過去ログなり。

 

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<今日のなりなり>
2001年12月16日〜23日

 

2001年12月23日 (Sun)
久々にフジテレビ系の「ちびまる子ちゃん」を見たなり。
フジテレビのホームページを見ると、この番組、放送開始は1990年1月7日だとか。
そうすると、もうすぐ12年なりか。
正確には途中で打ち切られ、他のアニメを放送していた時期もあるので12年連続しているわけではないなりが、まあそれでも十分に長寿番組なり。
オープニングの曲もいろいろと変わったなりが、現在は第1部のエンディングテーマとしてメガヒットを記録したBBクイーンズの「おどるポンポコリン」が起用されているので、初期の頃の雰囲気が微妙に残っていて、昔の「ちびまる子ちゃん」を見ていたコ○助としてはなんだか嬉しい限り。
まあコ○助的にはKinKi Kidsの「やる気まんまんソング」も捨て難かったなりが。
今日見たのは「まる子歌番組を録音する」という話と、「ヒロシのてんやわんやな一日」という話。
「まる子歌番組を録音する」はタイトルのまんまの内容。
「ヒロシのてんやわんやな一日」はまる子の父親のヒロシがまる子を連れてデパートのヒーローショーを観に行くという内容。
後者に関してはあまりコ○助の心に残らなかったので割愛するなりが、「まる子歌番組を録音する」はなかなか。
山口百恵が出演している歌番組を見たまる子が「百恵ちゃんの曲をもっとたくさん聞きたい」と思い立つなり。
前提としてまる子は山口百恵の大ファンという設定があるなりね。
レコードを買って欲しいと親にせがむも断られるため、まる子はカセットデッキにマイクを繋ぎ、テレビの音声を拾って録音するという手法で山口百恵の出演している歌番組の録音を試みるなり。
食事をしている時間に放送している歌番組だったので、録音をし始めると家族全員に「静かにして!」と注意し、皆真剣にシーンとする。
結局おじいちゃんの友蔵がくしゃみをしてしまい、録音に失敗。
最終的には夜中にやっていた別の歌番組をお姉ちゃんが録音してくれて、晴れてまる子の手に山口百恵のテープが。
喜ぶまる子はテープの再生・停止を繰り返しながら歌詞をメモするなりが、作業を手伝った友蔵がカセットデッキの操作を誤り、テープを消してしまう。
そんな話だったなり。
これ、今はこんな方法でテレビ番組の録音を試みる人はいないと思うなりが、コ○助も昔は本当によくやった手段なりよ。
家族に「シーッ!」と注意したこと、歌詞カードを転記すること、誤ってテープを消してしまうこと。
懐かしいなりねぇ。
特に大した事件が起こるわけではないなりが、こういう懐かしさが「ちびまる子ちゃん」の魅力でもあるなりよね。
なんだか昔を思い出してしみじみとしてしまったなり(笑)。
ま、コ○助がこんな思いに浸れるアニメは他には無いので、末永く放送を続けて欲しいものなり。

