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<映画>  2002年10月31日 (Thu)更新

 

「千と千尋の神隠し」がアメリカで苦戦、配給元のディズニーにブーイングの嵐。「千と千尋の神隠し」は興行収入が伸びずに苦戦しているようなりが、なぜブーイングなのかというと、作品は評論家たちの間で高評価なのにも関わらず、ディズニーが上映館を拡大しないことに対してブーイングが起きているというなり。ニューヨーク・デイリーニュース紙の映画評論家であるジャック・マシュー氏は「千と千尋の神隠し」を「『不思議の国のアリス』的ストーリーは、まさに子供向け映画の手本といえるものだ」と絶賛。「ディズニー・ファンを増やす絶好の機会を逃している」と痛烈に批判しているなり。スタジオジブリとディズニーが今後も強固なパートナーとなるためにも、スタジオジブリをアメリカで認知させるためにも、ベルリン国際映画祭金熊賞という対外的な評価も得た「千と千尋の神隠し」をもっと売り込んで欲しかったなりねぇ。アメリカでは上映館拡大を望む熱い声も出ているようなりが、ディズニーがその声に応えるかどうか。難しいと思うなりが、何とか拡大上映を実現して欲しいものなり。www.eiga.com/buzz/021029/02.shtml

「死体解体の話だけど、ポジティブな印象にした」映画「OUT」の平山秀幸監督インタビュー。 コ○助もようやく時間が取れて明日あたりに観に行こうと思っている「OUT」なりが、皆さんはもう観たなりか?ドラマ版や舞台版とどういった違いを見せてくれるのか、今から楽しみなりよ。演出が違うだけでガラッと作品の印象って変わるなりからね。ましてや脚本家やキャストが違うので、全く違う作品になっていることに期待しているなり。「女性4人を主人公に、笑いも含めた群像劇なら、陰惨にはせずに、いけると思った」「(死体解体シーンは)脚本の鄭義信には『笑わせてくれ』と注文した。ここで映画のトーンが決まる」などなど。個人的には今回のキャストの中では室井滋がどんなキレた演技を見せてくれるか、非常に興味があるなりよ。ちょっと飛んだ役の室井滋って、結構魅力的なりよね。楽しみ楽しみ。www.mainichi.co.jp/life/cinema/kiji/0210/30-01.html

マドンナ主演の映画「Swept Away」のオリジナル版監督が激怒。興行収入も散々、映画評論家からもこき下ろしの「Swept Away」。もはやガイ・リッチー監督とマドンナの夫婦競演だけが話題の作品なりが、「Swept Away」の元になったイタリア映画「流されて・・・」のリナ・ウェルトミューラー監督が「Swept Away」の駄作ぶりに激怒。「Swept Away」の酷評によって「流されて・・・」の続編企画が台無しになったとカンカンのようなり。「Swept Away」、本当に悲惨みたいなりね。今日フジテレビ系「とくダネ!」内のデーブ・スペクターのコーナー「スター☆まるみえチャンネル」でも酷評しまくっていたなりよ。日本公開前なのに(笑)。ガイ・リッチー監督はデビュー作の「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」、2作目の「スナッチ」で世界的な名声を得たなりが、撮影や編集の段階でマドンナに横槍を入れられた「Swept Away」で完全にミソを付けてしまったなりね。やっぱり公私混同は良くないなりよ、絶対に良くないなり。まだ日本公開前で、個人的にガイ・リッチー監督の新作には期待していただけに、残念でならないなりね。www.eiga.com/buzz/021029/06.shtml

張芸謀監督の最新作「至福のとき」に主演の董潔(ドン・ジエ)インタビュー。鞏俐(コン・リー)や章子怡(チャン・ツィイー)を主演で起用し、世界的なスターに育て上げた張芸謀監督が新たなヒロインとして抜擢したのが董潔(ドン・ジエ)。董潔はインターネットで公募され、約5万人が参加したオーディションから選ばれた中国映画界期待の新星なりが、「至福のとき」では盲目の女の子という難しい役を演じているなり。「2人(=鞏俐と章子怡)と並んで話題にされるのは光栄」「私は自分なりの道をこれから見つけたい」などなど。ちなみに董潔はこの役作りのために実際に盲学校に通う女の子2人と約40日間に渡って共同生活をしたり、出演にあたって張芸謀監督から命じられた5キロのダイエットを敢行したというエピソードもあるようなり。「至福のとき」はほのぼのとした気持ちにさせられる張芸謀監督らしい作品になっているようなので、機会があればぜひぜひ。www.zakzak.co.jp/geino/n-2002_10/g2002103007.html

