今日のなりなり。の過去ログなり。

 

6月8日〜6月15日

6月15日

久々にひいた風邪はようやく治ることができましたなり。
たくさんの励ましのメールや書込をいただきまして、本当に有り難うございましたなり。
風邪も治ったことなので、さらに更新に励みたいと思いますなり。
って、今週も全然いつもと変わってないって(笑)。

今日は以前書いた「今日のなりなり。」の「その後」についていろいろと。

まずは3月20日の「今日のなりなり。」で書いた「NTTドコモの水増し請求の噂は本当か」という話について。
「通話明細をオプションで付けていないユーザーは料金を水増しして請求されている」。
こんな噂を数人から聞いたコ○助は、i-mode用ホームページの表示確認用の為だけに所有しているNTTドコモの携帯電話を使って実験をすることにしたなりよ。
コ○助はメインの回線はau、サブの回線はDDIポケットなので、NTTドコモの携帯電話に関しては全く利用していないという状態に近かったため、実験には最適かな、と。
実験の仕方は、以下の通り。
・期間は4月の1ヶ月間。
・絶対にi-modeを利用しない。
・絶対にi-modeメールを利用しない。
・絶対にショートメールを利用しない。
・絶対に音声通話はしない。
・ただし、自宅の電話番号に週2〜3回程度、3コールブチ切りでコール音のみ鳴らしてみる。
自宅の電話番号にかけるのは、「コール音のみで通話料金を取られるのではないか」という噂もあったためなり。
で、4月の1ヶ月間この実験をしてみた結果。
え〜、残念ながら何ら不正はなく、月額の決まった金額だけ請求されてきたなり(笑)。
まあ当たり前といえば当たり前だし、ネタとしての面白味が無かったので結果報告を怠っていたなりが、最近何通か「あの実験はどうなったんですか?」というメールをいただいたので、一応ご報告なり。

さて、次は6月3日の「今日のなりなり。」で書いた「メロンパン」について。
関西圏では「メロンパン」のことを「サンライズ」と呼ぶらしい、という話を書いたなりが、その後掲示板ではかなりこの話題で盛り上がっていたなりよ。
その話を総合すると、関西圏でも「サンライズ」と呼ぶことが確認されたのは京都・神戸と、ちょっと関西からはズレるなりが広島あたり。
大阪では意外なことに「サンライズ」と呼んでいるのを聞いたことがないというなり。
関西と一言に言っても非常に広い地域のことを指すので、各県によってバラバラなりね。
ちなみに同日記内に書いた「さんど豆(いんげん豆)」「きずし(さば寿司)」「はいからうどん(たぬきうどん)」「このしろ(こはだ)」「シノダずし(いなり寿司)」といった言葉は現在ではほとんど使われていないとのご指摘もいただいたことを併せて記しておきますなり。

そして、なにげに反響が大きかったのが6月6日の「今日のなりなり。」で書いた逃げた犬のお話。
コ○助の実家の隣の家の犬が逃げてしばらく経つなりが、その犬らしき犬を最近近所でよく見かけるというお話なり。
一応隣の家の人には伝えておいたのでご安心下さいなりね。
まあコ○助ができのはここまでなので、それ以上捕まえたりはできないなりよ。
なのでその後どうなるかは、ちょっと分からないなりが、最近めっきり見かけなくなってしまったのが正直心配だったりするなり。
梅雨になって、どこかで雨宿りでもしているなりかね。
どうか元気でいますように。

関係ないなりが、昨日からレイアウトを少々いじって、テーブル組みを一気に減らしてみたなり。
これはサーバへのリクエスト数が激増している理由だったことと、転送容量を減らすということ、そしてNarinari.comが軽い方がもしかしたらアクセスが増えるかもしれないという狙いがあったりするなり(笑)。
ま、まだ細かいところでちょこちょこ変更するとは思うなりが、諸事情があるのでこういった形でご容赦を。

