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<映画>  2002年04月28日 (Sun)更新

 

アンジェリーナ・ジョリー、最新作でラブコメディーに初挑戦。アメリカで26日から公開が始まった「Life, or Something like it(邦題:ライフ/未来への想い)」に主演しているもので、アンジェリーナ・ジョリーはこれがラブコメディー初挑戦。アンジェリーナ・ジョリーは日本では「トゥームレイダー」でブレイクこともあって、アクション女優という印象が強いようなりが、「17歳のカルテ」や「ポワゾン」で見せるような演技が本来のアンジェリーナ・ジョリーの姿なりよね。今作はまたそういったアンジェリーナ・ジョリーとは違う一面を見せてくれそうなり。最近のハリウッド女優がトップクラスへと駆け上るパターンは、ラブコメディを制してのし上がったキャメロン・ディアスパターンが主流なので、アンジェリーナ・ジョリーもその路線を狙っていくなりか。ただ、監督があまり評判の芳しくないスティーブン・ヘレク監督というのがどうも・・・。www.cnn.co.jp/showbiz/K2002042602059.html

映画「アザーズ」に主演のニコール・キッドマンインタビュー。「結婚生活がだめになったのはペネロペとトムが出会ってから」「(昨年は)私にとって最高で最悪の1年だった」などなど。この「アザーズ」の監督は、「オープン・ユア・アイズ」で1998年の東京国際映画祭でグランプリを受賞したスペイン映画界の新鋭アレハンドロ・アメナーバル監督。そう、アレハンドロ・アメナーバル監督の名前を高めた「オープン・ユア・アイズ」の主演はあのペネロペ・クルス。「オープン・ユア・アイズ」のハリウッドリメイクである「バニラ・スカイ」で主演したのがトム・クルーズ&ペネロペ・クルス。アレハンドロ・アメナーバル監督のハリウッド進出第1弾の「アザーズ」に主演したのがニコール・キッドマン。なんだか因縁めいたものが(笑)。「アザーズ」はゾクゾクするようなスリラー作品で、先立って公開されている欧米諸国では大ヒットしていたのだとか。ハラハラドキドキしながら観るには最適な作品かもしれないなりね。コ○助も観に行きたいところなり。[5分でわかる!『アザーズ』]www.nikkansports.com/news/entert/p-et-tp0-020427-02.html

5月15日から開催される第55回カンヌ国際映画祭の出品作品が決定。そうだったなり、もうカンヌの季節だったなり。今年のカンヌのコンペティション部門に出品されるのは全24作品。注目はオープニング作品となるウディ・アレン監督の「HOLLYWOOD ENDING」、「ウェルカム・トゥ・サラエボ」や「ひかりのまち」が強烈だったマイケル・ウィンターボトム監督の「24 HOUR PARTY PEOPLE」、カンヌ国際映画祭の常連で、イギリス映画界の巨匠ケン・ローチ監督の「SWEET SIXTEEN」、こちらもカンヌに限らず、世界各地の映画祭の常連で、イラン映画の巨匠アッバス・キアロスタミ監督の「TEN」、「秘密と嘘」で高評価を受けたマイク・リー監督の「ALL OR NOTHING」などなど、注目作品が目白押しという感じなり。コ○助的には「大地と自由」でグッと来たケン・ローチ監督の新作に期待したいところなりか。全体的にコンペティション部門にはイギリス映画が大挙してエントリーしてきたという印象が。一時は元気の無かったイギリス映画界も、近年はだいぶ活性化してきているなりからね。勢いがあるのは確かなり。各賞の発表は5月26日。結果発表が今から待ち遠しいなり。www.famitsu.com/entertainment/news/2002/04/25/n02.html

