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                                    8月16日〜8月23日
       8月23日 
        部屋にビデオテープが散乱しているなり。 
一本、二本・・・十本くらいなりか。
 
いつもこの光景を見るとゲンナリするなりよ。 
コ○助はテレビ番組や映画をビデオテープに録画して保存しておくということはほとんど無く、見たい番組が都合がつかなくてリアルタイムに見ることができない時だけビデオテープに保存し、後で見るなり。 
なので擦り切れるまで3倍速で思い切り録画を繰り返し、音や映像がビリビリするようになったら次のビデオテープへ。 
そんな感じなのでビデオテープを使い倒しているなりね。 
で、いつも使い倒したビデオテープをすぐに捨てれば良いなりが、なんだか忘れてしまうことがしばしば。 
気が付くと十本くらいは溜まっているというわけなり。 
一応テレビ台の下にビデオテープの収納スペースはあるなりが、そこにプレステ2やらNINTENDO64やら、ゲーム機を収納しているのでビデオテープを入れる場所が無くなっているため、ビデオテープは床に平積みにしてあるなり。 
それがたまに崩れてバラバラと。 
それを直さず何日も放置していると、アッという間にビデオテープが散乱しているなり。 
う〜む、男の部屋って感じなり(笑)。 
コ○助のように「テレビ番組は1回だけ見られれば良い」という人って結構いると思うなりよ。 
まあたまに保存したいかな、と思うような番組もあるなりが、普段は1回見たら上書きしてしまうという人。 
こういうコ○助のような人には、ビデオテープって結構不経済で邪魔だったりするなり。 
そこで。 
コ○助は今、非常にハードディスクレコーダーが欲しいなりよ。 
ハードディスクレコーダーにはパソコンに搭載されているハードディスクと同様のものが搭載されており、テレビ番組の録画に特化した機械のことなり。 
現在、コ○助の知っている範囲では、国内でこのハードディスクレコーダーを発売しているのはソニー、ビクター、パナソニック、東芝、日立、パイオニア、シャープの7社。 
アメリカなどではこの機械はかなり普及しており、多くの企業が参入しているようなりが、日本ではこの7社だけのようなりね。 
価格も性能も、メーカーごとにバラバラ。 
価格に関してはアメリカと比べると普及していないこともあってかなり高いなりよ。 
これがどうしても購入に二の足を踏んでしまう原因なりね。 
確認した中で最も安い価格帯なのはソニーの「Clip-On SVR-715(HDD 30GB)」とビクターの「HM-HDS1(HDD 20GB+S-VHS複合機)」。 
共に11万円前後が相場のようなりね。 
すでに発売されて1年近くが経っているので
だいぶ価格が下がってきているようなりが、それでもビデオデッキなどに比べたらずいぶん高価なものなり。 
例えばソニーの「Clip-On SVR-715(HDD 30GB)」。 
これで何ができるのかを簡単にご説明を。 
ハードディスクが30GBのモデルでは、VHS程度の画質のLPモードで約20時間、S-VHS程度の画質のSPモードで10時間、もっと綺麗な画質のHQモードで5時間の録画ができるなり。 
コ○助はあくまでその場で見られない番組を録画したいだけなので、画質には全くこだわりがないなりよ。 
なのでLPモードで約20時間録画できれば十分だったりするなり。 
ハードディスクレコーダーの最大の特徴はスリップ再生機能という機能。 
スリップ再生機能とは。 
録画をしながらテレビを見ていて、突然電話がかかってきたりトイレに行ったりして席を外さなければならなくなるとするなり。 
その際、一時停止をして席を外すなりが、一時停止の裏で録画は着々と行われており、席に戻って一時停止を解除すると普通にその続きから番組を見ることができたりするなりよ。 
また、番組を録画しながら、過去に録画した番組を同時に再生することもできるなり。 
これって結構便利だと思わないなりか? 
昼間外出中にどうしても見たい番組があって録画をしておき、夜その録画した番組を見ようと思ったら、また夜にも別の見たい番組がやっている。 
そういう時にはかなり威力を発揮しそうなりね。 
まあそんなテレビばっか見てどうするんだ、という突っ込みもアリなりが(笑)。 
さらに、EPG(電子番組表)というシステムがあるなり。 
これは地上波とBS放送の番組表があらかじめ用意されており、それを表示させて見たい番組をちょいちょいと選択すれば簡単に録画予約ができるなり。 
実はJ-COM東京というコ○助が加入しているケーブルテレビ会社も対応しているとの噂を聞き、かなり魅かれていたりするなりよ。 
だいたいケーブルテレビってのは番組表が多すぎて番組を探すのが結構面倒なりね。 
それが画面上に表示されて、カーソルを移動させて合わせるだけで番組の録画予約ができるってのは最高にお手軽なり。 
う〜む、魅力的。 
  録画した番組はインデックス形式で一覧表示されるので、見たい番組をすぐに見られる。 
  これも良いなりねぇ。 
  ハードディスクレコーダーにはD-VHSやDVD-Rとの複合モデルなんてのもあるなりが、確かに保存を考えた場合にはこういったモデルがどうしても欲しくなるとは思うなりよ。 
  でも価格が20〜30万円もするので、まだまだ高嶺の花かな、と。 
  その点、純粋なハードディスクレコーダーであるソニーの「Clip-On SVR-715(HDD 30GB)」は11万円弱程度で販売されているようだし、ちょっと背伸びすれば手が届く位置にあるなりよね。 
  さらに。 
  実はソニーの「Clip-On SVR-715(HDD 30GB)」はHDDを換装することができるらしいなり。 
  もちろん自分で換装した場合メーカー保証は無くなってしまうなりが、換装の仕方を紹介したページなどもあるので、それほど難しくはないかと。 
  確認されているのは80GBへの換装で、これなら最大53時間もの録画ができるなり。 
  ちなみにソニーが販売している正規の80GBモデルは183,000円。 
  30GBモデルに2万円ちょいくらいで購入したIDEの80GBのハードディスクを換装すれば4〜5万円程度は安く上がるかもしれないなりね。 
  コ○助の周りにはハードディスクレコーダーを使用している人がいないので、実際にどれくらい快適なのか分からなかったりするなりよ。 
  もし実際に使用している人がいたら、その使用感などを教えていただけると嬉しいところなり。 
  コ○助はテレビライフを充実させるべく、ちょっと無理をしても購入しても良いかな、と真剣に思い始めているなりよ。 
  皆さんも一緒にいかがなりか?
                                     8月22日 
        とある回転寿司でのこと。 
コ○助が「ハワイ巻きとカリフォルニア巻きください」と注文をすると、コ○助の横に座っていた友人が怪訝な顔を。
 
