして、水の流れを観察していると、確かに前日よりは水の流れがスムーズになっているような気はするなり。
ただ、それもしばらくするとまた前日と同じような状態に。
ダメなり。
「ルックパイプマン 分包」、敗北なり。
そうなると、次の一手を考えなければならないなりね。
粒状洗剤には「サウナ、浴場、美容院で使われているプロ使用のパイプクリーナー」なんていう触れ込みの、いかにも効きそうな「ロタスルー」なる商品もあるようなりが、2,800円は高すぎるなりね。
頻繁に詰まる排水口ならともかく、この2年で1回詰まっただけの排水口なりからね。
2,800円もかける気にはならないなり。
そして通販でしか手に入らないのもネック。
水が溢れ返るのは、商品が到着するまでの期間を待ってはくれないなり。
粒状のものに関しては、他にあまり目立ったものを見つけることができなかったのでとりあえず断念。
なので今度はジェル状の「「ルックパイプマン スムースジェル」を買ってみるなりか。
ただ、コ○助の部屋の風呂は異常に換気が悪いので、できるだけ塩素系の「まぜるな危険」表示のある洗剤は使いたくないなりね。
その点だけがネックなりが、とりあえず試してみるとするなり。
洗剤系でも、どうしても詰まりが取れずにダメな時には、最悪「暮らし安心 クラシアン」に頼むという手も無くはないなりが、「パイプの詰まり 8,000円」というのがやはり高すぎるところなり。
そういえば、以前クラシアンは実家で一度お世話になったことがあるなりよ。
その時はトイレが詰まってもうどうしようも無くなって来てもらったなりが、大きな機械を取り出して、作業自体は2分くらいで終了。
そしてパイプの詰まりと同じ8,000円もかかったように思うなり。
プロの技ゆえに2分で済む話なのかもしれないなりが、出張費用がほとんどだとはいえ、2分8,000円は何だか切ない(笑)。
もちろん、その後快適にトイレは使えるようになったのでクラシアンには感謝感激だったなりが、でももう少し安くならないかなぁ、なんて思ったのをよく覚えているなり。
まあクラシアンは本当に最後の最後。
費用はかかるなりが「クラシアンに任せておけば大丈夫」という奥の一手があると思えば、気楽じゃないなりか。
そんなわけで、第1候補である「ルックパイプマン スムースジェル」を試してみて、それでもどうしてもダメだった場合には第2候補のクラシアンに来てもらうとするなり。
「ルックパイプマン スムースジェル」よりも安全(「まぜるな危険」表示の無いタイプ)で、かつクラシアンよりも安く済み、さらに効果ばっちりでどこでも手に入る。
もしそんな条件に合致するようなパイプ詰まり用洗剤があれば、ぜひ教えていただけると有り難いなり。
どうか、「ルックパイプマン スムースジェル」で万事解決しますように。

2002年05月05日 (Sun)
部屋にクモが2匹、いつの間にか入り込んでいるなり。
クモと言っても小さな体長数ミリ程度のものなので特に恐怖を感じる対象では無いなりが、部屋の中に何やら動く物体があると気になってしまうもの。
でも無駄な殺生したくないので、というか「クモは殺してはいけない」という迷信をいまだに信じているのでそのまま放っておくことにしたなり。
コ○助の場合迷信を信じていることに加えて、小さい頃にタイトルは忘れてしまったなりがクモを題材にしたホラー漫画を読んだのをきっかけに「殺してはいけない」という意識をずっと持ち続けているなりよ。
クモを殺すと、その腹から子グモがワラワラと出てきて、それを殺すとさらに孫グモがワラワラと・・・。
ホラー漫画の定番的な話ではあるなりが、幼心に「クモは大事にしよう」という意識を抱かされたのを覚えているなり。
結構単純なりね(笑)。
それはそうと、「クモは殺してはいけない」という迷信。
いろいろと調べてみると結構迷信の内容に種類があるようで、これがなかなか面白い。
