過去ログなり。

 

ホーム > 過去ログ
<ネット>  2002年09月26日 (Thu)更新

 

Yahoo!BB、世界最短で加入者100万人を達成へ。ソフトバンクグループが発表した加入者の見通しによると、今月末には100万人の大台を突破する見込みで、サービス開始から約1年での100万人突破は世界最短と豪語しているなり。国内のADSL事業者で100万人を突破するのはこれが初の快挙。Yahoo!BBも散々いろいろと問題を起こしながらも、最近はずいぶんと安定してきているようで、依然として高い人気を誇っているなりよね。国内で初めて100万人の加入者を獲得したのがNTTではなくYahoo!BBという点は、通信事業で常にトップを走っていたNTTの対抗馬に育ったという意味において、非常に意義深いことだと思うなり。ADSLの価格競争を仕掛けたのもYahoo!BBだし、サービス開始当初の混乱はともかく、評価できるところもあるなりよね。ADSLだけでなく、IP電話や無線LANといったサービスにも積極的に取り組んでいる姿勢も評価できるのではないかと。他のADSL事業者もYahoo!BBに負けないだけの魅力的なサービスを提供して欲しいところなり。。www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20020926k0000m020071000c.html

人気読み物サイト「Webやぎの目」の製作者、林雄司氏インタビュー。テキスト系サイトのカリスマ的存在でもある「Webやぎの目」は、コ○助も以前からお世話になっているなりよ。読者のいろいろな体験談を織り交ぜながら構成される「読み物サイト」としての完成度は素晴らしく、コ○助の目標とするサイトのひとつでもあるなり。「このコーナー(=『死ぬかと思った』)を始めて、女性を見る目が変わりました。全体的にみても、排泄系の話が多いですね」「きわどい表現や内容もありますが、クレームもさほどありません」「自分にとって表現の基本は、授業中に友達に回すノートの切れ端。そこに描く小さな絵や短い文章を、楽しんでもらえたらいいですね」などなど。「Webやぎの目」はその文章はもちろん、サイトの雰囲気を醸し出す独特なイラストもまた魅力的なりよね。ほんわかと脱力した感じの、あのイラスト。Narinari.comも幾度と無くキャラクターを登場させようと途中まで描いてみたことはあるものの、いずれもボツにしているという裏話があったりするなりが、やっぱりキャラクターがあると雰囲気が和んで良いなぁ、と。いずれ機会があれば次の次のリニューアル時にでも登場させたいものなり。って、そんな先かい(笑)。とにかく老舗テキスト系サイトのカリスマ「Webやぎの目」。まだブックマークに入れていない人はこの機会にぜひ。(ちなみにこのインタビュー企画の第1回はテキスト系サイトの「百式」が取り上げられていたなり。こちらもぜひ)b2o.nikkei.co.jp/contents/community/b2o_interview/new/web_yaginome.cfm

マンガの無料インターネット配信が注目を集める。小学館が松本零士の「銀河鉄道999」を、竹書房がいがらしみきおの「Sink」を無料で配信、共に有料配信サイトを遙かに凌ぐアクセス数を稼いでファン層を拡大し、単行本化したものも予想を上回る売行きを見せているというなり。有料配信だとアクセス数が減ることはもちろん、課金システムを構築したり、専用のサーバを用意したり、運営のために専用の担当を配したりと、様々な面でコストがかかるため、単行本でペイできる目処が立った以上、無料配信の方が現実的な運営スタイルなのだとか。実際に「銀河鉄道999」の無料配信サイトを覗いてみたなりが、ブラウザで読むマンガはどうしても読みにくいので、一度読んだ後も単行本で読み返したくなるかも。新しいビジネスモデルとして根付くかどうかはまだ例が少ないので何とも言えないなりが、出版不況の中で活路を見出すことができる可能性を秘めた運営スタイルではあるなりよね。今後の展開、他社の動向を含めて注目なり。b2o.nikkei.co.jp/contents/news10/weekend/20020920n459k003_20.cfm

ネット利用者の55%がオークション経験者であることが明らかに。イプシ・マーケティング研究所が行ったアンケート調査の結果によると、ネットオークションの利用経験者は全体の55%に達し、年間平均落札回数は9.5回、平均落札額は8万3000円、平均販売回数は16.3回、平均販売額は10万2000円という数字が明らかにされたなり。結構利用しているものなりね。これだけネットオークションが一般的なものになっている中お恥ずかしい話なりが、コ○助はいまだにネットオークション未経験だったりするなりよ。出品されているものをダラダラと眺めるのは楽しいし、東京ディズニーシーのプレビューチケットや某アーティストのコンサートのチケットを購入しようと思ったことなど、何度も利用しようと思ったことはあるなりが、なかなか実践には至らず。周囲の友人はごく普通のツールとしてネットオークションを使いこなしていて羨ましくもあるなり。コ○助もチャレンジできるよう、頑張ってみたいと思いますなり。www.yomiuri.co.jp/bitbybit/bbb01/291903.htm

