今日のなりなり。の過去ログなり。

 

8月1日〜8月7日

8月7日
スフィンクスの前に並んだ27人の侍。
そんな137年も前の写真が現存しているのをご存知なりか?
コ○助はその写真をテレビで見たことがあるだけなりが、非常に強烈なインパクトがあったので今でも脳裏に焼き付いているなりよ。
最初パッと見た時には「良くできた合成写真だな」と思ったなりが、話を聞くと本当の写真だというなり。
いや〜、これ本当に凄いなりよ。
なんか侍の一人はスフィンクスによじ登ってるし(笑)。
この写真は次の2点で貴重なり。
まず、この写真が撮影された江戸末期。
当時はまだ写真技術が発達していなかったため、撮影された写真の枚数が多いわけではなく、その頃の写真が現存しているということだけで貴重。
もうひとつはまだ海外に渡る日本人が少なかった中で、外国、それもエジプトという遠い国で撮影されている点が貴重。
では、なぜそんな写真が残っているのか。
時代は文久元年、1861年までさかのぼるなり。
江戸幕府から派遣された第1回遣欧使節団がフランスのパリへと向かう途中のこと。
当時日本からヨーロッパに向かうには船に乗って延々と旅をするしかなかったなり。
東南アジア諸国を通って、インドを通って、ペルシャ湾に入り地中海を目指すという航路だったなりね。
しかしながら、この頃にはまだスエズ運河が存在しておらず、地中海に出るには一旦エジプトを陸路で渡らなければならなかったなり。
そして通り道にあったのがピラミッドやスフィンクスというわけなり。
しかし残念ながら現存するその写真に写っているのはこの第1回遣欧使節団のものではなく、3年後に派遣される第2回遣欧使節団のものなり。
ちなみに。
第1回遣欧使節団には福沢諭吉が同行しており、彼もまたピラミッドやスフィンクスを見たとか。
日本人として初めてエジプトの遺跡を目の当たりにしたのは福沢諭吉をはじめとした人々だったわけなり。
日本人で初めてピラミッドを見た人。
さすがお札になるだけのことはあるなり。
もちろん、日本人で初めてピラミッドを見た人はこの他にも数十名いたわけなりが、まあそれでも凄いなりよね。
福沢諭吉は著書の中でこの時のピラミッドの印象を「世界有名のヒラミード、巨首(←スフィンクスのことなり)あり」「万里の長城にも劣らぬ大仕事なり」と語っており、かなりの感銘を受けたようなり。
そりゃいくら噂は聞いていたとしても、当時何の絵としての情報が伝わっていない状態でいきなりピラミッドやスフィンクスを見たらビビるなりよね。
話は本題の第2回遣欧使節団。
第1回遣欧使節団と同じ航路でフランスのパリを目指していた一行は、やはり同じようにエジプトを陸路で横切ったなり。
その途中でピラミッドやスフィンクスを観光。
この時、第2回遣欧使節団は総勢34人で構成されていたなりが、このうち7人は長旅の疲れからホテルに滞在していたため、実際にピラミッドやスフィンクスを目の当たりにしたのは27人だったわけなり。
7人のホテル滞在者。
なんかエジプトまで行ってもったいない話なりが、それくらい疲れるほど当時の船旅は大変だったなりね。
その中に田辺太一という人がいたなり。
田辺太一はホテルに滞在していたのでスフィンクスやピラミッドを見ていないなりが、それを気遣った同僚が記念に撮った写真を田辺太一にあげ、それを田辺太一がしっかりと日本に持ち帰り、子孫が保管していたため今でもちゃんとしたかたちで保存されているというなり。
この時に撮影された写真はのちにもう1枚焼き増しされたものが日本で発見されていることから、実際はたくさんあっただろうに、現存する写真はほとんど無いということを考えると、かなり奇跡的な経緯で残っているのかもしれないなりね。
さて。
コ○助はこの話をテレビで見て初めて知ったなりが、実は「維新前夜―スフィンクスと34人のサムライ(鈴木 明著、小学館ライブラリー)」というタイトルで本が出ているとか。
この本の表紙にうっすらと写真が載っているので、興味がある人はリンク先や本屋で確認してみて下さいなりね。
また、田辺太一が持ち帰った写真ではなく、近年発見されたもう1枚、河田相模守煕という人が持ち帰った写真の方が神奈川県横浜市の横浜美術館に寄贈されているということで、もしかしたら見ることができるかもしれないなりね(常設展示されているかどうかは未確認なり)。
