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<今日のなりなり>
2001年10月8日〜15日

 

2001年10月15日 (Mon)
久しぶりに衝動買いをしてしまったなり。
しかもオモチャの衝動買い。
勢いでオモチャを買ったのはNHKで以前やっていた海外ドラマ「恐竜家族」に出てくる「ベイビー」というキャラクターのトーキング人形以来かも。
あれも今となっては埃をかぶりつつあるなりが、まあ衝動買いしたものなんてそんなものなりよね。
昨日。
友人とファミレスで話していると、友人がカバンの中からとあるオモチャを取り出したなり。
「良いもの買ったんだよ」。
そう言いながらコ○助に見せてくれたもの。
それはトミーから発売されている「BIT CHAR-G(ビットチャージー)」。
簡単に言ってしまうと、6cm程度の大きさのラジコンなり。
もともと小さい頃からコ○助はラジコンの類が好きなりが、小さい頃はおいそれと買ってもらえるようなものでは無かったし、大人になったら遊ぶ場所もないので自然と興味が無くなっていたなり。
でも、「BIT CHAR-G」を見て沸々となにか心に蘇って来るものが。
この「BIT CHAR-G」はわずか2,980円という価格が魅力的。
もちろん遊ぶ場所を選ばない小型というところも素敵なところなり。
友人はカバンから取り出した「BIT CHAR-G」をファミレスの机の上に。
コントローラー部分に車を合体させると充電が開始され、わずか45秒で充電が完了。
ファミレスのテーブルの上でおき、「前後ボタン」と「左右ボタン」で構成されたコントローラーで操作すると、非常に小回りが利きながら動き回るなりよ。
そんなファミレスなんかで、子供じゃあるまいし・・・。
そう思うかもしれないなりが、「BIT CHAR-G」のパンフレットには使用場所として「食卓」「学校」の他に「ファミレスで」とバッチリ記載されているなり。
いや、だからといって子供っぽいとは思うなりが。
まあお許しあれ。
「BIT CHAR-G」は、小型電動モーターカー「ビットレーサー」というオモチャのラジコン版。
今年、子供達の間で「ビットレーサー」は凄く流行っていたらしいなり。
なんでも「ビットレーサー」は「マイクロビー」という、携帯電話のバイブなどに使われるモーターを利用した小型のモーターカーで、レースなどをして楽しむものだとか。
ミニ四駆がさらに小型になったような感じなりね。
そんな「ビットレーサー」をラジコン化したものが「BIT CHAR-G」というわけなり。
この「BIT CHAR-G」を見て一瞬にして虜になってしまったコ○助はすぐさまオモチャ屋さんへ。
現在「ホンダS2000」「スカイラインGT-R R34」「マツダRX-7FD」「トヨタセリカ」の4車種がそれぞれ2色ずつ、全8種が発売されているなりが、オモチャ屋さんには「スカイラインGT-R R34」「マツダRX-7FD」「トヨタセリカ」が2色ずつ、計6種しか店頭に置いていなかったなり。
「ホンダS2000」が欲しかったコ○助は、ちょっとガッカリしたので店頭に置いてあった「西部警察ミニカーセット(5台 ¥2,500)」に浮気をしそうになったなりが、ここはグッと堪えて「スカイラインGT-R R34」のブルーを購入。
「BIT CHAR-G」はいくつかのパーツで構成されており、自分で組み立てる必要があるなりが、それもわずか5分程度で終了。
コントローラーに電池を入れ、車をコントローラーにセットして45秒待てば準備完了。
開封後わずか10分足らずで遊ぶことができるなり。
操作もコントローラーに「前後ボタン」と「左右ボタン」しか無いので非常に簡単。
机の上で走らせるも良し、フローリングの上を走らせるも良し。
「BIT CHAR-G」の走りは小気味良く、確かにラジコンを操作しているという実感が伝わってくるなりよ。
本当に2,980円という価格が嘘のような完成度の高さなり。
きっと好きな人は改造とか施してレースなどをするものだと思うなりが、コ○助は単純に自分が操作したものが動いているというだけで楽しいなりよ。
なので、もう大満足。
久しぶりに良い買い物をしたと思ったなり。
「BIT CHAR-G」は初年度販売目標は50万個だとか。
かなりトミーも気合いが入っているようなりが、この低価格にして高性能なら、この目標もアッという間に超えそうな気がするなり。
皆さんも息抜きがてら動かしてみると楽しいなりよ。
ぜひ遊んでみて下さいなり。