少なくともコ○助が親から聞いていた迷信は、単純に「クモは殺してはいけない」ということだけだったので、地域・地方によって若干違いがあるとは思わなかったなり。
例えば「朝蜘蛛・夜蜘蛛」の話。
朝現れるクモは「福グモ」と呼ばれ、絶対に殺生してはならない。
夜現れるクモは「泥棒グモ」と呼ばれ、絶対に成敗しなくてはならない。
朝と夜でクモの扱われ方が違うとは。
これは全然知らなかったなりよ。
この迷信の派生系として、朝クモを見つけたら神棚にお供えしなければならないという話や、手のひらにのせて糸を吐き出させ、自分の頭の上でクルクルと3回回すと金運が上昇するといった話もあるのだとか。
とにかく、朝見つけたクモは何か良いことを招いてくれるようなり。
余談なりが、ブラジル民族文化センターのホームページによれば、ブラジルにも同じような迷信があるようなり。
ただしこちらは扱われ方が全く逆で、「朝クモはいやらしい。正午クモは喜ばしく、午後クモは希望の象徴」なのだとか。
時間帯は違えど、何らかの幸運をもたらすという点は同じなりね。
日本でクモに関する迷信があるのは芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の影響も大きいのかな、とも思ったなりが、海外にも同様の迷信があるとなるとそれも違うなりねぇ。
ものの本によれば、基本的にクモは害虫を食べる益虫で、ゴキブリなんかをよく食べるらしいなりよ。
人間に危害を加えることも基本的には有り得ないようなので、そういう意味では大事にされる理由も分かる気はするなり。
しかし、コ○助の部屋に現れるクモはいつも決まって小さいやつなので良いなりが、関東地方には手のひら大という大きなクモが家屋に入り込むことがあるらしく、もしそんなクモが現れたら冷静に対処できるかどうか・・・。
とてもじゃないなりが、成敗もしたくないし、頭の上でクルクルなんてもってのほかなり(笑)。
まあ東京の住宅密集地には出て来ないとは思うなりが。
皆さんはクモを見つけたら容赦なく成敗するなりか?
また、「クモに関して自分はこんな迷信を信じていた」というものはあるなりか?

2002年05月04日 (Sat)
コ○助はあまりお酒の量は飲むことができないものの、お酒を飲むこと自体は結構好きで、ふとした瞬間に無性にお酒が飲みたくなることが多々あるなり。
飲みたくなるのは、何と言ってもビール。
お酒を飲み始めた頃はあまりビールを美味いと感じることができず、「自分には『とりあえずビール』という気持ちになることが無いのはなぜなんだろう」と自問自答する日々だったなりが、今は何をおいても「とりあえずビール」(笑)。
大人になると味覚って絶対変わるなりよね。
今でも、ビールはたくさん飲めるわけではないなり。
コ○助の中でいつも不思議に思っていることがあるなりが、ビールって飲むと普通にお腹が膨れるじゃないなりか。
コ○助の場合食事しながら飲むと、ジョッキ一杯も飲めばお腹がパンパンになってしまうなりが、お酒大好き、ビール大好きな人って、ジョッキ何杯でも飲んじゃうなりよね。
そういう人って、お腹がパンパンにはならないなりかね
ちょっと話がズレるなりが、日本酒とかも何合でも飲めてしまう人って結構いるじゃないなりか。
コ○助はそこまで体質的に飲むことができないので純粋に分からないだけなりが、単純にアルコールに強いというよりも、そんなに水分を摂取できるということにいつも「凄いなぁ」と思っていたりするなりよ。
いったいどんな腹の構造をしているんだ、と不思議で仕方ないなりよ。
羨ましいような、あまり羨ましくないような(笑)。
そんなことは良いとして。
とりあえずビール。
そう、暑い時なんかは特に一口目のビールは最高なりよね。
今では飲み屋に行けば「とりあえずビール」。
そんな感じなり。
しかし、ビールにもいろいろと銘柄があるので好みがいろいろと分かれるところなりよね。
国産だけでなく、輸入銘柄も含めると結構な数に上ると思うなりが、皆さんは価格を度外視して考えると、どの銘柄のビールが好きなりか?