ではでは。
これからもNarinari.comをよろしくお願い致しますなり。


6月14日
コ○助の頭に中に「山崎ハコ」という単語が記録されたのは中学生か高校生の頃だったなり。
なので、今から10年くらい前の話なりか。
以前、掲示板でオールナイトニッポンの話題で盛り上がった時にも書いたことがあるなりが、コ○助が山崎ハコに出会ったのは「大槻ケンジのオールナイトニッポン」だったなり。
「大槻ケンジのオールナイトニッポン」は当時かなり人気があって、オールナイトニッポンファンの間ではかなり評判の良かったなりよ。
当時、学校に行くのに毎朝7時に起床しなければならなかったコ○助にとって、深夜の1時〜3時まで放送されるオールナイトニッポンを完全に聞くのは、睡眠時間を削るため、非常に体力がいることだっったなりよ。
なので、毎日オールナイトニッポンを聞いていたコ○助は、ちょこちょこ録音しては学校に行く電車の中で聞いていたりしていたなり。
結構マメな性格なり(笑)。
その録音テープがあれば今でも当時を振り返って懐かしむことができるなりが、残念ながら無くしてしまったなりよ。
残念無念。
で、その「大槻ケンジのオールナイトニッポン」の中で「かっちょいい曲のコーナー(たぶんこんな名前だったなり)」というのが始まったなり。
コーナーの趣旨はかっちょいい曲や面白い曲を募集し、毎週2曲をピックアップして勝ち抜きバトルをやるというコーナーだったなり。
この中で彗星のように現れたのが杉良太郎の「君は人のために死ねるか」という曲。
つたない記憶が確かならば、この曲はかなりインパクトが強くて何週にも渡って勝ち抜いていたなりよ。
そのため、いつの間にかコーナーの名前も「杉さまに挑戦」に。
もう「君は人のために死ねるか」を超える曲は現れないと思っていた時に、猛烈なインパクトで、大槻ケンジやリスナーを驚愕させた曲が現れたなり。
それが山崎ハコ。
曲名は「呪い」。
「こんこん、こんこん、くぎをさす」「ワラの人形、くぎをさす」「くぎよ覚えろ、覚えろこの歌を」「誰がこうした、恨んで、くぎをさす」といった強烈な歌詞、今にも倒れそうなか細いヴォーカル。
昔から怖い曲ってあるなりよね。
例えば岩崎宏美の「万華鏡」やREBECCAの「moon」は曲と関係ない声が入っていると言われているなりが(意図的に入れたとも、レコーディング中のミスとも言われているなりが)、これはあくまで「霊」を意識させることで怖いわけなり。
でも、山崎ハコの「呪い」はそういった「霊」を意識させるようなトリッキーな演出はなく、純粋に歌声と曲で恐怖を演出する。
そんな曲は後にも先にも、コ○助は「呪い」しか聞いたことがないなりよ。
う〜、ブルブル。
その後、この「杉さまに挑戦」は「ハコに挑戦」というコーナーに改名され、ポマード&コンペイトウの「口裂け女を捕まえろ」など一風変わった曲が挑戦したものの、「呪い」を超えるインパクトを持った曲は現れなかったなり。
確か、このコーナーの最後に山崎ハコ本人が出演し、「呪い」を生演奏するという豪華な最後を迎えたなりが、コ○助の当時の印象としては「呪い」を唄った人というイメージはあまり抱けなかったような気がするなり。
そこまで暗い人ではなかったなりね。
で、以後この曲はコ○助の中では定番「恐怖ソング」だったなりが、テープを無くしてしまったためにずっと聞くことができないでいたなりよ。
何度かCDショップで探したことがあったなりが、どの山崎ハコのCDにも「呪い」は収録されていなかったなり。
なので、コ○助はずっと「呪い」を聞くこともなく月日が流れてしまったなり。
ところが。
ひょんなキッカケで最近「呪い」を聞くことができたなり。
たまたま知り合った人が「呪い」を知っていて、いろいろなことを教えてくれたなりよ。
「呪い」は1970年代後半くらいに発売された「人間まがい」というアルバムに収録された楽曲なりが、「人間まがい」というアルバムはレコードでしか発売されておらず、CDでは手に入らないらしいなり。
中古レコード屋とかに行けば1,000円くらいで手に入るようなりが、残念ながらコ○助の家にはレコードを聴くことができる環境がないので、聞くことができないなり。
なので、ちょっとガッカリしていると、その人が良い情報をくれたなりよ。
その情報によると、「ハコのお箱」というベストアルバムの中に収録されていると。
「ハコのお箱」はコ○助もCDショップで見かけて「なんてオヤジギャグなタイトルなんだ」と思った記憶があったのえ覚えていたなりが、そこには「呪い」が収録されているとは書いてなかったような気がしたなり。
すると、「CDのジャケットにも歌詞カードにも12曲目までしか書いていないが、幻の13曲目があるんだよ。それが『呪い』だよ」と言うなり。
おお、12曲終了後にCDを流しっぱなしにしていた人にしか気が付かないボーナストラック。
「呪い」がボーナスなのかどうかは疑問なところなりが(笑)。
とにかく、ボーナストラックには「呪い」が収録されているので、聞きたいなら「ハコのお箱」を聞いてみるといいよ、と教えてもらったなり。
おおお。
そんなわけで図書館に行って借りてきた「ハコのお箱」を聞いてみると・・・。
10年ぶりにコ○助は「呪い」に再会したなり(笑)。
今、昼間に聞いてみると思っていたよりも怖くない。
むしろ哀愁が漂う感じで結構良い曲に聞こえるなりが、当時「ハコに挑戦」のコーナーが夜中の2時の時報と共に始まっていたことや、AMラジオという音質の悪い環境で流れていたこと、ベッドに潜り込みながら真っ暗な部屋で聞く機会が多かったことなどがコ○助の恐怖を増長させていたのかもしれないなりね。
いやはや、これにて一件落着。
コ○助も久々に「呪い」を聞いて満足だったなり。
ところで、山崎ハコは今でもミュージシャンとして活躍していて、1999年に公開され、吉本多香美がヌードになったことで話題となった映画「皆月」の主題歌も歌っているとか。
コ○助は山崎ハコの楽曲をそんなに聴いたことがあるわけではないなりが、「整形手術に失敗した女性の歌」とか他にも結構暗い感じの曲が多いと認識しているなり。
そんなハコワールドを皆さんもぜひ(笑)。
最近の曲に付いていけない人には案外フィットするかもしれないなり。

