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<デジタル>  2003年01月27日 (Mon)更新

 

カメラの出荷台数、国内外含めてデジタルカメラがフィルムカメラを抜く。1980年代初頭に市場に登場し、1995年にカシオ計算機が発売した「QV-10」を契機にブレイクしたデジタルカメラなりが、遂に2002年は出荷台数で国内外共にフィルムカメラを抜いたようなり。コ○助もかつては旅行や遊びに行く時にはデジタルカメラとフィルムカメラを両方持ち歩き、デジタルカメラはパソコン用、フィルムカメラは現像用と割り切って使っていたなりが、今はデジタルカメラの画像をプリントに出しても驚くほど綺麗に印刷してくれるなりからね。普通のスナップ写真だったら、完全にフィルムカメラ要らずといった感じなり。コ○助も結構デジタルカメラは台数を所有しているなりが、今狙っているのは実売価格が2万円を切るところが続々と出てきているソニーの「DSC-U10」。そろそろポケットに気軽に突っ込める、スナップ写真くらいだったら問題ない画質のデジタルカメラがもう一台欲しいところなので、検討中なりよ。コ○助の物欲ランキング、現在第2位なり(笑)。ちなみに第1位はDVDレコーダー+HDDレコーダーの東芝の「RD-XS40」。早くどちらも欲しいなり・・・。www.asahi.com/business/update/0126/005.html

3倍ズームを搭載したカシオ計算機の320万画素デジカメ「EXILIM ZOOM」開発者インタビュー。超薄型、カードサイズデジカメとして大人気の「EXILIM」なりが、光学ズームを搭載していなかったことや、マクロ撮影ができなかったことなどに不満を持っていたユーザーも多かったなりよね。「EXILIM ZOOM」はそういった不満を解消するべく、3倍ズームを搭載し、マクロ撮影も可能にしたモデルなりが、残念なことに従来機種よりも厚みが増してしまったという、一長一短な機種とも言えるなり。「新製品はEXILIMの後継モデルではなく、“EXILIM ZOOM”という新ブランドであることを理解してもらいたい」「毎日持ち歩ける薄型軽量のズーム付きデジカメに大画面液晶を搭載し、それらを活用できる新機能を提案することで、デジカメが“新しいコミュニケーションツール”になっていく」などなど。なるほど、同じ「EXILIM」を冠していながらも、従来の「EXILIM」の後継機という位置づけでは無いなりね。そうなると、発表された時にも囁かれた「『EXILIM』の名前を借りただけで、本当はただの『QVシリーズ』」という声もあながち間違いでは無いのかも・・・。まあ新しいデジカメのコンセプトを提案したい、とカシオ計算機も意気込んでいるようなので、「EXILIM ZOOM」シリーズの今後の展開にも期待したいものなり。[“3倍ズーム&320万画素”のEXILIMを見てきました(前編)][“3倍ズーム&320万画素”のEXILIMを見てきました(後編)]www.zdnet.co.jp/news/0301/17/nj00_exelim_zoom.html

MP3プレーヤー「Rio」シリーズのSONICblueが身売りを検討。社名変更前のダイアモンド・マルチメディア・システムズの頃から「Rio」ユーザーのコ○助としてはSONICblueの経営悪化は心配なところ。現在SONICblueは財務状況が悪化しているため、買収、出資の両面でパートナー探しを始めたようなり。かつてダイアモンド・マルチメディア・システムズの頃、「Rio」シリーズはまだ数少ないMP3が持ち運べるプレーヤーとして絶大な人気を博し、時代の寵児のようにもてはやされた時期もあったなりが、最近は各メーカーの参入が相次いでいて、SONICblueはあまり特徴的な製品を投入できないでいたなりよね。また、MP3を焼いたCD-R/RWを再生できる「RioVolt」シリーズも、大手のソニーや松下電器産業といったメーカーの製品に比べるとデザイン面での野暮ったさは否定できず、やや苦しい印象を受けていたなり。コ○助が個人的にSONICblueに対して不満なのは、ちゃんとMP3プレーヤーのファームウェアのバージョンアップをしてくれないこと。コ○助のメイン機種は「Rio 800」という機種で、デザイン的にも音質的にも気に入っているなりが、日本語表示にはファームウェアのバージョンアップで対応すると当初発表されていたのに、完全に忘れられた存在になっているなりよ。コ○助は日本語表示に対応する日まで我慢するつもりで「Rio 800」を多少高くても購入したのに。なので、次にこの手のプレーヤーを買う時にはSONICblueの製品は買うまいと心に誓っていたなりね。些細なことなりが、こういった事でユーザーを失っていくということを感じて欲しいものなり。ま、ブランドとしては老舗なので、身売りによって経営体質が改善されて、サポートなども向上することに期待したいものなり。[SONICblue公式サイト]www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030120/sonic.htm