ぜひとも見てもらいたい逸品なり。
何とも言えない変な気分になること間違いなしなり。
遠い異国の巨大遺跡で、まだ世界を知らない侍たちが何を思ったなりかね。
「維新前夜―スフィンクスと34人のサムライ」はこの34人の侍たちをひとりひとり追っているとか。
ちょっとコ○助もこの本を読んでみたくなってきたなりよ。
良かったら皆さんもぜひ。

8月6日
友人が出演する舞台を見に東京・天王洲に行って来たなり。
天王洲は東京湾に面した倉庫街を再開発し、綺麗に生まれ変わった東京でも人気のデートスポットなりが、街が新しすぎてオフィスビルしかない、そんなところなり。
わずかにある遊び場は雑貨店などが入るショッピングモールと、若い人向けの飲食店街、それと海に面した遊歩道といった感じなりか。
まだまだ開発途中、そんな印象を否めない場所なり。
果たして今後も再開発が続くのかどうかは分からないなりが。
でも都心から近いということもあって、何だか人気はあるなりね。
そんな天王洲の目玉施設が座席数746席の大きな劇場の「アートスフィア」。
コンサートや演劇、ミュージカルなどが行われる立派な施設なりが、残念ながらコ○助の友人が出演していた舞台はこの目玉施設ではなく、もう少し小さい「スフィアメックス」というホールでやっていたなり。
まあここらへんは小劇団なので仕方ないかな、と。
それでもすごい綺麗なホールで、結構お金はかかっているみたいなりよ。
小劇団はだいたいそうだとは思うなりが、こういった会場の費用を出演している役者が折半して、ノルマというかたちでチケットを販売して回収するという仕組みなので、立地の良い、綺麗な劇場で公演を打つほどノルマがアップ。
でもそのノルマを回収できないことも当然あるわけで、そうなると1回の公演のたびに10数万円が消えていく・・・なんてこともあるようなりよ。
しかも公演の前は稽古が何ヶ月も詰まってバイトをすることもままならず、生活費が苦しくなるのはある意味当然。
したがって、小劇団の役者が貧乏なのは仕方ない話なわけなり。
好きなことをやり続けるというのは大変なことなりね。
で、まあ舞台の内容はそこそこ面白いという程度で、別にあえてここで紹介するほどでもないので割愛を。
舞台を見た後、りんかい線に乗ってお台場へ。
今年の3月31日にりんかい線の「天王洲アイル」駅が開業したため、非常にお台場へのアクセスが容易になったなりよ。
それまでは天王洲からお台場に向かうには、東京モノレールで天王洲→浜松町、山手線で浜松町→新橋、新橋からゆりかもめという遠回りなアクセス方法しかなかったため、恐らく両方のスポットを一度に訪れようという人はそんなにいなかったと思うなりよ。
でも、りんかい線が延伸したので、お台場に行く機会があったらもうちょっと足を伸ばして天王洲にもぜひ行ってみて下さいなり。
まあ別に何も無いなりが(笑)。
夜、海沿いの遊歩道を歩くのは夜景が綺麗で良いかもしれないなりね。
ちょっと脱線なりが、りんかい線は2002年12月をめどにJRの大崎駅まで延伸され、埼京線とジョイントするとか。
そうなると埼玉県からお台場へのアクセスがグッと便利になるなりね。
コ○助は別にお台場に用があったわけでは無いなりが、まあ近くまで来たので夜景でも見に行こうかと。
お台場海浜公園からレインボーブリッジを眺める夜景スポットは定番すぎる定番なりが、コ○助は結構好きなので暇があると眺めに行くなりよ。
レインボーブリッジの向こうに東京タワーも見えるし、悪くないなり。
お台場についたコ○助はまずフジテレビへ。
お台場には「アクアシティ」「デックス東京ビーチ」といったショッピングモールがあるなりが、特に買い物をするお金は持っていないので、今回はパス。
フジテレビも行き飽きた場所ではあるなりが、夏のイベント「お台場どっと混む!」という、正気とは思えない名前のイベントをやっているということで、どんなものかと思いフジテレビに向かったなり。
コ○助の全く見ていない「あいのり」「めちゃいけ」「力の限りゴーゴゴー!!」「ファイティングガール」といった番組のブースがあって、グッズの販売などをやっていたなりが、全然興味が湧かない。