それにしても最近の子供は楽しそうなオモチャがいっぱいで羨ましい限りなり。

2001年10月14日 (Sun)
世の中デフレと言うなりが、こんなところまで安くなるとは思わなかったなり。
最近、格安結婚式場が流行っているとか。
昨年頃から関西に出現しはじめ、今年の2月に東京・外苑前にオープンしたのを皮切りに続々と登場し、いまやひと月で100組も挙式を行う結婚式場が出てくるほど盛況なのだとか。
ひと月100組というと1日3組強なりか。
毎日ビッチリ結婚式が行われている計算のようなり。
これだけ多くの結婚式が行われているということは、恐らく結婚情報誌などでは以前から取り上げられていたりしていると思うなりが、コ○助はいまだに結婚情報誌なんぞ見たこともないのでそんなブームが起きているとは思わなかったなりよ。
コ○助自身に結婚の予定が無い上に、コ○助の25歳前後の友人の中に結婚したか、もしくは結婚の予定がある人も1人としていないので現在の結婚式事情にはサッパリ疎いなり。
さすがにいまだにゴンドラに乗って現れるスタイルの結婚式が流行っているとは思わないなりが、電車内にある中吊り広告なんかを見てみると、東京で有名な結婚式場である「日本閣」や「東郷記念館」「椿山荘」あたりでは普通に100万円くらいはかかるみたいなので、「結婚式は金がかかるなぁ」というのがコ○助の認識だったなり。
有名ホテルでの結婚式だともっとかかるようなイメージなりね。
あ、でもこれは披露宴込みだからなりか。
食事代とかが高そうなりよね。
純粋に結婚式だけだったらそこまで高くないなりよね、きっと。
東京は高いところも多いなりが、たぶんそこまで高くないところも多いはず。
それにしたって10万とか20万円くらいはかかるのではないかと。
でもこの格安結婚式場と言われる流行りの結婚式場は、どこもだいたい5万円以下。
5万円なりよ、5万円。
ポケットマネーですぐにでも結婚式を挙げられてしまいそうなり(笑)。
とてもこの無収入状態で結婚できたものでは無いなりが・・・。
テレビや雑誌でよく見かけるようになった格安結婚式場、ご存知なりか?
コ○助は先日テレビで見て、「これはイイ!」とちょっと感激したなりよ。
格安な割にはシステムがとても素晴しい。
とりたててすぐに結婚する予定とかは無いなりが、ちょっと今後のためにチェックしておいても良さそうな感じなり。
例えば、東京と大阪に展開している「チャペル・ブレス・アス・オール」。
ここの価格は4万8,000円。
どんな結婚式なのかと思ったら、ちゃんとチャペルで牧師が付いて、列席者もデフォルトで18名(最大50名)、80〜100種類から選べるウェディングドレスにタキシードのレンタルは当然付いているし、写真撮影もあるみたいなり。
設備を見てもこぢんまりとはしているものの、新しいこともあって綺麗だし、悪くなさそうなりね。
また、東京と神戸に展開している「リル・レーヴ」。
こちらもサービスの内容は「チャペル・ブレス・アス・オール」と大差ないようなりが、店舗数がこちらの方が多いみたいなり。
こういった格安結婚式場。
格安で有るが故に、新しい需要を生んでいるようなり。
例えば、これまで経済的な事情で結婚式をせずに籍だけ入れていた老夫婦が記念に結婚式を挙げてみたり、友人や両親にお金を出し合って結婚式をプレゼントしたり。
こういったプレゼントのような新しい利用法ができたのは面白いなりね。
経済的に苦しい若い人にとっても、少しでも安く式を挙げれば新婚旅行なんかにお金をかけることができるのでよろしいかと。
この格安結婚式の後は飲食店でのパーティー形式での披露宴とかにすれば、かなり安上がりな感じがするなり。
まあ従来の大がかりな結婚式もコ○助はそれはそれで魅力を感じるなりが、こういうこぢんまりとしたのも悪くないかな、と。
一生に一度の大舞台だと思えばド派手にやってみたい気もするなりが(笑)。
なんか、こう結婚式は何度も挙げられない(金銭的にも倫理的にも)というイメージを植え付ける意味では、ド派手にやった方が良いような気もするなり。
離婚の抑止力として(笑)。
結婚する前から離婚云々を見越して結婚式の計画を立てるのも虚しいものがあるなりが・・・。
ま、なんでも選択肢の幅が広がるのは良きこと。
高いものもあれば安いものもある。
高いものだけじゃ辛いなりよね。
そういう意味で、格安結婚式場の誕生に拍手を送りたいなり。
一過性のブームに終わることなく、末永くサービスを継続していって欲しいものなり。

2001年10月13日 (Sat)
無い無い無い!
