今日のなりなり。の過去ログなり。

 

8月24日〜8月31日

8月31日
とある飲食店にて。
コ○助の隣の席で女性が二人、何やら興味深い話をしていたなり。
女性A「最近インターネットやりまくってるんだよね」
女性B「あ、私もー。パソコン買ったばかりの時は全然見なかったけど、今は結構楽しいかも」
女性A、女性Bともに、パッと見た感じでは20代中盤くらいの、OLといった感じなり。
最近は女性でも普通にインターネットの話くらいはするなりよね。
実に良い時代になったものなり。
昔はインターネットとボソッと言うと「何それ?」と聞き返す女性が多かったのに。
まあ女性ユーザーが増え続けているのは数字上でもちろん知っているので特に驚きはしないなりが、実際に日常会話でインターネットのことを話す女性を見るようになっているんだなぁ、としみじみ。
女性B「いつもどんなところ見てるの?」
女性A「そうだなー。チャットとかは全く興味がないからやったことも無いんだけど、掲示板とかはよく見てるよ」
まあここらへんはオーソドックスな会話なりね。
女性A「あ、あと日記を書いているところとか」
女性B「あ、私もそういうところ良く見る〜」
お、日記系サイトなりか。
侍魂」の大ブレイク以来、日記系サイト花盛りなりからね。
女性を魅きつけるためには、やはり日記系なりかね。
コ○助ももっと日記っぽいこと書いてみるなりかねぇ。
「8月3日、今日はパソコンの前で一日中更新作業していたなり。」
「8月10日、今日はパソコンの前で一日中更新作業していたなり。」
「8月25日、今日はパソコンの前で一日中更新作業していたなり。」
みんな同じになっちゃうじゃないなりか(笑)。
「今日のなりなり。」は日記じゃないのか、という声を良くいただくなりが、厳密にはコ○助は日記だとは思っていないなりよ。
スタンスとしては、コ○助が皆さんに投げかける雑談であって、特にその日の事とかを綴ったものではないなりよね。
日記のように、「その日でなければならない理由」がある文章でも無いし。
まあそれは良いとして。
日記系サイト、女性に大人気のようなり。

女性A「えっと、最近見始めたページがあるんだよね。なんていったかな。侍・・・日記だ。そう、侍日記」
女性B「侍日記・・・、聞いたことないなぁ。どんなページなの?」
おい(笑)。
一瞬「侍魂」のことだろ、と思ったなりが、そういうところもあるのかな、と思ってしばらく話を聞いてみることにしたなり。
女性A「うんとね、たれぱんだの事を面白く書いたりね、クリスマスに孤独だとかね。あー、あと面白かったのは変なロボットの話。そういう感じの文章」
女性B「ふ〜ん、どんなだろう」
コ○助もこの説明だけ聞いていたらきっと何のサイトかサッパリ分からないなりね。
まあこの女性Aの発言を聞く限り、この人が言っているサイトは「侍魂」の事で間違いないようなり。
女性A「なんかね、書いてる人は22か23くらいの人なんだけど、きっと変な人なんだよー。だって変なことしか書いてないもん」
女性B「へー。基本的にホームページとか持ってる人って変な人なんじゃないのー」
おいおいおい(笑)。
なんたる偏見。
一度だけ「侍魂」の管理人である健さんとはお会いしたことはあるなりが、決して変な人ではないのでこの女性たちは完全に偏見を持っているなりね。
悲しいところなり。
女性B「じゃあそのページ見てみるからさ、アドレス教えて」
女性A「えっとね、なんか分かりにくいんだ。検索とかで『侍日記』って打てば出てくるよ、たぶん」
女性B「わかった。『侍伝説』ね」
えー、「侍日記」でも「侍伝説」でも無いなり(笑)。
まあいずれ分かるとは思うなりが、それにしても「侍魂」恐るべし。
数千万ヒットを叩き出すというのは、どれくらいの影響力があるのか興味があったなりが、実社会で偶然隣に座った人たちが話題にしているくらいなりから、もの凄い影響力なのかもしれないなりね。
ふぅ。
本当に凄いなぁ、としみじみ思ったなり。
そして、いつかはNarinari.comも・・・なんて夢を見てみたり・・・。
まだまだ頑張らなければならないなりね。
皆さん、これからもよろしくお願いしますなり。

8月30日
コ○助がホワイトアスパラが好きだというと、怪訝な顔をする人が多いなり。
そう、ホワイトアスパラ。
これ、結構嫌いな人いるなりよね。
少なくともコ○助の周りでは、「好き」と答える人は皆無なり。
コ○助も決してグリーンアスパラが嫌いだということでは無く、もちろんグリーンアスパラも好きなりが、でもアスパラといえばコ○助の中ではホワイトアスパラだったりするなりよ。
そもそも、グリーンアスパラとホワイトアスパラ、何が違うのかご存知なりか?
