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<映画>  2002年05月31日 (Fri)更新

 

クリス・コロンバス監督、映画「ハリー・ポッター」シリーズ第3作の監督を降板へ。「ハリー・ポッター」の映画版は現在第2作「秘密の部屋」の撮影が進められているなりが、その先の第3作「アズカバンの囚人」、第4作「炎のゴブレット」に関する噂が飛び交っているなりね。現在のところ、ハッキリと言えることは「アズカバンの囚人」、は2004年の公開を目指して製作が進められており、「炎のゴブレット」はまだ映画化するかどうかも未定ということ。まあこれだけのヒットシリーズとなったら、第4作もとりあえず製作に取りかかるとは思うなりが。で、「賢者の石」で監督を務めたクリス・コロンバス監督なりが、とりあえず「秘密の部屋」の監督も務めており、「アズカバンの囚人」の監督もクリス・コロンバス監督で行くものと思われていたなり。しかしながら、1年間に渡るイギリスでの生活によって家族がホームシックにかかったために降板をすることになったのだとか。ヒット確実な作品なだけに、クリス・コロンバス監督自身も無念だろうに。シリーズの途中で監督が交代することによって作風が全然変わってしまうということは往々にしてよくあることなりが、「ハリー・ポッター」シリーズも第1作・第2作とは全く違う作風に変化していく可能性はあるなりね。まあ原作がしっかりしているので、そんなに心配することでも無いなりか。www.eiga.com/buzz/020528/index.shtml

M・ナイト・シャマラン監督の新作「サイン」の脚本料が史上最高の約7億円に。衝撃の結末に世界中の度肝を抜いた「シックス・センス」、予告段階で過剰に結末の謎を煽るあまり、実際に観た時に拍子抜けしたとの声が多かった「アンブレイカブル」に続くM・ナイト・シャマラン監督の新作はメル・ギブソン主演の「サイン」。この作品の脚本も前2作と同様M・ナイト・シャマラン監督が担当しているなりが、その脚本料が史上最高額となる約7億円にも上ることになったというなり。M・ナイト・シャマラン監督にとっても「アンブレイカブル」でミソをつけた感があるので「サイン」はその真価が問われるところ。まあ「アンブレイカブル」の評判があまり良くなかったのは宣伝の仕方の問題であり、問われるべきは配給会社の宣伝方法なのかもしれないなりが。「メル・ギブソン演じる元牧師の所有するトウモロコシ畑に突如出現した、謎のサインをめぐるストーリー」という断片的な情報だけで判断することはできないなりが、「サイン」も「ラストに衝撃が」という展開になるのは必至。果たしてどんな作品になるのやら。www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/may/o20020529_80.htm

王家衛監督の新作映画「2046」の版権販売が開始。 1999年4月にクランクインして以来、撮影中断、役者降板といったことを繰り返し、未だに完成せずに迷走状態にある「2046」なりが、未完成状態でありながらも先日開催されていたカンヌ国際映画祭で版権の販売が開始されたというなり。確か今年の1月くらいに、王家衛監督が全てを一から撮影しなおすといった話をしていたので、ようやく完成に向けて本腰を入れ始めたのかもしれないなりね。この「2046」は木村拓哉が出演するということで、製作が発表された段階から香港映画ファンならずとも注目を集めていたなりが、その木村拓哉は王家衛監督の映画撮影方法についていくことができず、大喧嘩の末に降板したなんて話もあったなりね。ただ、真相はまだ分かっておらず、降板したのかどうかも憶測の域なので分からないところなりが。「五十年後の香港が舞台」「ラブストーリーらしい」「日本での配給はプレノン・アッシュではなく、ブエナ・ビスタらしい」といった断片的な噂レベルの話しか伝わってこない謎の多い「2046」。果たして完成するのはいつになることやら。www.news.searchina.ne.jp/2002/0526/entertainment_0526_002.shtml

映画「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」に主演のヘイデン・クリステンセンインタビュー。ヘイデン・クリステンセンは「スターウォーズ」シリーズの中で重要な役どころであるアナキン・スカイウォーカー役(後のダース・ベイダー)に抜擢されたカナダ出身の新鋭で、これまではソフィア・コッポラ監督の「ヴァージン・スーサイズ」に出演した程度で、目立った映画出演作は無かったなり。ただ、2000年からアメリカで放送されたドラマ「Higher Ground」(山の麓にある不良化した少年少女の矯正施設を舞台とした青春モノ)がヒットしたことでの抜擢となったようなり。「(スターウォーズファンの兄が)僕の出演が決まってすごく喜んでいた」「抜擢された時は、本当にびっくりしたよ」などなど。この記事でも少しだけ触れられているなりが、そういえば電撃ネットワークの南部虎弾が今作に出演するという話が一時出ていたなりよね。結局今作では実現しなかったようなりが、次回作以降への出演に期待したいものなり。すっかり忘れていたなり。www.flix.co.jp/article.jsp?aid=A0000362

話題沸騰の周星馳監督の映画「少林サッカー」が6月1日から全国公開。最近はテレビや雑誌の特集記事やCMもガンガン流れているのでもうおなじみの「少林サッカー」なりが、先週末に全国で行われた先行オールナイトも絶賛の渦だったようで、俄然盛り上がりを見せているなりね。この盛り上がりは日本だけのことではなく、先に公開の始まっている韓国でも大人気な模様。これまで韓国での周星馳の評価は「三流役者」といった最低レベルのものだったようなりが、「少林サッカー」で見事に汚名を返上できたようなり。しかし、この映画を国内で配給しているのはギャガ=ヒューマックスとクロックワークスなりが、クロックワークスは最近勢いを感じるなりよね。「ビヨンド・ザ・マット」「チェブラーシカ」「少林サッカー」。そして今度は「JOJOの奇妙な冒険」と、なかなかニクいラインナップじゃないなりか。こちらも注目しておきたいところなり。目標配給収入は50億円。大きな目標なりが、この前評判の良さなら達成は可能かも。皆さんも週末はぜひ「少林サッカー」を。[少林サッカー公式サイト]www.zakzak.co.jp/geino/n-2002_05/g2002052905.html