ロシア映画界の巨匠アレクサンドル・ソクーロフ監督が昭和天皇を題材にした映画を製作へ。旧ソ連の代表的な映画監督アンドレイ・タルコフスキー氏と並び称されるロシア映画界、ひいては現代映画の大巨匠であるアレクサンドル・ソクーロフ監督なりが、これまで製作したドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーを描いた「モレク神」、ロシアの革命家レーニンを描いた「TAURUS 牡牛座」に次ぐ歴史4部作の第3部として「ヒロヒト」を準備しているようなり(ちなみに4部作の第4部はゲーテの『ファウスト』とトーマス・マンの『ファウスト博士』についての映画になる模様)。日本ではある意味タブーの部分なだけに、外的視点から昭和天皇の考察が加えられる作品を日本人が目にした時に、どういった反応が起こるのか興味深いものがあるなりね。これまでのアレクサンドル・ソクーロフ監督の作品は、人間を深く描くことに定評があるようなので、どういった切り口で見せてくれるのか楽しみなり。www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020425k0000e040043001c.html

広末涼子、岩井俊二監督の短編映画に主演へ。おお、岩井俊二監督×広末涼子の組み合わせなりか。これは面白そうな予感が。日本の若手映画監督7人による短編映画企画「ジャムフィルムズ」のうちの1本として製作されたもので、出演は広末涼子1人。他には行定勲監督や堤幸彦監督らが参加するようなり。短編映画はここ数年一気にブレイクしてきたなりが、まだまだインディペンデント作家や、CM・ミュージッククリップを中心に短い映像を得意とする映像作家が中心なので、こういった長編映画を主なフィールドとして活動してきた映像作家がどんどん短編映画を撮るようになるのは面白いなりよね。まあ岩井俊二監督はCMやミュージッククリップなどを手がけているので短編映画でもさほど違和感は無いなりが、行定勲監督がどんな作品を製作するのかも興味深いところなり。公開時期などはまだ明らかにされていないようなので、続報を楽しみに待つべし。www.nikkansports.com/news/entert/p-et-tp0-020424-04.html

昭和48年の「金大中氏事件」を描いた映画「KT」の阪本順治監督インタビュー。「この事件は皆が知らないことが多すぎる」「かなりの仮説や嘘は入れたが、真実じゃないけど真理に近づきたかった」などなど。「金大中氏事件」は昭和48年、都内のホテルで韓国の金大中氏(現在の韓国大統領)が何者かに拉致され、5日後に韓国・ソウルの自宅前で目隠しをされた状態で発見されたという謎めいた事件なりが、この事件は最終的にはうやむやなかたちで日韓両政府の間で手打ちされたため、その事件の真相については未だに分かっていないことが多いなりね。映画「KT」ではその謎の部分に大胆な仮説をたて、描いた作品で、上質なサスペンス映画に仕上がっているようなり。コ○助は阪本順治監督の「顔」を観てこの監督に惚れ込んでいるので「KT」もかなり楽しみなりよ。公開は5月3日から。コ○助の世代にはあまりなじみの無い事件なりが、この機会にぜひ。[「KT」公式サイト]www.zakzak.co.jp/geino/n-2002_04/g2002042403.html

織田裕二、大森一樹監督の日中韓合作映画「T.R.Y.」に主演へ。映画「ホワイトアウト」以来2年ぶりとなる織田裕二主演の映画は、第19回横溝正史賞を受賞した井上尚登の同名小説が原作の「T.R.Y.」に決定。20世紀初頭の上海を舞台に、織田裕二扮するペテン師と敵たちの一攫千金を巡る頭脳戦を描いた作品になるというなり。日中韓合作ということで、アジア各国からも役者が参加、アジアの広い範囲での公開も視野に入れている模様。織田裕二といえば、コ○助の中ではいつまで経っても「就職戦線異常なし」や「卒業旅行 ニホンから来ました」というような、微妙に面白いんだか、面白くないんだか分からない日本映画に出演している印象しかないなりが、最近は近2作の成功もあってハリウッドからもオファーが来るほどの立場にいるのだとか。そんな国内外から寄せられた数多くのオファーの中から選び出された次回作ということで、意欲満々のようなり。ちなみに、大森一樹監督はこれまでにどんな作品を作った人かというと。SMAP主演の「シュート!」、ウリナリ企画から飛び出した「ナトゥ・踊る!ニンジャ伝説」、イチローを題材にした「走れ!イチロー」などなど。び、微妙(笑)。興行収入的に低迷の続く日本映画界期待の星、織田裕二のパワーでヒットを飛ばすことができるのか。注目なり。www.nikkansports.com/news/entert/p-et-tp0-020423-07.html