ハワイ巻きとカリフォルニア巻きという名前はその店のオリジナルの名称かもしれないなりが、とにかくアメリカからやってきたというイメージが伝われば、だいたいどんな寿司なのかは想像つくと思うなり。 
ハワイ巻きはまぐろの赤身とアボガドを巻いたもの、カリフォルニア巻きはエビとアボガドを巻いたもので、どちらもコ○助の好物だったりするなり。
 
こういうタイプの寿司って、普通のカウンター寿司ではなかなかお目にかからないので、結構回転寿司は愛用しちゃうなりね。 
アメリカの寿司。 
これは良く言われることなりが、アメリカではNigiri(握り)よりもむしろRoll(巻き寿司)の方が人気があるようで、日本には無いタイプの寿司が独自に開発されていったなり。 
そんなRollの中で最もポピュラーなネタがアボガド。 
アメリカの人たちはアボガドと海老の天ぷら、サーモン、カニなどを自由に組み合わせてRollを作るなど、味を想像すると確かに美味そうなRollがたくさんあるようなり。 
むぅ、ちょっと食べてみたいなり。
 
アボガドの価格が日本に比べると圧倒的に安いということもあって、アメリカではアッという間にブレイクしたようなりね。 
結構食に対して保守的な人はアボガドの巻き寿司に抵抗を覚える人もいるようなりが、わさび醤油とアボガドの相性はバッチリなのでそんなに毛嫌いするほどのものではないなり。 
そういえば、かつてシーチキンの巻き寿司やおにぎりが登場した頃は「えー、そんなの美味しいの?」と真顔で言っていた人たちがいたなりが、今となってはポピュラーなネタになっているなりからね。 
アボガドも巻き寿司のネタとして登場してから、もうずいぶん経つのになかなかブレイクしないなりが、これも時間の問題のような気が。 
アボガドの価格が下がってきたらもっとブレイクしそうな予感はするなり。 
だって、本当に美味しいなり。 
コ○助はアボガド大好きなりよ。 
  「森のバター」とか呼ばれちゃって、いかにも「カロリー高いです」というような果物なりが、その濃厚な味わいはなかなか他の果物や野菜には無いものなり。 
  そう、余談なりがアボガドは果物なりね。 
  柑橘類が栽培できるような土壌であればどこでも栽培ができる果物で、数千年前から栽培されている歴史の長い果物。 
  あまりアボガドが木になっているところを見たことがないので、改めて言われると「あ、そうか」と思ってしまうなり。 
  アボガドはいまでこそ、ちょっとした居酒屋やイタリア料理店などに行けばサラダとして出てくるのでポピュラーになったなりが、ここ5年くらいで一気に消費が拡大しているような気が。 
  コ○助がアボガドの存在を初めて知ったのは忘れもしない、1984年のことなり。 
  この年に公開された故・伊丹十三監督の映画「お葬式」の中で、半分に割ったアボガドに直接醤油をたらしてスプーンですくって食べるというシーンがあって、これがコ○助の脳裏に焼き付いているなりね。 
  当時コ○助は小学校低学年だったなりが、親に連れられて観た「お葬式」のこのシーンが、コ○助とアボガドの初対面だったなり。 
  実際にアボガドを食べるのもそれからしばらく経ってからのことなりが、とにかく初対面はそれくらい前だったように記憶しているなり。 
  コ○助はこの映画の影響もあって、今でもアボガドを食べる時に一番使うのがこの「半分に割ったアボガドに直接醤油をたらしてスプーンですくって食べる」という食べ方なりよ。 
  皮をむいて、スライスして食べるのが一般的だと思うなりが、どうもスプーンですくわないと落ち着かない(笑)。 
  良かったら皆さんもお試しあれ。 
  ところで。 
  皆さんはアボガドをどういった方法で食べているなりか? 
  コ○助はほとんどの場合がわさび醤油で食べるか、サラダにして食べるかというくらいなりが、他にどんな食べ方があるなりかね。 
  ちょっとネットを覗いた感じでは、スパゲッティーとして和えるのも美味しいとか。 
  確かにそれは美味しそうなり。 
  あと、変わり種では「森のバター」と呼ばれるだけあって、本当のバターのように使うというもの。 
  バターのようにアボガドを使って炒め物や、カレーにすると美味しいというなりよ。 
  コ○助はアボガドに火を通して食べたことがないので、結構興味津々。 
  どなたか実際にやったことある人いるなりか? 
  本当に美味いなりかね。 
  期待半分、不安半分。 
  最近はずいぶん価格も下がってきて、どんなスーパーでもたいがいは置いてあるようになったなりよね。 
  身体にもかなり良いようだし、毎日でも食べたいところなり。 
  あ、でも食べ過ぎは本当に太るようなのでほどほどに。 
  なんといっても「森のバター」なりからねぇ。
      