プレステ2向けソフト「みんなのGOLF3 お台場オープン」という企画もやっていたなりが、これもどうも面白くない。
キャラクターの「ラフくん」のグッズもたくさん売っていたなりが、全然可愛いと思わない。
唯一心に残ったのは「あいのり」のラブワゴンが止めてあって、「ふ〜ん、品川ナンバーなんだ」と思ったことくらいなりか。
まあコ○助には何の感激もないイベントだったなり。
でも、凄い混雑をしていたので、コ○助以外の人たちは楽しめるかもしれないなりよ。
一にも二にも、コ○助がこのイベントのテーマになっている番組を知らなすぎるのが良くなかったなり。
無念なり。
この「お台場どっと混む!」は9月2日まで開催されているなりが、いろいろ見てみると意外と面白そうな企画もあるようなり。
今日からは「チノパン」の公開収録が行われたり、8月25日には優香や酒井彩名、平山綾といったホリプロのアイドル集団が出演するイベントがあったりと、決してイベントに華がないわけではないようなりね。
ただコ○助が行った日が悪かったようなり。
まだまだ長い夏休み、フジテレビの近くまで行く機会があったらぜひ。
そんなわけで、コ○助にとっては全然面白くなかった「お台場どっと混む!」の会場を後にして夕食を食べに「台場小香港」へ。
「台場小香港」は「デックス東京ビーチ」の中にあるナムコがプロデュースしているフロアなりが、ビルの6階と7階を全て香港の街並み風にアレンジしているところで、中華雑貨やチャイナドレス、茶店やレストランなどが軒を連ねる、そんな場所なり。
香港大好きなコ○助としては、少々「台場小香港」には不満も多いところなりが、それでもよくできているとは思うなりよ。
目指したのは「横浜中華街 天天常常回転坊」という回転飲茶のお店だったなりが、あまりの行列に入店を断念。
仕方なく予算との兼ね合いもあって香港独特の麺が食べられるという「香港麺 新記」というお店に行き、食事をしてみたなり。
味は普通、値段は高め。
そんなお店だったなり(笑)。
ちなみに。
この「台場小香港」には「光麺」というラーメン屋がテナントとして入っているなりが、「光麺」は東京でも美味いと言われている有名なラーメン屋なり。
コ○助も東京・池袋の店にはよく通っていた時期があったなりが、とにかくいつ行っても行列。
30分くらい待っても、まあいいかなと思わせるような味だったなり。
ここらへんは好みもあると思うので突っ込みは不要なり。
でも、この「台場小香港」の「光麺」はコ○助が見た限りではかなり空いていたような気が。
結構穴場かもしれないなり。
まあお台場まで行って「光麺」かよ、と思う人もいるとは思うなりが。
と、こんな具合でフラフラとして、最後にお台場の定番「ディッピンドッツ・アイスクリーム」のアイスを食べながら夜景を眺めてボンヤリ。
なんだか久々に伸び伸びとした感じなり。
次のお台場は恐らく8月11日。
そう、東京湾大華火大会なりよ。
場所取り激戦必至。
果たしてコ○助は花火を観ることができるなりかねぇ。
って、もう5日後なりか。
ま、東京の人も、地方から夏休みで遊びに来る人も、夜景観ながらご飯食べるだけでもぜひお台場へ。

8月5日
たまにはジャンキーなものを食べようと、マクドナルドへ。
普段コ○助はあまりマクドナルドには行かないなりが、たまに食べたくなることがあるなりよ。
昨日は無性にコーラが飲みたくなったこともあって、久しぶりに行ってみたなり。
午後7時半頃に行ったなりが店内は比較的混雑模様。
コ○助が座った席の隣には小学生と思われる女子4人組がペチャクチャと話をしていたなり。
以前、マクドナルドで浪人生と女子高生のカップルが面白い話をしていたことがあったので紹介したことがあったなりが(5月12日付け「今日のなりなり。」参照)、今日は小学生女子4人組の話が耳に入ってきたので紹介なり。
念のためなりが、コ○助は決して聞き耳を立てているわけではなく、あくまで自然に声が聞こえてきただけなので悪しからず。
【シーン1 携帯電話を取り出す4人】
最近の小学生が携帯電話を持っているのは知ってはいたなりが、この4人全員が持っているなりよ。
そんなに普及率は高いなりか?