2001年12月22日 (Sat)
皆さんは動物を飼われているなりか?
コ○助はこれまで、実家でチャウチャウ犬を飼っていたことはあるなりが、それ以外の動物は飼った事がないなりよ。
チャウチャウ犬はコ○助が中学生の時に他界したなりが、その時に結構ヘコんだので当分は動物を飼う気がしないまま、ズルズルともう10年以上も経ってしまったなり。
動物を飼うのって大変なりが、楽しいなりよね。
チャウチャウ犬を飼い始める前、小さい頃のコ○助は大の動物好きだったということもあって、「あんな動物を飼いたい」「こんな動物を飼いたい」と心ときめかせていたものなり。
コ○助が覚えている中では、初めて「飼いたい」という衝動に駆られた動物は猫。
幼稚園の頃友達の家に遊びに行くと、いつもミカンを置いたコタツに友達のおばあちゃんが入っていて、その膝の上に猫がくるまっていたなりよ。
「コタツ」「おばあちゃん」「猫」という、そのまま絵になりそうな情景なりが、本当にそんな感じだったなり(笑)。
まあそれはどうでも良いなりが、その家の猫が本当にかわいくて。
東京は今でこそ野良猫だらけで、猫なんて珍しくもなんとも無いなりが、20年以上前はこんなに日常に野良猫が現れることも無かったように思うなり。
なので、幼少の純粋無垢な頃のコ○助は初めて触れる猫に感動してしまったなりね。
親に猫を飼う交渉を何度無く試みたなりが、コ○助の親は猫が生理的に嫌いな人だったのであえなく断念。
しばらくして次に「飼いたい」という衝動に駆られたのはブタ。
子ブタが主役の映画「ベイブ」が公開されるずっと前に、テレビで「海外ではこんなペットが流行っている」という特集を見てブタにメロメロに(笑)。
正確にはブタと言っても「ベトナミーズ・ポットベリー」という種類のミニブタで、家畜のブタとはちょっと違うなりが、アメリカで一時大流行していたなりよね。
家畜のブタは200kgくらいまで成長するなりが、「ベトナミーズ・ポットベリー」は30〜40kgくらいにしか育たないとか。
そして寿命も20〜30年と、素晴らしい生命力を持った動物なり。
なんでも、名前は3日もあれば覚えるようで、名前を呼ぶとトコトコとやって来るらしいなりよ。
かわいい・・・。
このブタはジョージ・クルーニーが飼っている「マックスくん」が有名なりが、交際していたレニー・ゼルウェガーが破局に至った原因は「マックスくん」、なんて言われるくらい癖がある動物なのは確かなりね。
そしてアメリカでは「ベトナミーズ・ポットベリー」ブームの果てに、臭いや旺盛な食欲に飼いきれなくなった飼い主が山に放ち、野良ブタが大量に出てきて一時社会問題化したことがあるとか。
そういう話を聞くと、当時勢いで飼わなくて良かったなり(笑)。
そして。
コ○助が猫→ブタに続いて8歳くらいの時から飼いたいと未だに思っている動物がいるなり。
それはミニチュアホース。
そう、世界で最も小さいお馬さんなり。
大人に成長しても体高は1mに届かない程度、駐車場1台分のスペースがあれば飼うことができるというミニチュアホース。
ペットで飼っているという方もちらほらお見かけするので一般の家庭でも飼えないことも無いようなりが、でもそれでもデカい(笑)。
東京で飼うのは夢のまた夢なりねぇ。
と、思っていたら。
北海道のムーミン牧場なるところで、通常のミニチュアホースよりもさらに小さい「スーパーミニホース」という馬を生産しているとか。
まあそれでも東京で飼うのは無理があるなりが(笑)。
でもこれかわいいなりねぇ・・・。
めちゃくちゃ飼ってみたいなり・・・。
果たしてこの夢は叶うなりかねぇ。
う〜む。
皆さんはこんな動物飼いたい、というのはあるなりか?