映画「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」が興行収入2億ドルを突破。前作「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」が2億ドルを突破したのは公開13日目だったなりが、「エピソード2」は12日目で突破。前作以上の勢いで興行収入を伸ばし続けており、現段階で歴代興行収入は41位(40位は「アルマゲドン」)に。一方、公開時期が近いためライバルと言われる「スパイダーマン」の累計興行収入は3億3430万ドルに達し、「フォレスト・ガンプ/一期一会」を抜いて歴代興行収入6位に浮上。5位の「ジュラシック・パーク」を完全に射程圏にとらえたなり。ちなみに、あれだけ話題となった「ハリー・ポッターと賢者の石」は3億1756万ドル、「ロード・オブ・ザ・リング」が3億1008万ドルなので、「スパイダーマン」はそれらを上回っているわけなり。「エピソード2」もこの勢いを維持していけば3億ドル突破はほぼ確実。どこまで先行する「スパイダーマン」や、前作「エピソード1」(4億3109万ドル)、シリーズ第1作「スターウォーズ」(4億6100万ドル)に肉薄できるのか、注目なり。www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=entertainmentnews&StoryID=1015794

仲村トオル、韓国のアカデミー賞と呼ばれる第39回大鐘賞映画祭で男優助演賞を受賞。「もし朝鮮半島が依然として日本の植民地だったら」という設定のもと、2009年を舞台にテロリストと警察の戦いを描いた話題の日韓合作映画「2009ロスト・メモリーズ」に出演した仲村トオルが見事受賞を果たしたなり。日本人としては初めての受賞。仲村トオルは香港映画「GEN-X COPS」や「東京攻略」などに出演してアジア圏ではもう欠かすことの出来ない日本人俳優となったなりよね。「2009ロスト・メモリーズ」も今年の韓国映画の中で最大の話題作。そんな作品に起用されているということで、その地位をさらに引き上げたわけなり。「ビー・バップ・ハイスクール」や「あぶない刑事」の頃から仲村トオルのことを知っているコ○助としては、やはりこの成功は素直に嬉しいなぁ、と。一時は低迷していた時期もあったなりからね。受賞おめでとうございますなり。www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/may/o20020526_30.htm

第55回カンヌ国際映画祭が閉幕、ロマン・ポランスキー監督の「戦場のピアニスト」が最高賞に。世界に名だたる名監督の作品が集い今年もハイレベルの争いとなったカンヌ国際映画祭なりが、パルムドール(最高賞)にはポーランドの巨匠、ロマン・ポランスキー監督の「戦場のピアニスト」が選出されたなり。この作品は両親と共に7歳の時にナチスによって強制収容所に入れられ、母はアウシュビッツで死去したという過去を持つポランスキー監督入魂の一作で、ナチスに命を狙われた実在のユダヤ人ピアニストの生き様を描いた作品なり。かつてポランスキー監督は妊娠中の愛妻を惨殺されるという悲しい事件にも遭遇しており、ナチス収容所の経験と共に深い絶望に覆われた監督なりが、そういった経験が恐怖心理の描写に長けている由縁との意見も多いようなり。経験者だから語れる、経験者のリアルな思いが反映された「戦場のピアニスト」。日本での公開時にはぜひチェックを。www.nikkansports.com/news/flash/f-et-tp0-020527-13.html

カンヌ映画祭で「韓国映画購買ブーム」。韓国映画は今、もしかしたら世界で最も活力があるかもしれない・・・そんな風に思わせるほど、最近の韓国映画は超元気。例えば昨年の韓国内の映画産業を覗いてみると、映画館の韓国映画の観客占有率は46%、アメリカ映画の観客占有率は45,2%と、韓国映画が舶来の映画よりも高い占有率を記録したというデータがあるなりよ。これは韓国の人たちが「韓国映画って面白い」と再認識した結果なりが、自国でヒットした作品が余勢を駆って海外に飛び出すという流れが、韓国には着々と出来つつあるなりね。海外に飛び出すことによってそれまで韓国映画を観たことがない人の目に触れることは確かなわけで、その中から韓国映画に興味を持つ人が出てくれば、映画祭でも韓国映画に興味を持っているバイヤーに売込みをしやすくなるという流れになるのはある意味必然。とても良い流れができつつあるわけなり。まあ実際に面白いからこそなせる業なのだとは思うなりが。本当に韓国映画、面白いなりよ。そんなわけで現在開催中のカンヌ映画祭でも韓国映画の買付けラッシュとなっている模様。日本映画も韓国映画を見習ってもう少し頑張ってもらわねば。海外に市場が広がって収益が増えれば、それが次の映画製作に返ってくるなりからね。予算も増えてさらに面白い映画が製作できるという可能性もあるだけに、早くそういった循環構造を確立して欲しいものなり。japanese.joins.com/php/article.php?sv=jnews&src=cul&cont=cul0&aid=20020521215154700

25日公開の映画「サウンド・オブ・サイレンス」に主演のマイケル・ダグラスインタビュー。マイケル・ダグラスといえば「危険な情事」や「氷の微笑」といったサスペンスやスリラー映画の印象が強い俳優なりが、「サウンド・オブ・サイレンス」はそのマイケル・ダグラスが久々に取り組んだスリラー映画なり。今テレビCMがよく流れているなりが、若い女の子が青白い顔でベッドに横たわり、か細い声で歌を歌っている怖いやつなりね。って、文字で書くと怖さが伝わらないなりが(笑)。「僕が演じるのはNYに住む、仕事的に成功した精神分析医なんだ」「(出演を決めたのは)この脚本がよく書かれていたし、伝統的なスリラーだったからなんだ」「こういうダークな作品は俳優の方も随分消耗するから、そうそう出演できるものじゃないね」などなど。ネタバレは無いので、公開を楽しみにしている人でも読んで問題無いのではないかと。マイケル・ダグラスが気になる方はぜひ。自身が誘拐されそうになったエピソードなんかもなかなか。www.flix.co.jp/article.jsp?aid=A0000361