クリエイティブ、「NOMAD Jukebox Zen」の40GBモデルを発表。「NOMAD Jukebox Zen」はAppleの「iPod」よりも一回り大きいものの、一部マニアの間ではHDDの換装できる(もちろん保証外)ミュージックプレーヤーとして高い人気を誇っている製品なりね。ちなみに従来機種は20GBのモデルしか出ていなかったなりが、40GBや60BのHDDに換装したとの情報もちらほらネットで見かけるなり。まあコストは度外視になるなりが(笑)。で、今回発表されたのは正規の40GBモデル。160kbpsのMP3ファイルを約8000曲も収録できる大容量となっているなり。価格は53,800円で、数量限定発売となるので欲しい方はお早めに。また、同時にUSB 2.0に対応した20GBモデルも発表されたので、インターフェースに合わせてご購入を検討下さいませ。コ○助もちょっと「NOMAD Jukebox Zen」欲しいなりが、8000曲もMP3ファイルを持っていない上に、どこでそんな量の楽曲を聞くのかと、コ○助の生活スタイルの中では活躍するシチュエーションが無さそうなので見送りなりよ。モノとしては興味あるのに。[HDD換装写真(要Yahoo!アカウント)]www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030117/creative.htm

シーグランド、MP3録音が可能な名刺サイズのシリコンオーディオプレーヤーを発売。厚さわずか9.8mm、本体の大きさが幅54mm×厚さ9.8mm×高さ77mmと名刺入れにすっぽりと収まる薄さ、小ささが特徴のシリコンオーディオプレーヤーが発表されたなり。発売されるラインナップは内蔵メモリ128MBの「RM300M-128MB」(23,000円前後)、192MBの「RM300M-192MB」(28,000円前後)、256MBの「RM300M-256MB」(35,000円前後)の3機種で、全て機能的には同一のもの。対応する再生方式はMP3/WMA/ADPで、ライン入力による録音が可能なり。単体でMP3の録音ができるのは結構魅力的かもしれないなりね。ただ、メディアを採用していない点や、その割に価格が高いことなど、若干不満も出てきそうな仕様なりか。まあそれでも名刺入れに入る小ささはかなり良さげなりが。とにかく小さくて軽い製品が欲しい人はぜひぜひ。www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030116/seagrand.htm

ビクター、HDDレコーダとDVDプレーヤーの一体型「XV-HDV1」を発表。これまでHDDレコーダとDVDレコーダの一体型製品は数多く登場しているなりが、DVDプレーヤーとの組み合わせは恐らく初めての製品なのではないかと。今まで製品として登場して来なかったのは、DVDプレーヤーと組み合わせてもメリットが少ない(HDDで録画したものをDVDで書き出すという連携技が使えなければ、単に合体させただけになってしまうから)との判断が働いていたからだと思うなりが、ビクターはあくまでも「省スペース」をアピールした製品として売り込むようなり。HDDレコーダは80GBで、録画予約はGコードに対応。「省スペース」は良いなりが、問題はその価格で、店頭予想価格は73,000円前後になるのだとか。もう1〜2万円上乗せすればDVDレコーダ機能を搭載した製品が購入できる価格帯なだけに、これは微妙な価格なりねぇ。単体のHDDレコーダ製品と、HDDレコーダ+DVDレコーダ製品の価格差がそれほどあるわけでは無いので、中間の機能を持つ「XV-HDV1」は苦戦しそうな予感なり。www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030115/victor1.htm

