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<ゲーム>  2002年08月30日 (Fri)更新

 

家庭用ゲーム機市場の夏商戦はプレステ2が圧勝。コンピュータ・ニュース社が販売店のデータを元に8月第3週(12〜18日)の売上げを集計したところ、ハード別シェアはプレステ2が約57%で圧倒的な強さを見せ、次いでゲームキューブが約10%、Xboxに至っては約2.7%とかなり低調な数字を記録したなり。Xboxの低調はもう仕方ないにしても、ゲームキューブはもう少し売れても良いような。コ○助はプレステ2を売ってでもゲームキューブが欲しいところなりが、DVDプレーヤーを持っていないのでプレステ2を手放すこともできず(笑)。現在「つぶよりゲームキューブ」と銘打って、ゲームキューブのこれからのソフトのラインナップがバババッと紹介されているCMがあるなりが、そこに紹介されている「ゼルダの伝説GC(仮称)」「バイオハザード0」「スターフォックスアドベンチャー」「ファイナルファンタジークリスタルクロニクル」「メトロイドプライム」といったソフトの面白そうなこと。ファミコン世代のコ○助としては、任天堂のゲームはいつまで経っても大好き。なので特に「ゼルダの伝説GC(仮称)」が発売されるまでには、どうしてもゲームキューブを手に入れておきたいところなり。もっとゲームキューブが活性化して、ソフトのラインナップがより充実しますように。b2o.nikkei.co.jp/contents/news10/morning/20020829e3mi015929.cfm

スクウェアの和田洋一社長、オンラインゲーム会員目標を来年度40万人に設定。5月16日に発売した「ファイナルファンタジーXI」の会員数が現在は12万人にとどまっているようなりが、これを来年度中に40万人まで引上げたい考えを明らかにしたなり。「ファイナルファンタジーXI」は7800円の本体価格の他に、スクウェアが運営する「PlayOnline」に毎月1280円の利用料金を支払う必要があるなりね。まだ一般になじみの薄いオンラインゲームのためゲーム性が異なるだけでなく、こういった課金周りも従来と異なることが、一般の人には敷居が高く感じるのかもしれないなり。しかし、毎月支払いをする必要があるというコスト面での負担が普通のゲームに比べて多いにも関わらず、「ファイナルファンタジーXI」は結構障害が発生しているという話も聞くので、そこらへんが改善されないとユーザーも安心して、気持ちよく遊ぶことができないのではないかと。安定したサービスを提供して、一般の人をもっと引き込めるような魅力的なサービスを展開して欲しいものなり。www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=technologynews&StoryID=1370331

任天堂、ゲームキューブ用ブロードバンドアダプタを10月3日に発売へ。価格は3800円で、現在のところではセガが9月12日に発売する「ファンタシースターオンラインエピソード1&2」のみが対応ソフトになるようなり。このブロードバンドアダプタは10BASE-Tのイーサネットポートを持ったものなりが、9月12日には56kbpsのモデムアダプタも発売されるようなので、ゲームキューブもネット対応は万全といった感じなり。これで標準でネット接続機能を搭載したXbox、ちょっと高価なシステムの購入が必要なプレステ2、安価にネット対応となるゲームキューブと、主要3ハードが全てネット対応になることに。依然として通信費の問題や、ゲームシステムの小難しそうなイメージからライトユーザーが入り込むことができない印象の強いネットゲームなりが、比較的ユーザー層が低い任天堂がどんなネット展開を見せてくれるのか、楽しみなところなり。これまでも何度かネット対応で任天堂は辛酸をなめているなりからね。今度こそ、との思いは強いはずなり。人気タイトルのネット化共々、期待しておきたいところなり。www.zdnet.co.jp/news/0208/22/njbt_10.html

セガ、フットボール・ゲームでEAに挑戦。アメリカの最大手ゲームソフトメーカーであるEA(エレクトロニック・アーツ)とセガ・オブ・アメリカが、アメリカで大人気のスポーツであるアメフトを題材にしたゲームのシェア争いで熾烈な戦いを繰り広げているというレポートなり。何でもアメフトの分野は全米のゲーム市場の中で最も儲かる分野でありながら、これまではEAの「マッデンNFLスーパーボウル」シリーズの独壇場で、65%近いシェアを独占しているのだとか。その市場にセガが猛烈な広告キャンペーンと共に「NFL 2K3」を投入してシェア拡大を狙っており、「コーク対ペプシ、ナイキ対リーボック、あるいはマクドナルド対バーガーキングのような名勝負と肩を並べるかもしれない」戦いになると予測されているというなり。日本ではあまり人気の無いアメフトのゲーム、そしていかにも洋ゲーの雰囲気だからか、日本ではそれほど爆発的なヒット作が無いEAなのでピンと来ないなりが、まあ無理矢理置き換えるとすれば、ナムコの「ファミスタ」か、コナミの「パワプロ」かで熾烈なシェア争いが行われているといった感じなりか。何だか違うような気もするなりが、まあ人気ソフトメーカー同士が国民的スポーツゲームでシェアを奪い合うという意味では大差無いなりか(笑)。アメリカでもセガのハード撤退は衝撃として受け止められ、その後のソフトメーカーとしてのセガには関心が集まっているだけに、良質なソフトをどんどんリリースして、誰もが認める世界最大のソフトメーカー目指して頑張って欲しいものなり。www.asahi.com/english/svn/K2002082100306.html