全米興行収入ランキング、ザ・ロック主演の「スコーピオンキング」が初登場1位に。アメリカエンターテイメント界のスーパースター、WWFのザ・ロック初主演映画の「スコーピオンキング」が初登場1位を記録したなり。また、公開3日間の興行収入も4月公開の映画としては「マトリックス」を抜いて過去最高額を稼ぎ出すなど、出足は絶好調。「スコーピオンキング」は全米で大ヒットした「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」に悪役として登場していたスコーピオンキングを主演に据えた姉妹編的な作品で、正義の心に燃えるスコーピオンキングがいかにして悪の道に進んだかを描いた作品。先日、ケーブルテレビを見ているとアメリカの超有名番組「ラリー・キング・ライブ」を放送していて、そこにザ・ロックが出演していて、この「スコーピオンキング」の話を延々と語っていたなりよ。本人もお気に入りのキャラクター、なんてことを言っていたなり。早くも「スコーピオンキング」としての続編製作の話も出ているようで、新たなアクションスター、ザ・ロックからこれからも目が離せなそうなりね。[全米興行収入ベスト10]news.www.infoseek.co.jp/Content?arn=reut_entame1_JAPAN-74844&sv=SN&svx=300501&sec=entame&ud9=-7&ud10=B&pg=article.html

日本ヘラルド、7月公開の映画「月のひつじ」の前売り券に月の土地をセットで発売。「月のひつじ」は1969年のアポロ11号月面着陸の世界中継を巡る実話をもとに映画化した作品で、「月」にちなんで月の土地をセットで前売り券を発売するというなり。土地の広さは1エーカー(約1,224坪)で、土地代は1,980円、それにチケット代800円がセットになって計2,780円。いやに土地代が安いなりね(笑)。土地購入の証明書が発行されるようなりが、その実費を除けば土地代なんて微々たるもののような気が(笑)。ちなみに1967年に制定された宇宙条約と、1984年に制定された月協定という国際的な取り決めによって国家レベルでの月の土地所有は制限されているなりが、この取り決めが法人・個人の月の土地の所有に関しては言及されていないという盲点を突いた販売なだけに、やや胡散臭いような・・・。まあ実際にその土地に行くことがあるわけでは無いだろうし、洒落なりよね、洒落。価格も安いし、この機会にぜひ地主になってみては?www.nikkansports.com/news/entert/p-et-tp0-020419-02.html

27日公開の中国映画「鬼が来た!」に主演している香川照之インタビュー。「鬼が来た!」は2000年のカンヌ国際映画祭グランプリを獲得した作品で、監督はコ○助が大好きな映画「太陽の少年」のチアン・ウェン監督。「太陽の少年」はほのぼのしてて、とても良いなりよ。心が洗われた気がしたなり(笑)。チアン・ウェン監督はこの「鬼が来た!」が監督第2作目ということで、コ○助もかなり期待している作品なり。内容は1930年代の日中戦争末期、中国の農村で展開される中国農民と日本兵との交流を描いたもの。何やらラストは衝撃的な展開になるようなり。「怒りやあらゆる感情が常にあふれそうな状態だったので、簡単に演技に出せた」「いい体験だったと今なら言える」などなど。それにしても「鬼が来た!」の邦題はいかがなものかと。原題の「DEVILS ON THE DOOR STEP」のまま、というのが難しいのも分かるなりが、もう少し考えようは無かったなりかねぇ。邦題って難しいなり。b2o.nikkei.co.jp/contents/trend/entertainment/interview/20020417_entint_01.cfm