コ○助は昔はバドワイザーに凝った時期もあったなりが、数年前からは断然青島ビール。
もちろん、青島ビールがどこの居酒屋でも飲めるわけではないので、他のビールも普通に美味しく飲むことはできるなりが、青島ビールはコ○助の体質に合っているようで、全然悪酔いしないなりよ。
基本的にお酒に弱い体質なので、この悪酔いしないというのはかなりポイントが高い。
それと、青島ビールは後味がすっきりしていて、非常に飲みやすいのも嬉しいところなり。
苦味が強すぎず、かといって苦味が無いわけでもなく。
あ、ちなみに青島ビールはかつてドイツの租借地だった中国の青島で1903年から製造が始まったビールのことで、中国では一番人気のあるビールなり。
ひとえに青島ビールと言っても、中国にはいろいろと種類があるようなりが、日本で主に流通をしている緑色のビンに入った青島ビールが一番美味しいらしいなり。
ちゃんと飲み比べてみたわけではないので、あくまで「らしい」という範疇の話なりが。
コ○助が青島ビールと初めて出会ったのは実際に中国に旅行をした時のことだったなり。
中国に行ってみると分かるなりが、高級中華料理店はともかく、大衆的な食堂のようなところで青島ビールを注文すると、必ずと言って良いほどぬるい状態で出されてくるなりよ。
これはビールに限ったことでは無いなりが、基本的に向こうの人は身体を冷やすことに抵抗があるようで、あまり冷たいものをガブガブと飲むという印象が無かったなりね。
冷えてないビール。
日本人の感覚からすると、いかにも不味そうじゃないなりか(笑)。
中国でコ○助が実際に飲んだ青島ビールは、確かにぬるくてあまり美味しいと感じなかったなりよ。
それはきっと他のビールを飲んでも同じ感想だったと思うなりが(笑)。
だって、連日30度を超す猛暑の中、ぬるいビールを出されるなりよ。
そりゃ不味くも感じるって。
そんな経験もあって、コ○助が青島ビールを好むようになったのは、日本に帰国して、中華料理店で冷えた青島ビールを飲むようになってからだったなり。
これが5〜6年くらい前のことなりか。
そして熱烈に、そう、それはそれは熱烈に青島ビールを好むようになったのは最近のこと。
青島ビールと、以前「今日のなりなり。」でも話題にしたことがある、山椒がバリバリ効いた本家本元の「陳麻婆豆腐」を食べさせてくれるお店を近所に発見してからのことなり。
昨日、コ○助は夜中に無性にビールを飲みたくなったので深夜にその店に出陣。
友人と共に陳麻婆豆腐と青島ビールに舌鼓を打ち、もうご満悦だったなり(笑)。
コ○助もいろいろとビールとつまみの組み合わせを試してきたなりが、この陳麻婆豆腐と青島ビールの組み合わせはコ○助にとっては最強の組み合わせなりよ。
山椒のピリピリ感の後に青島ビールのスッキリとした味わいが何とも形容しがたいハーモニーを(笑)。
陳麻婆豆腐はなかなか食べさせてくれるお店が少ないなりが、この近所の店限定のメニューというわけではないし、粘り強く探せばメニューとして置いてあるお店も絶対にあるはず。
ぜひともこの至高の組み合わせを多くの人に体感していただきたいものなり。
こうやってコ○助は深夜に暴飲暴食という、あってはならない方向にズルズルと・・・(笑)。
いいのか、コ○助。
そんな生活をしているツケがいつかきっと・・・。
自分に問い詰めながらも、今日も誘惑に負けそうなコ○助だったなり。
青島ビール最高なり。

※※以下余談※※
ちなみに、日本ではメルシャンが正規輸入代理店として青島ビールを輸入・販売しているようなり。
中華食材店なんかに行くと、直輸入したものを販売していることもあるなりが、メルシャンの価格は330ml入りの小瓶で1本248円。
アサヒビールのスーパードライが350ml入りの缶で198円程度のようなので、それを考えると若干高めではあるなりが、まあ許容範囲なのではないかと。
青島ビール未体験の方はぜひともお試し下さいなり。

2002年05月03日 (Fri)
ほんわかキリン本店さんが300万ヒット!おめでとうございますなり!