2001年12月21日 (Fri)
スチームバギーとかスチームクリーナーとか。
あの水だけで簡単に汚れが落ちるという類の機器が、今どうしても欲しいなりよ。
年末ということもあって、一応大掃除をしてみようかとコ○助も思っているなりが、本格的に取りかかる前にちょっとだけ一部の掃除をしようとやってみたところ。
天井にこびりついたカビと、レンジ周りの油汚れがどうこすっても落ちない。
レンジ周りの油汚れはスポンジに洗剤を付けてゴシゴシとやってみたなりが全然落ちず。
天井のカビに至っては、天井がおろし金のように小さな突起がブツブツとついていて雑巾がけをすることすらできず。
まあレンジ周りに関しては、花王が「レンジクイックル」という強力なツールを発売しているのであまり心配していないなりが、天井のカビをどう掃除して良いのか分からないでいるなりよ。
拭き掃除ができない。
これって結構大変なことだったりするなり。
そこでいろいろと天井のカビを一掃するための手段を突き詰めて考えてみたなりが、最後に残った手段は2つ。
ひとつはスチーム系の掃除マシーンを購入してやってみる。
もうひとつは白いペンキで塗ってしまう(コ○助の部屋の天井は真っ白なり)。
後者の手段はちょっと最終手段のような気がするので、とりあえずは前者の道を模索したいなりよ。
あくまでペンキはもう手段が尽きた時に。
敷金を払っているのでそこまで自分でやる必要も無いような気はするなりが・・・。
でも気持ちよく暮らし、気持ちよく去って行きたいので、やはりある程度は綺麗にしておきたいと。
そこでスチーム系掃除マシーンに白羽の矢が立ったわけなり。
例えばスチームバギー
スチームバギーは通信販売大手の「ショップジャパン」で堂々の人気NO.1商品となっているモテモテの掃除マシーンなりが、説明を読んでみると美辞麗句ばかりが並んでいるのがどうも胡散臭い。
「油、ホコリ、カビなどの汚れ落としに最適」「7種類のアタッチメントで洗浄個所を選びません」というこの説明を鵜呑みにすれば、確かに魅力的な製品に違いないなりよ。
まさにコ○助の悩みを解決してくれそうな掃除マシーンなり。
でも得てして通販モノって、購入した後に「ヤラれた!」というモノが多くないなりか?
それに価格も19,800円と決して安くないので、今のコ○助は「ヤラれた!」では済まされないなりよ。
うむむ、実態はいかに。
例えばスチームクリーナー
こちらも機能的にはスチームバギーと同じようなもので、「除菌・脱臭、カビ・ダニにも効果」「掃除のむずかしい細かいところに最適」というのがウリみたいなりね。
これも価格は19,800円。
うーむ。
ショップジャパンでも売れているようだし、よくスーパーでも売っているのを見かけるなりが、いかんせん実際に利用しているという人を見たことがないなりよ。
どなたか実際に利用している人っているなりか?
もし使い勝手や実際の威力なんてのをご存知の方がいれば、教えていただけると有り難いなりよ。
うーむ、どうするなりかねぇ・・・。
と、そんなことを悩んでいたらアッという間に年が明けてしまいそうなりが(笑)。
ああ、年末の大掃除は果たしてできるなりかねぇ・・・。

2001年12月20日 (Thu)
「うちはね、カレー作る時にチョコ入れるんだよ」。
カレーにチョコを入れる、これ如何に。
コ○助の友人が何気なく放ったこの「カレーにチョコ」発言は、最初冗談かと思ったなり。
確かに板チョコとカレーの固形ルーは似てるけど・・・ってそういう問題じゃない(笑)。
その友人が言うには、チョコレートを入れると甘味が出るのはもちろん、深みとコクが出て美味しいのだとか。
「我が家のカレーには必須だよ」。
必須と言うくらい、彼の家ではカレー調理の中で重要な役割を担っているというなり。
もしかしてこれって結構一般的な話だったりするなりか?
コ○助は元々チョコレートを食べない(自ら進んで摂取することは無い)し、大の辛党のためカレーが甘いというのは我慢ならないということもあって、これまでの人生の中でチョコ入りのカレーに出会ったことがなかったなりよ。
でも世間的にはチョコ入りカレーは普通だったりするなりかね。
そこでちょっとインターネットで調べてみることに。
「チョコ」「カレー」のキーワードで検索してみたなりが、あまり情報が無い。
そんな中、有力な情報を2つばかり入手したなり。
まず、ワインフォーラムMMCさんのサイト
マスコットフーズというところが発売している(していた?)「田崎真也の赤ワインカレー」というレトルトカレーの話が紹介されているなり。
このカレーの隠し味にビターチョコレートが使用されており、「最初の一口は赤ワインとビターチョコレートとシナモンと酸味が強く感じられます」との評が。
このレトルトカレーは1個600円もする高級レトルトカレーらしいなりが、そんな高級品にも使われているなりね。
なるほど、なるほど。
そしてもうひとつ。
どこで見つけた情報か途中で分からなくなってしまったなりが、どうも森永製菓の「DARS」というチョコレートのパッケージの裏に「カレーに入れるとコクが出る」という記述があったとか。
なるほど、チョコレートメーカーがそう言うなら、多分本当に入れると美味しいのかもしれないなりね。
そんなことが分かってスッキリした昨日の夜。
近所のスーパーに行って買い物をしていると。
レジの脇に「チョコ1カケラがカレーをよりおいしくする」と書かれているチラシを偶然にも発見してしまったなり。
「チョコレートをいれておいしさアップ」「これはウマイ!ぜひおためしください」「5人前のカレーに板チョコ1枚」。
そんなチョコ入りカレーをアピールしまくりのチラシは、どうやら明治製菓が製作して配布しているもののようなり。
せっかくなので、どんなことが書いてるのか引用してみるなり。