映画「M:I-3(ミッション・インポッシブル3)」にデビッド・フィンチャー監督を起用か。「ミッション・インポッシブル」は第1作が「アンタッチャブル」や「スネーク・アイズ」のブライアン・デ・パルマ監督、第2作が「男たちの挽歌」や「フェイス/オフ」のジョン・ウー監督が手掛けたなりが、続編となる第3作の監督についてはこれまで噂レベルでも全く情報が流れていなかったなり。初めて名前が出てきたのは「セブン」や「ファイト・クラブ」、そして現在ジョディ・フォスター主演で全米でヒットを飛ばしている「パニック・ルーム」を製作したデビッド・フィンチャー監督。このシリーズは監督の個性がガチッと出てくるのが面白いところで、例えばブライアン・デ・パルマ監督は長回しが得意、ジョン・ウー監督はスローモーションが得意といった特徴が活かされているなりよね。そういう意味では、デビッド・フィンチャー監督のスリリングなサスペンス風な映像を撮るという特徴が「ミッション・インポッシブル」の世界観の中でどう活かされるのか。それは面白そうなりよね。まあ正式決定したわけでは無いので、少しだけ期待をしておくなり。www.cnn.co.jp/showbiz/K2002041702136.html

映画「突入せよ!あさま山荘事件」に主演の役所広司インタビュー。浅間山荘事件をテーマにした映画は今年「光の雨」と「突入せよ!あさま山荘事件」の2本が公開されるなりね。前者が連合赤軍側から、後者が警察側からの視点で描かれている作品なので、対比してみると面白いかもしれないなり。「(真冬の新潟ロケは)あれは、つらかったね」「何度も撮影して、誰もが怒鳴りあい。声がつぶれるかと思った」などなど。役所広司はここ数年精力的に作品に出続けているなりが、この映画はかなりの力作のようで、結構面白そうなりね。コ○助はこの事件をテーマにした舞台を何度か目にしたことがあるなりが、連合赤軍側から描いた作品ばかりで、ちょっと物足りなさを感じていたなりよ。そういう意味では、「突入せよ!あさま山荘事件」は興味があるところなり。ぜひぜひ。www.zakzak.co.jp/top/t-2002_04/2t2002041604.html

映画「マトリックス」の続編に出演予定も、事故で他界してしまったアリーヤの代役が決定。2003年5月に公開予定の「The Matrix: Reloaded」と、2003年11月に公開予定の「The Matrix: Revolutions」にアリーヤが出演予定だったなりが、昨年夏の飛行機事故で他界後にその代役が誰になるのか、キャスティングが難航していたようなり。代役に決まったのはノーナ・ゲイ。ノーナ・ゲイはソウルの神様と呼ばれたマーヴィン・ゲイの娘で、父親とはうって変わってヒップ・ホップ系の歌を唄うシンガー。映画にはさほど重要な役では無いものの、ウィル・スミス主演の映画「アリ」にモハメド・アリの二人目の妻として出演している程度で、目立った出演作は無いようなり。まさに大抜擢。世界的にヒットを飛ばした作品の期待の続編なりからね。この作品でブレイクなるか。ちょっと注目なり。www.mtvjapan.com/cgi-bin/news/news.cgi?year=2002&month=04&day=15&no=2

市川崑監督の名作映画「黒い十人の女」が、市川監督の手によってドラマ化へ。おおお、これは凄い。「黒い十人の女」はご存知なりか?1961年に公開された名作なりが、数年前に東京・渋谷などでリバイバル上映されて、若い人の間でもかなり話題になった作品なり。コ○助はビデオで観たなりが、まあとにかく中村玉緒の可愛いこと、可愛いこと(笑)。妻役の山本富士子も存在感ありすぎで、愛人の岸恵子もカッチョ良すぎで、コ○助が日本映画10本を選ぶとすれば必ずランクインしてくる作品なりよ。ストーリー的には1人のテレビプロデューサーを巡る本妻と愛人9人の物語という、ちょっと破天荒な話なりが、この人数を仕切る市川崑監督の演出力には脱帽したものなり。ただ、本人の手によるとはいえ、今の時代にリメイクするのはいかがなものかと。出演が鈴木京香、浅野ゆう子、小泉今日子といったところはまだしも、深田恭子はちょっと違うような気も・・・。どんな作品になるなりかねぇ。映画版の印象を崩してしまうようなものにならなければ良いなりが。いろいろと物議を醸しそうなりが、放送されるのは今秋の予定なので、とりあえずまだ映画版を観たことが無い人はそれまでにチェックしておくべし。www.sanspo.com/geino/g_top/gt200204/g_top2002041506.html