この4人がたまたま全員持っていただかなのか・・・。
コ○助はチラッとこの4人の方を見て端末をチェック。
Narinari.comをやっているお陰で、ちょっとでも端末が見えれば何となく端末の種類とキャリアが分かるなりよ。
すると、この4人。
コ○助が見たところ全員最新の端末を持っているなり。
NTTドコモの「P503iS」「SO503i」、J-PHONEの「J-SH07」、auの「C401SA」 。
恐らくこの4機種だと思うなり。
今時の小学生はこんな2万〜3万円近くもする端末を平気で持っているものなりかね。
コ○助の想像では、携帯電話を持っていると言っても所詮は型落ちモデルやプリペイド式で、ショップで1円とかで売ってるやつが小学生のスタンダードだと思っていたなりが、どうもそうでも無いらしいなり。
小学生が折り畳みの端末を持つ理由が・・・。
そんな高価な端末を持つ理由が・・・。
しかもiアプリなんて使っているなりか??
疑問は尽きないなり。
まあここらへんは25歳のコ○助と、12歳くらいの小学生が同じauの「C401SA」を使っているのを見て何だか悔しかったのでムッとしてみたり(笑)。
案外コ○助も心が狭いなり。
少女A「見て見てー。このケータイ。シール貼ったら超可愛くなったー」(「P503iS」所有)
少女B「ほんとだー。超可愛いー」(「SO503i」所有)
少女C「いいなー。私にもちょうだい!」(「J-SH07」所有)
少女D「・・・(無言でうなずく)」(「C401SA」所有)
まあここらへんは小学生。
ケータイにシール。
可愛いじゃないなりか。
それでキャーキャー言い合えるのは、若さなりね。
【シーン2 メールの話をする4人】
少女A「最近出会い系サイトとかのメール多くない?」
少女B「多いよねー。でも結構見ちゃうよねー」(コ○助:「オイオイ・・・」)
少女C「男って本当にあんなに気持ち悪いのかな」(コ○助:「そんなことないなりよー」)
少女D「・・・(無言でうなずく)」
メールといえば最近の話題はやはり出会い系サイトからのメール。
小学生の携帯電話にも当然バシバシ届いているなり。
教育上良くないなり!とかまっとうな事を言ってみたり(笑)。
高校生くらいだったらまだ良いとは思うなりが、小学生からこういう世界を覗いてしまうのはあまり良くないと思うなりよ。
そういう意味でもこういったスパムメールに対応できる仕組みを早く作って欲しいなぁ、としみじみ思うなり。
自分に仮に小学生くらいの娘がいて、それが出会い系サイトを覗いていたらショックなりよ、きっと。
イヤじゃイヤじゃ。
イヤな世の中なり。
メールの話は次第にカメラ内蔵の携帯「J-SH07」を所有する少女Cを中心に展開。
少女C「これ写真が撮れるんだよ。みんなで撮ろうよ」
少女A「いいなー。ドコモってこういうの無いよねー」
少女B「ほんと、ドコモってダメだよね」
少女D「・・・(無言でうなずく)」
少女A「そのケータイで撮った写真送ってよ」
少女C「あ、それダメみたいだよ。違う電話会社のケータイには写真送れないみたい」
NTTドコモ、小学生にダメ出しされるの巻。
それにしても、最近の小学生は本当によく勉強しているなりね。
なぜJ-PHONEの端末で撮った写真がNTTドコモの携帯電話に送ることができないのか、という技術的な問題については触れていなかったなりが、単純にメールに添付した状態で送ることができないということは知っているようなり。
そして撮った写真を送る・・・。
CMを地で行くようなことを、すっかりとマスターしているなりね。
文明の利器に最近付いていけなくなりつつある、オッサン化が激しいコ○助にとってこういった小学生は驚異的だったりするなりよ。
全く末恐ろしいなり。
【シーン3 携帯電話料金の話をする4人】
少女A「電話代って誰が払ってる?」
少女B「親ー、当たり前じゃーん。」
少女C「だよねー。親だよねー。」
少女D「・・・(無言でうなずく)」
少女A「私も親ー。良かった私だけじゃなくて」
おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい。
ある程度予測できた結果とはいえ、なんだか無性に腹が。
いや、もちろん小学生相手に真剣に怒りを覚えるわけではないなりが、それにしても最近の親は甘いなぁ、と。
きっと端末も買ってあげてるなりよ。
あくまで推測の域を出ないので、推測で物を語るのは良くないなりが、それにしたってねぇ。
最近の子供は恵まれておるなぁ、と思ってみたり。
あ、普通のオッサン口調になっているなり!