リモコンが無い!
朝、目が覚めたらテレビのリモコンがどこにも無いなり。
コ○助は朝起きたらまず最初にテレビを付けて、しばらくまどろむのが毎日の習慣なりよ。
なので、ベッドに横になりながらリモコンでテレビを付けて、まどろむ時間がないと1日が始まった気がしないなり。
昨日、いつものように枕元にリモコンを置いて寝たはずなりが、朝起きてみたらどこにもリモコンが無かったなり。
無いわきゃ無い、と思いながらも仕方なく起きあがってテレビの電源を入れたなりが、一度起きあがってしまうとコ○助は再びまどろむことができないので、もう朝が台無しなり(笑)。
やっぱり起きたらすぐ枕元のリモコンでテレビを付けてまどろむ。
これがコ○助の理想なり。
で、まあリモコンがないと一日の生活が不便で仕方ないのでそれから探し始めたなりが、全然部屋に見あたらない。
コ○助の部屋は、たまにブラックホールにでも直結してるんじゃないかと思うくらいものが無くなるなり。
もちろん、コ○助の妄想でしか無いなりが(笑)。
本、ハサミ、お気に入りの洋服、眼鏡、CDなどなど、本当に「あるべきはずのところ」に無いことがたくさん。
コ○助の部屋が必要以上に散らかっているわけでも無く、ある程度は「使ったら元あった場所に戻す」ようにしているなりが、それでもどこに行ったか分からないものってたくさんあるなり。
現在行方不明なのは友人から借りたコミュニケーションパルというPDAと、PHSの充電器。
「友人から借りた物無くしちゃだめじゃん!」とか思うなりが、本当に困っちゃうなりよ。
PHSの充電器も気が付いたらどこにもなくて、もう1ヶ月近く電源が入っていない状態が続いているなり。
もうダメじゃん(笑)。
どなたか見かけたら教えて・・・と言いたくもなるくらい、自分で部屋を探しても見あたらないなり。
どこに持ち出したわけでも無いのに、何でなりかねぇ。
そうそうリモコン。
結局30分くらい探しまくった結果、洗濯機の脇に落ちているのを見つけたなりが、なぜそこに落ちていたのかがサッパリ分からない・・・。
よっぽど昨日は疲れて寝惚けていたとしか考えられないような場所に落ちていたなり。
う〜む、謎。
もしかしてコ○助は夜中に起きあがってリモコンの場所を移動させてるんじゃないかと疑いたくなるような場所なりよね。
狭い自分の部屋で、物を無くすのってコ○助だけでは無いと思うなり。
思う、というか、皆さんもそうであって欲しいなり(笑)。
だって、そうでなかったらコ○助は間抜けすぎ・・・。
いつも無くした物を探す時に思うことがあるなりよ。
例えば「リモコーン!」とか呼ぶとビューン!と風を切って手元にやって来てくれれば良いのに、と。
同様に「メガネ!」とか言うと眼鏡が飛んでくる。
って、そんな子供じみた発想はダメなりか(笑)。
それは極端だとしても、「リモコーン!」と呼ぶと、リモコンがその声を音声認識でキャッチ。
「ピーピー!」と自ら音を鳴らし、自分の居場所を知らせるサインを発するとか。
リモコンに直に付いている機能でなくても、リモコンに外付けすることで、そんな機能が付加されたら良いなぁ、なんて思うなり。
コ○助が思い描いているその装置は、シールみたいな形状。
簡単なマイクとマイクロチップのようなもので構成されているなり。
まず、マイクに向かって単語を1つ話しかけ、登録するなり。
リモコンにその装置を貼り付けるなら「リモコン」、ハサミに貼り付けるなら「ハサミ」と。
単語の登録は1つだけで、同じ声で無ければ反応しないなり。
そしてリモコンやハサミにシールで貼り付ける。
で、どうにもリモコンが見あたらない時とかに、「リモコーン!」と呼ぶと「ピーピー!」とか「ボクハココダヨ!」と音が鳴るなり。
それはそれで不気味な気もするなりが(笑)。
そんな下らないことを、いつも無くしたものを探している時に考えたりしているなり。
だって、探し物をしている時間って完全に無駄な時間じゃないなりか。
それを少しでも無くす方法は無いかなぁ、と思ってしまうなりよ。
なら、いつも同じ場所に物を置く努力をしろって(笑)。
それはそうなりが・・・。
正論過ぎてぐうの音も出ないなり・・・。
でもそれができたら苦労しないなり・・・。
そして今日もコミュニケーションパルとPHSの充電器を探すべく、同じところを何度も何度も探すコ○助だったなり。
嗚呼、無駄すぎ。

2001年10月12日 (Fri)
テレビを回していたら、映画「漂流教室」が始まったなり。
「漂流教室」は1987年に楳図かずおの原作を大林宣彦監督が映画化したもの。
出演は林奉文(子役)、南果歩、尾美としのり 、三田佳子、小林稔侍などなど。
音楽は久石譲が担当、主題歌には今井美樹。
なかなか気合いの入ったスタッフで製作された作品なり。
大林宣彦監督って日本映画界の中では大物に分類されるようなりが、結構好き嫌いが分かれるなりよね。