6月13日
コ○助の記憶の中にある引田天功は、間違いなく男だったなり。
引田天功と聞いて、「あ、あのイリュージョニストの?」と即答する人は、恐らく20代前半か10代の人かもしれないなり。
そう、引田天功は二人いるなりよ。
まずは初代引田天功のお話。
初代引田天功は1934年に生まれ、1979年に他界した天才「脱出家」なり。
初代は男性なりね。
日本テレビ系で放送されていた特番で「海中大脱出」「火炎地獄からの大脱出」といった大仕掛けな脱出マジックを敢行し、お茶の間の人たちの度肝を抜かせたのが初代引田天功なり。
日本テレビ系で最初の特番が放送されたのは1963年。
最後の特番が放送されたのは1975年。
コ○助は1976年生まれなので、この特番を見たことがあるわけは無いなりね。
なにやら時代が合わないような。
でも、コ○助はしっかりと「引田天功=男」というのを記憶しているなりよ。
これは、当時のことをあまり記憶していないので確かではないなりが、恐らく初代引田天功の手品本を持っていたために、記憶の中に「引田天功=男」という映像が焼き付いているのだと思うなり。
したがって、コ○助は残念ながら動く初代引田天功を見たことがないと思われるなりよ。
コ○助が幼少の頃に再放送をやっていたか、それとも最後の日本テレビ特番となった1975年から、他界する1979年の4年間の間に、何らかの形でテレビで脱出マジックを披露していたのであれば、もしかしたら動く初代引田天功を見ていたのかもしれないなりね。
なにぶん、そこらへんに関してはちょっと記憶が曖昧なので何とも言えないなりが。
全く関係ないなりが、この初代引田天功の娘さんの引田智子は少女隊の一員として芸能界デビュー、少女隊解散後はTVアニメ「こどものおもちゃ」で声優デビューするなど、結構いろいろなことをしているようなり。
それは良いとして。
で、今。
現在二代目引田天功として活躍しているのは、もともと1970年代後半に「手品もするアイドル歌手」として売り出し中だった朝風まりという人物なり。
今思うともの凄く変わったキャッチコピーなりよね。
「手品もするアイドル歌手」って(笑)。
初代引田天功に師事したのが1976年。
1977年に初代引田天功が心筋梗塞で急に倒れ、予定していた日本テレビの特番を朝風まりが代役として出演したものの、この時の脱出はうまくいかなかったようなり。
ここら辺もちょっと当時1歳のコ○助には記憶にないなりね。
その後1979年に初代引田天功が急逝し、二代目襲名に際して弟子の間で激しいバトルがあったようなりが、それを勝ち抜いて二代目の座を奪取したのが朝風まりというわけなり。
コ○助は二代目引田天功がテレビで脱出劇をやっていた1980年代初頭の記憶は結構しっかり残っているなりよ。
意図的なのか、当時の実力なのかは定かではないなりが、とりあえず脱出マジックに失敗することがしばしば。
なので次第にコ○助の中では興味が無くなっていってしまったなりよ。
その「マジックに失敗する」というのが逆に画期的だったという人もいるようなりが(笑)。
まあそれに比例するかのように、気が付けば日本のブラウン管からは姿を消し、海外で活躍するようになったのは皆さんも周知のところなり。
その後二代目引田天功は1990年にマジック界最高の栄誉である「米国マジック・アカデミー大賞」を受賞、世界的な「イリュージョニスト」としての地位を確立し、アニメ番組「テンコーと魔法軍団」の主役「TENKO」として活躍するなど、日本よりもむしろ海外での評価の方が高いようなりね。
最近では「ハリウッドスター(←コ○助は認めないなりが)のジャン・クロード・バンダムと熱愛が発覚、結婚か」というニュースが流れたりしているなりが、アメリカでは「ハリウッドスターと肩を並べるほどのスター」と言っても良いようなので、そんなに不思議な組み合わせではないようなり。
日本人のコ○助の感覚からすると、なんだか変な組み合わせにしか見えないなりが(笑)。
このように、コ○助のイメージでは「初代引田天功=脱出家」「二代目引田天功=イリュージョニスト」というものなので、なんだか全く別物のような気がするなりよ。
もちろん男女の違いというのも大きいなり。
しかし、別物というのはきっと初代引田天功はコ○助の頭の中でかなりイメージが増幅されているため、「もの凄い人」になってしまっているだけなのかもしれないなり。
二代目引田天功の方はテレビでマジックに失敗しているところをしばしば見かけていたので、そんなに「もの凄い人」とは思えないのかもしれないなりね。
日本で活動していなかった時期も長かったし。
でも、コ○助は基本的にマジックとかイリュージョンは大好きなので、機会があったら世界の名声を欲しいままにしている二代目引田天功のステージも見に行ってみたいなり。
なかなか東京でやっているという話を聞かないのが残念なりが、今度機会があったら行ってみるなりね。
皆さんはどっちのイメージの方が強いなりか?
初代引田天功?二代目引田天功?
余談なりが、初代引田天功に最新の西洋マジックの知識を教えていたのはナポレオンズだったということは、あまり知られていない事実のようなり。
ナポレオンズは初代引田天功の弟子だったなりが、最新の情報に関しては当時大学生だったナポレオンズの方が詳しかったみたいなりね。
え?ナポレオンズを知らないって?
そういう人はちゃんと日本テレビ系の「笑点」を見るべし。