種類自体は同じものなりが、異なる栽培方法によってグリーンとホワイトに分かれるなりね。
グリーンアスパラは日光をたくさん浴びるように栽培されて生き生きとした緑色に、ホワイトアスパラは日陰で日光が当たらないように栽培されて不健康そうな白になるなり。
したがって、栄養価も当然グリーンアスパラの方が高いなり。
ホワイトアスパラにはビタミンCが少量あるだけなりが、グリーンアスパラにはビタミンA、B1、B2、C、カルシウム、鉄分、ニコチン酸など栄養素がたくさん含まれおり、非常に身体にも良い食材となっているなりね。
そう思うと、ホワイトアスパラがグリーンアスパラに勝っているところは、恐らくどこも無いような。
だいたい、日本ではホワイトアスパラってほとんど缶詰以外でお見かけすることって無いなりよね。
北海道の一部では普通に生のホワイトアスパラがスーパーで売っているようなところもあるようなりが、少なくともコ○助の生活圏のスーパーにはどこにも置いてある店は無いなり。
なので、ここら辺も新たな「ホワイトアスパラマニア」を生み出すことの出来ない状況かと。
コ○助は過去に1度だけ、ホワイトアスパラを生で調理してもらったのを食べたことがあるなりよ。
これが缶詰で食べるホワイトアスパラに比べたら雲泥の差。
非常に、非常に美味しい食材だったなり。
以来、コ○助は「ホワイトアスパラマニア」になってしまったなりが、悲しいかな東京では高級スーパーに行くか缶詰でしかホワイトアスパラには出会えない。
なので、缶詰のホワイトアスパラで我慢をしているなりが、やっぱり可能なら生のホワイトアスパラを食べたいところなり。
缶詰のホワイトアスパラ。
嫌いな人に言わせると「グニャグニャやわらかい」「味がない」「風味もない」「高い」。
なるほど、どれも間違ってないなり(笑)。
でもよーく、じっくりと味わって食べるとホワイトアスパラ独特の風味があって、それがコ○助は大好きだったりするなり。
あと、高いのも非常にネック。
先日コ○助が数店舗のスーパーでチェックしたところ、15,6本くらい入っている缶詰が500円近くするなりよ。
これはちょっと高い。
おいそれと料理に使えないなりよね。
ん?
そういえば、ホワイトアスパラを使った料理ってあまり食べたことがないような。
たいがいはサラダで出てくるだけなりよね。
以前フジテレビ系の「料理の鉄人」で「アスパラ対決」としてフランス料理の名店「トゥール・ダルジャン」のシェフと陳建一が戦っていて、その中で「トゥール・ダルジャン」のシェフがホワイトアスパラを調理していたのはうっすらと記憶しているなりが、それ以外にホワイトアスパラを使った料理ってあまり見たことが無いなり。
「こんな料理に入ってるよ」とか、「こんな使い方すると美味いよ」とか、そんな情報があったら教えて下さいなりね。
グリーンアスパラとホワイトアスパラ。
では、世界的に見るといったいどちらがポピュラーなりかね。
海外ではアスパラ自体は古代ギリシャの頃から食用として使われていたらしいなりが、主流だったのはホワイトアスパラだったようなり。
これはヨーロッパ諸国の王侯貴族がこぞってホワイトアスパラを「高貴な」食材として扱っていたからで、何やら恋人への贈り物として通用するほど、珍重されたのだとか。
一種のステータスシンボルという側面もあったようなり。
現在では王侯貴族の食べ物というわけではなく、普通の一般家庭でも様々なかたちで料理されているようなりね。
もちろん、ホワイトアスパラは缶詰ではなく生で。
特にフランスとドイツ、ドイツの中ではさらに絞ると旧東ドイツだった地域でホワイトアスパラの栽培が盛んだとか。
なので、今でもポピュラーな食材としてホワイトアスパラは根付いているなりね。
日本にアスパラという植物がやってきたのは江戸時代も後半に差し掛かった1780年頃。
オランダ人が観賞用に持ち込んだのが最初だと言われているなり。
観賞用のアスパラ。
あまりコ○助は想像したこと無かったなりが、なるほど、アスパラはツクシのように大地からピンと伸びるように生えるので、結構観賞用でも面白いかもしれないなり。
今はあんまり観賞用でアスパラ育てている人はいないような。
もしかして園芸界ではポピュラーだったりして・・・。
日本での食用としてのアスパラが栽培されるようになったのは明治時代の後期頃から。
当初はヨーロッパ諸国での「ホワイトアスパラはステータスシンボル」との考え方までも伝わっていたのか、ホワイトアスパラの方が主流だったらしいなりよ。
日本でもそんな時期があったとは。
これはかなりの驚きなり。
ところが、ホワイトアスパラは少しでも日光に当たると風味が落ちてしまい、あまり美味しくなくなってしまうという性質を持っているため、栽培に非常に手間がかかるとか。
そういったこともあって、徐々に栽培がホワイトアスパラに比べるとラクなグリーンアスパラに取って代わられたようなり。
でも、いくら栽培に手間がかかるとはいえ、今の日本だったら手間がかかってももっと栽培されていたって良いような。
どうしてどこのスーパーでも手に入る、というような食材にならないなりかね。
単純に日本では缶詰のイメージが強くなりすぎて、生のホワイトアスパラを販売しても全く売れないというようなことがあるなりかね。
だとしたら、ホワイトアスパラの缶詰はかなり罪が重いような。
う〜む、生のホワイトアスパラ、美味しいのに・・・。
今はシーズンじゃないのでどちらにしろ手に入れることはできないなりが、来年の春、またシーズンになったら生のホワイトアスパラを手に入れるべく北海道にでも行きたいところなり。
皆さんはいかがなりか?
ホワイトアスパラ嫌いなりか?