コ○助は大林宣彦監督がこれまでに製作した31本の映画の中の数本しか観たことがないなりが、「転校生」「青春デンデケデケデケ」はそこそこ面白かったものの、他の作品に関してはちょっとイマイチ感を抱いていたなり。
全ての作品を観てもいないのに、どうこう言える立場ではないなりが、数本観た感想としては「場所」とか「母性」とか、なにかこう観る人にとってはどうでも良いところに固執しすぎているという感じがして仕方がなかったなり。
「場所」というのは、例えば「尾道三部作」「新・尾道三部作」なんて言われるように、特定の場所にこだっていること。
「母性」というのは、少年が主人公のものの多くはマザコンっぽかったりして、「なんだこいつは」と思わずにいられないこと。
コ○助が観た作品には、少なくともこんな傾向があったように思うなり。
あくまでコ○助の主観なので、大林宣彦監督ファンの方、お気を悪くしたらごめんなさいなり。
まあそんなわけで、コ○助のあまり好きな映画監督では無いなりね。
コ○助が「漂流教室」と出会ったのは小学生の時。
近所にあった貸本屋で楳図かずおの原作本を借りてきたのが最初だったなり。
もともと、コ○助は楳図かずおの漫画が好きだったなりよ。
「神の左手 悪魔の右手」や「おろち」、「まことちゃん」や短編集などなど、当時単行本になっていた作品はだいたい読んだように思うなり。
あのおどろおどろしい独特な絵のタッチが、本当に小さい頃には怖かったなりよ。
たぶん今読んでも怖いなりが(笑)。
そんな楳図かずお作品の中で最も好きで、最ものめり込んで読んだのが「漂流教室」だったなり。
簡単なストーリーはこんな感じなり。
ある日、大和小学校862人(教師と生徒の合計)が、学校ごと未来に飛ばされるなり。
飛ばされた先の学校は恐怖と混乱に満ちており、自殺する人や半狂乱になった人に殺される人、生徒同士の対立によって殺される人、災害で死ぬ人、食料不足で餓死する人などなど、本当に次から次へと人が死んでいくなり。
確か最終的には862人のうち100人前後しか生き残らなかったような。
そして話の最後は救いようのないまま終わってしまったような気がするなり。
ここはちょっと明確には覚えていないなりが。
これだけ聞くと、殺戮漫画と勘違いされてしまうかもしれないなりが、実際には「絶望的な状況でどうやって生き残るか」というテーマの中での、人間の心理描写が非常に上手く描かれている作品だと思うなりよ。
隔絶された空間で生き残るために子供同士が殺し合う。
その点は映画「バトルロワイヤル」にも通じるものがあるなりが、「漂流教室」はさらに登場人物が多く、大人も入り交じっている上に外的要因(自然災害や怪物の出現など)が付加されることによってさらに恐怖感が増している感じなり。
登場人物が多いわりには、人物描写が丁寧で分かりやすいなりね。
「漂流教室」が連載されていた当時、「絶対に映画化は不可能」と言われていたらしいなり。
それくらいスケールが大きく、長いエピソードなのでとても2時間くらいの枠に収めることができないだろうというのが、そう言われた所以だと思うなり。
この漫画の連載が終わったのが1974年。
それから13年の時を経て映画化されたのが大林宣彦監督の「漂流教室」だったなり。
見終わった感想は一言。
「ひでぇ」。
こんな酷い映画、久しぶりに観たなり(笑)。
原作を知らないで観ていたらもしかしたらもう少しまともな映画に見えたかもしれないなりが、原作の素晴らしさを知ってしまっているだけに、この映画には涙が出てきたなりよ。
もちろん感動してじゃないなりよ。
今から14年も前の作品ということで、チープな映像の合成技術などには目を瞑らなければならないなりが、それをさっ引いてもとても許容できる作品では無かったなり。
大林宣彦監督なりの工夫は随所に感じることはできたなりが、でもその工夫のどれもが成功しているとは言い難いものが。
人物描写は薄っぺらいし、唐突に場面転換しすぎるし。
う〜む。
ちなみに、この「漂流教室」。
1997年に「Drifiting School」というタイトルで、アメリカで映画化されたこともあるようなり。
コ○助は未見なりが、どうもこれも観るに耐えない作品だとか。
原作の良さを引き出せば、絶対に素晴らしい作品になると思うのに。
この世界観の映像化は、今の海外のCG技術をもってすれば可能だと思うなりよ。
そして素晴らしい作品に仕上がることは間違いないと思うなり。
どこか本腰を入れて、数百億円くらいの製作費で映画化してくれないなりかねぇ。
大林宣彦監督の「漂流教室」があまりに寂しい出来だったので、そんなことを夢想してしまうコ○助だったなり。
皆さんも映画は観なくて良いので、漫画の「漂流教室」をぜひぜひ。

2001年10月11日 (Thu)
秋なりねぇ。
10月になってすっかり寒くなってきて、東京もすっかり秋めいてきたなり。
皆さんのお住まいの地域はいかがなりか?