ウォルト・ディズニー、ディズニーランドのアトラクション3つを映画化すると発表。発表されたのは「カントリーベアズ」「カリブの海賊」「ホーンテッドマンション」の3つのアトラクションの映画化で、今年7月から来年にかけて順次公開するべく製作が進められるようなり。映画がテーマパークのアトラクションになることはしばしばあるなりが、アトラクションが映画になるのは極めて異例なのでは。中でも注目は「カリブの海賊」で、あの「パール・ハーバー」などで悪名高いプロデューサーとして有名なジェリー・ブラッカイマーが製作を担当、巨額の製作費を投じて映画化されるというなり。これらのアトラクションは確かに映画になりやすそうなイメージは受けるなりよね。コ○助的にはエディ・マーフィーが主演の「ホーンテッドマンション」に魅かれるものが。ホラーではない、お化け屋敷映画ってのも、面白そうじゃないなりか。それにエディ・マーフィーも結構好きだったりするなりよ。一時低迷していたなりが、最近はまた活力を取り戻しているようだし、期待したいところなり。ま、詳細は続報を待つべし。www.famitsu.com/entertainment/news/2002/05/22/n02.html

昨年9月11日をテーマに複数の映画監督が製作した短編映画がカンヌ映画祭で初上映。「アメリカ同時多発テロ事件とその後」をテーマに世界の11人の著名映画監督が短編映画を製作したもので、この映画製作のプロジェクトが発足した時に北野武監督がオファーを断ったというニュースをお伝えしたやつなり。このプロジェクトに参加したのは日本から唯一参加した今村昌平監督、役者以外に映画監督としても活躍をするショーン・ペン、「大地と自由」のケン・ローチ監督などなど。すべて9月11日にちなんで11分9秒の作品になっているようで、各監督がいったいどういった視点で製作をしているのか興味深いものがあるなり。ただ、こういった尺の短編映画はなかなか通常の映画館で公開することが難しいので、日本で観ることができるかどうか。ショートフィルム系の映画祭などに期待するしか無いなりかねぇ。通常の映画館でレイトショーでも良いので観てみたいものなり。www.asahi.com/culture/update/0520/001.html

ドリームワークスの新作アニメ映画「スピリット スタリオン オブ シマロン」がカンヌ映画祭で特別上映。映画「シュレック」で世界中の賞を総なめにしたドリームワークスなりが、全米で5月24日から公開される新作映画「スピリット スタリオン オブ シマロン」がカンヌ映画祭で上映され、2年連続アニメ作品カンヌ上映の快挙を達成したなり。「スピリット スタリオン オブ シマロン」はアメリカのアニメの主流になりつつあるフルCGアニメではなく、背景部分は3DのCG、キャラクターは2Dのセル画という手法で製作された作品。確かにフルCGアニメの完成度は高くなってきたし、主流になりつつあるなりが、2Dアニメにはまた独特の表現があるだけに3Dアニメ一辺倒になってしまうのは困ってしまうなりよね。そういう意味では、2Dアニメも製作をするドリームワークスの視点は悪くないなり。ちなみにこの映画、主人公の野生馬「スピリット」の冒険を描いた作品のようなりが、馬たちは一切セリフが無く、ナレーションと音楽だけで物語を進めているというなり。セリフが無いってのも、逆に斬新な。日本公開は来年のゴールデンウィークの予定と、まだ当分先なのが残念なりが、楽しみに公開を待つとするなり。www.nikkansports.com/news/entert/p-et-tp0-020520-07.html

リュック・ベッソン監督が将来的に製作する日仏合作映画に窪塚洋介の起用を示唆。基本的に日本びいきなリュック・ベッソン監督なりが、広末涼子に続いて白羽の矢を立てたのは窪塚洋介だったなり。なんでも松本大洋(原作)×宮藤官九郎(脚本)という強力タッグが話題の映画「PINGPONG-ピンポン-」(夏休み公開予定)を見たリュック・ベッソン監督がいたく窪塚洋介のことを気に入り、製作時期は未定ながら企画が進められている日仏合作映画への起用を示唆したなり。リュック・ベッソン監督の作品は常に世界中から注目を集める作品なだけに、起用されれば大きなステップアップになるなりよね。広末涼子が起用された「WASABI」は、日本ではアイドル映画のような扱いを受けてしまったためにあまりヒットしなかったなりが、窪塚洋介主演なら行けるかもしれないなりね。コ○助はリュック・ベッソン監督の作品は好きで、これまでほとんどの作品を観てきたなりが、「WASABI」は残念ながら全く観たいと思えなかったなりよ。でも窪塚洋介が出ている作品なら観てみたいものなり。窪塚洋介は存在感もあるし、若い役者の中では一歩先行っているのは確かなので、リュック・ベッソン監督も良いところに目をつけたなりね。この企画が本当に実現することを願うなり。www.nikkansports.com/news/entert/p-et-tp0-020519-04.html