嫌いという人にこそ、一度は生のホワイトアスパラを食べてみて欲しいものなり。
これ、本当に美味いなりから。
機会があればぜひ。

8月29日
コ○助は基本的にはテレビや雑誌で紹介され、「美味い店」と言われている店には行かないなり。
テレビや雑誌で紹介され、人気が広がった店なんかがたいがい行列ができるほど混雑しているなりが、中には「なんでこの店が!」と思うところもあるじゃないなりか。
もちろん、本当に美味しくて評判になり、常に行列ができている店の方が多いとは思うなりよ。
でも、中にはどういう基準でテレビや雑誌に選ばれているのか謎としか言いようのない店も存在しているのは、悲しいかな否めない事実だったりするなり。
以前、コ○助は美味しいとんこつラーメンの店として複数の媒体で紹介されている店に行き、行列に加わったことがあるなり。
この時もコ○助は積極的に行った訳ではないなりが、友人に誘われて仕方なく付いていったなりよ。
でもまあ30分くらい並んで、そろそろ順番が来るかなという頃には結構ウキウキしていたなり。
そのとんこつラーメンの店はスープが自慢だとかで、とある雑誌では「東京で味わえる最高クラスのとんこつ」と紹介されていたと友人が言っていたなり。
まあ「最高クラス」とまで言われたら、少しは楽しみにしたいじゃないなりか。
コ○助も結構ラーメンにはうるさい方で、いろいろな店を食べ歩いていた時期もあったなりが、今まで東京で食べたとんこつラーメンの店で「最高に美味い!」と思ったところは2,3くらいしか無く、なかなか美味しいとんこつラーメンの店に巡り会えないでいたなりよ。
そういうこともあって、ほんの少しは期待しているところもあったなり。
そして、いよいよコ○助たちの順番。
店に通されてカウンターの席へ。
注文したラーメンがコ○助たちの目の前に並ぶまで10分弱。
調理する時間は悪くないなり。
見た目は非常に美味しそうで、評判に違わぬ感じ。
さあ、食べるぞ!と意気込んでまずはスープを一口。
ん?
んん??
か、辛いなり・・・。
まるでコ○助の血圧を上げて早死にさせる気かと思わせるくらい、塩辛い。
完全にスープの分量が違うような・・・。
隣で友人は黙々と食べ続けていたので、コ○助だけたまたま手違いがあっただけなのかもしれないなり。
ま、まあ人間が作るものだし、そういうこともあるなりよね。
続けて麺を一口。
麺は悪くないなり。
で、まあ最終的には全部食べきったなりが、最後には塩辛いのと、脂がギトギトにのっているようなタイプのラーメンだったので脂っこいのとで、なんだか気持ち悪くなってしまったなり。
スープがたまたま塩辛いのに当たってしまったとはいえ、全く美味いと感じることなく店を後にすることに。
まあ味覚というのは人それぞれなので、単純に「不味い!」と断じることはできないなりが、コ○助にとっては全然最高クラスの味じゃなかったなり・・・。
こんな出来事があって以来、コ○助はテレビや雑誌の「美味い店特集」の類を全く信用しなくなってしまったなり。
昨日そんなコ○助に、ラーメンを一緒に食べに行った友人から電話が。
「雑誌に美味しいステーキハウスの店が載ってるんだけど、一緒に行こうよ」。
彼はコ○助がラーメンで痛い目に遭った後、コ○助が雑誌を信用していないことを知っているくせに敢えて誘ってきたなりよ。
彼曰く「今度こそ大丈夫。絶対美味いから」。
だいたい「今度こそ大丈夫」という根拠のない自信はいったいどこから・・・。
その店に行ったことも無いのに「絶対美味い」とはこれ如何に。
本当にいい加減な奴なり。
でも、まあ彼が熱っぽく語るので、もう一度くらいなら騙されてやるか、と思って行ってみることに。
これには「ステーキやハンバーグの類なら、不味く作る方が難しいはず」との読みもあったなりね。
ただ、それだけに逆に「美味く作るのも難しい」とも言えるなりが。
コ○助たちはその店が午後5時開店と聞いていたので午後4時45分くらいに行ってみたなりよ。
すると開店前で、しかも午後5時という早い時間にも関わらず既に行列が。
彼が雑誌で仕入れた知識によると、そのステーキハウスはもともと肉問屋をやっていた関係で非常に美味い肉が安い値段で提供されるというなり。
なるほど、肉が好きで、かついかにも金持って無さそうな若者達が栄養を付けるべく行列に加わっているなり。
幸いにも午後5時15分には店内に入ることに成功。
狭い店ながら、清潔感があって雰囲気も悪くない。
聞けば開店から20年以上経っているというなりが、そんな古さもあまり感じさせない佇まいだったなり。
注文してからハンバーグなどを作り始めるというこだわりの店だったので時間がかかるのかと思いきや、15分くらいで注文したものが出てきたなりよ。
調理時間も悪くないなり。
そして何よりも注文したものを目の当たりにして驚愕。
200gのヒレステーキ、200gのハンバーグ、巨大な海老フライに付け合わせの野菜にライス、味噌汁。
計400gの肉が鉄板の上に横たわっているなり。
す、すげぇ・・・。
ステーキは焼き加減も素敵で、めちゃくちゃ美味い。
ハンバーグも、ハンパな美味さじゃないなり。
海老フライもデカすぎ!
もう食べきれないくらいの量だったなりが、なんとかたいらげ大満足。
食後にはコーヒーがセットで提供され、もう言うこと無かったなり。
このメニューでいくらだと思うなりか?
なんと、1,300円なりよ。
ぐわっ!安すぎ!
美味すぎ!安すぎ!ボリュームありすぎ!
いやはや、何も文句の付け所がない店だったなり。
そんなわけで、今回ばかりは友人に感謝したなりよ。
そして、雑誌もたまには役に立つなぁ、と再評価。
こういう店ばかりが紹介されているのであれば、実際に行列のできる店に行って並んでみても良いかなぁ、と初めて思ったなり。
いや、本当に初めてなりよ。
皆さんはテレビや雑誌で紹介されたような店に行くことあるなりか?
