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<ゲーム>  2002年06月30日 (Sun)更新

 

プレステ2の国内累計出荷台数が7月末にも1000万台を突破へ。まさにプレステ2一人勝ち。今年に入ってからも本体値下げやW杯に伴うサッカーゲームの売れ行き好調に引っ張られるかたちで売上げを順調に伸ばしており、初代プレステよりも7ヶ月近く早く1000万台を突破することになりそうだというなり。1600万台とも1700万台とも言われる任天堂のスーパーファミコンの出荷台数にはまだ及ばないものの、もうそれを追い越すのも時間の問題なのではないかと。毎週ファミ通.comのゲームハード出荷台数ランキングをチェックしているなりが、依然としてプレステ2はゲームキューブの5倍、Xboxの10倍近い台数を売り上げているなりから、まさに驚異的な売れ行き。ゲームキューブもXboxもプレステ2よりも後に発売されたなりから、ゲーム業界全体を盛り上げるためにも、もう少し頑張ってもらわねば。www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20020630CAHI047929.html

コーエーの定番シリーズの最新作、Windows向け「信長の野望 蒼天録」レビュー。「信長の野望 全国版」に出会ったのが小学生の頃。当時家にあったシャープのパソコン「X-1」向けにソフトを開発しているゲームメーカーは数少なかったなりが、コーエー(当時は光栄)はしっかりと「X-1」向けにも開発をしていたので、コ○助の中では好感度No.1の企業だったなり。なので、「X-1」向けに投入されたコーエーのゲームはほとんどやったなりよ。その中でも最も好きなラインナップがこの「信長シリーズ」。コーエーの二大看板のひとつ(もうひとつは「三國志」)なわけなりが、「自分の操る大名で全国統一をする」という基本的なルールは二代目(全国版。初代は17ヶ国版)から今に至るまで何も代わっていないなりが、なぜか全作やり込ませてくれるなりね。そんな「信長」フリークのコ○助としては当然「蒼天録」も気になるゲームの筆頭にいるわけなり。「『下克上』という刺激的なキャッチフレーズ」「大きな変更点は、忍者の重要性が飛躍的に高まっていること」「個人的には、今でも最高傑作と確信している第6作『天翔記』に匹敵するレベルの名作に仕上がっていると自信を持ってお勧めできる」などなど。やっべ、欲しすぎなり(笑)。でもこれやり始めると絶対に更新に手が回らなくなってしまうなりよ・・・。そこを皆さんに、ゆ、許していただけるかどうか・・・。葛藤が(笑)。www.watch.impress.co.jp/game/docs/20020627/souten.htm

マイクロソフト、ゲームボーイアドバンス向けにソフトを供給へ。正確にはマイクロソフトが直接供給するわけでは無いなりが、マイクロソフトブランドで供給されているゲームを、THQ社がゲームボーイアドバンス向けに移植することになったようなり。これはマイクロソフトが携帯ゲーム機市場に参入する意思がないことの表れでもあるなりが、マイクロソフトはゲームボーイアドバンスとXboxが競合する製品との認識は無いなりね。むしろ既に普及しているゲームボーイアドバンスと連携が計れる可能性があるので、マイクロソフトにとっては旨みのあることなのかも。また、任天堂にとっても優秀な、そして巨大なゲームソフトメーカーが参入してくるのは喜ばしいこと。セガに続いてマイクロソフトもゲームボーイアドバンス向けにソフトを供給すると思うと、もうこの携帯ゲーム機市場にハードを引っ提げて殴り込みをかけるという無謀なメーカーは出てこないかもしれないなりね。任天堂の独壇場は半永久的に続きそうな予感も。あとはソニーの動向なりが・・・。www.zdnet.co.jp/news/0206/26/xedj_gba.html

ゲームビジネスは「狩猟型」から「農耕型」になれるのか。これまでのゲームビジネスは、ゲームを売ることによってのみ収益を挙げる「狩猟型」がメインだったなりが、これがオンラインゲームなどに見られる月額費徴収というかたちで持続的に収益を挙げる「農耕型」に転換を図ることができるのかということを、スクウェアが発売した「ファイナルファンタジー11」を例に検証しているなり。「販売本数がこれまでのシリーズよりもはるかに少ない」ことから「失敗作」との批判も一部では出ている「FF11」なりが、以前からスクウェアの和田洋一社長は「収益構造が違うので単純な本数比較は意味がない」ことを強調しているなりよね。また、この記事内のインタビューでは「今はまだ足を引っ張らない程度でいい。3年目くらいで収益の柱になってほしい」とも語っているので、長いスパンで見る必要のあるビジネスであるとスクウェア自身も考えているようなり。ただ、開発費が前作を上回る60億円にも上っていることに対し、この記事の最後は「遊び手はPS2以外に2万円弱の装置を用意しなければならない。過剰ともいえる初期投資は『賭け』に見える」と指摘。確かにこの2万円の追加投資、そして月額費用が継続的にかかるということに、どこまで一般のユーザーを取り込めるのかがカギになりそうなりよね。どの程度ユーザー数を伸ばすことができるのか、注目しておきたいところなり。www.be.asahi.com/20020622/W13/0054.html