【カレーにチョコをいれると『まろやか』になる。なぜ?】
 その理由はシチューに生クリームを入れるとおいしくなるのに似ています。チョコレートの原料は砂糖、カカオマス、全脂粉乳、そして油脂です。
 砂糖は甘みを付け(みりんと同じですね)、全脂粉乳はミルクですから蛋白によるまろやかさ(コーヒーにミルクを入れるのも同じですね)、油脂は脂の旨みとコク付け(ラーメンは脂がおいしさの決め手ですね)、そしてカカオマス。このカカオマスはアミノ酸や苦味成分(ピラジン類と言いますが)を豊富に含むため味に複雑さとコク味を与えます。

なんだか分かったような、よく分からないような(笑)。
でもまあチョコレートメーカーを中心に必死にチョコ入りカレーをアピールしている姿はよく分かったなり。
皆さんの家ではカレーにチョコ入れるなりか?
昔「ミスター味っ子」というマンガの中でカレーにインスタントコーヒーを入れるシーンがあって、今でも忘れられないでいるなりが、それと同じくらい、チョコ入りカレーはコ○助にとっては衝撃的だったなりよ。
甘党、そして甘いカレーが好きな人はぜひ一度おためしあれ。
って、カロリーがもの凄く高くなりそうなりが(笑)。
そして「最初から甘口のカレールーで作ればいいじゃん」という突っ込みも有りそうなりが。