      
                                     8月21日 
        夜中にどうしても喉が乾いたので自動販売機に行ってお茶を購入。 
コ○助の住む家からコンビニまでは徒歩3分くらいかかるなりが、自動販売機までは徒歩10秒。 
しかも5つくらいのメーカーの自動販売機が並んでいるので、非常に重宝しているなり。 
夜中でも気軽にモノが購入できる自動販売機。 
本当に便利なり。 
  日本は自動販売機大国。 
  飲料の自動販売機が一番目にする機会が多いなりが、ほかにもたばこやカップラーメン、パンや生花、コンドームまで、様々なものが自動販売機で売られているなり。 
  自動販売機の設置台数としてはアメリカ合衆国に負けるものの、アメリカよりもはるかに狭い国土と半分の人口を考えると世界一の自動販売機大国と行っても良さそうなりね。 
  日本の自動販売機の特徴は屋外に、煌々とライトをつけながら人通りが無いところにも、どこでも置いてあるということ。 
  これは良く言われることなりが、こういった形態の自動販売機は海外では見ることができないなりね。 
  人通りの無い屋外なんかに置いておいたら自動販売機荒らしに合うのは必至。 
  全ては日本の治安が良いからこういった形態が可能なわけなり。 
  余談なりが、コ○助の友人に台湾出身の人がいるなりが、彼に言わせると自動販売機は「こんなに便利な物はない」とか。 
  日本ではめちゃくちゃ日常に溶け込んでいるので改めてそう言われると「確かにそうだな」と思うなりよ。 
  コ○助も自動販売機の有り難みは海外に行って痛感したクチなり。 
  海外で夏の暑い盛りにフラフラと歩きながら何か飲み物を探していても、なかなか手に入らない。 
  そんな経験をしたことは無いなりか? 
  そんな時に頭に浮かぶのが自動販売機なり。 
  いつでも冷たい飲み物が出てくる自動販売機。 
  たまに冷たくなくてムカツクこともあるなりが(笑)。 
  でも非常に有り難いなりよね。
   
自動販売機が人類の歴史上初めて登場するのは紀元前215年頃。 
エジプトの寺院に設置されていた「聖水自動販売機」が最初だと言われているなり。 
硬貨を入れると聖水が出てくるという、今の自動販売機と考え方は全く同じ物があったようなり。
 
そんな昔から「無人でものを販売する」という欲求があったなりね。
 
ただ、この自動販売機に関しては記録として残ってはいるものの、詳細な記録の残っている自動販売機は17世紀のイギリスに登場したたばこの自動販売機まで時を経なければならないなり。 
日本では。 
明治時代に俵谷高七という発明家が特許を取得したたばこの自動販売機が最初の自動販売機だというなり。 
なので19世紀に入ってからの発明品というわけなりか。 
ただ、この俵谷高七のたばこの自動販売機は実用化はされなかったため、実際に実用化されたものとしては同じく俵谷高七が明治37年に発表した「自働郵便切手葉書売下機」、つまり切手とハガキの自動販売機が最初のようなりね。 
  現在自動販売機としては一番多いであろう飲み物の自動販売機は、昭和32年に登場したカップ式10円ジュース自動販売機。 
  10円を入れるとケースの中に入っているジュースがカップに注がれて出てくるという、当時としては画期的に仕組みにかなり注目を集めたようなり。 
  この後昭和37年にコカ・コーラが瓶用自動販売機を全国に設置、一気に飲料自動販売機がブレイクしたなりね。 
  コカ・コーラの瓶用自動販売機。 
  コ○助はかろうじて子供の頃に駄菓子屋などで見かけていたなりが、今となってはあまりお見かけしないなりね。 
  瓶に入ったコーラはたまに見かけるとしても、ファンタやスプライトはあまりお見かけしないような。 
  あ、あとお好み焼き屋とかによくあったような記憶が。 
  って、そんな記憶はコ○助だけなりか? 
  まあ昔はきっとどこにでもあったなりよね。 
  この瓶用自動販売機に変わって缶用自動販売機が登場するのは昭和46年。 
  以降このタイプの自動販売機は爆発的に普及したのは周知の通りなり。 
  飲料の自動販売機に限って言うと、もはや「設置できるところには、ほとんど設置された」というくらい普及しているなり。 
  この「設置できるところ」というのは「設置して利益が出る可能性があるところ」という意味なりね。 
  なので、ここ10年くらいは設置台数はずっと横ばいだとか。 
  そう言われてみればコ○助の家の近所もあまり変化がないなりね。 
  自動販売機。 
  お金を直接投入せず、携帯電話で購入できるようになったり、カメラが内蔵されて酒類販売の際に本人確認が取れるようになったり。 
  PHSが内蔵されて飲料の在庫が常にセンターに飛ばされ、飲料をすぐに補充することで「売り切れ」という状態が生まれなくなったり。 
  単純に「お金を入れたら自動的にものが出てくる」という地点から、徐々にステップアップをしていくようなりね。 
  治安の問題もあって、気が付けば自動販売機最先進国となった日本。 
  海外のどの国にも自動販売機はあるなりが、日本の自動販売機は飛び抜けて進化を続けているようなり。
   