チャールズ・チャップリン監督・主演の名作「独裁者」がフランスでリバイバルヒット。フランスでは来月「独裁者」のDVDが発売されるため、そのプロモーションの一環として120館で劇場公開をしたところ、フランスの興行収入成績で並み居る新作に混じって初登場4位を記録。意外なヒットを飛ばしているというなり。「独裁者」はコ○助も昔NHKかなにかで観たなりが、これは本当に凄い映画なりよ。まあチャップリンの偉大さに関しては敢えて触れる必要が無いほど偉大なわけなりが、「独裁者」の有名な「世紀の6分」と言われる演説シーンは必見なりよね。ひょんな事から入れ替わってしまった床屋のチャーリーと独裁者ヒンケル。数万の群衆の前で突然演説をしなくてはならなくなったチャーリーが語った内容は・・・。ネタバレになってしまうので詳しくは書けないなりが、実にいろいろな事を考えさせてくれる内容なりよ。観たことがない人にはぜひとも一度観てもらいたい作品なり。1940年の作品ながら、60年の時を経ても未だ色褪せない名作。日本でも劇場公開して欲しいなりねぇ。どこかでチャップリン特集でもやって欲しいものなり。www.asahi.com/culture/update/1026/001.html

平山秀幸監督の映画「OUT」が来年の第75回アカデミー賞に出品。出品と言っても、ノミネートでは無いのであまり大仰な話では無いなりが。アカデミー賞を主宰するアメリカ映画芸術科学アカデミーは、毎年最優秀外国語映画部門に出品する作品を広く海外から受け付けているなりが、日本では社団法人日本映画製作者連盟がアカデミー賞出品の窓口になっているなりね。今年も10月5日までアカデミー賞への出品を希望する日本映画が公募されていたなりが、その中から「OUT」が選出されたなり。昨年は行定勲監督の「GO」が出品されたものの、ノミネートには至らなかったなりね。また、平山秀幸監督作品は1999年にも「愛を乞うひと」がアカデミー賞に出品されているので、今回は2度目の挑戦ということに。ちなみに、日本映画がアカデミー賞にノミネートされたのは過去に10回あるなりが、1981年に小栗康平監督の「泥の河」がノミネートされて以来20年以上ノミネートはゼロ。三大映画祭では元気な日本映画なりが、アカデミー賞は大きな壁として立ちはだかっているなりね。「OUT」はこの大きな壁を打ち破ることができるかどうか。初めて日本映画の配給を務めた20世紀フォックスの政治力を活かせば、ひょっとしてひょっとするかもしれないなりね。ノミネート発表を心待ちにしたいと思いますなり。www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/oct/o20021024_100.htm

SPE、ネットの投票で名画の自主上映会を行う「ドリームシアター」を発表。「ドリームシアター」は過去の名作をシネコンの大画面・大音響で観ることができる、映画ファンにはたまらない企画。具体的にはソニー・ピクチャーズのサイト「MovieEater」で約150本の作品リストの中から好きなものを選び、好きな場所のシネマコンプレックスと日時をリクエスト。ソニー・ピクチャー側で日程や場所の調整を行った上でネット上で投票を行い、投票数が上映劇場の座席数(100席前後)に達したら上映が決定する仕組みなり。最初の上映作品のリクエストは有料会員にならないとできないものの、投票は一般の人でも参加できるようなので映画ファンはどしどし参加してみては。現在投票受付を行っているのは「セント・エルモス・ファイアー」(11月8日19:00〜 ワーナー・マイカル・シネマズみなとみらい)、「タクシードライバー」(11月7日19:00〜 イオンシネマ久御山)、「スタンド・バイ・ミー」(11月5日19:30〜 T・ジョイ パークプレイス大分)、「めぐり逢えたら」(11月12日19:00〜 ヴァージンシネマズ名古屋ベイシティ)の4本。まだ投票数は全然少ないなりが、お近くの方はぜひ。「タクシードライバー」、コ○助も大画面で観たいなり。www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200210/24/1.html