6月12日
いやー、参った、参ったなり。
本当に風邪を引いてしまって、熱が一向に下がらないなりよ。
2日目に突入なり。
この歳になると、まあ38度くらいあっても寝込むということはないなりが、やっぱり気怠い感じは否めないなり。
コ○助は風邪を引くと、必ず市販薬を飲んでその場を凌ぐなりが、結構効かないなりよね。
こういうのは病院に行ってブスッと一発注射を打ってもらえばアッという間に治るという話を聞くなりが、注射嫌いな子供みたいなコ○助は、小さい頃から絶対に薬で治すなり。
で、ちょっと気になったのでインターネットで調べたところ。
風邪の9割はウイルス性で、市販薬や医者で処方してくれる薬はあくまで「風邪による症状の緩和」であって、風邪のウイルスそのものをやっつけてくれるものではないため、「薬を飲んで治る」というものではないらしいなり。
ほぅ。
言われてみればそうかな、と思うなりが、知らなかったなり。
あと、重要なのは薬を飲むタイミングのようなり。
人が熱を出すのも、せきをするのも、鼻水を出すのもそれぞれ意味があるので、むやみに薬で緩和させると風邪が治るのを長引かせるだけで逆効果だというなり。
熱が上がるのはウイルスが一番繁殖しやすい温度が35〜36度なので、身体が自己防衛のためにウイルスが繁殖しにくい温度に熱を上げていくため、下手に薬を飲むとウイルスを増殖させるだけだというなり。
ほぅ。
せきや鼻水もウイルスを体外に排出するための防御反応なので、むやみに鎮めない方が良いというなり。
ほぅほぅ。
そのため、薬を飲むタイミングとしては、熱が39度近くになってどうしても辛い時や、せきや鼻水で仕事に支障を来す時など、どうしようもない時だというなり。
まあ結論としては「薬を飲むくらいなら、よく食べてよく寝ろ」ということのようなりね。
なるへそ。
風邪で辛いなぁ、と思いつつもちゃんと寝ていないコ○助はよくないなりね。
風邪薬を飲まないで、我慢しているのが一番良いということなりが、やっぱり何かの気休めが欲しいじゃないなりか。
そこで、出てくるのが民間療法というやつなり。
いや、気休めと言ってしまったなりが、しっかりと科学的に分析すれば効果があるのかもしれないなりが、昔から日本に伝わる「え?そんなんが風邪に効くの??」というようなものってあるじゃないなりか。
ネギを首に巻いて寝るとか、しょうが湯とかたまご酒とか。
ああいうのってコ○助は試したことがないなりが、本当に効くなりかね。
と、言ってもネギもしょうがもたまごも日本酒もないので、買いに行くのが面倒臭くてどうしようもないなりが(笑)。
一人暮らしで風邪で寝込むと、何やるのも面倒臭くてイヤなりよねぇ。
ま、とりあえずできるところから、お茶でうがいは毎日欠かさないようにしようとは思っているなりが、これも効果が出てるんだかどうだか。
早く治らないなりかねぇ。
更新するのも面倒臭くなっちゃうなり。
早く治りますように。

