過去ログなり。

 

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<ネット>  2002年08月27日 (Tue)更新

 

アマゾン・ドット・コム、アメリカ国内で25ドル以上の買い物客の配送料を無料に。これまでアメリカのアマゾン・ドット・コムでは1回に49ドル(約5800円)以上の買い物をしないと配送料が無料にならなかったなりが、アメリカではオンラインショップの競争が激化しているために、この価格を25ドル(約3000円)に引き下げる方針を発表したなり。アメリカのアマゾンは今年6月に99ドル(約11800円)から49ドルに引き下げたばかりのようなりが、一気に攻勢をかけているなりね。しかし、アメリカではアマゾンの「○○ドル以上の買い物をした場合には配送料無料」になる下限額がこんなに高いとは思わなかったなりよ。それと比べると、日本のアマゾンの「1500円以上の買い物をした場合には配送料無料」という金額が素晴らしく見えるなり(笑)。いや、セールストークではなく、単純な比較として。モノによっては本1冊、CD1枚でも配送料無料になる日本に住んでいて良かったなり。そんなわけで、アマゾンをご利用される場合にはぜひNarinari.comからよろしくお願いしますなり。って、結局セールストークで申し訳ない・・・。www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20020827AT2MI007727082002.html

「教えてクン」に厳しいネットの現実。ネットの世界に足を踏み入れたばかりの人が結構陥りやすい「教えてクン」なりが、何でもかんでも「まず聞けば良い」という姿勢はハタから見ていても気持ちの良いものでは無いなりね。まあそういった「教えてクン」に対して浴びせられる辛辣な言葉も気持ちが良いものでは無いなりが。かつて検索エンジンがまだ成熟していなかった頃。ネットに散らばっている様々な情報の中から、目的の情報を得るにはテクニックが必要で、なかなか初心者が欲しい情報を手に入れるのは難しかった時代があったのは確か。そういう時代は分からないことばかりで、ついつい人に聞きがちになっていたものなりが、でも今はgoogleがあるお陰でたいがいの情報は手に入るのではないかと。まずは自分で情報捜しをし、その上で分からなかったことは多くの先人にアドバイスを求める。それは別にネットだけの話ではなく、現実社会でも当然するべき手順なりよね。マナーを守った上で良きアドバイスを貰いながら、ネットを楽しませう。arena.nikkeibp.co.jp/tec/security/20020822/101592/

ヤフーとグーグルをめぐる業界のホットな噂。かつては検索ポータルと言えばYahoo!。でも今は断然Google。既に他の有力検索エンジンを駆逐した感すらあるGoogleなりが、2000年6月に締結されたYahoo!とGoogleの提携契約が今年9月に切れることから、その契約が更新されるのかどうかを巡って様々な憶測が飛んでいるようなり。何でも両社が提携した際の市場シェアと比べると、Googleがこの2年間で驚くべき躍進を見せており、次第にYahoo!の存在をも脅かすところまで成長してきていることから、Yahoo!が自社の地位を守るために契約を更新しないではないか、との見方もあるのだとか。Yahoo!はGoogleを採用することで検索精度が上がって便利になり、GoogleはYahoo!の知名度を利用してシェアを伸ばして来たわけなりが、Yahoo!は難しい選択を迫られる時期に来ているなりね。Yahoo!の利用者からしてみれば、Googleが外れたらYahoo!の利便性が劣ると感じるのは必至。今や必須アイテムとも言えるGoogleへますます人が流れると考えても間違い無さそうなり。だからといって、今後もYahoo!がGoogleを採用し続ければ、ますますGoogleの知名度を上げていく結果に。どちらに転んでも得をするのはGoogle、損をするのはYahoo!といった感じなりか。果たしてYahoo!の選択は。9月に大きな動きがあるかもしれないなりね。注目なり。ascii24.com/news/reading/searchengine/2002/08/21/638018-000.html