映画「バイオハザード」が予想を上回るヒットに。配給元のアミューズピクチャーズによると、「バイオハザード」の興行収入は約20億円を突破、夏休みも終わる8月31日からの公開時期を考えるとかなりのヒットとなっているなり。アミューズピクチャーズはこのヒットについて、同名ゲームの映画化ながら「ゲーム」を前面に打ち出すのではなく、主演のミラ・ジョヴォヴィッチを前面に打ち出した宣伝戦略が功を奏したと分析。確かに「ゲーム」のカラーが強いと観客層を自ら限定してしまう恐れがあったので、ミラ・ジョヴォヴィッチの魅力だけで押しまくるという戦略はナイスだったなりね。作品の内容としてはそれほど面白いものでは無いとの声もチラホラと耳にするなりが、まあミラ・ジョヴォヴィッチのセクシーショットが見られるだけで、楽しめる人は十分楽しめるのではないかと(笑)。本当に美人なりよねぇ。コ○助も大好きな女優さんなり。b2o.nikkei.co.jp/contents/news10/afternoon/20021024e3mi007424.cfm

ザ・ロック、アニメ「ジョニー・ブラボー」の実写版に主演へ。ひぃー!「ジョニー・ブラボー」なり(笑)。って、これが分かる人はいったい日本にどれくらいいるのやら。「ジョニー・ブラボー」はアメリカでは人気のアニメのようなりが、カートゥーン・ネットワークで放送されているのをコ○助が見た限りでは、とても人気があるとは思えないレベルのアニメなり(笑)。まあ日本のアニメのクオリティが高いから余計思うのかもしれないなりが、絵がイマイチで、キャラクターに魅力が無く、話の内容も大したこと無いという印象なりよ。どんな話かというと、主人公のジョニーは筋肉ムキムキのナンパバカ。自意識過剰な男で、いつもナンパしては振られてばかり・・・と、そんな話なり(笑)。う〜む、他に表現するとしたらどんな話なりかねぇ・・・。まあザ・ロックのイメージにはちょっと合っている(筋肉質、自意識過剰)のが笑えるなりが。しかし主演作の予定が続きまくっているので、ザ・ロックのWWE復帰はまだ当分先の事になるかもしれないなりね。WWE好きとしては、映画もほどほどにして早くプロレスに戻ってきて欲しいものなり。www.flix.co.jp/news.jsp?nid=N0002535

レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスが共演する「Catch Me If You Can」の予告編が公開。この冬最大の話題作となるであろう「マイノリティ・リポート」に続く期待のスティーブン・スピルバーグ監督の新作「Catch Me If You Can」の予告編が早くも公開されているなり。「Catch Me If You Can」の主演はレオナルド・ディカプリオとトム・ハンクス。FBIの指名手配リストのトップ10にリストアップされたほどの天才詐欺師が書いた自伝を基にした作品で、レオナルド・ディカプリオが詐欺師を、トム・ハンクスがFBIの捜査官を演じているなり。予告編を見てみると、一時激太りとまで言われたレオナルド・ディカプリオも随分とスリムになって、以前の精悍な顔つきが戻ってきているなりね。「マイノリティ・リポート」のような派手な映像がウリの作品ではないので、同じスティーブン・スピルバーグ監督作品でも予告編を見る限りでは地味目な印象を受けてしまうなりが、でもスティーブン・スピルバーグ監督の作品に外れ無し。レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスのタッグもなかなか面白そうなので、来年の日本公開を楽しみに待つべし。www.apple.com/trailers/dreamworks/catchmeifyoucan.html

26日公開の映画「スズメバチ」のフローレン=エミリオ・シリ監督インタビュー。街で「スズメバチ」の立て看板を見かけた時、友人と共に「『スズメバチ』ってタイトルは無いよなぁ」と勝手に邦題に文句を付けていたなりが、でも後で調べてみたら配給会社の苦心が分かったので何だか納得。この作品はフランス映画で、原題は「Nid de Guepes(シガバチの巣)」。シガバチはスズメバチよりも毒性のかなり弱いハチで、あまり日本では一般に馴染みが薄いなりか。シガバチよりはスズメバチの方が邦題にするならマッチしているのは確かなり。ちなみに英題は「The NEST(巣)」。当初は邦題も「ネスト」になる予定だったようなりが、最終的に「スズメバチ」になったという経緯がある模様。「ネスト」よりは「スズメバチ」の方がインパクトはあるものの、タイトルだけで観たいと思うかどうかは微妙なりが(笑)。作品の内容は最近フランスでブームとなっているアクションモノ。銃乱射系アクションのようなり。「今のハリウッドはあまりにフォーマット化している。アクションは迫力があるけれど、人物像が薄っぺらい」「僕は、全くの虚構には興味がない」などなど。「スズメバチ」に興味がある方はぜひ。[スズメバチ公式サイト]www.asahi.com/culture/movie/K2002101900662.html