映画「スコーピオン・キング」に主演しているWWFのスーパースター、ザ・ロックインタビュー。WWFから映画界に進出したスーパースターはハルク・ホーガンが有名なりが、ロックも「ハムナプトラ2」で映画界に進出。「ハムナプトラ2」の中で重要な役どころだったスコーピオン・キングを演じ、好評を博したことから、今度はそのスコーピオン・キングを主演に据えた映画が製作されたわけなり。WWFの中ではロックはハルク・ホーガンやストーン・コールド・スティーブ・オースチンと人気を分け合うトップ中のトップ選手。単純に容姿端麗ということもあるなりが、それに加えて格好良すぎるマイクパフォーマンスが大人気なりよ。本人も映画界進出をかなり楽しんでいるようで、その顔立ちやムキムキの肉体から、本格的なアクション俳優としての道を期待する声も大きいようなり。映画に出演するロックも観たいなりが、やっぱりコ○助的には本業のプロレスの方で華々しいスターであり続けて欲しいなぁ、と。いや、本当に凄いスターなりよ、WWFの中では。ロックが「ハムナプトラ2」の撮影で戦線離脱した時の、あのWWFの味気なさ・・・。まあロックを補って余りあるほどのスターが他にもいるなりが、でもロックは輝きまくっているだけに・・・と、ちょっと熱く語りすぎたなり(笑)。単純に役者としてもカッチョイイのは確かなので、まだロックの魅力を知らない方はぜひ。www.sanspo.com/fight/topnews/2002041406.html

北朝鮮の金正日総書記は「シュリ」より「JSA」がお好き。金正日総書記が韓国の金大中大統領の特使として訪朝した林東源・大統領外交安保統一特別補佐役と会談した際に「『シュリ』はそれほどではなかったが『JSA』は教訓的だった」述べたというなり。コ○助も両作品とも観たなりが、「JSA」は南北問題に絡んだ悲哀を描いた作品ではあるものの、韓国と北朝鮮のどちらが善とか悪といった表現をしているわけでは無いので、受け入れやすかったのかもしれないなりね。「シュリ」は北朝鮮が悪者だったし。金正日総書記が映画好きというのは有名な話なりが、特に韓国映画はよくチェックしているようで、1978年にはいたく気に入った韓国の申相玉監督とその妻で女優の崔銀姫を拉致、思い切り資金援助をして大好きな怪獣映画「怪獣プルガサリ」を製作させたという逸話も残るくらいなり。「JSA」の朴賛旭(パク・チャヌク)監督も危うし・・・ってなことは無いと思うなりが、まあロックオンはされてしまったかもしれないなり。ブルブル。www.asahi.com/people/update/0413/002.html

ジャン=ピエール・ジュネ監督の映画「アメリ」がシネマライズの興行収入記録を突破。「アメリ」は東京・渋谷にあるシネマライズが単館で上映を開始、その後ジワジワと人気に火がつき始め現在は拡大上映されているなりが、シネマライズでも相も変わらず大人気。興行収入は1996年にダニー・ボイル監督の「トレインスポッティング」が記録した2億3,890万円を12週も上回るスピードで突破、13日現在で2億3900万円に到達しているというなり。「トレインスポッティング」が相当な社会現象になったことを考えると、それよりも勢いのある「アメリ」はもう少し盛り上がっても良いような気はするなりよね。ジャン=ピエール・ジュネ監督の作品というと、これまで「デリカテッセン」や「ロスト・チルドレン」の作風にどうもついていけないという人も少なくないなりが、「アメリ」はこういった作品に比べて分かりやすいストーリーになっているようなので、ここまでブレイクしたのかもしれないなりね。まだ観て無い人はぜひ。www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2002/04/13/06.html