映画「マトリックス」の続編「マトリックス・リローデッド」の予告編が公開。「マトリックス」の続編となる「マトリックス・リローデッド」と、さらにその続編となる「マトリックス・レボリューションズ」は同時進行で昨年9月からオーストラリアで撮影が開始されているなりね。先に公開される「マトリックス・リローデッド」の公開時期は全米で来年の夏とまだ先なりが、早くも予告編の第1弾が公式サイトで公開されているなり。早速ダウンロードして見てみたなりが、前作以上に独特な動きが満載(笑)。前作後に、その映像の面白さからハリウッド映画で同じよな視点や動きの映像が蔓延し、少々食傷気味だったなりが、新作ではまた新たなマトリックスワールドを展開しているようなので、この作品が公開された後にはまた同じようなパクり映像が流行する予感が。短い予告編なりが、ファンならずとも必見なり。whatisthematrix.warnerbros.com/

「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」の公開初日の興行収入が39億ドルに。平日1日の興行収入成績としては過去最高を記録、前作「スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」が記録した約37億円を上回る出足となったなり。ただ、チケット代が前作よりも今作の方が値上がりをしているようなので、観客動員数的には前作の方が良いのかもしれないなり。まあ前作は初代スターウォーズ三部作からの期間がかなり空いていたなりからね。「スターウォーズの新作が観たい」という枯渇具合を考えると、前作の方が出足が良いのは当然なりか。とかく同時期に公開され、爆発的なヒットを飛ばしている「スパイダーマン」と興行収入の比較をされることが多いなりが、公開初日が「スパイダーマン」は週末からだったことに加え、公開規模がスターウォーズの方が圧倒的に小さいということを考えれば、数字的には「スパイダーマン」に及ばないものの、かなりのスタートを切っていることには違いなさそうなり。日本でも夏の大作として期待がかかるだけに、どこまで興行収入を伸ばせるのか、楽しみなりね。www.cnn.co.jp/showbiz/K2002051800374.html

第5回文化庁メディア芸術祭アニメ部門で大賞を受賞した「千年女優」が全米公開へ。第5回文化庁メディア芸術祭アニメ部門の大賞作品には史上空前の大ヒットとなった「千と千尋の神隠し」も選ばれているなりが、「千年女優」は未公開作品としては異例の同時受賞を果たした作品なり。この作品の今敏監督は「機動警察パトレイバー2」(美術設定・レイアウト)や「MEMORIES/彼女の想いで」(脚本・美術設定)といった作品で実績を作り、1998年に公開された初監督作品「PERFECT BLUE」が絶賛をされた鬼才なり。「千年女優」は2000年秋頃の公開を目指していたようなりが、公開が延び延びとなり、今年の8月に日本で公開が決定。それに続いて今年の秋頃にはスティーブン・スピルバーグ率いるドリームワークスによって全米配給されることになったなり。アメリカでも絶大な人気を誇る大友克洋と共に仕事をする機会の多い今敏監督なので、アメリカでもかなり注目されているのかもしれないなりね。公開規模もデカいようだし、アメリカで公開された日本映画の興行記録を塗り替える可能性もあるかもしれないなり。どうか成功を収めることができますように。www.famitsu.com/entertainment/news/2002/05/17/n05.html

映画「スターウォーズエピソード2/クローンの攻撃」が全米公開、評価は真っ二つに。世界中の映画ファンがその公開を待ち望んでいた「スターウォーズエピソード2/クローンの攻撃」がいよいよ全米で公開されたなりが、「満足」とのファンの声とは裏腹に、各新聞の映画評はかなり辛口となっているようなり。例えばシカゴ・サンタイムズ紙は平均点よりも低い2つ星の評価、ワシントン・ポスト紙は「盛り上がるのは冒頭のテーマ曲だけ」とかなり辛辣。う〜む、ここらへんは熱狂的なファンを抱えるスターウォーズならではのファンの人と一般の人の温度差といったところなりか。コ○助にとっては「スターウォーズ」にはストーリーよりも映像の方を期待しているので、たぶん観たら絶対に満足すると思うなりが、「スターウォーズ」シリーズの世界観にも映像にも興味が無い人には、もしかしたら退屈な内容・・・なのかも。いや、こればっかりは観てみないことには何とも言えないなりが。賛否渦巻く「スターウォーズエピソード2/クローンの攻撃」。どちらの評価が正しいかは、ぜひとも自分の目で確かめるべし。7月の公開まで待ちきれないなりねぇ。www.cnn.co.jp/showbiz/K2002051700677.html

世界的な舞台演出家・蜷川幸雄の映画監督作品に松浦亜弥が出演へ。現在「青の炎」という作品の企画が進んでいるようなりが、この作品に嵐の二宮和也と松浦亜弥が映画初出演することになったなり。蜷川幸雄にとっては1981年の監督作品「魔性の夏 四谷怪談より」を製作して以来、21年ぶりの新作映画。ちなみに「魔性の夏 四谷怪談より」は当時人気絶頂だった萩原健一や関根(高橋)恵子、夏目雅子といったキャストを揃えたものの、興行的にはあまり芳しくはなく、作品としてもあまり高い評価を受けることは無かったようなり。舞台では高い評価を受ける蜷川幸雄なりが、映画では若干勝手が違うなりか。「青の炎」は「母と妹を守るため、傍若無人に振る舞う義父を殺し、しだいに窮地に追い込まれていく17歳の高校生の姿を描く」というストーリーのようなりが、二宮和也と松浦亜弥に加えて鈴木杏も出演が決まっているようで、重いテーマながらアイドル映画の様相も呈しており、どんな作品になるのか楽しみではあるなり。こうしたアイドルを起用した以上、劇場に足を運ぶ層は比較的若い年齢層になると思われるなりが、とかく難解と言われる蜷川幸雄の演出がどこまでその年齢層に迎合できるのか。はたまた我が道を行き過ぎて、興行的に失敗の烙印を押されてしまうのか。そういったところも含めて注目なり。www.nikkansports.com/news/entert/p-et-tp0-020516-03.html