  日本の技術力と組み合わさって今度自動販売機がどういった進化を遂げていくのか、ちょっと楽しみだったりするなりね。 
  朝。 
  この文章を書きながら朝を迎えてしまったなり(笑)。 
  モーニングコーヒーが飲みたくなったのでいざ自動販売機へ。 
  徒歩10秒。 
  やっぱり便利なり(笑)。
      
                                     8月20日 
        ペナントを最後に購入したのは何年くらい前なりかね。 
コ○助が小学生の頃、お土産物といえばペナントだったなり。 
  旅先に行くと必ずと言って良いほどペナントを買って帰ったものなり。 
  食い物やキーホルダーではなく、ペナント。
   
以前、実家の部屋を掃除していると大量のペナントを発見。 
大阪、立山、仙台、関ヶ原など全国津々浦々のペナントがぞろぞろと出てきたなり。 
今思えば、なんでこんなものを必死に集めたなりかね(笑)。 
数えてみると20枚以上のペナントがあったなり。
 
  ペナントって人からお土産物でもらっても全然嬉しくもなんとも無いなりが、自分が行った先で集めるのはかなり楽しかったりするなりよ。 
  まあペナントは普通にコレクションする切手やテレホンカード収集と違って、自分の旅の想い出を重ねることで価値が高まるという側面があるので、単純に全国のペナントが揃えば良いというものでも無いのがまた難しいところなり。
   
  コ○助が昔一番気に入っていたのは立山のペナント。 
  紙で出来ていて見栄えは大して良くないし、デザイン的にも大して優れたものではないなりが、いろいろとこの時の旅には想い出があるため、お気に入りだったのを記憶しているなり。
   
  少し大きめの二等辺三角形。 
  その周囲に黄色い糸でできたヒラヒラ(西城秀樹の袖の下のようなやつなり)がついていて、まあかたちもオーソドックスなタイプなりね。 
  写真は立山に生息する天然記念物のライチョウ、黒部のダム、あとは立山の山々が。 
  お土産としての価値は絵はがき3枚分はあるなりね。 
  おさえるところはバッチリおさえてあるので、部屋で見返すと旅の想い出が頭に浮かんでくるなり。 
  一般的にペナントってのはどこで買ってもそんなものだったと思うなり。 
  黄色かどうかは分からないなりが、とにかくヒラヒラが付いてて、写真が載ってて。
   
昔のコ○助の部屋は壁に何枚かペナントが貼ってあったなり。 
  コ○助の友人の家には天井一面にまでペナントがビッチリと貼ってあった強者もいたなりが、さすがにそこまででは無かったなり。
  
     
いまだにペナントを貼っている部屋はあまりお洒落な部屋とは言えないなりが、当時はお洒落とは言わないまでも、別に貼ってあること自体はそれほど珍しいことでもない、ごく日常的な風景だったなりよね。 
ね?そうなりよね? 
コ○助だけじゃないなりよね?? 
  なんて賛同を求めてみたり。
   
そもそもペナントって何なのか。 
もともとは船舶信号や野球の優勝旗などの三角旗のことを指していたなりが、このかたちにヒントを得て観光地の写真をあしらったペナントが昭和30年代頃から製造され、お土産物として販売されるようになったようなり。 
  なぜ、三角旗にヒントを得たのか、そのきっかけに関してはサッパリ分からないなりが。
   
ペナントには観光地の写真が入っていることから、旅の記念として絵はがきとともに人気を集め、全国的にお土産物の定番になっていったとか。 
  でも、個人レベルで安価なカメラを持ち歩くようになってきた1970年代後半から徐々にペナントを購入する人が減少し始め、1980年代後半頃にその人気にも翳りが出てきて、今ではどこに行っても販売されていないという状況となってしまったようなり。 
  なるほど、カメラが安くなって普及していったことが、お土産の定番をも変えてしまったなりね。 
  コ○助が小学生の期間は1982年〜1988年なので、ちょうどペナントがまだお土産物店に普通に置いてあった時期なわけなり。 
  しかし言われてみると本当にペナントってどこにも売ってないなりね。 
  コ○助は東京の観光名所と呼ばれるところ、例えば東京タワーとか浅草寺とかよく行くなりが、確かにそんな場所でも全然見かけなくなったような気がするなり。 
  いや、もしかしたら浅草の仲見世あたりだったら売っている可能性はあるような気もするなりが・・・。 
  あそこはお土産物のセンスが、20年以上前から変わっていないような気がするなりよ。 
  ちょうちんとかはバッチリまだまだ現役っぽいし。 
  もしペナントが欲しくなったら探してみる価値はありそうなりが、でもメーカー側で製造を止めていたら手に入る可能性は低いなりか。 
  って、別に要らないって(笑)。 
  ちょっと話が脱線するなり。 
            お土産物で想い出したなりが、昔は観光地に行くと必ずメダル製造機ってあったと思わないなりか? 
  その観光地の絵があしらわれたデザインのメダルに、日付と名前を刻印してくれる機械。 
  600円くらいしたこともあって、子供心にかなり魅力的だったような。
   
  「絶対大人になったらメダル作ってやる!」とか思っていたなりが、大人になったらその機械が無い。 
  っていうか、今になったらそんなもの要らないなりが(笑)。 
            最近はお土産物というとほとんど食べ物のような実益志向が強いようで、こういった「モノとしてあまり意味をなさないもの」は歓迎されないようなりね。 
            でもコ○助的には、その土地になんの縁もゆかりもないまんじゅうとかを買ってくるよりは、こういうお土産物の方が良いような気がするなり。 
            まあ感じ方は人それぞれだし、実際まんじゅうとかの方が支持されているなりから何とも言えないなりが。
 