最近の子供は恵まれているなりねぇ、と思ってみたり。
自分に子供ができて、小学生も高学年くらいになると、外でこんな会話をするようになるのかと思うと、何だか気が重くなってくるなり・・・。
なんだか寂しい気分でマクドナルドを後にしたコ○助だったなり。
嗚呼、マクドナルドっていろいろな人がいるなりね・・・。

8月4日
「コウモリってなんで逆さなの?」
「あれ?なんでだろう・・・。」
一緒にテレビを見ていた友人に質問され、コ○助は答えることができなかったなり。
コウモリは逆さになって生きる。
そう思いこんでいるから、そこに何の不思議も感じずにいたなりね。
凄く些細なことなりが、凄く気になるなり・・・。
コ○助はコウモリのことを何も知らないなりよ。
せいぜい「ドラキュラのしもべ」とか、「ハワイで食べることができる」とか、「超音波を発する」とか。
その程度の知識しか無いなり。
まあ個々の動物に対する知識なんて普通はそんなものかもしれないなりが。
なんでコウモリは逆さになるのか、考えたことあるなりか?
たまたまテレビを付けていたら、1995年に放送された「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」がやっていて、しばらく見ていたなり。
内容はいろいろな動物が入れ替わり立ち替わり出てくるという、いつものパターンなりが、何だか妙に印象に残ったのがコウモリ。
この「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」に出てきたのは、何らかの事故で自然から取り残されてしまったコウモリ達を保護し、育て、また自然に帰すという活動をしているオーストラリアの人々の話だったなり。
コウモリが餌を食べるシーンはもちろん、鳴き叫んでるシーンや交尾のシーンまで、なかなか面白い映像だったなり。
実に当たり前のことなりが、コウモリは交尾も逆さまの状態で行うなりね。
なんか器用だなぁ、とか思ってみたり。
あんまりコウモリってじっくり見る機会がなくて、なんとなく気味悪いイメージが強かったなりが、実際にじっくりと見てみるとなかなか愛嬌がある顔をしていて、可愛いなりよ。
決して飼いたいとは思わないなりが、でもそんなにイヤなイメージでは無いなり。
悪いイメージが一蹴されたのは、コウモリが子供に授乳させているシーンがとても可愛かったからなりよ。
どんな動物でもそうなりが、子供を育てている動物の姿というのは、なんともいえない暖かさがあるなり。
そう、授乳しているのを見て改めて思ったなりが、コウモリって哺乳類なりよね。
鳥っぽいなりが、全然鳥とは違う動物なり。
空を飛ぶ哺乳類というと、他にもムササビやモモンガといった動物を思い浮かべるなりが、鳥のように羽ばたきながら空を飛ぶことができるのはこの地球上にはコウモリしかいないらしいなり。
もしかしたらまだ見つかっていない生物が、この地球上のどこかにいるかもしれないなりが、今のところコウモリだけのようなりね。
それだけ独自の進化を遂げた、貴重な動物ということなり。
で、最初の疑問に戻るなり。
実はコウモリ。、
空を飛ぶために、長年の進化の過程でどんどん体重が軽くなっていったらしいなりよ。
その進化の中で足の骨がどんどん軽くなっていき、結果として自分の体重も支えられないほど弱い骨になってしまったとか。
何だか皮肉な結果なりね。
これに関しては諸説あるようなので、この説が正しいのかどうかは判断しかねるなりが、でもこれが本当なら逆さにぶら下がっていた方が楽というのは理解ができるなり。
どれくらい体重が軽くなったかというと。
よく河川に夕方行くとパタパタとコウモリが飛んでいるじゃないなりか。
コ○助は高校生の時に、学校の近くの川でボーっとしている時に初めて見たなりが、本当にその時まで「東京にコウモリなんているもんか」と思っていたなりよ。
あの時友人に教えてもらわなかったら、コ○助は「あのパタパタ飛んでいるのは何だろう」とか思いつつも、まさかコウモリとは思っていなかったかもしれないなり。
無知は怖いなりねぇ。
そういった河川によく出没するコウモリはだいたいがアブラコウモリという種類らしいなり。
アブラコウモリは、平均体重がわずかに6グラムしかないというなり。
6グラムって。
1円玉6枚なりか。