紹介されている中でも何かこう「美味い店」と「不味い店」を見極めるコツみたいなのはあるなりかね。
テレビや雑誌も巧く利用すれば美味しい店に出会えると思うと、そういったコツをつかみたいものなり。

8月28日
そろそろ安いデジカメが欲しいなぁ、と思う今日この頃。
コ○助はこれまで3台のデジカメを所有しているなりが、最近の安いデジカメはなかなか機能が向上してきてオモチャデジカメの域を脱しつつあるようなので、ちょっと興味があるなりよ。
コ○助が最初に買ったデジカメは富士写真フィルムの「FUJIFILM CLIP-IT DS-7」。
富士写真フィルムがデジカメ市場に参入第1弾として送り込んだ製品で、35万画素、スマートメディアスロット搭載と、当時のデジカメ市場に激震を与えた製品なり。
価格が定価で69,800円、これにパソコンとの接続キットなどを加えると実質8万円くらいするものだったなり。
今思えば、電池持ちは悪いし、本体デカいし、重いし、撮影枚数も少ないし。
なんだか不満ばかりなりが、でもこの製品が世に放たれた平成8年頃は、この製品はとても斬新で、すごく魅力的な製品であったことは間違いないなり。
今でもハッキリと記憶しているなりよ。
東京・新宿西口のヨドバシカメラ。
財布に10万円忍ばせて向かったコ○助は当時大学2年生。
友人が持っていたカシオの「QV-10」を見てたらもうデジカメが欲しくて欲しくて。
気が付いた時にはヨドバシカメラに向かったなりが、でも店頭で富士写真フィルムの「DS-7」を見かけてかなり悩んだなりよ。
確か売場の前をウロウロして、1時間以上汗をかきながら悩んでいたものなり。
「QV-10」は25万画素、「DS-7」は35万画素。
「QV-10」は内蔵メモリ2MB、「DS-7」はスマートメディアスロット搭載でメモリの拡張が可能。
「QV-10」は定価65,000円、「DS-7」は定価69,800円。
人気を二分したこの両雄、甲乙付けがたいものがあったなり。
でも結局友人が「QV-10」を持っていたということもあって、差別化をはかる意味も含めて「DS-7」を購入することにしたなり。
購入した後に、「やっぱりレンズが回転する『QV-10』を購入すれば良かった」と思ったのは秘密なりが。
で、まあ購入した後しばらくは物珍しさもあってパチパチと写真を撮ってみたなりが、そのうち「電池持ち悪い、本体デカい」という短所が理由で使わなくなってしまったなり。
この製品に関してはコ○助のポリシーを崩してまで購入してしまったなりよ。
「悩むなら買うな、買ったら迷うな」がコ○助のポリシーなりが、悩んだ挙げ句に購入し、買ってからも色々と不便だなぁと悩むことがしばしば。
やはりポリシーに反する買い物はあまり良くないと痛感させられた製品でもあったなり。
で、まあその後富士写真フィルムの150万画素の「Fine Pix 700」を中古で購入し、サンヨーの85万画素の「DSC-X200」を新品で購入し、計3台となったわけなり。
それだけあればもう必要ないじゃん、と普通は思うなりが、なぜかデジカメは定期的に欲しくなるなりよ。
まあ年を追うごとに性能がアップ、価格が下落した製品が出てくるので、どうしても目移りしてしまうなりね。
もちろん、本音を言えばもっと高価な、400万画素とは言わないまでも、200万画素は超えるようなデジカメは欲しいと思うなりが、いかんせん先立つものがない。
なので値段も手頃、性能もだいぶ上がってきた35万画素に触手が伸びるわけなり。
35万画素のデジカメ。
そう、今はこれくらいの画素数だったら1万円前後で購入できるなりよね。
これくらいの価格だと、ポケットに忍ばせておいたり、カバンに放り投げておくといった、ちょっと雑な使い方でも良いかな、と。
だいたい、液晶が付いていない方が頑丈なイメージがあるので、普段持ち歩くにはこういう低価格デジカメの方が良かったりするなり。
今、一番狙っているのは富士写真フイルムアクシアの「iX-1」。
今年の4月に発売された30万画素CMOSイメージセンサーを搭載したデジカメで、形が可愛らしいなりが、オモチャっぽくはない。
これだったらポケットに突っ込んで散歩とかしたくなるかも。
そんな感じなり。
次に狙っているのは同じ富士フィルムアクシアの「iX-20」。
こちらは普通のデジカメの液晶無しモデルといった外観で、35万画素CMOSイメージセンサーを搭載。
低価格デジカメとしては珍しくスマートメディアスロットを搭載しているのが特徴なりね。
他にもカシオの「LV-10」やマクセルの「WS30 SLIM」も悪くないなりが、Macに対応していないのが致命的なりか。
なので、富士フィルムアクシアの2機種がコ○助の中で一騎打ちとなっているなり。
どっちが良いなりかねぇ。
やっぱり手軽さで「iX-1」なりかねぇ。
でもこれまでスマートメディアを使ったデジカメを使用し続けていて、スマメだけはたくさん持っているので「iX-20」も捨てがたい。
それにしてもCCDとCMOSの違いはあるとはいえ、デジカメもずいぶんと安くなったものなり。
でも低価格デジカメはまだまだ画素が上がっていくなりよね。
そう思うとまだ買い時では無いような気もするし・・・。
う〜む、悩むところなり。
悩むなら買うなって(笑)。

8月27日