スクウェア宣伝部の井上敏行氏が「Final Fantasy XI」を語る。スクウェア初のオンラインゲームとして発売された「Final Fantasy XI」は、サービス開始当初にいきなりサーバのトラブルが起こるなど不安な門出となってしまったなりが、ユーザーの声は概ね満足の行くもののようなりね。まあ人気のFFシリーズの冠を付けている以上、下手なものは作らないだろうし、純粋にゲームとしては面白そうではあるなり。ただ、オンラインゲームは一般の人にはまだ敷居が高いのは否めない事実。仮にプレステ2で「FF XI」を楽しむには月額1,280円の他にも1万8000円の「PlayStation BB Unit(40GBのHDDやネットワークアダプタなどのセット)」を購入しなければいけないだけに、おいそれと買えるものでは無いなりよね。ゲームマニアの他にも一般のユーザーを取り込めるようにするには、何らかの対策が必要になってくるのは確かなので、今後スクウェアのみならず、ソニーを含めたオンラインゲームへの取り組みに注目しておきたいところなり。pcweb.mycom.co.jp/news/2002/06/21/17.html

セガ、「プロ野球チームをつくろう!アドバンス」を8月8日に発売へ。セガサターンやドリキャスで人気を博した「やきゅつく」シリーズが携帯ゲーム機向けとしては初めて発売されるということで、野球ゲーム好きのコ○助もちょっと注目している一本なり。さすがにグラフィック面ではドリキャスとは同じようにはいかないために簡素なグラフィックとなっており、ゲーム内容も携帯ゲーム機の特性を活かすためにかなり簡素化されているようなりが、なかなか面白そうなりよ。ドラフト、FA、トレードによる戦力補強や監督としての采配などの基本的なコンセプトは従来シリーズと同様なので、「コンセプトが同様の別作品」という感じで考えてみれば良いのかもしれないなり。シミュレーション好きな人はぜひ。コ○助は野球ゲームもシミュレーションゲームも大好きなので買うなりよ、きっと。最近ゲームボーイアドバンスがどこに行ってしまったかも分からないような状態なので、「プロ野球チームをつくろう!アドバンス」発売を機に復活させたいと思いますなり。まずは部屋でゲームボーイアドバンスの行方を探さねば。sega.jp/gba/ytukuadv/

マイクロソフト、秋から開始するオンラインゲームサービス「Xbox Live」の詳細を発表。サービス開始は日・米・欧同時期になるようで、6月下旬から日本でもβテストを開始するようなり。また、サービス開始に合わせて現在39社、47タイトルのゲームの開発が進められていることも発表されたなり。開発中の注目作品としてはアトラスの「真・女神転生 NINE」、セガの「セガ GT2002 オンライン」といった作品や、ナムコ、コナミ、ハドソン、タイトー、テクモといったメーカーも「Xbox Live」向けのソフトを開発しているようなり。現在「Xbox」を所有している人が「Xbox Live」を利用するには「スタータキット」(6800円)を購入する必要があるなりが、人気の高いセガの「ファンタシースターオンライン」がバンドルされるので結構お得ではないかと。オンラインゲームを軸に巻き返しを図りたいマイクロソフト。「Xbox Live」サービスの開始によって勢いに乗れるかどうか、注目なり。www.watch.impress.co.jp/game/docs/20020611/xbox.htm

スクウェアの和田洋一社長、任天堂の「ファイナルファンタジー11」批判に反論。6日に行われた任天堂の経営説明会の席上で、岩田聡新社長が「ファイナルファンタジー11は時期尚早」と、山内溥前社長も「ファイナルファンタジー11は失敗だった」と発言したことに、和田社長が「パッケージゲームとは収益構造が違う」と反論したものなり。確かにこれまでのパッケージソフトとは土俵が違うので単純に販売本数で比較するのは無理があるように思うなりが、それにしても5月31日現在の推定販売本数が7万4000本程度(ファミ通.com調べ)というのは寂しい数字なりよね。スクウェアが「ファイナルファンタジー」の外伝的な位置づけでオンラインゲーム化を試みたのであればこれまでのシリーズと販売本数で比較されることも無かったかもしれないなりが、シリーズの通し番号をそのまま名前に冠したからにはこういった批判が出ても仕方のないところなのではないかと。雪解けムードだった両社なりが、再び険悪に・・・ならないことを祈るなり。[「FF11の市場は長期的視点で育成」 スクウェアの和田社長]www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200206/07/3.html

任天堂育てて52年、社長退任した山内氏“葛藤の3年間” 。今年75歳を迎える任天堂の山内溥氏が52年間に渡って務めてきた社長職を、ハル研究所出身の岩田聡氏へ譲るまでの経緯をまとめてある記事なり。山内氏の社長退任の噂はその高齢もあって、ここ数年浮かんでは消え、浮かんでは消えていたなりが、ようやく先月末に正式に退任が発表されたなりね。山内氏の娘婿にして後継候補No.1だった、アメリカ任天堂の元社長・荒川実氏が任天堂を退社して以来後継者選びが難航していたという経緯があるだけに、本当にようやくといった感じなり。かつて山内氏が語っていた「僕は みんなのやる事はやらない 誰も考えていない事をやろう」という言葉通りに、家庭用ゲーム機という世界を切り開いてきた偉大なるカリスマなだけに、今回の退任は任天堂の在り方に大きな影響を与えるのは確かなりよね。今後任天堂が勢力を増していくのか、衰退していくのかは読めないところなりが、少なくとも「山内氏のいた頃の任天堂は良かった」と言われないようなクオリティは維持し続けて欲しいものなり。まあ山内氏だけが任天堂を仕切ってきたわけでは無いので大丈夫だとは思うなりが。b2o.nikkei.co.jp/contents/news10/weekend/20020531n455v001_31.cfm