そこまで軽くならないと哺乳類は飛べないなりか。
と、いう具合にいろいろとビックリすることがあったなりよ。
動物って多くの種類がいるなりが、その生態とか特徴をひとつひとつ追っていったら凄く面白そうだなぁ、としみじみ。
まあ昔からコ○助は動物大好きなので、そう思うだけなのかもしれないなりが、なんか動物図鑑とかこの歳にして欲しくなってみたり。
ムツゴロウさんが動物に一生を捧げている(一説には、一生を捧げているのは麻雀ともいわれているなりが)のも分かるなりよね。
動物とずっと暮らしたり、動物の生態を研究し続けたり。
いいなりねぇ。
羨ましいなりねぇ。
と、久々に見た「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」を見ながら思いっきり感化された、単純なコ○助だったなり。
早く現実に戻らねば。

8月3日
(注:今日は寄生虫のお話が出てくるので、お食事中の人は後で読むことをお勧めしますなり。いや、本当にこんな話で申し訳ないなりねぇ。)
巷でサナダ虫ダイエットが最初に話題になったのは1997年頃のことだと記憶しているなり。
アメリカの伝説的な名ソプラノ歌手マリア・カラスが105キロあった体重を55キロに減らすダイエットに成功し、その際に用いた方法がサナダ虫を体内で飼うという方法だったことで注目を集め、スーパーモデルのナオミ・キャンベルなどもやっていると噂されているダイエット方法なり。
日本では東京医科歯科大学の藤田紘一郎教授がそのダイエット方法の第一人者と言われているなり。
なんでも藤田教授はサナダ虫の幼虫を飲み、実際に体内で飼いながらダイエットを敢行しているとか。
また、研究室の助手たちも同様に実践しているとか。
幼虫を飲む・・・。
絶句なりねぇ。
でも日本ではサナダ虫がなかなか手に入らないということや、実際問題気持ち悪いということもあって、その後このダイエット方法の話題はほとんどされることが無かったと思うなり。
だって寄生虫を意図的に飼うなりよ。
気持ち悪いじゃないなりか。
こうやって話題にするのも本当は抵抗があるところなり。
ところが。
最近、友人と話をしていたらふとしたことでこのダイエット方法の話題が。
なんでも春先にNHKの「人間講座」という番組で、藤田教授がこのダイエット方法について語っていたとか。
まだやっていたなりか(笑)。
で、もしかしたらいまだに一部で流行っているんじゃないかと思ってインターネットで検索をかけてみると、結構話題が出てくるなりよ。
多くは日記系サイトや掲示板の中で話題となっているようなりが、どうも女性の中にはこのダイエット方法を熱望している人たちがいるようなり。
何でこんなダイエット方法を・・・。
いろいろ読んでみると、お腹の中でサナダ虫を飼うだけで痩せられるということで、要は手抜きをして痩せられるという「言葉」が魅惑的に聞こえているようなり。
・・・。
リカイフノウナリ・・・。
一過性のブームかと思いきや、脈々とそのダイエット方法が受け継がれているとは・・・。
と、まああんまり寄生虫の話をしても仕方がないのでこの辺にしておくなりね。
で。
この友人(注:男なり)。
昔から流行っているものを結構チェックしている人なりが、その中で紅茶キノコの話題も(笑)。
紅茶キノコ・・・。
もしかしたら、今の若い人は紅茶キノコの存在すら知らないかもしれないなりね。
コ○助もその実物を見たことは実はないなりよ。
聞くところによると紅茶キノコは旧ソ連からやってきた健康食品。
昭和50年3月にTBS系列のワイドショーで取り上げられたのをきっかけに、日本全土をブームに巻き込んだ代物なり。
コ○助が生まれる前の話なので記憶にないのは当然なりが、コ○助の親世代は結構ハマっていた人が多いみたいなりよ。
作り方は簡単で、紅茶に砂糖と菌を加えて数日間放置しておく浮遊物と液体ができてきて、その液体の部分を飲むと健康に良いのだとか。
ちなみにその浮遊物が今巷で溢れているナタデココと同様のものだというのは、あまり知られていない話かもしれないなり。
もちろんナタデココは紅茶で作られるわけではないなりよ。
ココナッツミルクに同じように砂糖と菌を加え、数日間放置すると同じ様なものができるというなり。
コ○助も最初に聞いたときはちょっとビックリしたなりね。
