過去ログなり。

 

ホーム > 過去ログ
<ネット>  2002年04月26日 (Fri)更新

 

Yahoo!、見知らぬ人同士の出会いを提供する「Yahoo!パーソナルズ」を開始。昨年末に出会い系サイトに参入するとの一報が入って以来、全く情報が流れて来なかったなりが、ようやくサービスが開始される運びとなったなり。「Yahoo!パーソナルズ」は本人確認を徹底した(本人確認費/月額280円が必要)出会い系サービス。サービスに参加できるのは18歳以上と年齢制限があり、中高生が参加できない、ある意味「アダルト」なサービスとなっているなり。また、「Yahoo!メッセンジャー」と連動して気に入った相手にすぐにメッセージを送ったりすることができるなど、他の出会い系サイトには無い試みがなされているようなり。本人確認を徹底しているので既存の出会い系サイトよりは問題は起きにくいかもしれないなりが、同じ本人確認をしているはずのYahoo!オークションではたまに重大な問題も起きているようなので、本人確認制度があるからと言って安心、というわけではないことを念頭に置いてご利用くださいなり。オフラインで出会った人同士、そこで何も問題が起きないなんてことは誰にも言い切れないなりからね。この種のサービスには危険が付き物ということはお忘れなく。日本で最もアクセス数の多いYahoo!の出会い系サイト。どれくらいの人が登録をするのか、楽しみなところなり。[Yahoo!パーソナルズ]www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0425/yahoop.htm

Yahoo!BB、会員向けにダイヤルアップ接続サービスの提供を開始。DDIポケットが採用しているPIAFS 2.1対応のPHS専用のアクセスポイントが16カ所を、通常のダイヤルアップ接続用のアクセスポイントが全国に190カ所以上用意され、25日からサービスを開始したなり。自宅でADSL回線を引いているユーザーが出先でもネット接続環境を利用できるようにするのが狙いなり。Yahoo!BBはADSL専業としてスタートしたので、当初は他のプロバイダが提供するADSLサービスに比べて、そういった周辺のサービスが欠けているのがネックだったなりよね。仮にADSLに何らかの障害が起きたとしても、ダイヤルアップのアクセスポイントが提供されていれば、最悪ネットに全く繋ぐことができないという状況は回避できるので、このサービスはかなり魅力的かも。Yahoo!BBは電話サービスも開始し、無線LANにも参入を決めるなど、かなりの勢いで攻勢をかけてきているなりね。全てをパックにした安価な料金プランでもできれば、コ○助もグラッと気持ちが傾いてしまいそうなり。Yahoo!BB、ちょっと魅力的になってきたなり。provider.bb.yahoo.co.jp/dialup/

Yahoo!BB、4月21日の「BB Phoneの接続ミス多発報道」についてコメント。これは4月21日付けの日経新聞が「機器の接続が煩雑なために、正確な接続がされずにNTT回線を利用してしまい、通話料がかさんでしまう」というケースや、「電話機に設置されたアダプタのバグで誤ってNTT回線に接続してしまう」というケースが相次いでおり、そういったユーザーの総被害額は約1,500万円にも上ると報じたもので、Yahoo!BB側はこの報道を真っ向から否定。課金の問題で苦情が来ていることは認めたものの、全試験モニター約53,000人のうち、そういった苦情は0.1%未満で、金額にするとわずかに数万円程度ということも明らかにしたなり。本格サービスは25日から開始されるなりが、それを前にこういった報道がされるのはかなり痛いなりよね。まあ問題が無いのであれば、一安心。通話料など他の通信事業者には無い魅力的なサービスを持っているだけに、初動で躓くことなく成功すると良いなりねぇ。[BBフォン,接続ミス報道の波紋]www.bbtec.net/support/information.cgi?mode=show&code=15

NEC・松下電器産業・KDDI・日本テレコムの4社がプロバイダ事業で包括提携。NEC系のBIGLOBEを中心に松下電器産業系のhi-ho、KDDI系のDION、日本テレコム系のODNに参加を呼びかけ、新連合「メガコンソーシアム」(仮称)を結成。4プロバイダの会員数を合計すると、その数約1,000万人という国内最大のプロバイダー連合が誕生することになるなり。また、提携はこれだけに止まらず、今後NTTグループや地方の中小プロバイダにも参加を呼びかけていくようなり。ブロードバンド化の波を受けてコンテンツ開発に多額の費用がかかることから、今回の提携によってコンテンツを共同で開発、配信をしていくのが狙いのようなり。プロバイダはどこも過激な価格競争の煽りを受けて経営が逼迫しているところが多いだけに、こういった提携によって経営をスリム化させるのは良いことなりよね。潰れてしまって困るのは会員なわけだし。大資本による大連合なだけに、それなりのコンテンツの誕生に期待なり。www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0422/mega.htm