東京ではさすがにまだ紅葉はしていないなりが、スーパーに行くと秋を感じさせるものがたくさん並んでいるなりね。
やっぱり目が行くのは食べ物コーナー(笑)。
松茸、柿、栗、ブドウ、イチジク、梨、サンマ、サツマイモなどなど、本当に食べるものがたくさん。
全く種類が異なるもの同士なので、なかなか比較が難しいところなりが、あえて挙げるとすればコ○助は秋の味覚の中ではサンマが1番好きなり。
脂が乗った秋のサンマ、本当に美味しいなりよね。
サンマ漁は8月頃から北海道根室沖で操業開始。
北海道の8月後半あたりはもう初秋といっても良いかもしれないなりね。
その頃からサンマの群れは餌のプランクトンを追って南下を始めるなり。
餌を食べながら南下していくので、南下して行けば行くほど脂が乗って太って行くなりね。
10月〜11月頃にサンマの群れが千葉県銚子沖に到着し、そこで終漁に。
したがって、一番脂が乗っている銚子で水揚げされたサンマはこれからが本番というわけなり。
皆さんはサンマはどんな食べ方が好きなりか?
一番オーソドックスなのはやはり塩焼きなりか。
サンマの塩焼きに大根おろし、そしてすだちをかけて食べるなんてのは最高に秋の味覚を堪能している気分になるなり。
サンマにすだち。
レモンではやっぱり物足りなさを感じるので、すだちにはこだわりたいところなり。
ちなみに、スーパーや魚屋でサンマを買う場合には以下の点に注意して選んでみると良いらしいなり。
・太っている。
・頭が小さく見える。
・下あごの先端が黄色がかっている。
・エラが赤みを帯びている。
購入の際の参考までに。
宮城県気仙沼市の「けせんぬま『さんま』まつり」や宮城県女川町の「おながわ秋刀魚収穫祭」なんかでは毎年サンマの塩焼きの食べ放題をやっているようなりね。
今年はもう9月に終わってしまったのが残念なりが、ちょっと一度は行ってみたいなりね。
サンマが水揚げされる漁港でのお祭りで、サンマの塩焼きを食べ放題。
こりゃ最高なり。
でも。
塩焼きももちろん美味しいなりが、せっかく新鮮で脂が乗った美味しいサンマが食べられる秋にはやっぱり生で食べるのも良いかと。
昔は生のサンマは水揚げされた漁港でしか食べることが出来ないと言われていたなりが、最近は流通の発達もあって結構どこでも食べられるようになったなり。
コ○助は基本的に青い魚の刺身(サバ、イワシ、アジなど)が好物なので、サンマの刺身、そして寿司なんてのは大好物だったりするなり。
なので、この秋は毎年楽しみなりよ。
サバやイワシの刺身や寿司は通年食べることができるなりが、生のサンマはこの時期限定なりからね。
喰わないわけには行かないなり。
コ○助が好きなのは単純な刺身ではなく、たたきにしたもの。
サンマの刺身を買ってきて少し細かめに切り、ネギと生姜、ミソを入れて混ぜ合わせたものを醤油に付けて食べるなり。
これが最高に旨い。
ご飯がいくらあっても足りない感じなり。
素材の一番美味しい時期を逃すことなく食べる。
これって最高の贅沢なりよね。
最近は冷凍技術の発達もあって、結構1年を通してサンマも食べることができるなりが、冷凍モノじゃない方がやっぱり美味しいじゃないなりか。
秋のサンマを喰わずして冬を迎えられるか、という感じなり。
あー、サンマ喰いたいなりね。
今晩のおかずはサンマに決定なり。

※※※余談※※※
コ○助の近所のスーパーでは売っているのを見かけたことが無いなりが、サンマは干物にしても美味しいなりよね。
今回は秋のサンマを楽しむという話にしたかったので干物については触れなかったなりが、サンマの干物、好物の方っているなりか?