日本のホラー映画「リング」のリメイク「THE RING」が全米公開。日本で「リング」がヒットをしたのは1998年のこと。続編の「リング2」は「リング」に比べるとインパクトに欠けた感もあるなりが、「リング」は確かに面白かったなり。「女優霊」で恐るべき才能を見せつけた中田秀夫監督をメジャーに押上げるに十分な強力な作品だったなりよね。ハリウッドでは近年ホラー映画ブームが再燃しているなりが、その流れに乗って日本の「リング」がハリウッドでリメイクされたのが「THE RING」。監督には「ザ・メキシカン」のゴア・ヴァービンスキー監督、主演には「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツ、製作はドリームワークスとビッグネームが並び、製作費も約70億円と日本の「リング」の約48倍の製作費となった「THE RING」なりが、全米約4000館とかなり大規模な上映館数で全米公開されたなり。アメリカでの評判は結構良いみたいなので、意外とヒットを飛ばすかもしれないなりね。日本での公開は11月2日から。基本的な設定は同じようなので、日本の「リング」と見比べてみるのも面白そうなり。ぜひぜひ。www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2002/10/20/01.html

ウズベキスタンでロケが行われている映画「ドラゴンヘッド」の撮影が快調。来年9月の公開を目指してウズベキスタンでロケが行われている「ドラゴンヘッド」なりが、撮影の近況が入っているなり。ウズベキスタンがロケ地として選ばれたのは廃墟シーンのイメージにピッタリな光景が広がっている事に加え、日本では到底許可が下りないような火薬の量を使った爆破シーン(火薬2600グラム、ガソリン80リットルを使用。日本の基準の3倍以上)の撮影が可能なためで、これまで日本のアクション映画などに見られた爆破シーンに比べると相当スケールがデカい映像ができているのかもしれないなりね。ただ、出演者はSAYAKA、妻夫木聡、そして藤木直人。かなり・・・厳しそうな予感が(笑)。飯田譲治監督に対する不安も拭えないし、原作のファンを裏切るようなものにならなければ良いなりが・・・。製作費15億円という邦画としては久々の大作なだけに失敗はして欲しくないなりが、心配な要素がいっぱいで公開まで不安だらけの作品なり。[妻夫木、SAYAKA泥まみれウズベクロケ]www.sanspo.com/geino/top/gt200210/gt2002101801.html

ブルース・ウィリス主演シリーズの最新作「ダイ・ハード4」の製作が決定か。コ○助は1980年代以降シリーズ化されたハリウッド映画の中では、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ターミネーター」「ダイ・ハード」が御三家だと思っているなりよ。いずれも甲乙付けがたい魅力があるシリーズで、どの作品も何度も観ているものの、なぜか飽きが来ないなりね。その中でもハラハラドキドキ度が最も高い「ダイ・ハード」シリーズ最新作の話題となれば、見逃すわけにはいかないなり。「ダイ・ハード4」は監督、脚本、出演者などは全く決定しておらず、まだ20世紀フォックス内で企画が浮上し、プロデューサーと契約をすることになったという段階のようなりが、順調にスタッフ、キャストを固めて製作に漕ぎ着けて欲しいなりね。製作に向けての最大の障害は、やはりブルース・ウィリスが出演にゴーサインを出すかどうか。「ダイ・ハード3」の公開後、ブルース・ウィリスは元夫人のデミ・ムーアの意見に従って撮影に危険の伴う「ダイ・ハード」シリーズには二度と出演しないと語っていたことがあるだけに、これを説き伏せられることができなければ、実際に製作されることは無いかもしれないなりね。「ダイ・ハード3」以降、ブルース・ウィリスも「フィフス・エレメント」「アルマゲドン」「シックス・センス」と大作で成功を収めている反面、近年は「隣のヒットマン」や「バンディッツ」など興行的に不振の作品が続いているだけに、原点に立ち返る意味でもぜひとも「ダイ・ハード4」への出演を決めて欲しいものなり。[「ダイ・ハード4」企画がにわかに浮上!]www.flix.co.jp/news.jsp?nid=N0002507