2001年12月19日 (Wed)
最近やけに演劇づいているコ○助なりが、先日は東京タンバリンという劇団の舞台を見に行ってきたなり。
東京タンバリンは大手の劇団である青年団で活躍していた高井浩子さんが中心となって設立された劇団で、1995年の設立以来16本のオリジナル作品を発表し、小劇団の中ではかなり注目を集めている劇団なりよ。
青年団の平田オリザや、ナイロン100℃のケラリーノ・サンドロヴィッチらが高い評価をしている劇団でもあるようなり。
本題とは関係ないなりが、平田オリザは土曜日にTBS系で放送されている「ブロードキャスター」に良く出演しているので、演劇に興味がない人でもご存知の方も多いかもしれないなりね。
コ○助は平田オリザの戯曲をいくつか読んだことがあるなりが、演劇素人のコ○助が読んでもなかなか面白いものがあったなり。
文庫本でも平田オリザの戯曲はたくさん発売されているはずなので、単純に読み物としても、機会があればぜひぜひ。
ケラリーノ・サンドロヴィッチは今や劇作家の巨匠とも言われるなりが、バンドブームの頃には「有頂天」というバンドで「ケラ」の名前で活動をしていたり、ばちかぶり(田口トモロヲが所属)、筋肉少女帯(大槻ケンヂが所属)、人生(後の電気グルーヴ)、たま、カステラなどを輩出した音楽レーベル「ナゴム」を主宰するなど、かねてから多方面に渡って活躍を続けている人なり。
コ○助はナイロン100℃の舞台を見に行ったことがあるなりが、あまりに面白くて卒倒しそうになったなりよ。
本格的に「演劇って面白いかも」と思い始めたきっかけがナイロン100℃の舞台だったこともあって、かなりコ○助の中では強烈なインパクトが残っているなり。
なので、ケラリーノ・サンドロヴィッチはそれ以来コ○助的にはお気に入りの劇作家となっているなりね。
で、まあそんな演劇界の巨匠たちが注目している劇団が東京タンバリンというわけなり。
そうそう、それと今年東京のパルテノン多摩で行われた「第14回小劇場フェスティバル2001」という催しで、支援隊特別賞なる賞も受賞しているとか。
どんな賞なのかはよく分からないなりが、まあとにかく徐々に注目を集め始めている劇団と言えるなりね。
見てきたのは「コウエンデ」という作品。
公園を舞台に、何の事件があるわけでは無いなりが、そこを行き交う17人の登場人物からなる物語なり。
ふつう17人も登場人物がいると、「あれ?この役の人はなんだっけ?」などと人物の相関が分からなくなりがちなりが、そこは演出や脚本がしっかりしているからなのか、とても分かりやすく、そしてとても面白い作品だったなり。
結構友人・知人で演劇をやっている人が多いので、小劇場の舞台を見に行くことが多いなりが、だいたいこの人物の描き方が巧くないパターンにハマってしまっているところが多いように感じるなりよ。
キャラクターが活きてないというか。
きっとこの辺の演出力が、大きくなる劇団と、そうでない劇団の分かれ道のような気がするなり。
あくまで演劇素人の、コ○助の戯れ言なりが(笑)。
小劇場から大きくなった劇団の代表格としてキャラメルボックスなどが挙げられると思うなりが、みんな最初は小さいところから始まったなりよね。
東京タンバリンもそうやって大きくなっていかないかなぁ、としみじみ。
なんだか東京タンバリンなら大きくなれるような気がするなり。
これもあくまで演劇素人の、コ○助の希望でしかないなりが(笑)。
数多くある小劇団の中でもキラリと光る東京タンバリン。
機会があればぜひ。
そしてコ○助は今日もキャラメルボックスの「ブリザード・ミュージック」という舞台を見に行ってくるなり。
ヤバいなりねぇ。
演劇を見始めてまだ2年くらいなりが、段々ハマって来たなり(笑)。

2001年12月18日 (Tue)
手元になぜかパントマイムの本があるなり。
買った覚えはないし、コ○助は自分でパントマイムをやるほど愉快な人では無いので、コ○助の家にこの本があること自体が謎なりが、なぜかポツンと本棚の隅に置いてあるなり。
1994年に発売された「おしゃべりなパントマイム」(カンジヤマ・マイム著、大月書店)という本なりが、何の気無しに読んでみると意外とこれが面白い。
例えば「パントマイムとはどういう意味か」。
どういう意味かなんて考えたことも無いなりね。
まず「パント」の部分。
「パン(Pan)」はギリシャ神話に出てくる「上半身は人間、山羊の角と足を持っており、森林などに住む『すべての』生き物を司った神」のことで、その神のことを古代ギリシャ語で「パントス(Pantos)」と言っていたらしいなり。
「パントス(Pantos)」は「すべての」という意味で使われ、他にも「Pan」「Pant」「Panto」と表記することから、「パントマイム」の「パント」はこの「すべての」という意味で使われているわけなり。
そして「マイム」。
「マイム」も古代ギリシャ語の「Mimos」という言葉から来ており、「真似する」という意味だとか。
「パント」と「マイム」を合体させると「すべてのものを真似する」という意味になるわけなり。
なるほど。
他にも以前若者の間で流行した「ブレイクダンス」やマイケル・ジャクソンの「ムーン・ウォーク」はパントマイムの動きをもとにしているということ、チャーリー・チャップリンの映画や「ロボ・コップ」にもパントマイムの動きが多く取り入れられていることなどなど。
結構「なるほど」と思うところが多いなりよ。
たまたま見てみたわりには面白い本だったなり。
と、言っても決してこの本の中心であるパントマイムの動きの説明を実際にやってみたりはしないなりが(笑)。
あくまで読み物として面白い、ということなり。
ところで、パントマイムといえば、たいしてパントマイムに興味の無かったコ○助でも知っているマルセル・マルソー。
マルセル・マルソーはフランス出身の「パントマイムの神様」。
そしてそのマルセル・マルソーに魅せられ、日本のマルソーと呼ばれた故・マルセ太郎。
コ○助は何かのテレビ番組で数回マルセ太郎のパントマイムを見たことがあるなりが、非常に面白かったのを記憶しているなりよ。
動物模写、特に猿の真似をする芸は素晴らしかった。
今年1月に亡くなられてしまい、コ○助はマルセ太郎のパントマイムがもう見られないと嘆いていたなりよ。
それくらい、魅力ある芸だったなり。
日常生活の中でパントマイムを見る機会というのは、そうそう有るものではないなりが、見れば「おお、凄い」と素直に思えるなりよね。
歴史的に見ると紀元前から続くパントマイムという芸。
日本のパントマイムをやる芸人さんたちも少ないと聞くなりが、どうかこの芸が無くなるようなことがありませんように。
そして日本にもマルセ太郎のような偉大なパントマイム芸人がもっと現れますように・・・。