ソフトバンク、「BBフォン」サービスを4月25日から正式に提供開始すると発表。ユーザー間通話は無料、NTT加入電話への通話も全国一律3分7.5円と安さ爆発のBBフォンなりが、3月の試験サービス開始から1ヶ月、早くも本サービスが開始となるなり。本サービスの概要は、ADSLのYahoo!BB加入者はBBフォンサービスの月額基本料が無料、それ以外の加入者は月額390円とコンボモデムのレンタル料の月額690円を合わせた1080円でサービスを受けることができるなり。NTTの加入権を持っていない人や、遠距離通話が多い人にはもってこいのサービスなりよね。Yahoo!BBの加入者でなくてもBBフォンサービスに加入できるのはポイントが高いなり。通話品質もそれほど悪いわけでは無いようだし、コ○助もかなり興味が。あ、でもコ○助は固定電話ってあまり使わない人だったなり(笑)。じゃあ全然要らないじゃん。www4.nikkeibp.co.jp/NCC/news_top10/f_ncc2863.html

インフォシークが検索エンジンを今年12月にも刷新、Googleに対抗へ。検索サイトというと、以前はディレクトリ型はYahoo!で、ロボット型はgooかinfoseekというように、使い分けをするのが定番だったなりが、今は何を検索するにもGoogleという感じで、本当に他の検索エンジンの影が薄くなってしまっているなりよね。そのため、infoseekは「日本のほとんどのサイトを網羅する」という新しい検索エンジンの開発を進めており、8月にもβ版を公開するというなり。コ○助も今やGoogle派なりが、「昔の検索エンジンに比べれば格段に便利だなぁ」と思いながらも、Googleとて完璧な検索エンジンとは言い難いじゃないなりか。infoseekもまだ終わったわけではないし、「Googleに対抗」という明確な目標もあるようなので、頑張ってより良いものを作って欲しいものなり。itpro.nikkeibp.co.jp/free/NNB/NEWS/20020418/1/

東京・赤坂のタリーズコーヒーで提供されている無線LANインターネットサービスレポート。最近は東京では無線LANによるインターネットサービスを提供する場所がだいぶ増えてきたなりよね。コ○助はまだ未体験なりが、JR東日本やNTTドコモといった大手が試験サービスを提供しているのに加え、独自でサービスを展開しているところもチラホラと。タリーズコーヒーはアットマークベンチャーという会社の提供する「@Mobile」というホットスポットサービスを導入しており、同じように「@Mobile」を導入している例としてはCAFE LOLITAの代々木店と溜池山王店や秋葉原のインターネットカフェ「NEPPALA」などがある模様。インフラは無線LAN機器を日本IBMとシスコシステムズが、ISPをフジテレビフューチャネットが整え、タリーズコーヒーはあくまでも場所を提供しているという位置づけのようなり。「一日平均50人くらいは利用者がいる」「パソコンの利用は無料で、登録などは必要ない」「接続も特に設定などしなくてもつなぐことができた」などなど。こういった環境がもっともっと増えていけば、本当に便利になるなりよね。カフェでPDAを取り出し、いつでもメールチェック。便利そうなり。今はまだ東京を中心としたサービスになっているなりが、数年後にはいつでもどこでもインターネットな環境が本格的に整っているかも。楽しみなり。www.asahi.com/tech/apc/hotspot/K2002041201095.html

日本テレコム、ADSLの通信網設備をイー・アクセスに売却へ。日本テレコムは現在独自のADSL通信網で「J-DSL」サービスを展開しているなりが、携帯電話のJ-PHONE以外の通信事業は法人向けに絞り込む方針のため、ADSL事業も売却することになったようなり。イー・アクセスは現在ADSL業界5位で、サービス提供エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・京都・兵庫の8県のみだったなりが、全国展開をしていた「J-DSL」の通信網を取得することで一気にサービスエリアを拡大。利用者数を増加させ、業界3位への躍進を目指すようなり。イー・アクセスは提携プロバイダも多いし、開通までの時間も早いようなので、この通信網取得で加入者を一気に増やすことができるかもしれないなりね。ちなみに、日本テレコムの「J-DSL」は今後はイー・アクセスから回線を借り受けるかたちでサービスを継続していくようなので、「J-DSL」ユーザーの方はご安心下さいなり。www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20020416CAHI005415.html