Yahoo!BBのモデムが勝手に送られてくる問題の続報。20日付けの日本工業新聞にもこの事に関する記事が掲載されていたなり。記事の内容は「代理店のエムティーアイなどが電話営業で送付したもの」で、消費者とエムティーアイの間でトラブルが発生しているというもの。そして、このキャンペーンについてソフトバンクから「いろいろな営業方法を試しており、今回もその一環」との回答を引き出しているなり。つまり、エムティーアイが独断で営業をかけているわけではなく、ソフトバンクのお墨付きの上でこういった営業をかけていることになるなりね。そして、久々に胡散臭い話題で登場のエムティーアイ(笑)。ピカリ(=光通信)が悪い噂を垂れ流しにしていた時に、ピカリ系企業として名を馳せたあのエムティーアイなり。今回の問題は「応募した覚えも無いのに勝手に送り付けて来た」「かかってきた電話で要らないと言っても送りつけてくる」という行為はもちろん、その個人情報をどこから仕入れているのかが問題視されているわけなりが、どうも日本工業新聞の記事を読む限りでは電話帳を見ながら手当たり次第に電話をかけているようなり。こういう話を聞くと、やっぱり電話帳には名前や番号を掲載しないでおいた方が無難だなぁ、と思うなりよね。まあ経済産業省も今回の問題は「送りつけ商法」には当たらないと見ているようなので法的には問題無さそうなりが、イメージが悪いのは確か。ソフトバンクとエムティーアイ。相変わらずといった感じなりね。

Yahoo!BBがモデムを勝手に送りつけてくる行為が問題になっているらしい。今月頭にスラッシュドットさんを見ていたら「Yahoo! BBモデムが勝手に送られて来た!?」という記事が出ていたので、「そんなことしてるんだぁ」と呑気に思っていたなりが、地方紙の東奥日報に「ネット関連商品で送りつけ商法?」という記事が出ていたなりよ。この記事では「Yahoo!BB」の名前は出ていないものの、「青森市に住む男性(70)宅に、注文していないパーソナルコンピューターの関連商品が突然、宅配便で送りつけられた」「男性宅の近くの数軒にも同様の商品が届けられた」らしく、送られてきた箱にはADSLモデムや接続キット一式が入っており、「この度は、“ブロードバンド無料お試しキャンペーン”にご同意いただき、ありがとうございます。このキャンペーンはブロードバンドの世界を最大二カ月間無料でお試しいただけます」との記載があるのだとか。そして東奥日報では「送りつけ商法の可能性もある」と問題点を指摘しているなり。送りつけ商法とは何ぞや、ということで「電話の向こうの知らない世界」さんの「悪徳商法☆インデックス」で調べてみると、送りつけ商法とは「注文をしていないのに、郵便物や宅配便で商品を送りつけ、代金を請求するもの」。今回の場合は代金引換郵便などですぐに代金を請求されているわけではないので送りつけ商法とは若干異なるような気もするなりが、でも胡散臭いことには間違いなし。ダイレクトメールでも住所が漏れているのが嫌な感じなのに、宅配便で注文した覚えの無いものが届いたら気持ち悪いことこの上ないなりよね。果たしてYahoo!BBが仕掛けたことなのか、それとも代理店の暴走なのか。続報を待つべし。

我が家に光ファイバーが来るまで。ASAHIパソコンの猪狩友則氏の光ファイバー導入記なり。光ファイバーはだいぶサービス提供事業者が増えてきたとはいえ、普及への速度は遅々として進んでいないという印象。その原因は月額の料金もADSLと比べるとかなり高いことや、その速度を必要とするコンテンツが少ないということもあると思うなりが、最大の要因は何と言っても全ての住宅で光ファイバーを引き込めるわけでは無いという、導入へのハードルの高さがあるなり。ちなみにコ○助の居住地域は光ファイバーの提供エリアに入っているなりが、近所に住む友人3人(実家・一戸建てに居住)はエリア内にも関わらず、様々な問題で光ファイバーを引き込むことができなかったなり。ここら辺が解決されない限り、普及は難しいなりよね。まだ試行錯誤の段階を脱していないように思うなり。この猪狩友則氏の場合、最初の段階で開通まで3ヶ月待ちと言われ、3ヶ月後に「もう1ヶ月」と言われて計4ヶ月。この4ヶ月の間にNTTの局舎から自宅前まで光ファイバーを敷設する工事をしていたということなので、まあそれくらいの期間は仕方ないところなりか。参考になるのは、猪狩友則氏がアパート住まいということ。光ファイバーは集合住宅には引きにくいという話を聞くなりが、この記事によると2階建てまでのアパートであれば、3階建て以上のアパートやマンションなどに比べて格段に光ファイバーを導入しやすいようなり。もちろん、大家の同意があるということが前提ではあるなりが。2階建てのアパート住まいで高速回線を引きたいと思っている人は検討してみる価値はありそうなりね。ぜひご一読を。www.asahi.com/tech/apc/K2002080900376.html