6月11日
お土産モノって、貰って困るものがどうして多いなりかね。
貰っておいて文句を言ってしまいそうになる自分がなんとも心ない人間のように思ってしまうなりが、綺麗事抜きに、そう感じるものって多くないなりか?
一番困るのが人形。
次がキーホルダー。
以前はペナントなんてのも困るものの筆頭格だったなりが、最近はほとんど見かけなくなったなりね。
これらのチョイスをしてしまうのは、もちろんお土産をくれる人が悪いわけではなく、「お土産物屋」にこういったものが売られているのがいけないなり。
お土産をくれる人の気持ちは凄く嬉しいし、買ってきてくれること自体は凄く嬉しいのに、お土産モノを見てちょっとガッカリということはしばしばあるなり。
先日、たまたま2人の友人からお土産モノをいただく機会があったなり。
2人とも行った先はバラバラで、それぞれ中華人民共和国と宮城県。
なので、当然お土産モノもバラバラなものだったなり。
まず、中華人民共和国に行った友人。
友人A「この間中国行ってさ。お前中国大好きだったじゃん」
コ○助「おうよ。俺は中国に何回も行ってるからな」
友人A「そんなお前に何をお土産にしていいかちょっと悩んじゃってさ」
コ○助「そんな気を使わないで良いのに」
友人A「いやいや。お茶ってのも定番過ぎてつまらんだろ」
コ○助「まあね。でもお茶も嬉しいもんだよ」
友人A「そう言うなよ。そんなお前にさ、ピッタリのもの買ってきたよ」
コ○助「なんだろう。俺が驚くもの?」
友人A「たぶんね。とりあえず俺はビックリした」
そう言って、おもむろに取り出したのは何やら大きめの箱に入ったもの。
友人A「これ、結構持って帰ってくるの大変だったんだぜ」
コ○助「そりゃ悪かったねぇ、変な気を使わせて。なんだろう」
ドキドキしながら箱を開けてみると・・・。
そこには可愛らしい目をした子供の顔が書かれた人形が一体。
人形の胴体を開けてみるとそこにもまた子供の顔が書かれた人形が一体。
さらにその人形の胴体を開けてみると・・・。
って、マトリョーシカ人形じゃないなりか(笑)。
中国に行ったはずなのに、ロシアの民芸品を掴まされているあたりがなんとも間抜けなりが、マトリョーシカ人形が中国の民芸品だと思いこんでいた友人は、かなり間抜けなやつなり。
そして、「中国に何度か行ったことがあるコ○助には」と気を使ってくれたが故に過ちを犯してしまった友人A。
有り難うなり。
その心遣いには感謝なりが、部屋に飾らたマトリョーシカ人形は、部屋の雰囲気と全く合わず何だか浮いているなり(笑)。
次に宮城に行った友人。
友人B「この間温泉に行ってきたんだ」
コ○助「へー、どこ行ったの?」
友人B「鳴子。知ってる?こけしで有名な温泉」
コ○助は鳴子に行ったことがあって、そのお土産といえばやっぱり「こけし」にトドメを刺すことを知っていたので、ちょっとイヤな予感がしたなりよ。
これはあくまでコ○助が大学時代に民俗学の講義で聞いた話なりが。
「こけし」は「子消し」の意味で、江戸時代に東北地方を襲った飢饉の際に食いぶちを減らす為に間引きされた子供を慰霊するために作られたものだというなりよ。
「こけし」の起源に関しては諸説様々で、この「こけし=子消し」説が正しいと言い切れるものではないなりが、その話を聞いて以来、コ○助は「こけし」はあまり好きではなかったなり。
で、そんなこけしをくれちゃったなりね。
もちろん、今民芸品としてたくさん売られているのも知っているし、鳴子の名産なのも知っているので、友人がこけしを買ってくるのはある意味必然だったなりから、それは仕方ないなり。
むしろ、お土産を買ってきてくれたことには感謝しているなりが、マトリョーシカ人形の隣に並べられたこけしは、部屋の雰囲気と全く合わず、何だかこれも浮いているなり(笑)。
しまっておいても仕方がないので一応飾ってはいるなりが、どうしたものなりかね。
一人暮らしの狭い部屋で、パソコンの前に飾られたマトリョーシカ人形とこけし。
困ったなりねぇ。 ま、でもお土産を買ってきてくれる対象にコ○助が入っているということで、その友人達には感謝なり。
な、なんとか大事にしていくなりよ。
マトリョーシカ人形・・・。
こけし・・・。