映画「インデペンデンス・デイ」のオリジナルキャストを集めて続編が製作か。監督は前作同様ローランド・エメリッヒ監督、ビル・プルマンやウィル・スミス、ジェフ・ゴールドブラムといったオリジナルキャストを揃えて続編製作の話が進んでいるようなり。続編製作に関してはこれまでも多くの噂が飛び交っており、この記事はウィル・スミスやジェフ・ゴールドブラムは出演すると書いてあるなりが、出演はしないという噂もあるなりよ。ウィル・スミスは「インデペンデンス・デイ」への出演がきっかけで映画スターとしてもその地位を確立していったなりが、今や高額のギャラが発生するハリウッドスターなりからね。CG映画であることやストーリー的なことを考えると、それほどウィル・スミスに固執する必要は無いかもしれないなり。ちなみに続編のタイトルは「ID4EVER」とも、「インデペンデンス・デイ2」とも言われているなりが、どちらもあくまでも噂レベル。コ○助はローランド・エメリッヒ監督の作品は好きなわけではないなりが、なんとなく惰性で観てしまうなりよ。「GODZILLA/ゴジラ」とかもコ○助の中では好みの映画とは対極に位置しているなりが、なんか観てしまうなりね。そういう意味では「インデペンデンス・デイ」の続編が公開されたら観に行ってしまいそうな自分が怖かったりするなり(笑)。ま、あくまでも噂レベルなので聞き流してくださいなり。theater.nifty.com/news/lineup/020512/007.htm

「記録を破る必要はない」スターウォーズ最新作にジョージ・ルーカス監督がコメント。「デジタル音響が欲しいし、観客にはいい状態で鑑賞してもらいたい」「記録を破る必要はない。自分にとっては、それほど重要なことではない」と語り、注目される「スパイダーマン」の興行収入成績争いに関しては関心が無いことを明らかにしたなり。まあ気にしなくても多分「スパイダーマン」を凌駕するような勢いを見せてくれると思うなりが。そうそうちょっと余談を。「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」は撮影から編集、上映まで全てデジタルという「デジタルシネマ構想」に則って製作されたため、最高の画質で上映するためには映画館にDLPシネマ映写機と呼ばれる特殊な映写機が必要なりが、この設備を持っている映画館がまだ数少ないのが難点。最高のパフォーマンスの「スターウォーズ」がどこでも観られるというわけでは無く、日本では東京・有楽町の日劇プラザくらいしかこの設備を持っているところをコ○助は知らないなりよ。最近は増えてきているかもしれないなりが、デジタルで製作されたものを画質を落としてアナログ(フィルム)に変換したものを観ることになる可能性は非常に高いなりね。せっかくなので、もし近くでデジタル上映するところがあるならば、ぜひそちらに足を運んでみては。まあまだ7月の話なので気が早いなりが。早く観たいものなり。www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=entertainmentnews&StoryID=949769

ビデオ映画の人気シリーズ「呪怨」が奥菜恵主演で劇場映画化へ。「呪怨」は栗山千明主演で2作品がビデオ映画として製作されているなりが、この作品を「リング」の脚本を手掛けた高橋洋と、日本映画界の気鋭と言われる黒沢清監督が監修を務めるかたちで劇場映画化するようなり。監督はビデオシリーズと同じ清水崇監督が担当。清水監督は映画美学校という専門学校の一期生なりが、実は何を隠そうコ○助も映画美学校の一期生だったりするなり(笑)。いや、これは本当に。コ○助は入学試験の際の作文試験の時に、ドキュメンタリー映画の方法論を学びたいというようなことを書き、それで試験に合格して入学をしたなりが、入学してみたら全くドキュメンタリー関連のことはやらなかったので無駄になってしまったという苦い経験を持っていたりするなりよ(現在はドキュメンタリーコースがあるなりが、当時は無かったなり)。なので映画製作の過程をなめるように学んだだけで終わってしまったなりが、同期生の中で劇場映画まで漕ぎつける人がいたということに驚いていたりするなり。とは言っても、清水監督がどんな人なのかはサッパリ分からないなりが(笑)。ま、そんなこともあって個人的には注目しているなりね。ホラー映画は苦手なりが、まあ公開されたら観に行ってみるなりか。www.sponichi.com/ente/200205/13/ente76200.html

全米興行収入ランキング、「スパイダーマン」が2週連続のトップに。公開3日間の興行収入記録を塗り替え、史上最高の出足を見せた「スパイダーマン」なりが、公開2週目もその勢いをキープ。公開9日目にして興行収入2億ドルを突破し、これまで「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」が保持していた公開13日目を抜いて歴代1位に踊り出たなり。昨年末以降、全体的にアメリカの映画産業が元気だということもあるなりが、「スパイダーマン」はその波に乗ってもの凄いロケットスタートを見せているなりね。コ○助の友人も数人が「スパイダーマン」を観に行ったなりが、「面白いことは面白い、でもそれほど?」という声が多いなりよ。ここらへんは原作に対する日米の温度差が影響しているのかもしれないなりね。「スパイダーマン」はアメコミの金字塔なりからね。ここまでのヒットも頷けるところなり。今週はアメリカで「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」が公開されるので、果たして「スターウォーズ」をも退けて「スパイダーマン」が3週連続のトップになることができるかどうか。注目なり。www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=entertainmentnews&StoryID=948515

全米公開が迫る映画「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」レビュー。レビューというよりも、これまでのスターウォーズシリーズと今作の位置関係や人物関係などをまとめているなり。コ○助はスターウォーズシリーズを一応全作観ているものの、最初の三部作は小さい頃に観ただけでその後テレビなどでも一切観た事が無く、漠然とハン・ソロが固められてしまうのとルーク・スカイウォーカーの片腕が落とされることくらいしか覚えていなかったりするなりよ。なんだその断片的すぎる記憶は(笑)。なので、実はエピソード1が公開された時に映画館で観て「面白い!」と思ったものの、そのバックにある壮大な物語についてはサッパリ理解していなかったなりね。きっとそこら辺を知っていると楽しさ倍増なはずなので、エピソード2公開前に、過去の作品を見返して位置関係や人物関係を再把握しておくのが良いのではないかと。日本公開は7月なのでまだ時間があるなりからね。とりあえずそんな先まで待てないという人はこの記事をチェックなり。www.flix.co.jp/article.jsp?aid=A0000355