Apple、有料インターネットサービス「.Mac」の加入者が10万人に達したと発表。「.Mac」は無料でメールアカウントやホームページスペースが提供されていた「iTools」を有料化したもの。突然有料に切り替えることが発表された為に、当初はユーザーから困惑や怒りの声が出ていたなり。7月に有料化が発表され、9月からサービス開始(=無料サービス廃止)という性急なスケジュールも、メインで「○○○@mac.com」のメールアドレスを使っていた人には辛いものだったかも。また、従来の「iTools」ユーザーは9月30日までに申込むと年額49.95ドル、新規ユーザーは年額99.95ドルと、決して安くない価格も批判の的になってなっていたなりが、いざ有料サービスとしてスタートしてしまったら、結構順調に加入者が増えているようなので安心したなり。でも99.95ドルはちょっと高い気も。メールアカウントだけでも、年額10ドルくらいで使えたら利用する人ももっと多いだろうに。Mac OS Xと連動したサービスは確かに魅力的ではあるなりが、価格に見合ったサービスかと言われたらちょっと微妙なりね。この価格を払っても良いと思わせるだけの充実した機能を追加していくことがAppleの使命だと思うので、より良いサービスの拡張に努めて欲しいものなり。www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0918/mac.htm

ネットユーザーの約6割が、テレビを見ながらインターネットを利用していることが明らかに。gooリサーチの実施した「メディアコミュニケーション力に関する調査」によると、「インターネット利用時の他媒体利用経験」を問うたところ、テレビ60.5%、ラジオ17.8%、雑誌12.9%、新聞7.6%という結果となり、テレビを見ながらインターネットを利用している人が全体の約6割に達することが明らかとなったなり。そうそう、コ○助もテレビを見ながらやる方なりね。これもひとえに常時接続になってネットの接続時間を気にしなくて良いようになってからのスタイルだと思うなり。でも、特に再放送ドラマ系がテレビでやっていると、ネットではなくテレビに集中してしまい、更新作業もダラダラになってしまうというマイナス面もあるので最近はあまり見ないように我慢しているなりよ。やっぱり我慢する時は我慢せねば。昨日はTBS系「中居正広の家族会議を開こう!スペシャル7」を見ていたら更新が滞ってしまったなり。反省反省。更新のことだけを考えたらコ○助にはテレビは悪影響なりが、まあ息抜きも必要なので。[プレスリリース]www.watch.impress.co.jp/broadband/news/2002/09/18/goor.htm

NTT東西会社、下り最大12Mbpsの「フレッツ・ADSL モア」を11月から開始へ。ADSL各社が既に最大12Mbpsサービスを打ち出している中、ようやくNTT東西も正式発表されたなり。注目の価格は8Mタイプより100円高い3200円。NTT東日本のサービス開始スケジュールとしては、申込受付を9月10日から開始。11月8日にまず東京都板橋区、豊島区、中野区、江戸川区、北区、杉並区の6区からサービスが提供され、その後11月21日から東京都新宿区、品川区、足立区、葛飾区、世田谷区が、さらに年内には東京都23区と町田市など25市町でサービスを提供する予定なり。一方、NTT西日本のサービス開始スケジュールは、申込受付は同様に9月10日から開始。11月1日にまず大阪府茨木市、東大阪市、堺市、和泉市など16市からサービスが提供され、その後11月8日に京都府京都市、兵庫県神戸市など10市3町、愛知県名古屋市、一宮市など10市1町でサービスを提供する予定なり。最大12MbpsのサービスはNTTの局舎から近いことが条件となるなりが、目安としては2km以内の距離である必要がある模様。結構条件的には厳しいものがあるなりが、NTTのサービスを待ち望んでいた人も多いはず。サービスエリアに早速入った方はぜひ導入のご検討を。www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0909/more.htm

ナップスターの売却案棄却、また1つ消えるドット・コム企業。ナップスターは昨年裁判所から著作権侵害を理由に無料の音楽ファイル交換サービスの停止命令を受け、新たな会員制有料サービスなどの道を模索していたなりが、その過程でドイツのメディア企業ベルテルスマンへの資産売却計画が進められていたなりね。今回この売却案を連邦破産裁判所が却下したことでナップスターの生きる道が閉ざされた為、会社精算という流れになることになったなり。売却が実現しようがしまいが、ナップスターは既に過去の遺産。ただナップスターでファイル交換とはなんぞや、ということを知った人も多いだけに、ナップスターの消滅はインターネットの歴史を語る上でのひとつの区切りになることは間違いないのではないかと。違法行為を助長してしまったのは結果的には良くなかったなりが、ファイル交換サービス自体は秀逸な技術には違いないだけに、ナップスターの失敗を教訓に合法的なファイル交換サービスが充実する時代が来ることを願うなり。www.asahi.com/english/svn/K2002090500643.html

国立国会図書館がWeb上のデータを収集・保存へ。Web上のデータ収集というと、アメリカの「The Internet Archive」が1996年のインターネット黎明期から現在に至るまで、およそ100億ページを収集しているのが有名なりが、日本でも公的機関である国会図書館が同じような試みをするようなり。早ければ10月頃から実験が開始されるようなりが、まずは行政機関や先端技術の研究機関の数十のサイトを対象に5000件程度を、その後「.jp」の付くドメインを対象に全てのサイトの情報を収集・保存するのだとか。「知的活動の総体を記録する」のが目的のため、内容による選別はしないようなりが、「.jp」ドメインだけというのが何とも中途半端な印象を拭えないなりね。ちなみに、日本のサイトで「.jp」以外のドメインで運営されている代表的なところとしては「asahi.com(朝日新聞)」「nikkansports.com(日刊スポーツ)」「kakaku.com(価格.com)」「nifty.com(@nifty)」「PlayStation.com」「1101.com(ほぼ日刊イトイ新聞)」などなど。これらのサイトは収集の対象外になるなりか。微妙・・・。まあNarinari.comも収集の対象から外れるので、個人的にはその方が良いなりが。この試みの成否はいかに。お役所サイトのデータベース程度で終わるような気も・・・。www.asahi.com/tech/asahinews/K2002083101707.html