ウォルト・ディズニー、映画「千と千尋の神隠し」の上映権を獲得。北米での上映権のほかにも香港、台湾、シンガポール、フランスでの上映権、そしてビデオ化とテレビ放映権を獲得、世界規模で上映、放送、販売されることになったなり。日本で空前の大ヒットを記録した作品なだけに、ディズニーとしてもかなりの力の入れようなりね。宮崎駿監督作品としては、前作「もののけ姫」もアメリカで公開されたなりが、この時は公開規模がさほど大きいものでは無かったので大ヒットとまではいかなかったなりよね。今作の「千と千尋の神隠し」は単純に日本でヒットしたというだけでなく、ベルリン国際映画祭金熊賞受賞という箔も付いているので、意外と海外での興行収入も行けるのではないかと。どれくらいの成功を収めることができるか注目なり。www.zakzak.co.jp/top/t-2002_04/3t2002041210.html

東京唯一のアイマックスシアター「メルシャン品川アイマックスシアター」が4月25日にオープン。おおお、アイマックスシアター再び。東京には2月まで新宿の高島屋タイムズ・スクエア内にアイマックスシアターがあったなりが、惜しまれつつ閉館。もう東京ではあのど迫力スクリーンのアイマックスシアターは観ることができないかと思ったなりが、品川に移転するようなかたちでオープンするとは。現在オープンに向けて準備が進められている品川のアイマックスシアターは、品川プリンスホテルが建設している巨大な複合施設内に入るもので、11スクリーンからなるシネコンの「品川プリンスシネマ」に併設されるかたちになるようなり。余談なりが「品川プリンスシネマ」は洋画やアニメといった通常のシネコンと同様のラインナップのほかに、「石原裕次郎特集」など、なかなか渋いラインナップも加わっていて面白そうなりね。で、品川アイマックスシアターのオープン時公開作品は「SPACE STATION」と「美女と野獣」。スクリーンの大きさがビル6階分にも相当する迫力満点なアイマックスシアターをぜひ!コ○助も早く行ってみなければ。www.princehotels.co.jp/info1/shinagawa-executive/cinema_imax/site/imax/index.html

レオナルド・ディカプリオ主演作2本がクリスマスシーズンに同時期公開へ。同時期公開が決まったのはマーティン・スコセッシ監督の「ギャング・オブ・ニューヨーク」と、スティーブン・スピルバーグ監督の「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」の両大作。主演大作映画が同時期に公開されるというのは珍しいケースなりが、これにはちゃんとした理由が。「ギャング・オブ・ニューヨーク」は昨年のクリスマスシーズン公開を目指していたものの、アメリカ同時多発テロの影響で編集作業が追いつかずに、2001年中の公開を断念。当初2002年5月頃には公開されるのではないかと見られていたなりが、アカデミー賞を狙う為にはクリスマスシーズンに公開するのが常套手段のため、思い切って当初の予定よりも1年も公開時期をズラすことに決定。そのため2002年に製作をしている「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」と公開時期が重なってしまったわけなり。「タイタニック」以来、あまりパッとした活躍のないレオナルド・ディカプリオなりが、今年はかなり注目を集めそうなりね。交際をしていたブラジル人モデルのジゼルには捨てられてしまったらしいなりが、仕事の方は順調そうなり。特に「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」はトム・ハンクスも共演している超話題作なので、注目なりね。www.nikkansports.com/news/entert/p-et-tp0-020411-11.html

奥田瑛二の初監督映画「少女」がパリ映画祭でグランプリを獲得。「少女」は故・神代辰巳監督と共に映画化するべく、奥田瑛二が16年間構想を練ってきた意欲作で、神代辰巳監督が他界してしまったことで奥田瑛二自らがメガホンを執って映画化を実現した作品。それだけ熱い想いが込められている作品だけに、パリ映画祭という比較的小規模な映画祭とはいえ、海外で評価を受けたというのは素晴らしいことなりよね。神代辰巳監督、ご存知なりか?エロティックな作風なので敬遠している方もいるかもしれないなりが、コ○助は1975年のロードムービーの傑作「アフリカの光」や、中上健次の原作を映画化した「赫い髪の女」といった作品でガツンとやられ、神代ワールドにハマったクチなりよ。奥田瑛二は神代辰巳監督を師匠と慕うほどの間柄のようなので、この「少女」にも神代ワールドの世界観がうまく反映されているのかもしれないなり。日本での公開は既に昨年終了してしまっているようなので、ビデオ化を待つべし。[「少女」公式サイト][「少女」奥田瑛二監督・小沢まゆさん インタビュー]www.zakzak.co.jp/geino/n-2002_04/g2002041005.html