6月10日
大阪府池田市の大阪教育大学付属池田小学校で児童殺傷事件が起きた夜。
第一報は朝にニュースで見たので事件が起こっていたのは知っていたなりが、午後から夜にかけて出かけてしまったので、その後どれくらいの被害になっていたのかは知らないでいたなり。
とあるラーメン屋にて。
22時をちょっと回ったころだったので、店に置かれたテレビではテレビ朝日系の「ニュースステーション」が放送されており、トップニュースでこの事件のことを扱っていたなり。
おやじ「本当に酷い、惨い事件だよねぇ」
コ○助「そうですよね。ちょっと信じられないです」
おやじ「この犯人、事件の前に映画『バトルロワイヤル』を見ていたらしいですよ」
コ○助「え?そうなんですか?」
おやじ「昨日(7日?)『バトルロワイヤル』のレンタルが始まって、それを見ていたらしいんですよ」
コ○助「そうなんですか!」
おやじ「あの映画、公開前に文部省がストップかけようとしていたでしょ?それがこんなことに・・・」
その場に居合わせていたのはコ○助と友人と、外国人の人とその奥さんらしき日本人の女性とラーメン屋のおやじの計5人。
都心のラーメン屋ということもあって、おやじ以外の4人は出先だったので、この事件の詳細を全然知らないでいたなり。
外国人の人がテレビを見ながら「Oh!God!」を連発していたので、本当に知らなかったなりよ、きっと。
そんな状況だったので、ずっと暇そうな店の中でテレビを見っぱなしだったであろうおやじの話を素直に聞き入ってしまったなり。
そしてそのラーメン屋では「『バトルロワイヤル』が引き金になった」「深作欣二監督のコメントを聞きたいところ」というように、「『バトルロワイヤル』の影響」について話し合われ、結論付けられたなり。
家路につき、そのおやじの発言を裏付けるようなニュースソースを探すことにしたなり。
ところが。
どのサイトを見ても、そんなことこれっぽっちも書いてないなりよ。
まあ大手の新聞社の記事はこういう報道には慎重なのかもしれないので、スポーツ新聞とかなら記事になるかもしれないと思い、次の日のスポーツ新聞の記事も舐めるように見て回ったなりが、一言もそんなことは書いていなかったなり。
う〜む、これはガセか?
ラーメン屋のおやじの妄想か?
コ○助はこのおやじから聞いた話を裏付けるためにいろいろとニュース記事を探して回ったので、一応現段階では「犯人が『バトルロワイヤル』を見て犯行に及んだ」という公な情報は何もないということに気が付いたなり。
でも、そんな風にたくさんの新聞記事を比較したりしていなかったら、もしかしたらおやじの情報を鵜呑みにしていたかもしれないなりね。
もし、同じ場に居合わせた外国人がこの話を鵜呑みにして、「日本ではバイオレンスな映画が引き金となった残酷な事件が起こった」と認識してしまったのであれば、それは大きな誤解として広がっていく可能性があるわけなり。
事の真贋を見極めるというのは難しいなりよね。
必ず聞いた情報は一回自分で咀嚼して、フォローした上で伝達していかないと大変なことになりかねないなぁ、と。
それでも間違っている可能性は往々にしてあるなりが。
Narinari.comでもよく噂レベルの話を伝えることがあるなりよ。
でも、それは「こんな新機種が発売されるらしい」というような、仮にその噂が外れていても「あ、やっぱり噂でしかなかったんだ」と思う程度の話題なり。
こういった重大事件のニュースというのは、慎重に話題を振っていかないといけないなぁ、としみじみ感じたなり。
だって、もしこの話が事の真贋が分からないうちに広がっていってしまったら、「バトルロワイヤル=悪」というレッテルが貼られてしまうかもしれないなりから。
噂と嘘は紙一重なりからね。
ところで。
結局このおやじの話について、コ○助はニュースソースを拾うことはできなかったなり。
でも、もしかしたらこのおやじとて、テレビで見た情報をそのままコ○助たちに披露してくれただけなのかもしれないなりよ。
そんな情報を聞いた事ある人いるなりか?
もしそんなことをチラッとでも聞いたことがある人はちょっと教えてくれると嬉しいなり。
兎にも角にも、事件の被害にあった犠牲者の方々のご冥福をお祈りしますなり。