トレソーラ、ブロードバンド配信試験サービス「Chance!トレソーラ」の配信番組を発表。トレソーラはTBS、フジテレビ、テレビ朝日が共同で設立したブロードバンド配信サービスの会社で、9月1日〜11月30日まで試験サービスとして1980〜90年代に放送したテレビ番組を月額1000円見放題で提供する「Chance!トレソーラ」を提供する計画なり。本サービス開始は2003年4月の予定。月額1000円というのはネットの有料サービスの中では若干高めの価格設定なだけに、どの程度魅力有る番組コンテンツを揃えてくるかが注目されていたなりね。発表されたラインナップは、TBS系ドラマ「高校教師」、フジテレビ系ドラマ「NIGHT HEAD」、テレビ朝日系ドラマ「君の手がささやいてる」、フジテレビ系「夜のヒットスタジオ」、テレビ朝日系「世界の車窓から」などなど。う〜む、ちょっと番組が古すぎて月額1000円払う気にはならないというのが正直なところなりが、皆さんはどうなりか?まあ実験的な意味合いも含めたサービスなので、良かったら利用してみて下さいませ。テレビ局が抱える豊富な番組資産を配信できるサービスという意味では、かなり期待もあるので、コ○助的には成功して欲しいところなり。www.tresola.com/program/list.html

インフォスフィアの個人向けサービスが10月1日付けでOCNに統合へ。NTTグループ傘下には現在6つのプロバイダがあるなりが、今年4月に段階的にそれらを統合していくとの発表があったので、インフォスフィアとOCNの統合はその第1弾となるなりね。ちなみに傘下の6つのプロバイダを会員数順に挙げていくと、NTTコミュニケーションズが運営する「OCN」(約300万人)、ぷららネットワークスの「ぷらら」(約120万人)、ドリームネットの「DreamNet」(約50万人)、NTT-MEの「WAKWAK」(約20万人)、NTTPCコミュニケーションズの「インフォスフィア」(約15万人)、ドコモAOLの「AOL」(会員数非公開)。経営のスリム化という意味ではグループ内で重複している事業を統合していくという流れは決して間違ってはいないなりが、でもプロバイダごとのカラーが明らかに違う場合に統合が上手い選択肢なのかどうかは微妙なところ。「インフォスフィア」も立ち上げの頃しか知らないなりが、当時は「繋がりやすくて良い」プロバイダとして、「繋がらない」とあまり良い評判が無かった「OCN」とは一線を画していたように思うなり。まあ最近はサービスの質自体に大差が無いのかもしれないなりが、コ○助の知人の中には「OCNはイヤだけど、できればNTTグループのプロバイダにしたい」との理由でインフォスフィアへの加入を決めた人もチラホラいるようなので、ユーザーにとっては困惑させられるところなのではないかと。プロバイダの買収や合併によってメールアドレスが変わるなどの不便を強いられるのはいつもユーザー。仕方がないこととはいえ、ユーザーにとっては大してメリットのあるとも思えない統合は腹立たしいだけなりよねぇ。統合する以上は、ユーザーにそう感じさせないだけの利益を還元してあげて欲しいものなり。www.jij.co.jp/news/020801/it/110.html