サメ、水着、ゴルフ。
この3つに共通することについての2分間程度の番組を、ディスカバリーチャンネルで見たなり。
たかが2分、されど2分。
ディスカバリーチャンネルは結構こういう短い番組でサッと知識を吸収できる工夫がなされていて、そういうところもニクいなぁ、と。
まあそんな短い番組をさらに文章で要約してしまうと、全然大した話ではなくなってしまうなりが(笑)。
とりあえず、コ○助が見た番組はこんな感じだったなり。
サメの肌は表面がザラザラしているなり。
サメ肌、なんて言葉があるのでそれは容易に想像できると思うなりが、これはV字型の組織が組み合わり、カミソリの刃のような凹凸の構造を作り出しているためだというなり。
凹凸があるとどんな意味があるのか。
ノッペリとした肌の場合、水中を泳いで行くときに水の抵抗をモロに受けてしまい、泳ぎながら周囲の水を大きく揺らしながら進むことになるなり。
これだと、泳ぎながら自分の存在を周囲にアピールしまくっていることになるなりね。
もしサメの肌がノッペリとした肌だったら、獲物を見つけて追いかける際に、あっという間に周囲に気付かれてしまうなり。
あれだけ大きな身体なりからね。
豪快に周囲の水をかき回しながら泳いで行くことになり、獲物にあっという間に気付かれ、逃げられてしまうに違いないなり。
では実際にはどうなのかというと、サメの肌に凹凸が付いていることで、水の抵抗を減らし、非常に静かに泳ぐことができるらしいなり。
そして静かなだけではなく、より速く泳ぐことができるというなりよ。
なるほど、獲物を捕らえるために最適な進化を辿った結果なわけなりね。
より速く泳ぐことができる。
そう、このサメの肌にヒントを得て、最近の水着は劇的な進化を遂げたようなり。
その番組では詳しい説明は無かったなりが、映像を見た限りでは全身を覆うかたちの水着だったので、最近の世界水泳のような大きな大会でよく見かける水着のことかもしれないなりね。
イアン・ソープとかが着ているやつだと思うなり。
あの水着は、裸で泳ぐよりも水の抵抗を軽減させることができるようで、実際これを着用した選手が世界記録を連発しているという事実は見逃せないところなり。
ところが、こういった「抵抗を減らすために凹凸を付ける」という発想は、何も最近になって分かったことでは無く、話は100年ほど前にさかのぼるなり。
それがゴルフボール。
昔のゴルフは現在のゴルフボールとは違い、見た目はピンポン玉のようなツルッとしたボールがメインだったなり。
これがまた空気の抵抗をモロに喰らうので、飛距離が伸びないという代物だったのだとか。
そして昔のゴルフボールなので、使っているうちに凹みができたりすることがあったなりが、むしろそちらの方が飛距離が伸びるということを、昔のゴルファーたちは経験上知っていたというなりよ。
なるほど、そういった経験が100年間の間にゴルフボールを進化させたなりね。
と、そんな感じで、「凹凸と抵抗」について説明をしてくれる番組だったわけなり。
これが2分間くらいの番組なりよ。
こんなのが、CMの合間とかにちょこちょこと流れるわけなり。
やっぱりディスカバリーチャンネル、面白すぎ。
この番組をやる前には、30秒ほどの枠でNTTドコモのゲートウェイビジネス部サービス戦略担当部長の夏野剛氏が携帯電話について語っていたなり。
たかが30秒、されど30秒。
「生活をする際に、携帯電話だけあれば良いという環境を作りたい」とか「携帯電話が人間の本質を変えることはできない。でも、人間にとっての物理的な壁(時間や距離)を打ち破ることはできると思う」とか、「そんな夢のような仕事を自分がしているとは思ってもみなかった」というようなことを話しているなりよ。
なんか30秒でも内容が濃いというか、もうそれ以上は間延びするだけなので要らないかな、と。
そして「凹凸と抵抗」の番組のあとは、みっちり1時間枠で軍艦についてのドキュメンタリーを放送していたなり。