北米で公開中の映画「千と千尋の神隠し」の興行収入が好調。9月20日に北米で公開が始まった「千と千尋の神隠し」なりが、1999年に公開された「もののけ姫」の北米での興行収入約237万ドルを塗り替える約267万ドルを記録。上映館も公開当初の26館から138館まで拡大され、観客動員は順調に伸びているようなり。ちなみに北米で公開された日本映画で最もヒットを記録した作品は1999年に公開された「ポケモン ミュウツーの逆襲」で、公開当初の上映館は2901館、公開初日だけで1010万ドル(全米興行成績ランキングで初登場1位も記録)という数字が残っているなり。まあメディアミックスで市場を開拓しているポケモンと「千と千尋の神隠し」を単純比較できるわけでは無いなりが、「千と千尋の神隠し」はヒットしているとはいえ、ヒットの規模は小さめと言わざるを得ないなりね。もともと海外の作品はヒットしづらい北米市場なので善戦しているのかもしれないなりが、本格的な北米進出にはまだまだ大きな壁が存在している感じなり。www.nikkei.co.jp/news/shakai/20021015AT3KI039515102002.html

アメリカの超人気ドラマ「ダラス」が映画化へ。「ダラス」ご存知なりか?アメリカで1978年から1991年まで13年間に渡って放送された長寿ドラマなりが、その放送回数は全357話。まあ日本にも「太陽にほえろ!」が足かけ14年間で全718回、「水戸黄門」に至っては現在も放送中で961話(10月14日現在、日本記録更新中)といった偉大なドラマもあるので驚きはしないなりが、でも「ダラス」の357話だって立派なもの。日本では現在CSやケーブルテレビで視聴できるなりが、コ○助もたまに見てみようと思ってチャンネルを合わせてみるものの、現在放送中の第3シーズン(55話〜)では話が途中すぎて何が何やら分からずに断念(笑)。このドラマ、スーパーチャンネルでは毎日放送しているなりよ。1時間モノなのに。見る方は大変なりねぇ。ちなみにスーパーチャンネルのサイトに掲載されている「ダラス」情報によれば、このドラマは「テキサス州ダラス。そこは石油で財を成した金持ちたちの集まる街。富と権力を欲しいままにする大富豪ユーイング一族に吹き荒れる愛と欲望と暴力の嵐!!」と紹介されているなり。「富と権力」「愛」「欲望」「暴力」。あぁ、昼メロ的要素がいっぱい(笑)。見たいなりねぇ。そんなアメリカの大人気ドラマ「ダラス」が映画化されることになったようなりが、約357時間にも及ぶドラマを2〜3時間の映画の枠に収めることができるのかどうか。まあドラマを見ていない人にとっては楽しめる作品になっても、ドラマのファンからは絶対に不満が出てきそうなりね。そんなファンからの批判も楽しみに、「ダラス」の映画化を心待ちにしたいと思いますなり。www.cnn.co.jp/showbiz/K2002101300249.html

映画「ロード・トゥ・パーディション」に主演のトム・ハンクスインタビュー。「昔はこうした役には関心がなかったけれど、46歳になり4人の子供を持ってやっと分かるようになった」「オスカーなんて、もうずっと昔のこと。俳優になって、今の地位を保てていることで、ぼくの夢はかなっている。それ以上のことなんてないね」などなど。 昨日の夜中、テレビ朝日の深夜番組「虎乃門」の人気コーナーである井筒和幸監督の「こちトラ自腹じゃ!」を見ていたら、ちょうど「ロード・トゥ・パーディション」が取り上げられていたなりよ。このコーナーをご存じない方の為に一応説明しておくと、井筒監督とアシスタントのお姉さんが自腹を切って映画館に出向き、好き勝手なことを言いまくるという激辛映画評論コーナーで、井筒監督の好き嫌いはともかく平気で「クソ映画」「見る価値無い」と言い放つあたりは、今までの映画評論とはひと味違って小気味良いものがあるなり。「ロード・トゥ・パーディション」については、井筒監督は5つ星評価で0.5星という辛い評価だったなりよ。しきりに言っていたのは「リアリティが無い」。銃で撃たれても血が出ないなど、綺麗に作りすぎているというところが気になったようなり。いかにも製作者的な視点なりね。一方、一緒に観ていたアシスタントのお姉さんは4.5星の評価。どちらの評価も当てにはならないなりが、観る人を選ぶ作品なのかもしれないなり。コ○助はこの作品をまだ観ていないなりが、井筒監督も苦言を呈していた「ギャング映画だからと言って『ゴッドファーザー』と比べるな」という意見には賛同。「ゴッドファーザー」シリーズは凄すぎるなりよ、確かに。また「トム・ハンクスも悪人顔に見えない」と言っていたのも、何だか納得。映画評論というよりは、単なる主観的な感想なりが共感する部分も多いなり。サム・メンデス監督作品ということで気になっているなりが、映画館まで観に行くべきか否か。ちょいと迷い気味なり。www.mainichi.co.jp/life/cinema/kiji/0210/09-01.html