コ○助はかなり好きなりが、売っている店があまり無いのが悩み種なり。
機会があれば皆さんもぜひ。

2001年10月10日 (Wed)
財布を洗濯してしまったなり。
今までしこたま溜めてきた薬局のスタンプカードや、銀行の振り込みカード、もらった名刺やサービス券、払おうと思って入れてあったNTTや電気の請求書の類までみんなダメになってしまったなり・・・。
特に薬局のスタンプカード。
500円で1つスタンプを押してくれて、30個貯めると500円分の商品と交換してくれるものなりが、コ○助はこのスタンプカードを10枚貯めて持っていたなり。
それが洗濯されたことによってスタンプのインクが全て落ちてしまい、真っ白なスタンプカードに・・・。
あんなにスタンプがぎっしりと詰まっていて壮観だったのに、洗濯したらデフォルトの真っ白な状態に戻ってしまったなり(笑)。
半年くらいかけて貯めたスタンプカード。
5,000円分の買い物ができたスタンプカード。
はぁ。
ヘコみまくりなり。
もらった名刺とかは破れてしまっているものもあって、どうにもならない状態に。
コ○助に名刺を下さった皆様、本当に申し訳ありませんなり。
名刺を財布なんかに入れておくからいけないなりよねぇ。
お札は幸いにも生きていたので良かったなりが、他の紙モノはほぼ全滅に近いなり。
請求書の類も使えなくなってしまったので、1ヶ月の滞納が決定(笑)。
NTTや東京電力さん、申し訳ありませんなり。
故意の滞納ではありませんなり・・・。
まあ落としたわけでは無いので、手元にクレジットカードやキャッシュカードなどはちゃんとあるのでそれほど気を落とすことでは無いのかもしれないなりが、でもやっぱり薬局のスタンプカードが(笑)。
ごくたまに、本当にツイてない時ってあるじゃないなりか。
コ○助の昨日は、まさにそんな日だったなり。
他にも。
久々に料理をしようと思ってスーパーに行ったなりよ。
いろいろと材料をカゴに入れてレジで支払いの時。
「2,042円になります」。
サッとお金を払おうと思ったら。
財布を洗濯してしまったため、買い物に行くときにコ○助はお札しか持っていかなかったなりね。
お札はドライヤーで乾かしたらアッという間に生き返ったので持っていくことができたなり。
ポケットからお札を取り出してみると、夏目漱石が2枚。
あとはいくら探しても、小銭も無ければ他のお札も無い。
42円足りないじゃん(笑)。
仕方がないので買う物を1つ外してもらって購入したなりが、夕方6時の混雑したレジでもの凄く恥ずかしいものがあったなり。
自分の不注意とはいえ、ツイてないなり。
財布さえあれば小銭なんていくらでも入っていたのに。
帰宅して、気を取り直して料理をしようと支度を開始。
材料を切って、鍋に火をかけようとすると。
火がつかない・・・。
コ○助が住んでいる部屋のコンロは、たまに全く火がつかなくなることがあるなりよ。
ガスは供給されているなりが、着火させる装置がちょいとイカれてるみたいなり。
でも昨日の朝まではちゃんと火がついていたので頑張って何度もチャレンジしてみたなりが、ウンともスンとも言わない。
材料まで切ったのに(笑)。
この細かく刻んでしまった肉や野菜の類をいったいどうしろと・・・。
電子レンジでの調理も考えたなりが、切ってしまった材料でできる電子レンジメニューがイマイチ思いつかなかったので断念。
せっかくけんちん汁作ろうと思ったのに。
ツイてないなり。
そしてコ○助は寂しくコンビニ弁当を購入しに行ったなり。
昨日は本当にツイてなかったなり。
元はもちろん自分の不注意ではあるなりが、重なる時はいろいろなことが重なるなりね。
他にも細かいところでは、洗い物をしていたときに茶碗を割ってしまったとか、散歩していた可愛い気弱そうなチワワに吠えられたとか、干して置いた洗濯ものが雨でちょっと濡れてしまったとか。
なんだか地味にツイてない1日だったなり。
今日は良い1日になりますように。
そしてどうか今日はコンロの火がつきますように・・・。

2001年10月09日 (Tue)
もうスパムメールだらけなり。
Narinari.comで公開している「webmaster@narinari.com」のメールアドレスには、日に十数通のスパムメールが来るなりよ。
Japan.internet.comのスパムメールに関する調査によると、週に受信するスパムメールの数は5通以下という人が圧倒的に多いなりが、週に30通以上という人も全体の1割近く存在しているようなり。