6月9日
生まれて初めてミュージカルを観たなり。
映画ではミュージカルタッチの作品を数本観たことがあるものの、実際に生でミュージカルを見たのは生まれて初めての体験だったなりよ。
観た作品は「キャバレー」。
昨日初日を迎えた「キャバレー」はTBS・ホリプロ・TOKYO FM主催ということで、かなりメディアでも宣伝をしまくっていたのでご存じの方もいるかもしれないなりが、いわゆる「ブロードウェイミュージカル」というやつなり。
1966年に初演され、アメリカ演劇界のアカデミー賞とも言われるトニー賞を1967年に受賞、1998年にもリバイバル公演がトニー賞の「最優秀リバイバル作品賞」を受賞した名作なりね。
このミュージカルでトニー賞を獲得後ロングランヒットを飛ばし、1972年にはライザ・ミネリ主演、ボブ・フォッシー監督で映画化され、アカデミー賞でも主演女優賞と監督賞を獲得しているので、ミュージカルに興味が無くてもその作品自体は知っている人も多いかもしれないなり。
ちなみにトニー賞受賞作品というのはどんな作品があるかというと、「キャッツ」「オペラ座の怪人」「レ・ミゼラブル」「ライオンキング」といった日本でもなじみの作品がゾロゾロ。
まあ受賞した作品が全て面白いわけでも、日本人の嗜好に合うわけでもないかもしれないなりが、「キャバレー」に関してはミュージカルでも映画でも高い評価を受けているということもあって、その作品性はかなり高いものがあると言っても良いと思うなり。
そんな名作と呼ばれる「キャバレー」だったなりが、コ○助はミュージカルに対してある種偏見を持っていたために、前述のように全く観る機会なくこの年になってしまったので、最初は全く行く気がしなかったなりよ。
チケット代がS席15,000円、A席11,000円と高価だったこともあるなりが(笑)。
かなり贅沢な娯楽なりよね。
コ○助がミュージカルに持っていた偏見というのは、よくタモリが「笑っていいとも!」で言っているような「突然歌い始める」「不自然な笑顔」というのと同様のものだったなり。
それはきっとテレビで流れているわずか15秒のCMに映る、歌っているシーンやダンスシーン、子供が楽しそうに演じているシーンなどが、「突然歌い始める」「不自然な笑顔」というイメージを強烈に植え付けているのだと思うなり。
そういったものが、結果としてミュージカルはコ○助の感覚からは「遠い」ものだと思わせてしまっていたのかもしれないなり。
なんでなりかね。
これはミュージカルに限った話ではないなりが、外国人がやっていると素敵に見えるのに、日本人がやっていると「何か違う」っていうものってあるじゃないなりか。
例えば・・・とコ○助が思っているものを列挙すると、そのファンの人とかから反感を買いそうなので書かないなりが(笑)。
そんなコ○助が「キャバレー」を観に行くことになったのは、友人に強力にプッシュされたからなり。
まあもしかしたら食わず嫌いなのかもしれないし、長い人生一度くらい観ておいても良いかな、と。
それに加え今回の「キャバレー」来日公演は、コ○助が大好きな映画「アメリカンビューティー」のサム・メンデス監督が演出を手掛けているということで、そういった意味でもちょっと面白そうかもしれないと思ったなり。
ちなみにサム・メンデス監督というのは、「アメリカンビューティー」が映画デビュー作だったものの、演劇界ではアメリカの若手ナンバー1の呼び声高い、かなりの演出家のようなり。
で。
実際に観た感想としては素晴らしい。
素晴らしく面白かったなりよ。
いやー、本当に食わず嫌いはいけないなぁ、としみじみ思ったなり。
よく「ニューヨークに行ったら必ずブロードウェイのミュージカルを観る!」と言う人いるじゃないなりか。
その気持ちが、ちょっと分かった気がしたなり。
今までミュージカルを観たことがない人でも、全く問題なく楽しむことができるなりよ。
音楽も良いし、踊りもカッチョイイし、話もなかなか。
コ○助はA席しか取れなかったので11,000円だったなりが、それでも十分元を取るくらい楽しむことができたなり。
7月1日まで上演していて、当日券も結構販売しているようなのでお時間があればぜひ。
えー、関係ないなりが、休憩時間に劇場のロビーでアイスコーヒーを飲んでいると。
コ○助のすぐ目の前に俵万智さんが。
これが一番ビックリしたことだったり。
って、そんなオチかい!