映画「竜馬の妻とその夫と愛人」に主演の鈴木京香インタビュー。9月14日から既に全国公開されている三谷幸喜脚本、市川準監督の「竜馬の妻とその夫と愛人」なりが、なぜか公開から1ヶ月も経とうかというタイミングで鈴木京香のインタビュー記事が出ているなり。「悪女を思いっきり演じられて、気持ちよかったですよ」「(出演の)オファーがあった時は、運命だ、私の役、と」「肉体的には大変でしたが、参加した喜びがまさってました。充実感の大きい作品です」などなど。鈴木京香は亡くなった坂本竜馬の妻・おりょう役で、坂本竜馬亡き後、みすぼらしい男(木梨憲武)と再婚。しかも坂本竜馬にそっくりの愛人(江口洋介)と駆け落ちを企てているという役どころ。清廉潔白な、カチッとしたイメージの強い鈴木京香なりが、この作品ではそんなイメージを覆すような演技を見せてくれているようなり。コ○助もこの作品、観たい観たいと思いながらもまだ観に行けていないので、公開が終わる前に観に行かねば。可能ならオリジナルの舞台と見比べてみたいなりが、舞台の再演があるのかどうかも分からないので、とりあえず映画で三谷幸喜脚本の世界を味わっておきたいものなり。www.mainichi.co.jp/life/cinema/kiji/0210/10-01.html

12日から公開となる映画「Dolls」の北野武監督インタビュー。この作品のプロモーションでテレビや雑誌に出まくりの北野武監督なりが、朝日新聞にインタビュー記事が出ていたなり。「散りゆく花や紅葉が美しいように、愛だの恋だのも破滅に向かうほど輝くところがある」「キタノブルーなんて言われたけれど、実はずっと色から逃げていた」などなど。ところでこの作品。主演に西島秀俊が起用されているなりが、コ○助が西島秀俊を見たのはフジテレビ系ドラマ「あすなろ白書」以来のことなので、その変貌ぶりにちょっと戸惑いが(笑)。実際には映画を舞台に活躍をしているようなりが、あのドラマからもう9年なりか。確か財閥の御曹司という役どころだったなりが、取手君(木村拓哉)共々、月日の流れを感じさせるドラマなりね、「あすなろ白書」は。北野武監督が新境地を開拓したと言われる「Dolls」の色彩美共々、西島秀俊の演技を久々に観たくなって来たなり。www.asahi.com/culture/movie/K2002100901249.html

5日から公開が始まった吉本興業の映画「明日があるさ THE MOVIE」が苦戦。坂本九の名曲「明日があるさ」を吉本興業オールスターの「Re:Japan」がカバーしてヒットしたのは昨年のこと。同時期に放送された日本テレビ系ドラマ「明日があるさ」も視聴率20%近くを取り、Re:Japanも紅白歌合戦に出場するなど、まさに昨年は「明日があるさ」一色の1年だったなりよね。それに気を良くしたのか吉本興業創業90周年、日本テレビ開局50周年という大きな冠を付けて製作されたのが映画「明日があるさ THE MOVIE」なりが、既にブームも去った感のある今秋公開というズレが興行収入にも反映しているのか、先週の東京週末興行成績で初登場9位と大苦戦の船出となってしまったなり。ちなみに先週初登場の作品は「宣戦布告」が4位、「阿弥陀堂だより」が8位。大風呂敷を広げ、大々的に宣伝をしている「明日があるさ THE MOVIE」よりも上映館数の少ない「阿弥陀堂だより」の方が上とは。日本テレビはフジテレビから引き抜いた岩本仁志氏を(「白線流し」「ナースのお仕事」「救命病棟24時」などを演出)監督に据えるなど、相当な意欲を持って製作に臨んだなりが、今後の興行収入の上昇はかなり厳しそうな感じがするなりね。何週間上映が続くのか、注目なり。www.eiga.com/ranking/021008.shtml