今思うと、コ○助の高校の時の担任の先生は恐ろしくマメで、とてもユニークな人だったなり。
コ○助が在学した高校は3年間の高校生活の中で高校1年から高校2年に切り替わる時に一度だけクラス替えがあったので、高校2年と高校3年の時は同じ先生が担任だったなりね。
コ○助は幼稚園から小学校、中学校、高校、予備校を経て大学、専門学校まで多くの学校に通っていたなりが、生涯で一番記憶に残っているのはこの高校の時の担任の先生だったなり。
記憶に残っているからと言って決して影響を受けたとか尊敬しているとか、恩師だと思っているということは一切なく、純粋に記憶に残っているだけなりが(笑)。
この担任の先生、コ○助が通っていた東京都杉並区の高校に赴任する前は、同じ東京都でもかなり離れたところにある青ヶ島という島の高校の先生をしていたなり。
なんでも、大学で教員免許を取得して、いざ東京都の教員採用試験を受けて合格したものの、採用枠の空いているところが青ヶ島しか無かったとか。
青ヶ島行きを拒めば向こう1年間は失業してしまうということで、嫌々青ヶ島に向かったらしいなり。
これって結構厳しいなりよね。
もちろん、青ヶ島が良いとか悪いとかという話ではなく、東京都区内に住み慣れてしまった人が青ヶ島という島で生活するというのはかなり大変だと思うなりよ。
とりあえず、25年間都会の中で腑抜けた生活を送り続けてきたコ○助では、たぶん青ヶ島の生活はできないと思うなり。
青ヶ島ではなくとも、自然の中で生活するのはちょっともう無理かもしれないなり。
都会は人間をダメにするなりからね。
コ○助はダメダメ人間なり(笑)。
その先生曰く、「青ヶ島に赴任して3日目には逃げ出そうかと思った」らしいなり。
でも海がシケていて、船が無かったので帰るに帰れなかったと。
観念してそのまま青ヶ島で教師として過ごすことを決意したのかと思いきや、赴任して1週間後には異動願いを出していたというなり。
いったいどんな環境だったなりかねぇ。
なんでも、夜10時くらいになるともう真っ暗で、全くやることが無い。
この時間を持て余すことが非常に苦痛だったとか。
でも、授業を中止して海に泳ぎに行ったり、釣りをしに行ったりすることなんてのはしばしばだったようで、赴任していた2年の間にずいぶんと心境の変化はあったようなりね。
そんな先生が出し続けていた異動願いが功を奏したのか、晴れて東京都区内の学校に赴任することができ、コ○助と出会ったわけなり。
この先生、暇だった青ヶ島の時代に身につけたのが学級新聞を作るということ。
青ヶ島でどんな学級新聞を作っていたのかは定かではないなりが、コ○助の実家には今でもこの先生が担任を務めた2年間で書きためた学級新聞が、全部で400号ほどあるなり。
2年で400号。
相当マメな人なり(笑)。
当時、高校生だったコ○助は全然この学級新聞には興味が無かったなりが、なぜか丁寧に全号保管してあったなりよ。
それを先日実家で見つけ、読み返してみると意外にも面白い。
コ○助は「今日のなりなり。」を書き始めて、毎日文章を書くのがこんなにも大変なんだと痛感しているので、当時担任の先生が日記のように発行し続けていた学級新聞も、相当苦労しながら書いていたんだろうなぁ、としみじみ。
ある日の学級新聞にはこんなことが書いてあるなり。
「久々に大学時代のサークル仲間に会った。7年前は大学生で若かったなぁ。あれからずいぶん経つのに今の私の体たらくは何なのだろう。醜く年ばかり取っていく。自分は学生時代と比較して本質的な意味での人間的成長があったのだろうか。惰性で生きていてはいかんな、と反省する。」
なんか、高校生に向けて言うにはあまりにも寂しい内容な気が(笑)。
イヤな大人なり。
また、ある日の学級新聞にはこんなことが。
「ふと外を見ると、素晴らしく天気が良い。独り身の私はこんな日は放射能検知の旅にでも出かけよう。気が付くと私は原付バイクに乗り、新潟に向かってひた走っていた。」
う〜む、かなり変な人なり。
こんなことも。
「私の基本的なスタンスは『来る者は拒まず、去る者は追わず』だが、これが女性に関しては『来る者は拒まず、去る者はちょっと追う」とならざるを得ない。今年の春休み、『積年の思いを今こそ!』と気合いを入れ、私の好きな人に会ってくれるように頼んだ。そしたら会ってくれるという返事をもらって私は有頂天に。しかしその数日後電話がかかってきて『やっぱり忙しくて会えない』と言われてしまった。気配を察知されてしまったのだ。」
恋愛の悩みを生徒にぶつける担任の先生、これ如何に。
学級新聞って、基本的にはお知らせ的なイメージじゃないなりか。
例えば遠足はどこに行くとか、そろそろ中間テストですとか。
でもこの先生はめちゃくちゃ私的な文章を延々と綴っているなりよ。
まだインターネットが普及する前のことなので学級新聞というかたちで自分の心情を吐き出していたのだと思うなりが、きっと今はホームページでも持っていれば確実に日記系のページをやっているに違いないなり。
この担任の先生は当時まだ20代だったということで、話題が若いのも特徴なりね。
恋愛の悩みとか、将来に対する不安とか、そういうのを学級新聞というかたちで表現していたわけなり。
手書きの学級新聞。
当時はバカにしてあまり真剣に読んだ事がなかったなりが、今見返すと当時の記憶が沸々と蘇ってきてかなり面白いものが。