田代まさし、ビデオ映画「「新・鯨道 刑務所前バス停」の監督として仕事復帰。風呂場を覗き、覚醒剤使用で逮捕されてからわずか5ヶ月。覚醒剤取締法違反(使用など)の罪で懲役2年、執行猶予3年の判決を受けてからわずか3ヶ月。ビデオ映画とはいえ、早くも表舞台での仕事に復帰するこのスピードはいったい・・・。いずれ復帰する流れになるとは思っていたなりが、こんなにすぐに復帰できるものなりねぇ。「鯨道」はビデオ映画では人気のシリーズらしく、今回はそのシリーズの外伝的な作品になるのだとか。今月から撮影が開始されるということは、もう判決が出た直後くらいから仕事復帰に向けていろいろと動いていたのかもしれないなりね。家族がいて生活もあるのですぐに仕事再開をしたい気持ちがあるのは分かるので、田代まさし本人というよりも田代まさしを起用する会社の方に問題があるような。まあ復帰することが決まった以上、同じような罪を犯さぬよう、頑張って下さいなり。www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2002/05/10/01.html

今年のアカデミー賞受賞作「ビューティフル・マインド」の観客動員数が期待ほど伸びず。3月末に公開された「ビューティフル・マインド」の興行収入が、この1ヶ月で15億2000万円に止まり、期待ほど観客動員数が伸びていないことが明らかとなったなり。手元にある資料で過去の主な歴代アカデミー賞受賞作品の日本での興行収入記録を見てみようと思ったなりが、配給収入の資料しかなかったなりよ。なので、参考までに配給収入記録をちょっと覗いてみることにするなり。ちなみに興行収入と配給収入の違いは、興行収入が「入場料の売上の合計」で、配給収入は「興行収入のうちの配給会社の取り分」という違いがあり、一般的に興行収入の50〜60%が配給収入になるようなり。したがって、当然「興行収入>配給収入」という図式が成り立つなりね。その辺を考慮した上で参考までに。例えば1987年の「ラストエンペラー」は24億5000万円、1988年の「レインマン」は32億8000万円、1994年の「フォレスト・ガンプ/一期一会」は38億6000万円、1997年の「タイタニック」は159億円などなど。「ビューティフル・マインド」の興行収入は15億2000万円なりが、これを配給収入に換算すると(×50〜60%)、配給収入は7〜8億円といったところなりか。これは確かに少ないかも。ただ、アカデミー賞受賞作には興行的に厳しかった作品なんてのは山ほどあるので、それほど特別視する話でもないなりが。まあ題材が題材なりからね。良い作品が必ずしもヒット作ではないということで。b2o.nikkei.co.jp/contents/news10/afternoon/20020509eimi016909.cfm

初主演映画「ノット・ア・ガール」の日本公開が目前のブリトニー・スピアーズインタビュー。5月18日から公開されるのを前に、スカパーの「カミングスーンTV」のインタビューに答えているなり。「今は映画のお仕事の方が楽しいかもしれない」「出演できて本当によかったわ」などなど。先日、MTVを見ていたらブリトニー・スピアーズを追ったドキュメンタリー風の番組を見たなりが、いやはや、なんとセクシーな人なりか(笑)。あのプロモでよく見る独特な腰の動きは、日本人には絶対に真似の出来ない動きだなぁ、なんて親父臭い見方で見入ってしまったなり(笑)。さすが現代アメリカのセックス・シンボル。「ノット・ア・ガール」はそんなブリトニー・スピアーズによるアイドル映画のようなりが、まあブリトニー・スピアーズ好きにとってはスクリーンにブリトニー・スピアーズが映っているだけでブリトニー・スピアーズ最高という気分になれるので、ブリトニー、ブリトニー、ブリトニー・・・それだけで十分楽しむことができそうなり。なにげにコ○助はMTVの番組を見て以来、「ノット・ア・ガール」も気になって仕方ないなり(笑)。ど、どうしよう・・・。www.isize.com/movie/press/press_detail_04481.html

映画「スターウォーズエピソード2/クローンの攻撃」のジョージ・ルーカス監督インタビュー。日本での公開は7月なのでまだ先の話なりが、欧米ではいよいよ今月から公開ということで、俄然盛り上がりを見せてきているなりね。コ○助は熱狂的なスターウォーズファンというわけではないなりが、スターウォーズシリーズは一映画ファンとしてやはり気になって仕方が無い作品なり。「次の作品『スターウォーズエピソード3』が終われば小規模の映画を1つ制作して、テレビ用の映画も作りたい」「(エピソード3は)過去の3作品の中で一番暗い作品となるだろう」「私の映画を見た半分の人が楽しんでくれたら、それ以上の幸せはない」などなど。ジョージ・ルーカス監督は、プロデューサーとして手がけた作品は「インディジョーンズ」シリーズなど多数あるなりが、映画監督としては寡作の人で、スターウォーズシリーズ以外で有名なところでは「アメリカン・グラフィティ」くらいといった感じなりか。なので、ジョージ・ルーカス監督がどんなジャンルの、どんなスタイルの映画をスターウォーズ後に製作するのかも気になるところなり。ま、とりあえずは「エピソード2」。スターウォーズシリーズのバックボーンを知らなくても楽しめるのがこのシリーズの良いところなので、特に思い入れが無い人もぜひぜひ。japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/05/07/20020507000056.html