このランダムさがまた良いなりよね。
番組が切り替わるたびに、全く違うジャンルのドキュメンタリーが流れるというところが。
ちなみに、この短い番組たちはケーブルテレビ局から配布される番組表には掲載されていないなりよ。
なので、本当にたまたま見かけるというパターンばかりなりが、偶然見た番組が面白かったりすると嬉しいじゃないなりか。
そうやって、コ○助はズルズルとディスカバリーチャンネルの虜に。
コ○助はこれまでも幾度となく「ディスカバリーチャンネル面白い!」ということを言って来たように思うなりが、これも全ては1人でも多くの人にディズカバリーチャンネルを体験して欲しいから。
ある意味布教活動のようなものなり(笑)。
ドキュメンタリーがもともと好きだという人は絶対にお勧め、そうでない人でも十分に楽しめる内容の番組が多いと思うなりよ。
W杯を気にスカパーへの加入を検討している人も多いかと思うなりが、その際にはぜひディスカバリーチャンネルもパッケージに入れてやって下さいなり。
お、今日は「世界が熱狂!サッカーの祭典を探る」と「緊急救命室での生死」を見なければ。
あぁ、明日は「宇宙の医学」と「カラーで見る第二次世界大戦」を見なければ。
こうしてコ○助はますます寝不足に・・・。
って、寝不足の原因がテレビってのも間抜けなので、そんなことは無いと一応否定しておくなり。

2002年05月02日 (Thu)
背筋に寒気を感じる瞬間。
そんな体験をそうそうするわけでは無いなりが、長い人生、何回かはそんな経験もするのではないかと。
コ○助がよく覚えている背筋に寒気を感じた瞬間は過去に3回ほどあるなり。
最初の記憶は小学校4年生くらいのこと。
コ○助は小学校時代は電車通学だったので、朝のラッシュ時間帯にギュウギュウにされながら電車に乗っていたなりが、この頃1ヶ月くらいの短期間に渡って恐怖の体験をしていたなり。
それは痴漢。
コ○助の股間をまさぐる、男の痴漢が1ヶ月近くに渡ってコ○助を悩ませ続けていたなり。
電車の車両を代えても、電車に乗る時間を代えてもなぜかコ○助の近くにいる痴漢。
チラッと見た顔立ちは、イメージ的には以前「とんねるずのみなさんのおかげです」の人気キャラクターであった保毛田保毛男、まさにそれという感じの人だったなりよ。
この時コ○助は10歳くらいのこと。
抵抗することもできず、もう、それはそれは怖かったことをよく覚えているなり。
まさに背筋に寒気を感じたなりね。
そんな経験は後にも先にもこの時だけだったなりが、女性が痴漢に遭って嫌な気分になるという気持ちが、この体験から若干分かるという数少ない男だったりするなりよ、コ○助は(笑)。
トラウマには幸いなっていないなりが、今でも鮮明に映像が目に浮かぶなりよ。
嫌な幼児体験だったなり。
次の記憶は中学生の頃のこと。
コ○助が助手席に同乗していた家の車が大破した事故に遭遇した時のことなり。
その日、コ○助は親が運転する車の助手席に乗り、3車線からなる大きめな通りを走っていたなり。
道が空いていたこともあって、少し親の運転はスピードが出ていたことは否めないなりが、突然左はじの車線に駐車していた車がコ○助が乗った車が走る車線をよく確認もせず、その車線に入り込むかたちで急発進してきたのを避けきれず「バン!」。
急発進してきた車の横っ腹にコ○助の乗る車が突っ込み大破。
車は結局スクラップとなってしまったほどの事故だったなりが、幸いにも双方ともにけが人は無し。
でも、この時助手席から見たぶつかる瞬間までの映像が、今でも鮮明に思い浮かぶなり。
この時もかなり背筋に寒気が。
さすがにこの時は一瞬「ヤバいかも」と思ったなりが、まあ何事も無くて良かったなり。
一番最近の記憶は1ヶ月ほど前のこと。
コ○助が買い物をして大きな荷物を抱えながら、住宅街の1車線道路をとぼとぼと歩いていたなり。
一方通行の1車線道路。