「アクション映画には飽きた」ジャッキー・チェンが今後の抱負を語る。あの若かりし頃の、香港で元気ハツラツだった頃のジャッキー・チェンをリアルタイムに見ているコ○助としては、いつかこの言葉が出てくるのは分かっていたものの、いざ「飽きた」と言われると一抹の寂しさがあるなりよ。気が付けばジャッキー・チェンも50歳近い年齢なので派手なアクションはもう辛いのだろうし、本格的な俳優に転身したいという気持ちもよく分かるなり。それはかつてシルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスなども通って来た道。アクション俳優の定めとも言えることなりが、ファンの求めているものとのギャップが存在するため、なかなか上手く転身できないで消えて行ってしまう人も多いなりよね。ジャッキー・チェンはあのキャラクターや長年積み重ねてきた実績からしてシリアスモノは難しいような気も。でもコ○助はジャッキー・チェン好きだし、役者としてまだ10年以上はできる年齢なので、上手く転身を果たして、1年でも長く現役の俳優として活躍して欲しいものなり。www.cnn.co.jp/showbiz/K2002100801396.html

イタリアの巨匠、ロベルト・ベニーニ監督が新作「ピノキオ」を発表。ロベルト・ベニーニ監督は「ライフ・イズ・ビューティフル」でアカデミー賞外国語映画賞、主演男優賞、作曲賞を受賞、またカンヌ国際映画祭審査員グランプリを獲得するなど世界的な名声を得た監督なりが、「ライフ・イズ・ビューティフル」以来5年ぶりとなる待望の新作が発表されたなり。新作の「ピノキオ」は、かの有名な嘘を付くと鼻が伸びる「ピノキオ」を題材にしたものなりね。ディズニーによって世界に広められた「ピノキオ」なりが、もともとはイタリアのカルロ・コロディが作ったお話で、イタリアでは高い人気を誇っており、イタリア国内ではお土産品としてピノキオグッズが売り出されているなど、定番的な存在のようなり。「ピノキオ」の映画化は過去にも1996年に英・仏・独合作でスティーブ・バロン監督がCGを駆使して実写版を製作したことがあったなりが、あまり高い評価を得ることが出来なかったなりね。ディズニーの「ピノキオ」の愛くるしいイメージとはほど遠い、結構グロテスクな実写版の「ピノキオ」に、ギャップを感じた人が多かったのが失敗の原因と言われているなりが、ロベルト・ベニーニ監督がそこら辺をどう料理しているのか、注目なり。日本での公開は来年3月になるようなので、楽しみに待つとするなり。www.cnn.co.jp/showbiz/K2002100500393.html

映画「マトリックス リローデッド」の日本公開が来年6月7日に決定。5日にフジテレビ系で「マトリックス」が放送されていたのを何となく観て久々に「マトリックス」気分になったなりが、この作品、あれだけ話題になっただけあってやっぱり面白いなりよね。「マトリックス」のカット割りや映像がパクられていたなりが、コピーは所詮コピー。オリジナルの「マトリックス」はどれだけコピーされても、オリジナルとしての輝きを持っているなり。そんな「マトリックス」の続編、「マトリックス リローデッド」の公開日が来年6月7日に正式に決定したようなり。来年の夏の超目玉になりそうなりね。また、第3弾の「マトリックス レボリューション」は今冬公開ということで、来年は夏も冬も「マトリックス」一色になることは確実。しかしキアヌ・リーブスは「スピード」の後、5年間くらいヒット作に恵まれない時期があったなりが、「マトリックス」の当たり役のお陰で再び第一線に復帰できて本当に良かった。「JM」とかどうしたのかと思ったなりよ(笑)。ま、キアヌ・リーブス自身も気合いが入っている「マトリックス リローデッド」と「マトリックス レボリューション」。DVDも飛ぶように売れそうなりよねぇ。楽しみな年になりそうなり。www.sanspo.com/geino/g_top/gt200210/g_top2002100504.html