コ○助もこのヘビーな1割の中に入っているなりね。
また、全体の69%の人がスパムメールに対して「悪い印象」、29%の人が「何も感じない」と答えており、「良い印象」と答えた人は皆無。
まあこれは当然なり。
コ○助のところに来るスパムメールは、海外から来るメールが半分くらいで、もう半分は国内のエロサイトやねずみ講ちっくな怪しい商売を持ちかけてくるメールといったところなり。
Yahoo!Japanによると、スパムメールの定義は以下の通り。
・内容に関わらず、複数の人に対して勝手に送り付けられるメール
・ニュースグループやサーバーリストから送られてくる自分に関係のないメール
・心あたりのないメールや希望しない商用メール
要は出所不明、自分にメールが配信されることに心当たりが無いメールということなりか。
ほぼコ○助が考えているスパムメールの定義と同じものなり。
なので「読み終わったら5人の人に送って下さい」系のチェーンメールもスパムメールの一種なりね。
でもこれがスパムメールだと気が付かない人がいまだにいるようで、ごく最近でも何通かチェーンメールが送られて来るなりよ。
しかも凄く昔に流行った「鉄腕DASH」のメールだし(笑)。
まだ流れてんのかよ!
長いよ!
と、三村風に突っ込みを入れてみたり。
ホームページを運営されていて、メールアドレスを公開している方ならほぼ間違いなくスパムメールは送られてくるものだと思うなりが、コ○助のところに来る最近のスパムメールは何やら異常に重いものが多いなり。
先日海外から送られてきたスパムメールは、2時間の間に同じところから12通も送られて来たなりが、そのどれもが添付ファイルが付いていて、ひとつの添付ファイルが全て400〜600KBくらいある酷いスパムメールだったなり。
だいたい、普通のスパムメールは可愛いもんじゃないなりか。
いちいち送られてくること自体が鬱陶しいなりが、でも容量が1KBとか2KB程度のものだったら、まあ黙認もできるなり。
でも400〜600KBなりよ。
それを10分おきに送りつけやがって。
ISDN回線のコ○助には拷問以外の何ものでも無かったなり。
あまりに非常識極まりないので怒りのメールでも送ってやろうかと思ったなりが、スパムメールに返信はしてはならないというのが常識なので、ここはグッと我慢して放っておくことに。
まあしばらくしたら送られてこなくなったので良かったなりが、本当に困っちゃうなりよね。
他に多いのはやはりエロサイトのスパム。
「男なら誰でも興味のある女性の私生活を24時間監視・・・」なんていうオーソドックスなエロサイト紹介のスパムから「友人がすごいアイコラを作ったんです。この出来があまりに素晴らしいので紹介したくてメールしてみました」というような、一見普通のメールっぽい内容のエロサイト紹介のスパムまで、本当にいろいろなところから送られてくるなり。
エロサイトもあの手この手で大変なりね(笑)。
この普通のメールっぽいスパムの場合、本当にコ○助に対して送っているかのような錯覚を起こす文章だったりするので、一瞬間違えてURLをクリックしてしまいそうになることも。
まあURLをクリックするだけならさほど問題はないかと思うなりが、行った先には必ずexeファイルをダウンロードさせてダイヤルQ2に接続させるタイプのエロサイトがあるなり。
って、やっぱり一度は見てしまうのが男の悲しいサガなり(笑)。
そこからexeファイルをダウンロードするような愚行はしないなりが、まあどんななのかなーとは思っちゃうじゃないなりか。
ちょっと思うだけなりよ。
ほんのちょっとなり。
そんなコ○助のエロ心の話はどうでも良いなりね。
スパムメールに対する効果的な対処法というのは、残念ながら現在はまだ無いなりね。
あるのはメールアドレスをむやみに外部に漏らさないという自己防衛と、削除し続けるという努力のみ。
最近はプロバイダの方でメールの受信拒否設定をできるところも増えてきたようなりが、それも結局はいたちごっこなのでさほど効果は無いかもしれないなり。
早くスパムメールを効果的に撃退できるような仕組みができないなりかね。
全く困ったものなり。

2001年10月08日 (Mon)
先日、コ○助の友人が旅行に行くというので、コ○助のデジカメの中から三洋電機のデジカメ「DSC-X200」を貸してあげたなり。
「DSC-X200」は二〜三世代くらい前のデジカメで、85万画素と今のデジカメと比べたら非力な感は否めないなりが、丸みを帯びたかわいいデザインと瞬時に起動する動きの良さでコ○助は愛用しているなり。