ガードレール付きの歩道があるわけではなく、白線が引いてあるだけの細めの道なりが、コ○助の後方から大きな音を立てながら大きな車が爆走してきたなり。
そう、それは某運送会社の大きめなトラック。
法定速度20kmくらいのところを、印象では60kmくらいで爆走している感じ。
コ○助は警戒しながらも、大きな荷物を抱えていたので、立ち止まってやり過ごすことにしたなりよ。
そう思って後ろを振り返りながら立ち止まった瞬間。
「バチッ!」
変な音と共に、コ○助の荷物はトラックに接触したのかちょっと飛ばされてしまったなり。
後ろから同じくらいの速度で一気にそのトラックが走りぬけて行ったなりね。
もの凄い風圧を喰らい、そして荷物を飛ばされた可哀想なコ○助なりが、トラックはそのまま信号を曲がって逃走。
逃走、というかきっとその運転手は全く気がついていなかったのだと思うなりが・・・。
接触したのが荷物で良かったなりが(本当はそれでも良くないなりが)、これが身体だったらと思うと、もう背筋に寒気が。
だいたい、そんな道をそんなスピードで走るなっちゅうに。
そして人がいることくらい分かるはずなりから、徐行くらいしろっちゅうに。
もう腹立たしくて仕方が無かったなり。
と、こんな感じでコ○助は背筋に寒気を感じることがあったなりが、細かいことを含めれば、もっと些細なことで寒気を感じたこともあるかもしれないなりね。
例えば、レストランで食事をした後に財布に金が入ってなかったとか、風呂でこけて頭打ったら星が見えたとか(笑)。
ちょっとそれは違うなりか。
皆さんは何かそんな背筋に寒気を感じる体験って、したことあるなりか?

2002年05月01日 (Wed)
久々に、寒気が走ったなり。
そう、久々に。
ある休日の夕方のこと。
コ○助は昼ご飯を食べていなかったので、夕方頃にはかなりお腹を空かしていたなり。
その日、コ○助は初めて行った町で用事を済ませ、晩ご飯は何を食べようかと思い彷徨っていたなり。
ラーメン・・・前日にも食べたので却下。
牛丼・・・その日の気分では無かったので却下。
カレー・・食べられる店が見当たらなかったので却下。
そんな感じで何を食べようかと悩みながらフラフラと。
結局「これ!」というものが無かったので、そういう時は何でも食べられる定食屋が良いかな、と思い、定食屋を探してみることに。
初めての町で地理が分からなかったため、気がつけば30分ほどフラフラと。
空腹具合もピークに来た時、目の前に一軒の定食屋を発見したなり。
店構えはこう言っては何なりが、あまり綺麗とは言えない感じ。
あまり繁盛していなそうな感じのお店だったなり。
でも、定食屋は探した限りこの周辺ではこの一軒。
空腹だったこともあって、「もう何でもいいや」との半ば投げやりな気分でその定食屋に入ることにしたなり。
それが全ての間違いの始まり。
店に入ると夕食時の6時頃だというのに、コ○助以外に客はなし。
店主とおぼしき人物が、サンダル姿でカウンターに座りながらタバコを吸い、テレビを見ていたなり。
「いらっしゃい」。
だるそうにそう言われ、この時点で危険な空気を感じ取ったなりが、一度入ってしまった以上すぐに出る勇気も無くカウンターに座ったなり。
メニューは意外と豊富。
この点においては、コ○助の「何でも食べられる定食屋」という狙いだけは間違っていない模様。
コ○助の持論には「まずそうな店では揚げ物を注文せよ」というものがあるなり。
賛同していただけるかどうかは分からないなりが、油が悪くて食べた後にムカムカする可能性はあるものの、まあコンビニやスーパーで売っている揚げ物程度の味はどこでも出せるのではないかと。
基本的には粉つけて揚げるだけなりからね。
味はソースかしょう油でごまかせるし。
このごまかせる、という点がポイントなりね。
炒め物とか、煮物になると味付けが極端にまずい場合があるので、コ○助はヤバそうな店では揚げ物を注文することにしているわけなり。