エキサイトがNiftyとBIGLOBEと提携。日本最大級のコミュニティーサービス「エキサイトフレンズ」をNiftyとBIGLOBEの会員向けに開放、更なる集客をはかるのが目的の提携なり。エキサイトは伊藤忠商事に買収されたことで、動きが活溌になってきたなりね。NiftyとBIGLOBEは言わずと知れた日本の二大プロバイダなので、その会員が「エキサイトフレンズ」に流入すれば、さらに「エキサイトフレンズ」が魅力的なコミュニティーサービスになることは必至。やっぱりコミュニティーサービスは人がいてナンボなりからね。コ○助は「エキサイトフレンズ」を利用したことは無かったなりが、Niftyユーザーではあるのでちょっと覗いてみるなりか。www.zakzak.co.jp/top/t-2002_04/3t2002041309.html

サービスを休止した日本MMOの松田道人社長が都内で公演。「ファイル交換というのが、新しいインフラに見えたからやらねばならないと思った」「企業にとっては、理想郷の一歩手前の幻想の世界に収益のタネがある」「P2Pと騒がれるのは、あと1、2年で終わるのでは」などなど。日本初の純国産P2Pサービスとして期待を集めていた日本MMOの「ファイルローグ」サービスなりが、合法的に便利なP2Pサービスを展開するとの理想を掲げていたものの、当初から予測されていた既存の音楽業界からの反発であえなく撃沈してしまったなり。P2P自体は素晴らしく便利なもの。見知らぬ人たちとファイルを交換しあうという発想は素晴らしく、技術的にも満足いくレベルに来ているにも関わらず、合法的に、しかも商売として成り立たせるのはやっぱり無理な話なりかねぇ。松田社長が「あと1,2年」と言うのも分かる気はするなりが、この文化自体は廃れさせて欲しくないものなり。日本MMOはこのまま終焉を迎えてしまうのか、それとも次の一手を用意するのか。今後のP2Pサービスの舵取りの意味でも、後者であることを祈るなり。www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0411/p2pc1.htm

ファイル交換ソフト「Win MX」で猥褻画像を送信した男性会社員に罰金判決。今年3月19日に、「Win MX」を使って猥褻画像を送信したとして猥褻物物公然陳列罪の疑いで逮捕された静岡県在住の男性会社員に対し、罰金40万円の略式命令が出たなり。「Win MX」に関してはパソコンソフトで逮捕された人、MP3の音楽ファイルで逮捕された人、そして猥褻画像で逮捕された人、と着実に逮捕者が増えてきているなりよね。今回は罰金40万円と、比較的安価な罰金で済んでいるなりが、パソコンソフトや音楽ファイルのような著作権侵害の場合にはもっと大きな賠償金が課せられることは免れないだけに、「法律に触れることは分かっているけど、止められない」という人はお気をつけ下さいなり。しかし、最近相次いで「Win MX」絡みで逮捕者が出るようになってきたなりね。恐ろしや。www.yomiuri.co.jp/04/20020410i414.htm

東京地方裁判所、日本MMOにネットでの音楽ファイル無料交換差し止めの仮処分命令。これは日本レコード協会所属のレコード会社など19社が、「ファイルローグ」を展開する日本MMOに対するサービス停止の仮処分を申請していたもので、日本では初めて司法の判断が下ったなり。これに仮処分命令に対し日本MMOは抗告する方針を固めているものの、とりあえずサービスを16日から停止。海外の動向を見てみると同様のファイル交換サービスを巡る裁判では、「ナップスター」が完敗してサービス停止に追い込まれたのに対し、オランダでは「KaZaA」が「著作権は侵害していない」と勝訴するなど、議論は完全に真っ二つに分かれているなりね。果たして「ファイルローグ」は今後の抗告次第で立場を逆転させることができるにか。そしてサービスは再開できるのか。しばらく注目する必要がありそうなり。www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0409/mmo.htm