旅行に行った友人は「スナップ写真が撮れれば良い」「普通のカメラも持っていくのでサブ的に取れれば良い」というので、そういうことなら画素が低くてもそれほど問題はないかな、と思って快く貸してあげることにしたなり。
「デジカメの写真をプリントしようと思っても、画素が低いのでたぶん上手くプリントできないと思うので、ちゃんと普通のカメラでも撮るんだよ」。
そんな風に一応釘も刺しておいたなりよ。
ところが。
旅行から帰ってきた友人は「旅行中の写真はこのデジカメでしか撮らなかった」と言うなり。
なんでも、一応普通のカメラも持っていったなりが、カメラを使い分けるのが面倒臭くなり、撮ったその場で写真が確認できて楽しいデジカメに全てを一任してしまったとか。
しかも一緒に旅行に行った家族から「早く写真が見たい」とせがまれているいうなり。
ちなみに友人の家族の家にはパソコンが無いなりね。
じゃあデジカメの写真見れないじゃん。
でも家族に「旅の想ひ出」をせがまれて困っている友人を放っておく訳にもいかないし・・・。
こうなったら手段はひとつしか無いなりね。
画素が低いデジカメで撮ったにも関わらず、デジカメプリントサービスに出してみるしか無いなり。
でもコ○助はこのサービス自体を利用したことが無いし、ましてや85万画素ごときで果たしてどれくらいの画質になるのか皆目検討がつかず、かなり不安なものが。
このデジカメの中にある3つの画質モードの中で、幸いにも全ての写真が最高画質で撮影されていたので、ここに期待してみるしか無さそうなり。
とりあえず近所の写真屋さんへ。
若いバイトのお兄ちゃんが店番をしていて、いかにも頼りない感じだったなりが、仕方ない。
85万画素でも果たしてプリントできるかどうかを聞いて見ることにしたなり。
すると「お受け付けはできますが最低でも100万画素無いと酷い画質になると思います」。
ガーン!
分かっていたこととはいえ、ちょっとショックなものが。
さらに「止めておいた方がよい」という店員さんのアドバイスを聞き入れて、この日は断念。
とぼとぼと家に帰ることにしたなり。
どこかでテストプリントをしてくれるところがあれば良いなりが・・・。
無料で1枚プリントして見せてくれれば、安心してプリントに出すことができるのに。
そこで、オンラインデジカメプリントサービスをしているところで、テストプリントをしてくれるようなところを探してみることにしたなり。
まずはオンラインデジカメプリントサービスの大手富士写真フィルムの「FDiネットサービス」。
インターネットを経由して最大40枚まで1度に注文を受付、受け取りは近くの写真屋さんというサービスなり。
オンラインで注文できるくせに、郵送はしてくれないなりね。
イマイチなり。
そして、テストプリントのサービスは無し。
次にコダックの「Print@kodak」。
こちらは宅配はしてくれるものの、テストプリントは無し。
その他にもコニカの「オンラインラボ」あたりも見てみたなりが、やっぱり大手は無料のテストプリントサービスみたいなことはしていないなりね。
う〜む、やはり1度試しに有料でプリントに出してみるしか無いなりか・・・。
そう思い始めていた時に、見つけたなりよ、無料で1枚に限りテストプリントをしてくれるところを。
グットパルという新潟の会社がやっているサービスで、「銀塩写真プリントお試しキャンペーン」を行っているなり。
注意書きに「写真品質をお望みなら撮影時に最低でも1280×960ピクセル、すなわち130万画素以上で撮影された画像をお送り下さい」と書いてあったのがちょっと不安だったなりが、プリント代も送料も無料なりからね。
とりあえず注文してみることにしたなり。
待つこと1週間。
ワクワクしながら見てみると・・・。
おお、スナップ写真程度だったら全然問題ないプリントに。
目を凝らしてじっくり見れば、低画素のデジカメらしくテラテラとしている感はあるなりが、でも芸術写真を求めるわけでなければ全然問題無いかも。
85万画素のデジカメでスナップ写真くらいだったら十分な感じなので、100万画素を超えたらバッチリかもしれないなりね。
この後、友人の旅行の写真を補正した上で注文に出したのはいうまでもないなり。
デジカメプリントサービスは便利そうだな、と思っていても、なかなか注文するのが面倒臭かったりして試してみたことが無い人もいるはず。
そんな人にはお勧めのサービスなり。
ぜひぜひ。