今はこの学級新聞、かなり大事に保管しておきたい気分なり。
この先生も今は恐らく30代半ば。
そろそろ結婚したなりかねぇ、なんてことを考えながら学級新聞に読みふけってしまった日曜の夜だったなり。

8月26日
コ○助の手元に一冊の古い本があるなり。
「最新カタカナ語情報辞典」。
竹村健一が監修した1984年発行の本なり。
今から17年も前のこと。
竹村健一は前書きでこんなことを言っているなり。
「カタカナ語を見ていると未来が見えてくる」。
「未来の兆しは現代にあるわけで、その未来を見るための具体的なあらわれがカタカナ語だと思うのだ」。
なるほど、流行を取り込み、次々と現れる造語であるカタカナ語が、未来の世の中を先取りして表現しているというわけなり。
この本が発行されてから17年。
果たしてそこに今の世の中を予見したようなカタカナ語が、収録されているのか。
ちょっと興味があったので見てみることにしたなり。
例えば「エアドーム」。
こんな風に説明が書いてあるなり。
「コンクリートや鉄板の屋根の代わりに、特殊加工した布袋に空気を入れて平べったい風船上にして屋根をかけた建物」。
「アメリカでは、野球場やアメリカンフットボール場、陸上競技場などに実際に用いられている」。
日本に初めて登場した「エアドーム」施設は1988年に完成した東京ドーム。
なので東京ドームが完成する4年前の1984年には、それがどんなものなのか恐らく実際に見たことがある人はほとんどいなかったのだと思われるなり。
でもアメリカでの評判を聞いて、どんな施設なのかワクワクしながら「エアドーム」という言葉から連想していたなりよ、きっと。
コ○助は東京ドームのこけら落としの試合となった1988年3月18日のオープン戦、巨人ー阪神の試合を生で見に行ったなりよ。
巨人の江川卓投手の引退試合も兼ねていたこの試合は、B指定席で3,000円もする試合だったなりが、でも東京ドームがどんなものなのか、本当に興味津々で見に行ったのをよく覚えているなり。
確かに、あの東京ドームに入った時の衝撃ったら無かったなりね。
野球場で空が見えないというのは、本当に変な感覚だったなり。
後楽園球場にも何回か行ったことがあったので、なおさらそう感じたのかもしれないなり。
現在、日本では「エアドーム」施設はたくさんあるので、特に珍しいものでは無くなってしまったなりよね。
なので「エアドーム」施設に対する憧れや驚きも無いなりが、当時の人はどんなものなのか、思いを馳せていたわけなり。
例えば「カードテレフォン」。
こんな風に説明が書いてあるなり。
「公衆電話もついに硬貨なしで使えるようになった」。
「いままでは長距離電話や長時間通話の場合、小銭をたくさん用意しておく必要があったが、これでそのような手間もいらなくなる」。
日本に最初にテレホンカードが登場したのは1982年、対応する公衆電話が東京都内と全国の主要空港に設置されたのが最初で、1983年末までに全国には3,100台しか設置されていなかったというなり。
当時は、これからどんどんテレホンカードの需要が伸びていって、便利な世の中になるという青写真があったなりね。
確かに、テレホンカード登場から15年くらいの間は絶好調だったなりよね。
でも、携帯電話登場とともにテレホンカード利用者が激減。
今となっては、本当にあまり使用している人を見かけなくなってしまったなり。
わずか17年。
この間に栄華を極め、そして枯れていく。
なんだか寂しくなってきたなり(笑)。
例えば「電子メール」。
あれ、こんな言葉が17年前にもあったんだ、と正直驚いたなりが、読んでみるとちょっと違うものが。
こんな風に説明が書いてあるなり。
「高速ファクシミリで送受する通信文のこと」。
日本でファックスが初めて登場したのは1980年。
なのでファックス登場から4年ほどたった1984年は、ちょうど民間レベルでも徐々に普及してきた頃だったのかもしれないなりね。
今の「電子メール」とは全然違うなりが、確かにファックスで文字が送りあえるというのは、衝撃だったかもしれないなり。
現在、本当の「電子メール」全盛の世の中でファックスは廃れるかと思いきや、なにげにまだまだ活躍の場がたくさんあるなりよね。
17年前の段階ではこのファックスを中心とした「電子メール」が日本中に普及すると見ていたようなりが、それも当たっているような、当たっていないような。
惜しいところなり。
こういった、1984年から数年後に実現したものも多く書かれているなりが、面白いのは今見返してみると全然意味が分からないカタカナ語。
「未来に残ることができなかった」カタカナ語たちなり。
例えば、「クレナイ族」「サーロインステーキ症候群」「3タ」「3モ」「タケちゃんマンライス」「デモシカ留学」。
う〜む、何のことかサッパリ分からないなり。
「クレナイ族」とは、「かまってクレナイ、理解してクレナイ、愛してクレナイという自分がしてもらうことばかり考えている主婦を指す」。
「サーロインステーキ症候群」とは、「栄養過多と運動不足によって足腰の筋肉が脂肪太りするために引き起こされる病気や事故のこと」。
「3タ」とは、「タモリ、タノキン、竹村健一のこと」。
「3モ」とは、「タモリ、岸本加代子、柄本明のこと」。
「タケちゃんマンライス」とは、「牛乳で炊いたご飯の総称。正式名はミルクファイバーライス」。
