■ 東洋のハリウッド・香港の映画産業が大ピンチに。かねてから香港映画の不振は叫ばれ続けて来たなりが、90年代にピーター・チャン率いる製作プロダクション「UFO(UNITED FILMMAKERS ORGANIZATION)」が颯爽と現われ、香港映画界に映画熱を呼び戻したものの、そのブームが去ってからは再び香港映画界は冬の時代を迎えることになってしまったなりね。ちなみに王家衛監督に代表される世界的に評価の高い監督の作品は興行的には香港でもサッパリなようなりが、これは日本で北野武監督作品など、世界的に評価が高い作品でも興行的にサッパリといった状況と似たようなものなのではないかと。具体的に香港がどういう苦境に立たされているのかというと、香港の経済全体が沈滞気味な事に加え、多くの人材がハリウッドに流出したり、香港スターの出演料が高騰しすぎて製作費を圧迫した結果、質の悪い作品がゴロゴロと出てきてしまうといった具合に、全てが上手く行かない方向に歯車が回転しているようなりよ。コ○助も香港映画は好きでチェックをしているなりが、確かにUFO全盛の頃に比べると元気が無いのは痛感させられるなりね。あの頃に製作された「金枝玉葉(邦題:君さえいれば)」や「天涯海角(邦題:世界の涯てに)」、「甜蜜蜜(邦題:ラブソング)」が日本で公開された時には、コ○助も足繁く映画館に通ってしまうほどの魅力がアリアリと存在していたなりが、最近の香港映画はどうも物足りない。苦境が故に製作費が減り、質が落ちるという流れになっているのは仕方ない事なのかもしれないなりが、この場を何とか乗り切って、再び熱い香港映画の活力を見せて欲しいものなり。まあそれは日本映画にも同じような事が言えるなりが・・・。一時元気だった韓国映画界も苦境を迎えているようだし、アジア圏の映画にはもっと頑張って欲しいなりね。www.asahi.com/culture/update/1123/001.html
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