            こういったペナントやメダルの類も、日本の土産物史を語る上で欠かすことの出来ないものなりが、気が付かないうちにひっそりと消えていくというのも何だか悲しい話なり。 
            土産物史なんてものを追っている人はいるなりかね。 
            誰かがまとめてくれないと、いずれ「ペナントってなんだ?」なんていう時代が来てしまうかもしれないなり。 
            あれだけ隆盛を極めたのに、それも惜しい気が。 
            何とか次代にペナントを伝えることはできないなりかねぇ。 
            皆さんはペナント集めたことあるなりか? 
            飾っていたことは? 
            と、こう書いてきたにも関わらず、やっぱり今となっては壁に貼りたいとは微塵も思わないのは、ペナント自体にもう魅力がないからなりかね。 
            だってやっぱり壁に貼るのはダサいなり・・・。 
            消えていくのは必然だったなりかねぇ。
          
                      
          
      
                                     8月19日 
        昔はよく銭湯に行ったものなり。 
家に風呂がなかったわけではないなりが、たまに広々とした湯船につかりたくなることってあるじゃないなりか。 
そういう時、銭湯に行くのはちょっとした贅沢だったなり。 
もちろん、アパートなど風呂無しの住居は今でもたくさんあるので、そういう住居に住んでいる人にとっては贅沢なんてものではなく、あくまで生活必需品なりが、実家に風呂のあったコ○助にとっては「家で済むのにお金を払って風呂に行く」という行為は贅沢だったなり。 
コ○助が小学生くらいの頃、東京の銭湯の入浴料は大人は200円前後、中人(小学生)は100円前後だったなりが、現在は大人400円、中人180円だとか。 
毎日銭湯に行ったら400円×30日=1万2,000円。 
確かに風呂つき住居に住むよりは風呂無し住居+銭湯の生活の方が家賃は安く済みそうなりが、でも結構高いなりね。
 
入浴料といえば。 
入浴料は「公衆浴場入浴料金の統制額の指定等に関する省令」という法律によって定められているなりが、各都道府県によって全然違うのはご存知なりか? 
全国的に見て、最も高い入浴料は東京と神奈川の大人400円、中人180円、小人(小学生未満)80円。 
傾向としてはやはり都市部は物価が高いこともあって、入浴料も高いようなり。 
最も安い入浴料は沖縄の大人200円、中人100円、小人70円。 
東京の半分とは羨ましい限りなり。 
200円だったら週に3日はたぶん通うなりよ。 
足を伸ばして入る大きな湯船はやっぱり気持ちが良いなりからね。 
温泉などにおいそれと行くことができないコ○助にはささやかな贅沢なり。 
ところで。
 
銭湯と聞いて何を連想するなりか? 
「富士山」「ケロリン」「コーヒー牛乳」。 
銭湯の引き戸を開けた時に目に飛び込んでくる湯船の上に描かれた「富士山」はなかなか風情があって良いなり。 
東京にはこの「富士山」などの壁絵を描く絵師は数えるほどしかいないようで、他の伝統的な技術職同様後継者が不足していて困っているようなり。 
ただ、こういった絵師が減少しているのは伝統的な技術職に対する理解が足りないというよりはむしろ、需要が減少してしまっていることが大きいのかもしれないなりね。
 
昔はどの銭湯に行ってもこういった壁絵はあったものなりが、今では都内に400軒ほどしか無いとか。 
現在、東京都内の銭湯は昭和43年の2,687軒をピークに減少の一途をたどっており、平成12年には1,273軒にまで減少してしまったなり。 
1,273軒中の400軒にしか壁絵のある銭湯が無いなんて。 
これも寂しい話なり。 
「ケロリン」は湯桶に入った広告なりね。 
「ケロリン」は内外製薬が発売している頭痛・生理痛に効くロングセラーの鎮痛剤なり。 
もともと銭湯は木製の湯桶を使用していたなりが、昭和30年代後半、衛生上の問題で合成樹脂製の湯桶に切り替えられていったなり。 
当時の銭湯は多くの人が集う場所だったため、この湯桶が広告媒体になると睨んだ湯桶メーカーが内外製薬に広告出稿を要請。 
広告費のお陰で湯桶はタダ同然で納入されたため、爆発的に全国に普及していったというなり。 
昭和38年から「ケロリン」の広告入り湯桶が登場し、以来40年近くの間に延べ200万個以上が出荷されているというなり。 
また、この「ケロリン」の湯桶は丈夫な湯桶として有名で、昭和38年の初納入以来壊れることなく未だに同じモノが使用されている銭湯もあるとか。
 