ソニー、6月以降にDVD関連機器で攻勢。今年自社製品としては初めてとなるDVDレコーダー製品を投入することを明らかにしているソニーなりが、具体的なスケジュールとしては、まず6月に世界初となるDVD-RW/+RW/Rメディア対応のコンパチブルDVDレコーダーを、8月には8cmのDVD-RW/Wメディア対応のデジタルビデオカメラをアメリカ市場で発売、国内でも年内の発売を目指しているようなり。両製品とも先日ラスベガスで開催されていた「2003 International CES」で出品されていたものなりね。前者のDVDレコーダーは「RDR-GX7」の型番で、価格は800ドル前後になる模様。HDDの付かない単体のDVDレコーダー製品としては、やや高めの価格となりそうなり。後者の8cmのDVD-RW/Wメディア対応のデジタルビデオカメラは「DVD Handycam DCR-DVD200」のことなりが、i.LINK端子やUSB2.0端子を搭載していることから、パソコンとの連携が強化されているカメラになるようなりね。また、このカメラで記録した8cmのDVDメディアはプレステ2でも読み込むことができるようなり。いずれもソニーがDVD製品に本腰を入れ始めたことの現われでもあるので、国内正式発表を楽しみに待ちたいところなり。[2003 International CESレポート【ソニー編】―8cmDVDカメラ、DVD±R/RWレコーダなど新製品多数]www.jij.co.jp/news/av/art-20030113174528-FHEWOYDUUD.nwc

ソニー、容量1GBの「メモリースティックPRO」を発表。メモリースティックも遂に1GBに到達!正式に発売日が発表された新規格「メモリースティックPRO」は容量1GBの「MSX-1G」(92,000円前後)、512MBの「MSX-512」(46,000円前後)、256MBの「MSX-256」(20,000円前後)の3種で、3月21日から一斉に発売されるなり。ちなみに1GBまでの容量が既に発売されている小型メモリはコンパクトフラッシュとマイクロドライブだけなりが、コンパクトフラッシュは6万円台後半、マイクロドライブは25,000円前後といったところなりか。そう考えると、「メモリースティックPRO」の価格はちょっと高いなりねぇ。製品と共に発表された動作確認機種一覧表を見てみると、例えば現時点ではCLIEなら「PEG-NX70V」と「PEG-NX60」のみ、デジカメなら「DSC-F77」「DSC-FX77」「DSC-F717」のみといった具合に、かなり対応している製品が限られている模様。今後動作確認機種は増えていくとは思うなりが、現在のメモリースティックと完全互換というわけではないので、使うことの出来ない機種もたくさん出て来そうなりね。ご購入の際にはご注意下さいませ。[プレスリリース]www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030110/sony.htm

松下電器産業、MP3対応のポータブルCDプレーヤー「SL-CT500」を発表。この手のポータブルCDプレーヤーはもはや百花繚乱といった状態で、かなり多くの選択肢が存在するなりよね。ただ、松下電器産業やソニーが発売するMP3対応ポータブルCDプレーヤーは、これまで長年培ってきたものがあるだけに、デザイン面では他のメーカーの製品よりも頭一つ、二つ抜けている感じなりよね。今回発表された「SL-CT500」も、なかなかキュートなデザイン。MP3ファイルを焼いたCD-R/RWを再生した場合、付属する単3ニカド充電池だと約22時間、別売りの単3アルカリ乾電池を使うと約45時間、充電池とアルカリ乾電池を併用すると約65時間の連続再生が可能という、長時間再生もグッドなりね(参考:アイ・オー・データ機器の「HyperHyde Loops II」は内蔵充電池で約15時間、単3アルカリ乾電池×2本で約20時間。TDKの「MOJO」は内蔵充電池で約8時間、内蔵充電池+単3アルカリ乾電池×2本で約20時間)。価格も11,000円前後と安いのが魅力的なりが、ただ一つ残念なのは液晶リモコンにID3タグが表示されないということ。これが対応していればコ○助もすぐ飛びついたのに。惜しい・・・実に惜しいなり。まあ液晶リモコンに曲名などは表示されなくても良いという人には恐らく「買い」の製品なりね。ぜひぜひ。www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030109/pana.htm