2001年12月17日 (Mon)
モトヤエクスプレスが熱い。
1996年にオープンして以来、静かにブームを起こしてきたモトヤエクスプレス。
メディアへの露出が増えてきたこともあって、東京ではジワジワと熱を帯びてきているなり。
モトヤエクスプレス、ご存知なりか?
フランチャイズ展開をしている、エスプレッソマシーンを積みこんだ車を使った屋台形式の本格カフェのことなり。
東京では代官山の1号店のほか、麻布やお台場、表参道、吉祥寺などなど。
東京近郊だと神奈川県の東戸塚や栃木県の宇都宮。
ちょっと離れて大阪にも出店しているようなり。
コ○助は東京の数店舗に行ったことがあるなりが、どこも行列していることがしばしば。
コーヒーの味ももちろん、ユニークなメニューも魅力たっぷりなお店なりよ。
例えば「十番」というメニュー。
モトヤエクスプレスの定番メニューとして人気の高い「十番」。
簡単に説明すると、ホットミルクにこしあんを溶かして、上にきなこを振りかけたものなりが、これが絶品。
コーヒーでは無いなりが、独創的なメニューでとても美味しいなり。
また、コ○助はまだ飲んだことが無いなりが、「ハワイアンアイスコーヒー」というのも人気メニューだとか。
「ハワイアンアイスコーヒー」は練乳入りアイスエスプレッソで、エスプレッソの苦みと練乳の甘さが絶妙にマッチしているらしいなり。
屋台という特性上、寒い今の時期はアイスはちょっと厳しいかな、ということもあってコ○助は敬遠しているなりが、早く飲んでみたい一品なり。
そうそう、モトヤエクスプレスのコーヒーは、豆が普通のものと違うらしいなりよ。
世界各地から厳選された豆を数十ヶ月熟成させるという、世界で唯一の製法を確立したコクテール堂というメーカーから提供されているようで、香りや味のキレが他のコーヒーとはひと味違うというなり。
しかも、モトヤエクスプレスのエスプレッソのために作られた「ストラベッキオ」という豆を使用しているとか。
どういうふうに美味しい、という表現は難しいなりが、確かにエスプレッソも美味しいなりよ。
こだわり抜いて作られたものが美味しくないわけないなりか。
モトヤエクスプレスは将来的には屋台式店舗の車ごと海外進出を狙っているようで、エスプレッソの本場・イタリアへの出店計画もあるらしいなり。
車と営業許可さえ下りれば、あとは1人か2人で営業できてしまうなりからね。
海外進出もあっさりと成し遂げてしまいそうな予感が。
まだまだ店舗数が数えるほどしか無いなりが、徐々に店舗数も増えているようなので、スタバやタリーズといったカフェに飽きてしまった方は、ぜひともお試し下さいなり。
ハマること間違いなしなり。
余談なりが、コ○助はNarinari.comの運営をしながら、モトヤエクスプレスの店舗を持つのが密かな夢だったりするなり(笑)。
やりたいなりねぇ・・・カフェ・・・。