恐るべし、「ケロリン」。 
コ○助は薬の実物を見たことが無いなりが、「ケロリン」の湯桶だけは鮮明に頭に思い浮かべることができるなりよ。 
今でこそ東急ハンズなどでこの「ケロリン」の湯桶を購入することができるなりが、コ○助は小さい頃この湯桶が欲しくてしかたなかったものなり。 
「コーヒー牛乳」はもちろん、銭湯で飲む瓶入りの飲料にはかなり魅せられたものなり。 
「イチゴ牛乳」「フルーツ牛乳」「アップルジュース(瓶入り)」に「オロナミンC」。 
あれは裸で飲むのが気持ちよいなりよね。 
腰に手をあてて飲むのはネタだとしても、風呂上がりに一気に飲み干すこのささやかな贅沢。 
あぁ、懐かしいなり。 
コ○助くらいの世代でも、案外銭湯に行ったことがないという人も多いなりよ。 
特に女性。 
あんなに良いところ、行かないなんてもったいないと思うなりが、悲しいかなそういう人は意外と多いようなり。 
まあ最近のアパートには風呂付きの物件の方が多いし、大学生くらいの若い人だったら銭湯なんて行かない人の方が多くても仕方はないなりか。 
いずれ「神田川」の歌詞の意味も分からないような世代が出てくると思うと、ちょっと怖いものが。 
かくいうコ○助も最近はめっきり銭湯には行っていないなり。 
でもこれにはハッキリと理由があって、家から一番近いところにあった銭湯が5〜6年くらい前にスーパー銭湯に変わってしまい、なかなか行くことができなくなってしまったなりよ。 
そのスーパー銭湯は今流行りの数種の風呂やサウナ、マッサージ設備やちょっとした飲食店などが入っているというタイプのもの。 
そんなの銭湯じゃないなり・・・。 
銭湯は煙突があって、瓦屋根で、のれんがかかってて、番台があって、富士山があって、ケロリンがあって・・・。 
入浴料も一番安いコースで1,000円と、贅沢すぎる価格なりよ。 
しかも1時間の制限時間付き。 
銭湯は風呂上がってからマッサージチェアに座ってみたり、テレビでナイター見たり、マンガ読んだり、扇風機に当たってボーっとしたりするのが楽しいのに。 
って、えらいオッサンみたいなりね、コ○助は(笑)。 
まあそんな理由で一番近いところにある銭湯が変わってしまった上に、二番目に近い銭湯も閉店。 
三番目に近い銭湯は徒歩15分くらいかかるので、ちょっと時間にゆとりがある時にしか行くことができないなりね。 
そんな感じでどんどん銭湯とは疎遠に。 
でも、最近コ○助は自分が住む街をよく散歩するなりが、思っていたよりも多くの銭湯がいまだにあることが分かってなんだか嬉しくなっちゃったなりよ。 
パッとコ○助が見つけただけでも5軒くらいはある感じなり。 
建物も老朽化してきて、これからますます大変だとは思うなりが、銭湯には本当に頑張って欲しいものなり。 
みんなスーパー銭湯みたいになったら、お金にゆとりのある人しか行けなくなってしまうなり。 
たまに銭湯に行きたくなってきたなり。 
やっぱり広い湯船は最高なりね。
 
         
         
      
                                     8月18日 
        最近音楽の趣味が変わってきたなり。 
            昔は聞く音楽というと日本のチャートを賑わすような曲や海外の有名アーティストの曲を聴くのが中心で、それにクラシックを少々、ジャズを少々といった感じだったなり。 
            もちろん、そういう曲も今でも聴くことは聴くなりが、それに加えて聴く音楽のタイプが増えたということなりか。 
            と、言っても最近聴くようになった曲について詳しいわけでもないので、本当はこういう場所で書くことも躊躇してしまうなりが、まあなんとなく話を聞いてやって下さいなり。 
            ひとつはクラシックをよく聴くようになったなり。 
            別に最近のヒーリングミュージックブームに乗ったというわけでもなく、音楽にヒーリングを求めているわけではないなりが、友人にもらった1枚のCDが非常に気に入ってしまい、以降、いろいろなクラシックのCDを購入するようになってしまったなり。 
            そのCDは「classical ever!」という、人気のあるいろいろな楽曲を1枚に収めたタイプのCD。 
            あ、これはヒーリングミュージックブームに乗じて発売されたCDなりか。 
            しっかりブームに乗っていたなり(笑)。
             
            コ○助は小学生の時がクラシックを聴いていたピークで、小学生の時にはよくコンサートにも行っていたなりよ。 
            なんたら交響楽団といった大きいコンサートから2〜3人が演奏するような小さなコンサートまで、今思えば本当によく行ったものなり。 
            でもそこは小学生。 
            耳に入ってくる音が心地よいと思いながらも、「どの曲が誰の作曲した曲なのか」とか「どんな指揮者が素晴らしい」というところまでは突っ込んで研究するには至らなかったなり。 
            当時好きだったのはヴィヴァルディ、ドヴォルザーク、ムソルグスキーにホルスト、ショパン、チャイコフスキーといったところなりか。 
            チャイコフスキーは特に思い入れがあったり。 
            三大バレエ作の「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」の公演を全て観に行ったことがあるなりよ。 
            外国から来たなんたらバレエ団の公演だったので結構チケットが高かったなりが、奮発して行ったことがあるなり。 
            明確に覚えているのは、「くりみ割り人形」の公演が1枚2万円もしたこと。 
            本人も高いと思いながらも、連れに合わせて行ったものなり。 
            って、そんな思い入れかい!ということではなく。
             
            どれも高校生の時だったなりが、こういう風に眼で観た「音楽」ってなかなかインパクトがあるじゃないなりか。 
            前述の作曲家たちの楽曲もだいたいクラシックのコンサートで聴いたことがある人たちなので、普通に楽曲を聴くよりも眼からの情報が加味されているので印象に残っているなりね。 
            でも高校を卒業したくらいから、全然クラシックを聴くことが無くなってしまって、気が付けばもう7年近く。 
            早いものなり。 
            今はそのブランクを取り戻すかのように、いろいろなクラシックの楽曲を聴いていたりするなり。
 
            でも聴くだけでは小学生の時と何ら変わらないので、いろいろと勉強をしようかと思っているなりよ。 
            インターネットという便利な道具もあるわけだし、ちょこちょこ時間を見つけて研究するとするなり。 
            もうひとつは、非常にギターに興味を持ってしまったなり。 
            漠然とギター。 
            でもそれはロックなどのいわゆるエレキギターではなく、ジャズギターとスパニッシュギターにハマってしまったなり。 
            特にジャズギター。 
            コ○助はたまに資金に余裕があるとCDのジャケ買いをするなりが、その時にたまたま手に取ったのが「ROMANE/STOCHELO ROSENBERG」の「Elegance」というアルバム。
             