でも紅茶キノコの実物を見たことがないので、その驚きも半分かもしれないなりが。
肝心の紅茶キノコの効用なりが、毎日飲み続けると便秘が治るとか、ダイエットできるとか、そんなところのようなりね。
誰も当時この製法に疑問を感じなかったなりかね(笑)。
怪しげに変色した液体に、怪しげな浮遊物。
よく昔の人はそんなもの飲んだものなり。
サナダ虫ダイエットに紅茶キノコ。
これだけ聞いても女性のダイエットに対するもの凄い執念のようなものを感じるなりよ。
いくらマスコミが囃し立てるからって、よくチャレンジする気になるなりよねぇ。
女性ってのは凄いなぁ、としみじみ。
ダイエットブームというのは毎年のように起きているようなりが、今、何か流行っている変なダイエット法とかってあるなりかね。
次はどんなアイデアが飛び出すのかと、ちょっと興味津々なり。
しかし素朴な疑問。
こんなことするよりも、節食してちょっと運動するだけでも徐々に体重は落ちていくとは思うなりが・・・。
こういう様々なダイエット法を試す人って、痩せる・痩せないが問題なのではなく、ダイエット法を試すこと自体が趣味になっていたりするなりかね。
なんだかコ○助には理解できない世界なり。

8月2日
さてさて、クーラー病。
夏バテと共に現代の夏には必ず問題になる病気(?)なりが、ここ数日コ○助はクーラー病に悩まされているなり。
先日部屋のクーラーが利かないという話をした後、多くの方からたくさんのアドバイスをいただき、それを実行した結果なんとも快適なクーラー生活に突入。
電気代も少なくなって、涼しい部屋になって万々歳・・・のはずが。
もっと肝心な体調を崩すという結果を招いてしまったなり。
むぅ。
恐るべしクーラー。
諸刃の剣なりね。
コ○助のクーラー病の具体的な症状は腹痛に下痢。
倦怠感、食欲不振、頭痛といった症状はないなりが、腹痛と下痢がとにかく激しいなり。
もう4日間くらい続いているなりね。
最初は「何か変なもの喰ったかな」とも思ったなりが、ここ数日生ものは食べてないし、食あたりするようなものは一切食べてないなりよ。
冷たいものも極力飲まないように心がけているなりが、どうも腹が痛い。
心当たりのあるものがないので他の原因を探っていたなりが、どうも、というかやはりクーラー病のようなり。
いやはや参った参った。
クーラー病は身体に冷たい風が当たったり、クーラーの利いた涼しい部屋と暑い外との激しい温度差の中を出入りすることによって自律神経が失調気味になり、体の不調を引き起こすというものなり。
コ○助も一応気を付けてはいるなりよ。
例えばクーラーといっても、実際に付けているのは「除湿」で、5段階ある風量の「標準」を保っているし、寝る時にもタイマーをかけて、付けっぱなしで寝るということはしないようにしているし。
それでもクーラー病にかかるとは・・・。
と、こう書いている時にも激痛が。
クーラーを切って、汗だくになりながら更新しているなりが、現在室温計を見ると35度。
うぅ、暑いなり(笑)。
でも腹も痛いなり(泣)。
と、いうわけで今日はちょっとここで断念。
皆様もクーラー病にはお気をつけて。
とかいって、クーラー病でもなんでもなかったりして。
まあ薬でも飲めば良いなりが、面倒臭くて薬局に行かなかったなりよ。
それがいけないとの噂も。
今日当たりは頑張って薬局に行って、薬飲んで明日の更新は元気ハツラツでやれるよう頑張りますなり。
ではでは。

8月1日
大戸屋がやって来た。
コ○助の住む街にもようやく大戸屋ができたなり。
以前からコ○助は大戸屋の1号店である東京・池袋東口店がアルバイト先に近かったこともあって4年くらい前から愛用しており、「こういう店が地元にできたら良いなぁ」と常々思っていたなりよ。
なのでかなり嬉しかったりするなり。
と、話を進める前に。
大戸屋は最近テレビや雑誌でも大きく取り上げられている和定食のチェーン店。
急成長していることから牛角や紅虎餃子房、銀だこなどと並んで注目を集めているなりね。
8月31日にJASDAQ市場に上場するということで、にわかに話題にもなっているなり。
あ、気が付けば我が町にはこの急成長外食チェーンの雄(牛角、紅虎餃子房、銀だこ、大戸屋)が全て揃っているなりよ。
って、それはどうでも良いなりね。