2001年12月16日 (Sun)
たまには旅行に行きたいと思う今日この頃。
皆さんは年末年始、どこか行かれるなりか?
この時期だとやっぱり温泉とかが良いなりよね。
雪見ながら、露天風呂に入ってくいっと一杯。
夢のようなりねぇ・・・。
コ○助は基本的には旅行は大好きなりが、Narinari.comを始めてからはなかなか行くことも叶わず。
まあ適当に1〜2日くらいなら休んでも良いような気はするなりが、そこまで踏ん切りが付かなかったり。
なので、いつも旅行のパンフレットやチラシなどを見て、この旅行に行きたい願望を昇華させているなり。
うむむ。
それで昇華しきれているのかどうかは分からないなりが、旅行のパンフレットやチラシって面白いなりよね。
コ○助は暇つぶしによく見るなりが、旅行パックの名称を見ているだけで結構お腹いっぱいに。
例えば、とある旅行社のチラシの日帰り旅行パック部分を見てみると。
「笑う門には福来る!!日光猿軍団とまっかな完熟いちご狩り食べ放題」
「房総お花畑でポピー摘み 10本お土産付き 南房総食道楽伊勢海老・ほたて貝・サザエの踊り焼食べ放題とウニ、イクラ、まぐろの海鮮丼」
「関東の三大師 佐野厄除け大師お参り 宇都宮餃子・水餃子・酢ブタ風料理・菜包・チャーハン・スープ食べ放題と栃木の「とちおとめ」狩り食べ放題」
ちょっと長すぎなりねぇ・・・。
この旅行パックの名称で全てが分かるのは確かなりが、それにしても(笑)。
日帰りのパックだと食べ放題系が多いなりね。
いちごや海鮮モノなど、産地で新鮮なものを食べることができるという意味では、贅沢な旅行なりが、なにも宇都宮まで行って「チャーハン・スープ食べ放題」じゃなくても・・・。
他にも東京からわざわざ山梨まで行って「ケーキ食べ放題」をウリにしているパックなども。
なぜ「ケーキ食べ放題」・・・。
東京にも無数にあると思うなりが・・・。
なんて突っ込みを一人でニヤニヤしながらしているわけなり。
人には見られたくない光景なりねぇ。
コ○助は小さい頃、こういった日帰りパックで旅行に行ったことが1回だけあるなり。
たしか「梨もぎ放題」というのがウリだったなりよ。
子供のコ○助は梨大好きッ子だったので、かなり楽しみにして行ったなり。
ところが。
実際に行って梨をもぐところまでは良かったなり。
「好きなだけもいで下さい」と言われ、たくさん梨をもいでいたなりが、これを持ち帰るには別途料金がかかるというなりよ。
いわゆる釣り堀方式なりね。
釣るのはご自由に、持ち帰る時は1匹○○円という感じで。
確かに「もぎ放題」と書いてあるだけで、「食べ放題」「持ち帰り放題」とは書いていなかったなりが・・・。
子供ながらに、大人の汚い世界を知ってしまい幻滅したコ○助は、以降二度とパック旅行なんて行くものかと決意。
日帰りのみならず国内だろうが海外だろうが、パック旅行と聞くと敬遠する大人になってしまったなり。
そんなことがあったので今でも「この売り文句、本当かよ」と懐疑的な姿勢を持ってしまっているなりが、最近のはそんなに悪いものでは無いなりかね。
旅行パックの名称通りのサービスが提供されるなら、面白そうなのも多々あるだけに、その実状が知りたいところなり。
ま、良かったら旅行パックで「ヤラれた!」というような話があれば、ぜひ教えて下さいませ。