カシオ計算機、光学3倍ズームを搭載した320万画素の「EXILIM EX-Z3」を発表。あの超薄型デジカメ「EXILIM」が光学ズーム搭載&画素数アップと大幅に機能アップして新登場してきたなり。スペック的には沈胴式の光学3倍ズームレンズを搭載、画素数は320万画素、SDメモリーカード/MMCスロット、2インチ液晶ディスプレイなどなど。従来機には搭載されておらず、ユーザーからのリクエストの多かったマクロモードにも対応しているのはかなり嬉しいところ。これらの機能で価格は5万円前後と、300万画素クラスのデジカメとしては標準的な価格帯になるようなり。ただ、スペックだけ見るとかなり魅力的なりが、残念なのは厚さが従来機よりも2倍以上、重さも40g増と大きくなってしまっている点。縦×横のサイズは従来機と同じカードサイズではあるものの、厚みが沈胴式のズームレンズを採用しているため、どうしても厚くなってしまったなりね。まあそれでも十分薄そうではあるなりが。発売開始は3月上旬からなので、予約はお早めに。[プレスリリース]pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0109/casio.htm

Apple、動画再生が可能な「ビデオiPod」を投入か。7日(日本時間8日)にサンフランシスコで開幕する恒例のMACWORLD Conference & Expo直前ということで、噂系サイトを中心に様々な新製品予測が飛び交っているなりが、以前から真しやかに流れているのが、この動画再生に対応した「ビデオiPod」。当初「iPod」は音楽再生のみのプレーヤーだったものが、簡易スケジュールビューワーやアドレス帳として機能するようになった事からも分かるように、「iPod」は進化していくデバイスなので、当然将来的にはカラー液晶を備えて動画ファイルの再生ができるようになる、と期待含みでネットでは熱く語られているなりね。アメリカのアナリストたちも、今回のMACWORLD Conference & Expoで確実に発表されると断言はできないものの、将来的に登場する可能性は十二分にあると睨んでいるようなり。コ○助も「iPod」が様々なファイルのモバイルビューワーという使い方ができるのは素晴らしいと思うなりが、若干時期尚早な気もしないなりか?もう少しHDDレコーディングや動画配信などのサービス環境が整ってからの投入でも良いように思うなりよ。まあ本当に動画再生が可能な「ビデオiPod」なる製品が出るかどうかも定かではないなりが(笑)。Appleは携帯電話市場に興味を持っていると言われているので、今年は何らかの携帯電話とPDAの融合したようなデバイスが登場する可能性はあるなりよね。あとはIntelやAMDのCPUで動作可能なOS Xが登場する可能性も。Appleにとって2003年は大きな変革の年になるかもしれないなりね。Macユーザーならずともぜひご注目を。っと、その前にサンフランシスコで何が発表されるのか、楽しみなり。www.zdnet.co.jp/news/0301/06/xert_apple.html

2002年のハイテク「これはちょっと考え物賞」を発表。アメリカはこういった皮肉めいた賞モノが多いなりが、ちょっと面白かったのでご紹介を。例えば「ピカソみたいなデザインにしたら、値段もピカソ並みになったで賞」には「メロンみたいな本体に、絵画用イーゼルのような液晶ディスプレイという斬新なデザイン」ながら、「1499ドルもする」ということでAppleの「iMac」が受賞。「世界中の弁護士がお友だち賞」には「さまざまな企業や政府を敵に回し、訴訟に次ぐ訴訟をしている」ことが評価されてマイクロソフトが受賞。「いつでも作業中賞」には「3日に1回程度、『ウィンドウズをアップデートしますか?』と聞いてくる」ことが評価されて「Windows XP」が受賞などなど。マイクロソフトが堂々の2冠を達成したなりね(笑)。こういった記事をAP通信のような媒体が配信しても、企業側が目くじらを立てないのがアメリカの懐の深さというか、ジョーク文化が根付いているというか。そういう意味では面白い国なりね。www.cnn.co.jp/top/K2003010100083.html