第47回アジア・太平洋映画祭で映画「命」が最優秀映画賞と主演女優賞を獲得。アジア・太平洋映画祭は1954年に大映の永田雅一と香港のショウ・ブラザースが発起人となり、第1回が東京で開催されてスタート(当時は「アジア映画祭」)。会員国(アジア太平洋地域17ヶ国)が持ち回りで開催をするという珍しいスタイルの映画祭で、毎年開催地が異なるのが特徴なり。今年は韓国のソウルで1日から開催されていたなりね。過去のグランプリ受賞作品としては、香港ニューウエーブの旗手と言われた許鞍華監督の「郷愁 客途秋恨」(1990年)、台湾の世界的巨匠・楊徳昌(エドワード・ヤン)監督の代表作「■嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」(1991年)、「タイタニック」を抜いてタイ映画史上No.1のヒットを飛ばしたノンスィー・ニミブット監督の「ナンナーク」(1999年)、台湾の蔡明亮監督の「■那辺幾点(邦題:ふたつの時、ふたりの時間)」(2001年)などなど。ザッと見てみると、ヨーロッパの映画祭で絶賛を集めたアジア映画の監督たちの作品がズラリと並んでいるなりね。で、今年は篠原哲雄監督、江角マキコと豊川悦司主演の「命」がグランプリを獲得したわけなり。各メディアの報道は三大映画祭やアカデミー賞以外の映画祭での受賞はさほど大きく取り扱わないなりが、歴史有る映画祭での受賞は快挙には違いないのではないかと。「命」は柳美里の実話に基づいた自伝的小説がベースになっているという点が好みを分けそうなりが、機会があればぜひ。www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/oct/o20021004_90.htm

妻夫木聡、行定勲監督のショートフィルム「JUSTICE〜敗戦國日本ノ正義〜」に主演。来年1月に公開予定の、7人の映画監督によるショートフィルムの競演が話題の「jam Films」のうちの1本として製作されたもので、内容は「妻夫木演じる男子生徒と、校庭を駆けながらヒップのブルマーを指で“パチン”と弾く女子生徒が織り成す異色の青春ストーリー」。ブ、ブルマー映画・・・。妻夫木聡って21歳なりが、高校生役をやることが多いなりよね。この作品もしかり、「ウォーターボーイズ」しかり、次の主演映画「ドラゴンヘッド」しかり。まあ分からなくもないなりが。ちなみに「jam Films」に参加する他の6人の監督と作品は、飯田譲治監督が「コールド スリープ」、岩井俊二監督が「ARITA」、北村龍平監督が「the messenger -弔いは夜の果てで-」、篠原哲雄監督が「けん玉」、堤幸彦監督が「HIJIKI」、望月六郎監督が「Pandora -Hong Kong Leg-」。海外の映画祭への出品を前提に製作されているようなので、日本の気鋭の映画監督の名前がズラリと並んでいるなりね。結構面白そうなり。ブルマー映画はともかく、ちょっと楽しみにしておきたいなり。[公式サイト]www.sanspo.com/geino/g_top/gt200210/g_top2002100303.html

東京国際映画祭第15回記念大会が10月26日から開催。今年もこの季節がやって来たなりね。毎年この時期は東京・渋谷の街がより一層華やかになって、コ○助の好きな時期でもあるなり。今年のオープニング作品はスティーブン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演の映画「マイノリティ・リポート」。年末公開に先駆けて上映されるなり。15作品が上映される「コンペティション」、14作品が上映される「特別招待作品」、同時開催される「第1回東京国際CG映像祭」など見どころはたくさんあるなりが、コ○助的注目は何と言ってもアジア映画12作品を上映する「アジアの風」と、それに付随する「アジアの風 特別プログラム」。特に「特別プログラム」ではゴールデン・ハーベストよりも前に香港映画の黄金期を作り上げたショウ・ブラザースのプログラムを5本も上映するなりよ。井上梅次監督のショウ・ブラザース作品がスクリーンで観られるとは。また、今年のカンヌ国際映画祭でニュープリントとして上映されたキン・フー(胡金銓)の傑作と言われる「大酔侠」も上映されるようなり。むむむ、観たすぎ。アジア映画ファンは必見の特集上映なりね。コ○助も観に行きたいなりが、チケットが取れるかどうか・・・。頑張って電話しまくりたいと思いますなり。ascii24.com/news/i/topi/article/2002/10/01/638973-000.html