            「ROMANE/STOCHELO ROSENBERG」というのはロマーヌとストーシェロ・ローゼンバーグの二人のことで、世界的に有名なジャズギタリストのジャンゴ・ラインハルトの「精神を受け継ぐ二人」と呼ばれている人たちらしいなり。 
            コ○助は全然そんなこと知らずにCDのジャケットの雰囲気が良かったのと、輸入代理店がコ○助の家の近所の住所が書いてあったという奇遇から思わず手にしてしまっただけなり(笑)。 
            でも購入後、家でCDを聴いて驚愕。 
            まさに驚愕だったなり。 
            カッチョイイ! 
            音を文字でどう表現すれば良いのかコ○助には分からないなりが、とにかくカッチョイイ! 
            ちなみにジャンゴ・ラインハルトという人は、最近公開されたウディ・アレン監督の映画「ギター弾きの恋」という作品の中でも「世界一のギタリスト」として紹介されているようなりね。 
            その人の「精神を受け継ぐ」という触れ込みがどういうことなのかイマイチ理解できないなりが、でもたまたま購入したCDのわりにはなんだか有名な人のCDを手にしたようなり。 
            別に平積みになっていたわけでもく、フラフラっとジャズコーナーで見かけただけなのに、なんたる偶然なりかね。 
            そうそう。 
            以前コ○助もギターを弾きたいけどコードの覚え方が分からないということを書いたら色々な方にご教授いただいたなりが、もちろんギター熱が再燃したきっかけはこのCDを購入したことだったりするなり。 
            まっさらな状態のコ○助がジャズギターを弾くことができるようになるなんてのは何百年かかることやら(笑)。 
            そう思うともう挫折なり。 
            まあジャズギターは聴いて楽しむだけに止めておくなりね。 
            でも簡単な曲でもいいからギターを弾きたいという気持ちは今でも抱き続けているなりが。 
            こんなに音楽に衝撃を受けたのも久しぶりなりよ。 
            良かったら皆さんもぜひ聴いてみて下さいなり。 
            あー、本当はバンドネオンの小松亮太の話とかもしようと思ったなりが、今日は割愛を。 
            簡単に言うとバンドネオンはタンゴの楽器なりね。 
            小松亮太自体はもう超有名なのでご存知の方も多いかと思うなりが・・・って、これも長くなるので断念。 
            ま、最近のチャートを賑わすような曲に飽きてきたり、新鮮味を求めたくなったときにはこういうCDを聴くのも良いなりね。 
            良かったら皆さんもぜひ。
      
                                     8月17日 
        1992年に公開された「フォーエヴァー・ヤング 時を越えた告白」という映画をご存知なりか? 
話はこんな感じなり。 
主人公はメル・ギブソン演じる空軍パイロット。 
1930年代のアメリカなり。 
恋人にプロポーズをしようと思っている主人公なりが、なかなか勇気が出せないなり。 
意を決してプロポーズをしようとした、その日に恋人が交通事故に。 
亡くなりはしなかったものの、恋人は植物人間になってしまうなり。 
絶望した主人公は軍が密かに開発していた冷凍睡眠装置の実験台に志願。 
期間は1年間、その間に恋人が目を覚ますようなことがあれば、冷凍睡眠装置から出られるという条件で実験開始。 
ところがひょんなことから1年間では冷凍睡眠装置が開かず、気が付けば50年の月日が経過していた・・・。 
50年後の世界に来てしまった主人公は、50年前に植物人間になってしまった恋人が生存していることを知り、50年前に伝えられなかったプロポーズを伝えに行く。 
そんな話なり。 
コ○助はメル・ギブソンの出演している映画というのは「マーヴェリック」くらいしか見たことが無く、基本的にあまり好きな役者さんではないなりが、でもこの映画は不覚にも涙がホロリ。 
なんだかちょっとおセンチになる映画だったなり。 
  この映画に出てくる人体の冷凍保存。 
  これを英語で「Cryonics(クライオニクス)」と言うなり。
 
コ○助がクライオニクスを初めて知ったのは小学生の頃。 
とある雑誌にアメリカでクライオニクスが一部で流行の兆しをみせているとの記事を見つけたのが最初だと記憶しているなり。 
  そもそも流行とかそういう話かよ、とか思うなりが、でも確かそんな風に書いてあったなり。 
  当時小学生のコ○助にはまさに衝撃。 
  この技術が確立されれば数百年後の未来に行くこともできるかもしれないという衝撃よりもむしろ、まだ普通に生きることができる人が進んで冷凍されて「仮死状態」になるという行為が信じられなかったなり。 
  まあ自殺のようなものなりからね。 
  一種の能動的な自殺。 
  だって将来復活できるという保証はどこにもないなりから。 
  現在、アメリカでは1,000人近くの人が実際に冷凍タンクに入っているとか。 
  なんだか凄い話なり。 
  ちなみに費用はどれくらいかかるのかというと。 
  クライオニクスを推進している団体で一番有名なアルコー生命延長財団の価格だと、脳だけの保存で5万ドル程度のようなので、全身を保存するとかなりの額になるようなり。 
  意外と高いなりね。 
  でもそのお金を元に研究が進められると思えば安いなりか。 
  将来自分が生き返るための投資なりからね。 
  もっと払っても良いかもしれないなり。 
  でも本当に冷凍した人体を何十年も経ってから復活させることができるのか。 
  現在はまだ復活させるだけの技術はないようなり。 
  そして、将来その技術が確立される保証も全くない。
   
