■ 2002年03月20日 (Wed) さあ、ホタルイカの季節でございます。 先日、ニュースを見ていたら「ホタルイカ漁が解禁されました」という話題をやっていたなり。 ホタルイカの話題が出ると春を感じる。 そんなコ○助だけに、もちろんホタルイカは大好物。 と、いうかあまりにも大好物が多すぎて「何喰っても美味しい、好物なのでは?」と言われてしまいそうなりが、全くもってその通りなり(笑)。 ホタルイカは富山県の名産として有名。 身体に1,000個近くの小型の皮膚発光器を持ち、それを青白く光らせる姿が蛍のように見えるのでその名が付いたわけなりが、コ○助は実は光っているホタルイカは見たことがなかったりするなり。 富山県魚津市にある「魚津水族館」では毎年3月中旬から5月末まで展示されており、発光するホタルイカを目の当たりにすることができるとか。 さすがに東京から富山まで行くのはちょっと大変なので、なかなか見に行くことができなそうなりが、友人が以前東京の葛西臨海水族園で見たことがあると言っていたので、もしかしたらたまに東京でも見ることができる機会があるのかもしれないなりね。 皆さんは実際に泳ぎ、光っているホタルイカを見たことはあるなりか? やっぱり綺麗なりかねぇ。 一度くらいは見てみたいものなり。 と、言いつつも、もう心は食べる方に向いているなりが(笑)。 ホタルイカの醍醐味は、何と言っても「ミソ(はらわた)」と身を一緒に食べるというところ。 一口でパクッと食べることができてしまうので一緒に食べるのは当然なりが、これが絶妙なハーモニーという感じなり。 昔は生の刺身でペロッと食べるのが好きだったなりが、2年前に「生食用ホタルイカから寄生虫」という話題が出て以来、極力刺身では食べないことに。 まあ鮭やマスといった川魚を刺身で食べても寄生虫が付くと言うわりには、感染したという話をそんなに聞くわけではないので、さほど心配することでは無いのかもしれないなりが。 ホタルイカから検出例のある寄生虫は旋尾線虫という種類のもので、ホタルイカを生で内臓ごと食べると5〜8%程度の確率で感染の恐れがあるとか。 10回に1回に迫る確率かと思うと、結構怖いものがあるなりよね。 ちなみに感染してしまうと、「激しい腹痛を伴う腸閉塞」「ミミズ腫れ(皮膚爬行症)」といった症状が出るようなり。 「腸閉塞」は入院して数日間何も食べなければ治るケースが多いようなりが、最悪の場合には手術を必要とする病気だとか。 もう書いていても「うわっ」と顔をしかめたくなるような症状なりね。 怖い怖い。 生で食べる時は、それなりの覚悟が必要なりね。 まあ昔からグルメな人は果敢にチャレンジをして撃沈するものなり(笑)。 でもコ○助はそこまでグルメでは無いので、最近は食べないようにしているわけなり。 えぇ、弱腰なりよ、コ○助は。 ところでこの寄生虫。 実はバブルの頃にも一度話題になったことがあるようなり。 当時、全国的にグルメブームが巻き起こり、ホタルイカが全国に出荷されるようになったなりが、その時に青白く光っているホタルイカを躍り食いするという食べ方が流行ったのだとか。 そのため、通常は完全に冷凍して出荷されるものを、生きている状態で出荷する必要があったので、簡単な氷づけで出荷。 旋尾線虫という寄生虫はマイナス40度で40分以上凍結処理をされれば死滅するらしいので、完全冷凍なら安全なりが、氷づけではバッチリ生き残ってしまうなりね。 そして、躍り食いをした結果、旋尾線虫が体内へ。 後は前述の通りの症状が出るわけなり。 まあなかなか寄生虫を避けて食べるというのも難しい話なりが、極力安全な食べ方で食べた方が賢明かと。 刺身以外となると、やはり手に入りやすくてポピュラーなものと言えばボイルされているものなりか。 酢味噌で菜の花と共にあえてみたり、ポン酢と大根おろしで食べてみたり。 ああ、春っぽい(笑)。 ボイルしてあるやつも、刺身とはまた違った味わいがあってとても美味しいなりよね。 でも、ホタルイカ漁が解禁になる前にスーパーの店頭などに並ぶボイルされたホタルイカは、前の年のホタルイカを冷凍したものなので、味噌の味が全然違うなり。 なので、店頭に潤沢に並ぶまであと少し。 もう少し待たねば。 そんなホタルイカ。 コ○助が最も好きな食べ方は沖漬けなり。 沖漬けは生きたままのホタルイカを醤油漬けにした、酒の肴にもってこいの富山県の名産品。 沖漬けがあれば、おかず無しでご飯3杯くらいは行けるなりよ。 また、お酒の肴としても絶品なりよね。 うぅ、食いたくなってきたなり(笑)。 ま、短い期間しか食べることができないホタルイカ。 その季節季節の食べ物を食べるってのは、風情があって良いじゃないなりか。 皆さんもこれからの季節、ホタルイカをぜひ。
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