MicrosoftのXboxプロダクトマーケティングディレクターPeter Parsons氏インタビュー。新作ソフトの「Halo 2」や「ブリンクス・ザ・タイムスイーパー」といった作品についてのコメントがほとんどなりが、苦戦が続く日本市場に対するコメントも。「(不振の打開策は)いいゲームを出す (笑)。それが答えです」「今後の日本の展開に対して私は楽観しています」「(任天堂のマリオ、セガのソニックのように)現時点ではXboxを象徴するようなキャラクタを育てるといったことは考えていません」などなど。「良いゲームをどんどん投入していく」ということは間違ってないのでぜひとも実現して欲しいところなりが、最後のキャラクターを育てる気はないというのは、キャラクタービジネス全盛の現在の日本の状況を考えるとやや間違っている気が。任天堂はマリオ、ゼルダ、ポケモン、ソニーはトロやバンディクー、ピポザルといったキャラクターがゲームユーザーの裾野を広げてきたのは言うまでも無いなりよね。安易にキャラクタービジネスに走った方が良いということでは無いなりが、全く育てる気がないというのもどうかと。Xboxはコアなゲームユーザー向けのニッチなマシンとして生きていくことを決めたのであれば、それでも良いのかもしれないなりが・・・。まあこのまま黒船が沈没してしまっても困るので、良いゲームをどんどん投入して頑張って盛り返して欲しいものなり。www.watch.impress.co.jp/game/docs/20020809/xbox_03.htm

スクウェア、任天堂向けにファイナルファンタジーシリーズの新作を発売へ。スクウェアが公開したゲームボーイアドバンス用ソフトのラインアップで明らかになったもので、タイトルは「ファイナルファンタジー・クリスタル クロニクル」。ゲームキューブとゲームボーイアドバンスを連動させて遊ぶ、全くの新作となるようなり。スクウェアが任天堂陣営からソニー陣営に鞍替えしたことから長年に渡って険悪な関係が続いていた両者なりが、近年は徐々に歩み寄りを見せていたなりよね。そして任天堂ハードユーザーには待望のファイナルファンタジーシリーズの新作。任天堂向けには1994年の「ファイナルファンタジー6」以来の新作ということで、期待も膨らむところなり。発売は来年の春。今から楽しみなりね。ちなみにスクウェアが発表した他の任天堂向けタイトルは、ゲームボーイアドバンス向けに「ファイナルファンタジー タクティクス 新作(仮題)」と「聖剣伝説(仮題)」、それにチョコボを題材としたソフトの3作品がラインナップされているようなり。任天堂向けにも本格的に供給再開なり。www.mainichi.co.jp/life/hobby/game/news/news/2002/08/08-2.html

アメリカゲーム機市場2位の任天堂「GAMECUBE」が3位転落の可能性も。アメリカのゲーム専門誌を発行するジフ・デービス・メディア・ゲーム・グループが行った調査の結果、ゲーム機市場2位の「GAMECUBE」と3位の「Xbox」について、現時点で所有しているユーザー数では「GAMECUBE」に軍配が上がるものの、将来的に購入したいゲーム機としては「Xbox」の方が圧倒的に人気が高かったことから、市場シェアが逆転する可能性もあると見ているようなり。まあ世界中で苦戦が報じられる「Xbox」なので、本国アメリカではもっと売れてもらわないと(笑)。「Xbox」の不振の原因はいろいろあると思うなりが、ソフトの販売本数ランキングにも現れているように、全くソフトが出揃って来ないのが痛いなりよね。ランキング(2002/7/29〜2002/8/4)1位「叢−MURAKUMO−」と2位「CRAZY TAXI High Roller」は7月25日に発売されたばかりの新作なりが、3位〜5位の「Project Gotham(TM): World Street Racer」「DEAD OR ALIVE 3」「幻魔 鬼武者」は全て今年2月に本体と同時発売されたタイトルという悲しい状況に。ベスト10中5タイトルが半年前に本体と同時発売されたタイトルというのも、どうかと思うなり。まあハードが売れないからソフトの販売本数も上がらない、よって新作も出ないという悪循環にハマっているのは確かなりが、発売前には開発が容易でソフトがたくさんリリースされるという触れ込みだったはず。早くラインナップを充実させて、巻き返しが図れると良いなりね。ま、そういう意味では安定して新作がリリースされている「GAMECUBE」の方が安泰は安泰なりか。日本とアメリカでは状況も異なると思うなりが、少なくとも日本では「GAMECUBE」の2位の地位はまだまだ安泰そうなり。www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=technologynews&StoryID=1299473