今年1月に惜しまれながら閉鎖したCNN.co.jpが4月8日から再開。おお、これは春一番のビッグニュース。CNN.co.jpはアメリカのCNNサイトの日本語版なりが、日本のメディアとは一風異なるニュースや、世界のマニアックなニュースを伝える「こぼれ話」などが非常に人気が高かったものの、1月1日に惜しまれながら休止。その後、CNN.co.jpのトップページにアクセスしてもasahi.comに飛ぶように設定はされていたものの、下位ディレクトリに直接アクセスすれば、i-mode版に同期して更新されていたと思われるニュース記事が見られる状態にあったなりが、それも先月に見られなくなってしまったので、CNN.co.jpファンは皆、嘆き悲しんでいたところだったなり。何とも嬉しいじゃないなりか。8日からの更新開始を楽しみに待つとするなり。www.zdnet.co.jp/news/bursts/0204/05/02.html

日経ネットビジネス、楽天市場加盟店の約3分の1が契約解除を検討しているとの調査結果を発表。これまでの出店料を収益源とするビジネスモデルから、売上げに応じた従量課金制に移行したことで物議を醸している楽天市場なりが、この制度の導入に反対する加盟店の約3割程度が契約解除を検討しているというなり。この制度を導入するにあたり、楽天市場から離脱する加盟店が出てくることは想定済みのことのようなりが、全体の3割というのは結構多いかも。まあこれまで出店料が安いことがウリでここまで成長してきた楽天市場なりからね。売り上げれば売り上げるほど、手数料を徴収されてしまう仕組みでは、確かに反発があるのは仕方ないことなのかもしれないなり。岐路に立つ楽天市場。果たしてこの新料金体系が吉と出るか、凶と出るか。itpro.nikkeibp.co.jp/free/NNB/NEWS/20020404/2/

NTT西日本、6月にも100MbpsのFTTHサービスを現在の半額程度で提供へ。現在NTT西日本が提供している「Bフレッツ」サービスは、100Mbpsタイプのものは月額9,000円で提供されているなりが、これを半額程度の月額4,500〜5,000円程度で提供する準備を進めているようなり。一気に半額となるからくりは、現在のサービスが1回線を1契約で占有していたものを4契約で共有することでコストダウンをはかっているなりね。なので、自分の他の3契約の人が仮にヘビーダウンローダーだったりすると、回線速度が思ったよりも出ないということも考えられるなりが、逆に言えば運が良ければ安く100Mbps近い速度を常に楽しむことができるわけで。5,000円くらいだと、比較的手が出しやすいなりよね。他社もぜひ追随を。www.yomiuri.co.jp/02/20020402ib01.htm

「あのサービスは今?」2002年・春。今日から2002年度に入ったということで、2001年度中に終了、もしくは合併などによりサービス内容が変更されたインターネット上のサービスをインプレスがまとめているなり。コ○助に直接関係があったのはインターネット広告代理店の「CYBER CLICK!」撤退。Narinari.comがまだ初期の頃に、「CYBER CLICK!」の広告を貼っていた時期があったので、業務終了は何だか切ないものがあったなりよ。まあピカリ系なので、その切なさを感じたのも一瞬なりが(笑)。ピカリ系って言葉自体が懐かしい・・・。他はよく利用していたのは「DealTime」という商品比較サイト。アメリカでは人気のあるサイトらしいなりが、日本では同様のコンセプトの「価格.com」が巨大すぎて、あまり「DealTime」は存在感を示すことができなかったなりね。今年になって衝撃が大きかったのはオークションサイトの「イーベイジャパン」撤退。そして大手情報サイト「ISIZE」の規模縮小。コ○助が個人的に楽しみにしていた「CNN.co.jp」が更新を停止したってこともあったなり。あー、マイクロソフトが力を入れていた家庭のテレビでネットができる「WebTV」なんかも2002年3月でサービスを終了したようなりね。「リビングでインターネット」というコンセプトは悪くなかったなりが、まだちょっと時代が早すぎたのかもしれないなりね。は!プロバイダのJustnetがSCNに経営統合・・・。わ、忘れてたなり。某専門学校時代に強制的に加入させられたまま、まだ解約していなかったなりよ・・・。やべぇ、またどうやって解約するのか分からなくなってきたなり(笑)。合併とか繰り返されると手続きが煩雑になって困るなりよねぇ。しかも、無理矢理加入させられただけなので、1度も使ったことがないし・・・。早く解約しなくては。そんな感じで2001年度もネット業界にとっては激動の1年だったなりね。今年はどんな話題があるのやら。どうか明るい話題が多くありますように。www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0401/sp.htm