映画「ロミオとジュリエット」のクレア・デーンズが「ターミネーター3」に出演へ。記事中は「クレア・デインズ」の表記になっているなりが、「クレア・デーンズ」の表記の方が馴染み深いのでとりあえずこちらで。クレア・デーンズは「ロミオとジュリエット」でレオナルド・ディカプリオの相手役としてキュートな魅力を振りまいていた女優さんなりね。あの映画は、女性はディカプリオに夢中にさせられ、男性はクレア・デーンズの魅力にハマるという、バズ・ラーマン監督のマジックが炸裂した作品だったなり。コ○助も例に漏れずクレア・デーンズにメロメロに(笑)。最近の作品では卒業旅行で訪れたタイで無実の罪で捕まり、投獄される悲劇を描いた「ブロークダウン・パレス」あたりが記憶に新しいところなりが、残念ながらコ○助はクレア・デーンズ出演作はフランシス・F・コッポラ監督の「レインメーカー」と「ロミオとジュリエット」以外に観たことがなく、最近はどんな女優さんに成長したのか全然知らないでいるなりよ。「ターミネーター3」のような大作だとクレア・デーンズの魅力が埋もれてしまうような気もするなりが、絶対に観る映画ではあるので、久々に観るクレア・デーンズがどれくらい大人びた演技をするようになったのか、楽しみだったりするなり。あ、ちなみに「ターミネーター3」では、サイボーグとかの役ではなく、ちゃんと人間の役になるようなり。ちょっと安心(笑)。www.cnn.co.jp/showbiz/K2002050700854.html

全米で大ヒットしている映画「スパイダーマン」の続編が2004年に公開へ。タイトルはそのまま「スパイダーマン2」で、早ければ来年1月から撮影を開始、サム・ライミ監督、トビー・マグワイヤ主演という布陣も第1作と同じになるようなり。さらに2006年には第3作を製作することが決定したのだとか。アメコミヒーローモノは、原作がしっかりとしているので続編は製作しやすいという特徴があるなりよね。スーパーマンしかり、バッドマンしかり。第1作「スパイダーマン」の公開3日間の興行収入が史上最高を記録し、「スパイダーマン」のファンがこれだけいることが分かった以上続編の成功は既に確約されたようなもの。コ○助はアメコミモノの映画化の中では「X-MEN」が好きだったりするなりが、シリーズ化していく中でアメコミでは実現しているスパイダーマンとX-MENの競演なんてことも実現しないなりかねぇ。とりあえず第1作目から観て、思いを巡らせるとするなり。www.cnn.co.jp/showbiz/K2002050701447.html

映画「スパイダーマン」が「ハリー・ポッターと賢者の石」を上回る出足に。全米で3日から公開が始まった「スパイダーマン」なりが、公開3日間の興行収入が「ハリー・ポッターと賢者の石」が記録した9030万ドル(115億円)を上回る1億1400万ドル(145億円)に達したというなり。さすがアメコミのヒーロー、大人気なり。「ハリー・ポッターと賢者の石」も公開前からかなり評判となり、1997年に公開された「ロスト・ワールド」が持っていた公開3日間の興行収入記録の7,210万ドルを2,000万ドル以上も上回ったと賞賛されていたなりが、その記録をさらに1,000万ドル以上も上回っているなりからね。もの凄い記録なり。日本での公開は5月11日からなりが、「バッドマン」や「X-MEN」といったアメコミで人気の高いキャラクターモノはなかなか日本では大ヒットまでは行かない傾向があるだけに、「スパイダーマン」がそのジンクスを破ることができるかどうか。個人的には「スパイダーマン」は幼少の頃にテレビ東京でやっていたアニメを見ていたので、かなり観たい作品だったりするなりよ。なにげにコ○助はアメコミ原作モノ、好きだったりするなり(笑)。11日が待ち遠しいなり。[「スパイダーマン」公式サイト]www.cnn.co.jp/showbiz/K2002050600067.html

橋口亮輔監督の映画「ハッシュ!」が30カ国で上映へ。橋口監督はこれまで一貫して同性愛をテーマにした作品を撮り続けている監督なりが、前作「渚のシンドバッド」、そして久々の新作となる「ハッシュ!」が共にカンヌ国際映画祭で絶賛を受けるなど、海外での評価がとても高い監督でもあるなり。日本では4月から全国20館程度の規模で公開されているなりが、フランスではなんと300館規模で公開が決定しているのだとか。その公開規模の違いだけでも、いかに海外で高い評価を受けているかがうかがえるなりね。また、他にもフランスほどの規模ではないものの、台湾、香港、韓国、アメリカ、カナダ、オランダなどでも公開が決定。テーマ的に日本よりは海外の方が受け入れやすいということもあるかもしれないなりが、もう少し日本での評価が高まってもようような。橋口監督はインタビューの中でよく「ゲイを題材にしているが、その裏にある普遍的なことを描いている」と語っているので、「ゲイ映画はパス」と先入観を持たずに観てみると面白いと思うなりよ。コ○助は少なくとも「二十歳の微熱」も「渚のシンドバッド」も楽しむことができたなり。橋口監督作品、ぜひぜひ観てみて下さいなり。[橋口亮輔監督7年ぶりの新作 「ハッシュ!」多様な生き方があっていい][「監督は語る」 橋口亮輔さん][「ハッシュ!」高橋和也さんインタビュー][「ハッシュ!」片岡礼子さんインタビュー]www.sponichi.com/ente/200205/04/ente75243.html