6月8日
仏壇最前線。
コ○助の祖父母の家には昔ながらの仏壇が置いてあるので、コ○助にとっては特別珍しいものではないなりが、コ○助と同じ世代くらいの友人に聞くと、結構「仏壇なんて見たことがない」という人がいるものなり。
田舎のない都会っ子がコ○助の周りには多いからかもしれないなりが。
近年の「和室がない」「狭い」 という住宅事情とかを考えたら、それも仕方ないのかもしれないなりね。
仏壇と言えばはせがわ、はせがわと言えば仏壇。
「おててのしわとしわをあわせて しあわせ なーむー・・・」のCMは、恐らく日本人だったら誰でも知っているかと思うなり。
あの少女が「たばさちゃん」という名前だということまで知っている人は少ないかもしれないなりが(笑)。
そのはせがわのホームページを見てみると、現在発売している仏壇の一覧を見ることができるなりが、コ○助の祖父母の家にあるのもこんな感じのオーソドックスな仏壇が置いてあるなり。
黒檀や金で作られた仏壇は、工芸品として見てもなかなか立派なものなりね。
はせがわの商品を見る限り、やっぱり和室には仏壇が置いてあっても何の違和感もないなりが、洋室にはちょっと厳しいものがあるような。
で、このはせがわのホームページの商品一覧に「新型デザイン」という項目を発見。
「現代生活様式に合わせて、デザイン性、収納性を追求。新感覚で開発された、お仏壇です」。
おお、なんだか期待できそうじゃないなりか。
この仏壇だったら、洋室が多い家でも仏壇が置けるかも・・・。
そんな期待(どんな期待なりかね)で胸を膨らませ、見てみると・・・
「現代生活空間に合う椅子内蔵のお仏壇です」。
おい!
普通の仏壇が大きくなって、椅子を内蔵しただけじゃないなりか。
う〜む、「デザイン性、収納性を追求」したとは思えないし、「新感覚で開発された」とも思えないなりが・・・。
やはり仏壇は和室にしか似合わないなりかね。
まあそもそもが仏教のものなので、「洋風に」という方が無理なのかもしれないなりが。
でも、日本の家屋は西洋化が進んでいるなりから、このままでは仏壇という文化が廃れてしまうなり。
う〜む、困ったなり。(←なぜコ○助が困る必要があるのかも分からないなりが)
そう思っていた矢先。
見つけてしまったなりよ。
最先端の、最新の仏壇を。
作っている会社は「Yagiken」。
名前は和風なりが、横文字で社名を表記するあたりからして、かなり洋風を意識しているかと。
仏壇の種類のネーミングもまたすごい。
はせがわが扱う仏壇の種類は「上置型」「半間地袋付仏間用」「半間仏間用」「一間仏間用」というような、いかにもなネーミングで分類しているのに対し。
「Yagiken」の扱う仏壇の種類は「アール・ヌーボーシリーズ」「イタリアシリーズ」「クラフトメモリーシリーズ」などなど、まさに常識を破壊したラインナップ。
「Yagiken」のコンセプトが「仏壇のあるリビング。」なりから、そんなラインナップもちょっと納得。
2000年度のグッド・デザイン賞を受賞している仏壇もあるだけあって、なかなか仏壇には見えない仏壇がたくさん並んでいるなり。
そして驚愕なのが常識を覆す「スライド開閉式」の扉。
う〜む、ここまでくるともはや何かの西洋家具のようなり。
え?
どんな仏壇なのか見てみたいって?
と、いうわけで、興味がある人はぜひとも「Yagiken」のホームページを。
あなたの見たことがない世界が、そこに広がっていること間違いなしなり。
でも、ぶっちゃけた話、いくらデザインが変わってもリビングに置きたいとは思わないなりが(笑)。