「デモシカ留学」とは、「国内では身の処し方がなくて、仕方なしに留学すること」。
こうやって説明が書いてあるなりが、果たして本当に当時の人たちはこの言葉を普通に使いこなしていたなりかね。
か、かなり疑問な気が・・・。
きっと今の世の中にある言葉も、数年後、数十年後に振り返った時に「おいおい、なんだよその言葉は」とか思うようなものばかりだったりするなりかね。
来るべき将来に残すべく、コ○助も「今の言葉」でいろいろと文章を書いておこうかな、なんて思ってみたり。
ナウいとかイモとか、ゲロゲロとか、今普通に使っていたら将来見返した時に当時流行っていたと勘違いされてしまう恐れがあるので気を付けなければいけないなりね。
なんてことを考えながら、「最新カタカナ語情報辞典」を読んでいたなり。
何年か経って読み返すと結構ネタとして面白いものがあるので、この手の本は毎年購入しておくと楽しいかもしれないなりね。
ちょっと真剣に購入していこうかと、検討中なり。

8月25日
粥食べたい。
そう思ったコ○助は当てもなく街に繰り出したなりが、あれ、どこにも粥を食べさせてくれる店が無い。
コ○助が好きな粥は中華粥。
日本の粥のように、粥自体に味がついておらず、梅干しや昆布の佃煮を添えて食べたりするのも美味しいなりが、コ○助は具が入って、かつ粥自体にも味が付いている中華粥の方が好みなりよ。
なので、中華粥を食べさせてくれる店を当てもなく探していたわけなり。
でも、よくよく考えると、普通の中華料理店なんかではあまりメニューとして置いてあるところって無いなりよね。
コ○助の住む街には中華居酒屋風の店があるので、恐らくその店に行けば食べられた可能性はあったなりが、なにぶんそう思い立ったのが昼飯時だったので、まだ営業していなかったなり。
う〜む、この気持ちをどうすれば・・・。
うむ。
それならば自分で作るとするなりか。
スーパーで材料を買い込み、自宅に戻っていざ料理開始。
それではコ○助流中華粥のレシピをご紹介するなり。
用意するもの。
米、適量。
鶏ガラスープのもと(顆粒)、適量。
水、適量。
ねぎ、大量。
干しエビ、少々。
ごま油、少々。
「適量」とか「大量」とか、全然レシピになってないなりが、そこは男の料理なりからね。
適当でOKなり(笑)。
で、後は煮るだけなりね。
簡単すぎて料理と呼べないような気もするなりが、要はこのベースとなる粥に、どんな具材をトッピングするかが、中華粥の醍醐味だったりするなり。
実際コ○助は香港に1週間滞在していた時、毎朝粥専門店に通っていたなりが、その店ではベースとなる粥が大きな鍋で煮込まれていて、注文がある度に別の小さな鍋に粥を入れて、具材と混ぜていろいろな粥を作っていたなりよ。
コ○助がよく通っていた店は50種類以上の粥があって、全部食べてみることはできなかったなりが、豚の腎臓とか魚のすり身団子とか、まあ本当にいろいろなものがのせられた粥があったなり。
なので、この具材が中華粥のポイントになってくるわけなり。
そうそう、余談なりがコ○助は中華粥に欠かすことの出来ないと思っているものが5つあるなりよ。
油条、鹹蛋、皮蛋、ザーサイ、香菜。
この全てを一度に揃えて食べなければならないということではないなりが、でも一つでも欠けるとちょっと味気ないものに。
油条は小麦粉を練って細長い棒状にしたものを油で揚げたもので、薄切りにして粥に入れるなり。
要は揚げパンのようなものなりね。
中国や香港の朝食というと、粥+油条という組み合わせが最もポピュラーかもしれないなり。
鹹蛋はわらを燃やしてできる灰と酒、塩に水を加えたものにアヒルの卵を漬け込んだもの。
しょっぱい感じの卵で、粥の薄目の味にピッタリ合うなり。
皮蛋は日本でもおなじみのピータン。
ザーサイもおなじみなりね。
香菜はタイ料理ブームもあって最近はよくスーパーでも売っているのをお見かけするハーブの一種なり。
他にも粥に腐乳という豆腐を発酵させたものをのせたりして食べる人もいるなりが、コ○助は腐乳の臭いがどうしてもダメなのでここでは除外してみたなり。
今回は香菜が運良く手に入ったので、これを使うことにしたなり。
でもこれだけじゃ具材としては寂しいなりよね。
コ○助がよくやるのは、豚のバラ肉を豆鼓醤と紹興酒でちょっと炒めたものを粥にのっけるなりよ。
そして香菜とねぎを散らしてバッチリ完成。
下手な店よりも美味い粥が出来上がったのは言うまでもないなり。
と、いうか日本で外食をして食べられる粥って多くは蒸し鶏をのせたり、鶏肉を一緒に煮込んだ鶏粥が多いなりよね。
あまり凝った具材をあしらった粥を食べさせてくれる店が無かったりするなり。
香港みたいに粥専門店みたいな店、日本にももっとたくさんできないなりかねぇ。
どこかチェーン展開してくれれば良いのに。
ミスタードーナツがコ○助の知る中では唯一のチェーン店で粥を出す店なりが、まあ味は・・・。
中華居酒屋系ならば粥を出す店は結構あるなりが、純粋な食事として粥を出してくれる店ってほとんど無いのが現状だと思うなり。
ヘルシー志向な今だからこそ、どこかチェーン展開してくれないなりかねぇ。
粥がいつでも手軽に食べられる状況が欲しいものなり。

8月24日
なにやら巷で話題となっている、講談社から8月20日に創刊された「イブニング」という漫画誌を購入してみたなり。