  問題なのは、冷凍された体内の細胞が解凍する時に激しく損傷するということ。 
  それに加え、冷凍期間が長ければ長いほど、DNAの損傷が激しくなること。 
  この問題を解決しない限り人体の復活は有り得ないなりね。 
  果たしてそんな技術は確立されるなりかねぇ。 
  ところで。 
  日本ではクライオニクスはオカルトチックなイメージが先行しているのか、なんだかいかがわしいものに感じる人が多いようなり。 
  「人体冷凍保存」「人体の復活」「未来に生き返る」とか言われたら、確かに胡散臭い(笑)。 
  どこかの新興宗教団体の売り文句みたいなりからね。 
  でも海外ではこの技術に真剣に取り組んでいるみたいなりよ。 
  特に末期ガンやエイズ患者といった「今の医学では治らない病気」にかかっている人たちに対し、ホスピスと同じような選択肢としてクライオニクスを加えることはできないか、と考えているなりね。 
  もしコ○助が末期ガンだったら。 
  こればっかりはなってみないと分からないなりが、でも藁にもすがる思いでクライオニクスを選ぶかもしれないなり。 
  でも、何年、何十年、何百年も先に生き返って病気が治っても、全然知っている人が周囲に誰もいないというのも辛いところなりか。 
  う〜む、難しいなりね。 
  さてさて。 
  話は「フォーエヴァー・ヤング」に戻るなり。 
  コ○助はこの映画を何の予備知識も無く観ていたので、最初は交通事故に遭った恋人の方が冷凍保存されるんじゃないか、と勝手に思っていたなりよ。 
  クライオニクスのことを少しばかり知っていたので、植物人間となった身体が治るようになる、来るべき未来の医学に賭けて冷凍保存するのではないか、と。 
  そしたら冷凍保存されるのは逆の、主人公の方だったなり(笑)。
 
        ぐぅ、やられたなり。
         
  ま、機会があれば観てみて下さいなり。 
  多分そんな小難しいこと考えなくてもそこそこ面白いと思うなりよ。 
  ぜひぜひ。
      
                                     8月16日 
        RODYが欲しい。 
最初にそう思ったのは恐らく4,5年前のことだったなり。 
初めてRODYを目にしたのは東京・下北沢。 
街をブラブラしながらふと寄った雑貨屋にRODYはいたなり。 
そのつぶらな瞳。 
その短い足。 
その何だか良く分からない存在。 
初めて見たとき、コ○助の身体には電流が走ったなり。 
渋谷、原宿、吉祥寺、中野、自由が丘、台場。 
ここ数年の間に、いろいろな街の雑貨屋に行くと必ずと言って良いほど見かけるようになったもの。 
それがRODYなり。 
ではそろそろRODYについてご説明を。 
きっと聞くと「こんなもんが欲しいのか!」と言われてしまいそうなりが、平たく言うと馬のような生き物のオモチャなり。 
空気を入れると膨らむ塩化ビニール製の人形で、基本的には子供が乗って遊ぶオモチャなりよ。 
対象年齢は3歳以上と書いてあるので、本当に子供用なり(笑)。 
コ○助も乗ってみたい・・・というわけではないなりが、非常に家にいたら楽しそうだなぁ、と。 
ああ、なんか暗い人みたいなり(笑)。 
このRODY、本当に最近いろいろな雑貨屋で見かけるなりよ。 
そういった店の前を通るたびに、RODYがコ○助に向かって「買って〜な〜」と呼びかけている気がするなり。 
でも。 
ちょっと高いなりよ。 
価格は店によってバラバラ。 
4,000円台後半から6,000円台が相場のようなり。
 
なぜなら、RODYはイタリー製だから。 
そう、RODYはイタリアのレードラプラスチック社というメーカーの製品を輸入して販売しているものなりよ。 
ネット上のショップをいろいろと見ても価格はバラバラなので、恐らく日本での総代理店のようなものはなく、各ショップがバラバラに輸入しているものだと思われるなり。 
あくまで推測なりが。 
コ○助も何度か購入を試みたことはあるなり。 
でもいつも一緒に雑貨屋に行く友人が冷たい視線でコ○助のことを見るなりよ。 
「いい年こいて、そんなもん買うんか」って言うような眼で。 
なら一人で雑貨屋に行けば良いだけの話なりが、なかなか行く機会が無いなりね。 
まあ今はとても貧乏な時期なのでとてもRODYに数千円投資する余裕も無いなりが。 
それに部屋も狭いことだし、RODYがいたら結構邪魔かも。 
実際に乗って遊ぶわけではないだろうし。 
と、否定要素が次々と並ぶなりが、コ○助の脳裏に焼き付くRODYのつぶらな瞳が、コ○助の物欲を刺激してしまうなり。 
うぐぐ。 
やっぱり欲しいなり・・・。 
実はRODYはこの大きなビニール製のものだけではなく、ミニチュアサイズの人形も売っているなりよ。 
ネット上のショップではこのサイズの人形を販売しているところを見つけることはできなかったなりが、いくつか巡った雑貨屋には置いてあるところがあったなり。 
当分はこれで我慢するなりかね。 
皆さんも、大きなRODYは邪魔だと思うのでミニチュアのRODYなんていかがなりか? 
ちなみにキャラクターグッズも出ているとか。 
こちらは本物を見たことがないなり。 
やべ。 
今度の休みの日にRODYグッズ探しにでも行くなりか。
 
あ、そうなり。 
肝心のRODYの写真へのリンクが無かったなりね。 
            RODYはこんなやつなり。 
ね、愛嬌があるなりよね??
      
                                     
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