コ○助はこれだけ話題になってるので全国的に展開をしているのかと思いきや、大戸屋のホームページで店舗情報を見ると東京を中心に埼玉、神奈川、群馬の1都3県にしか展開していないということで、実は地方の人にはあまりなじみがないかもしれないなり。
コ○助がよく通っていた池袋東口店は閉店時間の23時になるまで行列ができているほどの人気店。
まあ駅前の繁華街にあるという立地の良さもあるなりが、それにしてもいつ行っても混雑しているなり。
大戸屋の人気の理由は、値段が安く、メニューが豊富で、かつそこそこ美味しい。
ここまで人気になったのは女性を上手く取り込んだからだと思うなりが、その女性が喜びそうなヘルシーメニューやごはんの量を少な目に設定できるなどの細やかなサービスが、恐らく成功の秘訣かと思うなり。
最近は混雑しすぎなので、コ○助も大きな街では大戸屋に全然行かなくなってしまったなりが、コ○助の住んでいる街のようにちょっと寂れた感じの街だと並ばずに入れるので、非常に有り難かったりするなり。
これはどの外食チェーン店にも言えることなりが、大きな街のお店は人気なのは分かるなりが混雑しすぎなりよ。
コ○助の中で許せない3つの外食チェーン店は牛角、スターバックスコーヒー、そして大戸屋。
最近の牛角は怒りの対象なり(笑)。
なにが悲しくて行列せねばならないなりか。
牛角は、長時間並んで店に入っても、食べ放題でもないのに時間制限があるという悲しさ(ごく一部の店舗なりが)。
スタバは座れもしないカフェなんて、カフェじゃないなり。
大戸屋も並んだわりには特別美味しいというわけでもないし。
これいかに。
ちょっと脱線なりね。
話を戻して大戸屋。
つまりまとめると、コ○助の大戸屋評は「並んでまで食べるものではないが、近くにあると非常に便利」というものなり。
まあチェーン店なんてそんなものなりか。
大戸屋の何が便利かって、焼き魚が食べられること。
なかなか一人暮らしだと焼き魚って食べる機会が無いじゃないなりか。
飲み屋に行けばメニューとしてあるなりが、そうそういつでも飲みに行くわけでもないし。
もちろん自分で買ってきて焼けば良いのかもしれないなりが、コ○助の部屋では魚を焼くことができない事情がいろいろとあって、悲しいかな家では焼き魚を堪能することができないなりよ。
そんなわけで、大戸屋で食べられるサバやアジ、ホッケなどの焼き魚はとても嬉しいものがあるなりね。
他のメニューもカツ系のものが多いなりが、どれも悪くないなりね。
味噌カツが喰えるチェーン店も少ないと思うので、悪くないなり。
一部丼ものの汁がベチョベチョで美味しくないことがあるとか、カレーは松屋の方が旨いとか、味噌汁が薄すぎるといった批判もあるなりが、まあ全体的なメニューの味や量に関しては及第点をあげられると思うなり。
あくまでチェーン店。
多くは望まないのが吉なり。
なんだか全然大戸屋の良さが伝わっていないと思うなりが、一応コ○助は誉めているつもりなりよ。
チェーン店にしてはよくやってる、と。
そもそも、大戸屋のスタートは昭和33年。
最初からチェーン展開をしていたわけでは当然なく、最初は東京・池袋で「全品50円均一」という独特のスタイルの定食屋だったようなり。
そんな大戸屋が昭和58年にチェーン展開を開始してからガラッとスタイルを変えてしまったようなりね。
コ○助の知人でチェーン展開する前の大戸屋を知っている人がいるなりが、当時の方が断然美味しかったと言っているなりよ。
まあチェーン店なんてそんなものなり(←しつこい)。
さて。
そんなチェーン店の大戸屋なりが、コ○助はチェーン店なのに良いところを1つだけ知っているなり。
1つだけかい(笑)。
それは身体に良い食材をできる限り使っているというコンセプト。
例えば米は無化学肥料減農薬栽培米、醤油は有機丸大豆の厳選醤油、卵は自然卵あおばなどなど。
まあ自然食品は流行りなのである意味当然だとは思うなりが、こういったコンセプトながら低価格で提供されているのはなかなか良いところだと思うなりよ。
下手な定食屋に行くよりは、よっぽど安心して食べられるというものなり。
こんな大戸屋なりが、どんどん地方にも進出して行くと良いなりね。
え?話を聞く限り別に要らないって?
いやいや、あればあったで、結構便利なりよ。
じゃあもっと便利なところを強調しろって(笑)。
あえて良いところを強調しないのも愛情ということで。