「イブニング」はその名前から想像できるように、「モーニング」「アフタヌーン」という漫画誌を抱える講談社が、それら二誌に続けとばかりに力を入れる新雑誌。
「イブニング」の登場で、朝(モーニング)・昼(アフタヌーン)・晩(イブニング)が揃ったわけなり。
オッサンのネタのようなネーミングなりねぇ。
まあ誰もがそう思ったようで、結構このネーミングの件に関しては突っ込みを入れている人が多いように思うなり。
そんなことはどうでもよくて、「イブニング」はいったいどんな漫画誌なのか。
「イブニング」は、最近創刊された漫画誌の流れと同様、「過去の作品の続編」や「過去の漫画家の新作」を連載するタイプの雑誌なり。
新潮社の「週刊コミックバンチ」や実業之日本社の「コミック伝説マガジン」と同じ流れなりね。
ただ、「週刊コミックバンチ」などと違うのはそういった過去にヒット作を持つ作家陣の作品に加え、「モーニング新マグナム増刊」から移籍してきた作家陣の作品、「週刊ヤングマガジン」などに連載している人気作家陣などが上手い具合に混在しているところなりか。
コ○助は「週刊コミックバンチ」は創刊号と創刊2号だけ購入して、その後は購入を断念。
最初は「週刊少年ジャンプ」に連載されていた伝説的な作品「北斗の拳」の続編的な作品である「蒼天の拳」を見てみたいという動機で購入してみたなりが、どうも「懐かしさ」という部分以外に共感をすることができなかったなりよ。
まあコ○助の面白さに対する価値基準にはそぐわなかったかな、と。
「コミック伝説マガジン」に関しては言語道断(笑)。
「鉄腕アトム」を見たいと思って購入したなりが、あまりに絵もストーリーも酷く、とても読む気がしなかったなりよ。
なので創刊号だけで継続購入を断念。
この後、コ○助はこの種の「過去の作品の続編」や「過去の漫画家の新作」を連載するタイプの雑誌はもう二度と購入するまい、と心に誓ったなり。
なので、本当は「イブニング」も購入するつもりは全く無かったなりよ。
でも連載陣を見ていたら、佐藤マコトの「サトラレ」の文字が。
そう、本広克行監督によって映画化され、コ○助も思わず涙した映画「サトラレ」の原作なり。
コ○助はこの映画を観てからずっと「サトラレ」の原作を読みたいなぁ、と思っていたなりが、なかなか見ることができないでいたなりよ。
こりゃちょうど良い。
そう思って、とりあえずお試しという意味も込めて「イブニング」の創刊号を購入してみることにしたなり。
まあ得てして漫画誌なんてのは、こういう強力な作品が1つでもあれば購入の動機になるなりよね。
では、「イブニング」にどんな作品が連載されているかを、内容には触れずにちょっとご紹介なり。
例えば弘兼憲史の「ヤング島耕作」。
かの有名な「島耕作シリーズ」の最新作で、島耕作の新入社員時代を綴った物語なりが、その内容云々よりもヤングって。
例えば高倉あつこの「ハゲまして!桜井くん」。
これも「ハゲしいな!桜井くん」の続編にあたる作品なりが、某掲示板では「最も要らない漫画」「復活する必要のない漫画」と酷評されてしまっているなり。
コ○助の感想は・・・う〜む、微妙(笑)。
コメントは差し控えさせていただくなり。
例えば小林まことの「What's Michael!? 9巻め」。
猫マンガとして一世を風靡した「What's Michael!?」の続編なりが、今となって見てみるとこの作風はちょっと古くさいかも・・・。
これも微妙・・・。
他にもさだやす圭の「ああ播磨灘外伝」、秋月りすの「OL進化論出張版」、小田原ドラゴンの「おやすみなさい番外編 ぐっないケニー」といった、既存の作品の続編や番外編。
まあそれはそれでなかなか楽しむことはできるなりが、やはりオリジナルのイメージが強いのでなんともハンパな気が。
一方、「モーニング新マグナム増刊」からの移籍組や新作の連載漫画は、前述の「サトラレ」や、郷田マモラの「きらきらひかる2」、風間やんわりの「あつし渡辺の探訪びより」、安野モヨコの「さくらん」、田島隆+東風孝広の「極悪がんぼ」など、何の心配もなく楽しめたなり。
特にドラマが面白くて原作が気になっていた「きらきらひかる2」や、同じくドラマが面白かった「カバチタレ」の原作を描いた田島隆+東風孝広コンビの「極悪がんぼ」はなかなか。
これらの作品を読むだけでも、ちょっと購入して良かったかな、と思ったなり。
まあ面白さの基準なんて人それぞれ。
コ○助が面白いと思った作品でも面白くないという人は当然いるだろうし、逆にコ○助が面白くないと思った作品でも面白いという人は当然いるわけで。
コ○助は、漫画誌は連載陣の作品が全て面白いということは有り得ないと思っているので、70%くらいの作品が面白ければ継続購入することにしているなりよ。
その点、「イブニング」は悪くないなりね。
また、「イブニング」に連載されている漫画は全て一話完結なので、とても潔い。
このスタイルもコ○助は嫌いじゃないなり。
「イブニング」、実際に読んだ人いるなりか?
聞くところによると結構売れ行きも良いようなりね。
コ○助は次号も一応購入するつもりでいるなりよ。
皆さんはいかがなりか?
ちなみに創刊号は2冊ビニール入りで販売されているため、立ち読みができない仕様になっているなりね。
まあ発売から4日も経てば、きっと新古書店にたくさん並んでいると思うので、お試しの意味もこめて皆さんも話の種にぜひ。