とにかく、この店は入った瞬間の空気が「まずい店」の雰囲気アリアリだったので、とりあえず揚げ物を注文することにしたなり。
注文したのは「鳥のから揚げ定食」。
なかなかまずく作る方が難しいメニューなり。
コ○助はカウンターに座り、店主の調理ぶりを拝見することに。
厨房はどう考えても「汚い」というレベル。
床には野菜の切れ端が普通に落ちており、全体的に雑然としている感じ。
なかなか言葉で表現しづらいものがあるなりが、まあ簡単に言ってしまえばテレビ東京系の「愛の貧乏脱出大作戦」に出てくるような、まさにあれを地で行くような悲惨な感じなりよ。
でも、それは見た目の問題。
実際は、「愛の貧乏脱出大作戦」のような店ではないと思うなり。
そうであって欲しくないなり・・・。
調理を始めた店主は、まず大きめの皿にレタス、キャベツなどサラダ部分を盛り付け始めたなり。
これがちょっとばかり気になってしまったなりが、シンクの下に水を張ったボールを用意して、そこにサラダとキャベツを入れていたなりよ。
水にさらして野菜の見た目を良くするという手法はあるにはあると思うなりが、何も流しの下に置かなくても。
そして大して水を切ることもなく、そのまま皿に盛り付けを開始。
「み、水くらいは切ろうよ」と心の中で叫んでいたのは言うまでも無いなり。
次に、冷蔵庫から取り出した鶏肉に調味料をかけて素手でもみ、粉をつけて油に投入。
ここは普通の調理の流れだったなり。
が・・・あれ?
そう言えばコ○助が店に入ってきてからこの人、一度も手を洗ってないような・・・。
「あんたタバコ吸ってたじゃん・・・」と心の中で叫んでいたのは言うまでも無いなり。
油で揚げている間に、冷蔵庫から大きなバケツを取り出してきたなり。
バケツってのも凄いなりが(笑)。
いったい何をするのかな、何が入っているのかな、と興味津々。
すると、そのバケツからサラダ部分にそうめんのようなものを盛り付け始めたなりよ。
サラダにそうめんを合わせるのは良いなりが、そんなバケツ一杯に作りおきしなくても(笑)。
だいたい、もう伸びきってるし・・・。
揚げ上がったから揚げを皿に盛り付け、作り置きの目玉焼きを添えてコ○助の前に。
そして味噌汁を歩きながら豪快にこぼしているにも関わらず、何も無かったかのようにコ○助の前に。
鳥のから揚げ定食(650円)。
650円の価値だけはありますように・・・それだけを願いながら、食べ始めてみたなり。
パッと見た感じでは、キャベツとレタスはちょっと不健康そうな色合い。
から揚げは一応揚げたてなので、カリッとした食感は期待できそうなり。
まずはから揚げから一口。
むにゅ。
むにゅ?
カリッという食感を期待していたコ○助だったなりが、コ○助が気になっていたキャベツとレタスから流れ出る水がから揚げに染み込み、早くもへにょへにょになっていたなりよ。
うぅ、皿に水がたまっているなり(涙)。
だから水を切れと、心の中で叫んでいたのに。
この時なりよ、コ○助に寒気が走ったのは。
と言うわけでこの後、あまり美味しくない定食を食べ切り、店を去ることに。
やっぱり思うなりが、飲食店を営む以上、客に「美味しいと思ってもらう」ということを前提に調理をするべきじゃないなりか。
野菜を長時間浸し、その水を大して切ることなく盛り付け、その結果他の料理を水浸しにするなんてことは、あってはならないような気が。
それに、手を洗わないで調理を始めるというのも、不誠実だと思うなりが・・・。
まあだから寂れた感じだったのかもしれないなりが。
今日の教訓:いくら腹が減っていても、直感的に危険を感じた店に飛び込むべからず。
本当に牛丼にしておけば良かったなり(笑)。
そんな店の料理を食べてすぐにお腹が痛くなったりするわけでは無いなりが、食事は極力気持ち良く食べたいなりからね。
気分が大事なり。
そんなわけで、今後は衛生的にやばそうな店には行かないよう、気を付けたいと思いますなり。
皆さんもお気を付けて。