GAP、著名映画監督を起用したテレビCFをWeb上で公開。GAPのCFと映画監督いうと、日本では映画「チャーリーズ・エンジェル」で一躍有名となったMcG監督(この監督の場合はCFが先で、その後映画デビューなりが)によるセンスのすこぶる良いCFがおなじみなりが、今回企画されたのはドラマ仕立てのCF3本。起用された監督は「バニラ・スカイ」のキャメロン・クロウ監督、「ファーゴ」や「オー・ブラザー!」のコーエン兄弟、フランシス・コッポラの御曹司として注目を集めるローマン・コッポラ監督の3組。さっそくコ○助も見てみたなりが、コーエン兄弟のCFなんかは、デニス・ホッパーとクリスティーナ・リッチが出演していたりして、CFとは思えぬ豪華な顔合わせとなっているなりよ。映像的にもそれぞれの監督らしさが出ていて、面白いかも。映画ファンとしては見逃せないところなり。www.gap.com/asp/home.html?wdid=0

日本での公開が待たれる映画「少林サッカー」はオリジナル版よりも25分短いことが明らかに。海外で上映されていたものが短く再編集されて他の国で公開されるというパターンは特に珍しいものではないなりが、「少林サッカー」は前評判の高い、期待の映画なだけにノーカットで観たいなりよねぇ。25分と言ってもそのうちの20分はNG集で、純粋なカットは5分程度のようなりが、5分くらいならなおさらカットしないで欲しかったところなり。まあこういうのはきっとDVDが発売された時の「劇場未公開シーンを追加」という特典として売り出すための作戦なのかもしれないなりが。香港のアカデミー賞と言われる香港電影金像奨で最多の7部門を受賞し、久々に公開前から盛り上がりをみせる香港映画なだけに、「少林サッカー」、かなり期待なり。公開開始は6月1日から。また、字幕が無くてもとりあえず雰囲気を早く味わいたいという人は、香港版のDVD「少林足球」(1980円)を買ってみるのも手かと。公開が待ち遠しいなりね。[少林サッカー公式サイト]www.news.searchina.ne.jp/2002/0501/entertainment_0501_001.shtml

クロエ・セヴィニーとマコーレー・カルキンが映画「パーティー・モンスター」で共演へ。(>-go-さんより)クロエ・セヴィニーはラリー・クラーク監督の衝撃作「KIDS」で主演デビュー後、ハーモニー・コリン監督の「ガンモ」、スティーブ・ブシェーミ初監督作品「トゥリーズ・ラウンジ」、キンバリー・ピアース監督の「ボーイズ・ドント・クライ」などなど、話題作に出演しまくりの注目の女優さんなりね。「パーティー・モンスター」は製作費500万ドル以下という、アメリカ映画としてはかなりの低予算映画。クロエ・セヴィニーは大作映画よりもそういった低予算映画の雰囲気に合った女優さんなので、結構期待できそうなり。と、このニュースで本当に触れたかったのは、そうマコーレー・カルキン。マコーレー・カルキンなりよ、マコーレー・カルキン!1994年の映画「リッチー・リッチ」と「ゲッティング・イーブン」を最後に映画界の表舞台から姿を消していたマコーレー・カルキンが、いよいよ8年間の沈黙を経て復帰するなりよ。この間、銭の亡者と化した父親と対立したり、17歳で結婚もすぐ離婚してみたり、母親宅(実家)が火元となる火災が起こったりと、何かに取り憑かれているかのように悪いニュースだけが伝わってきていたなりが、最近は仕事に対する意欲が湧いてきたようで、積極的に仕事をこなすようになってきたというなり。「ホーム・アローン」シリーズが日本でも大ヒットしたので、その名前を知らない人は少ないと思うなりが、21歳に成長したマコーレー・カルキンがどんな演技を見せてくれるのか、子役とはまた違う姿を見せてくれるのか、楽しみなりね。[マコーレー・カルキン夫妻の破局の原因は?]www.flix.co.jp/news.jsp?nid=N0001775

中田秀夫監督の映画「カオス」のハリウッドリメイクが決定。アメリカに中田監督ブーム到来の予感が。中田監督作品のハリウッドリメイクは今夏公開予定の「ザ・リング(『リング』のリメイク)」(ゴア・ヴァービンスキー監督、ナオミ・ワッツ主演)、2003年公開予定の「ダーク・ウォーター(『仄暗い水の底から』のリメイク)」(スタッフ・キャスト未定)の2作が既に決定しているなりが、これに続く3作目として2000年に中谷美紀と萩原聖人主演で公開された「カオス」がリメイクされることになったなり。ハリウッド版はロバート・デ・ニーロが製作・主演を務め、映画「トラフィック」の好演後、評価がうなぎのぼりのベニシオ・デル・トロが共演する模様。オリジナル版がアメリカで公開される方が嬉しい気もするなりが、リメイクはリメイクでどうハリウッドが料理するのかは楽しみかも。こうなったら、コ○助が中田監督作品の中で最も好きな「女優霊」もぜひリメイクして欲しいものなり。それにしても、中田監督作品、ハリウッドに大人気なり。[中田秀夫監督オフィシャルサイト]www.cnn.co.jp/showbiz/K2002050100731.html

ティム・バートン監督の新作は「Big Fish」に決定。「PLANET OF THE APES/猿の惑星」以来、久々の新作となるのはダニエル・ウォレス原作の小説を映画化した「Big Fish」で、「がんで死の直前にある父親と、その父に向かい合う息子の絆(きずな)をユーモアを交えて描く感動の長編」となるようなり。もともとスティーブン・スピルバーグ監督が製作をする予定だったなりが、何らかの経緯でティム・バートン監督に交代することになったようなり。ティム・バートン監督はこれまで「ビートルジュース」や「バッドマン」、「猿の惑星」といった化粧系やかぶり物系、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」や「ジャイアント・ピーチ」のようなクレイアニメ系など、リアルな人間描写というよりはそういったキャラクターモノの作品が目立っていただけに、人間ドラマになりそうな「Big Fish」がどんな作品に仕上がるのか楽しみなりね。www.cnn.co.jp/showbiz/K2002043002706.html