ジム・キャリー、新作映画「マジェスティック」でコメディー路線から脱却へ。「マジェスティック」は泣ける映画として人気の高い「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」で監督を務めたフランク・ダラボン監督の最新作で、監督からの熱烈なオファーを受けるかたちでジム・キャリーが出演を決めた意欲作だというなり。コ○助は意外とジム・キャリー、好きなりよ。もちろん、コメディー俳優としての一面も好きなりが、「トゥルーマン・ショー」や「マン・オン・ザ・ムーン」なんかで見せた、真面目な役どころも、なかなか素敵だなぁ、と。ジム・キャリーはアカデミー賞を取れないのはコメディー路線だからと思っている節があったようで、近年は徐々に真面目な路線を歩むようになっているなりよね。「マジェスティック」はこれまで以上に真面目な作品のようなので、楽しみなり。www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/apr/o20020406_30.htm

中田秀夫監督の映画「リング」の全米公開が正式に決定。「ザ・メキシカン」で新鋭として注目されたゴア・バービンスキーを監督に迎え、現在ハリウッド版「ザ・リング」の製作が進められている「リング」なりが、日本版のオリジナルも全米で今年の夏にも公開されることになったなり。「ザ・リング」はドリームワークスの製作なりが、ドリームワークスのドンであるスティーブン・スピルバーグ監督も日本版の「リング」を絶賛しているとか。個人的にはちょっと納得の行かない部分もあるなりが、面白いことは面白かったなりよ。なので、大金を投入してハリウッドでどうリメイクされるのかは、結構興味あるところなり。アメリカでもオリジナルとリメイクが共にヒットすると良いなりねぇ。www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/apr/o20020403_100.htm

韓国映画界の興行記録を塗り替えた映画「友へ チング」が4月6日から全国公開。最近よくCMも流れているので注目している人も多いのでは。コ○助の中では依然として韓国映画ブームが来ているので、かなり観たい作品なり。この作品は4人の男の物語。幼なじみ4人が、高校生に成長して再会するものの、そこにいろいろなドラマがあるという感動系作品なりが、先日読売新聞の夕刊に載っていたクァク・キョンテク監督のインタビューによると、ほぼ監督の自伝的な作品らしいなりよ。クァク・キョンテク監督は「友へ チング」が監督第3作にあたるなりが、前2作は興行的に大失敗をしており、背水の陣で臨んだ今作が「シュリ」や「JSA」を抜く大ヒットになったということで、かなりホッとしているようなり(笑)。この映画の凄いところは、韓国ではR-18指定だったということ。それでも韓国映画史上最高の興行記録を達成したというあたり、相当な感動作に違いないなり。いや、その言動に責任は持てないなりが(笑)。まあ韓国人と日本人の感動のツボが同じとは言えないなりからね。そこは何とも。ただ、これまで日本でもヒットした韓国映画は南北問題が絡むものが多かったなりが、「友へ チング」はそういった政治色は全く無い、純粋なエンターテイメント作品のようなので、観やすい映画かもしれないなりね。韓国映画のみならず、アジア映画はちょっと・・・と思う方もぜひ。www.chingu.jp/

映画「インディペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ監督の新作はエイリアン映画に。製作の準備を進めている新作は「Alien Prison」という作品で、「地球侵略を狙うエイリアン達へと戦いを挑む」という内容なのだとか。って、それ「インディペンデンス・デイ」と同じじゃないなりか(笑)。「インディペンデンス・デイ」が世界中で爆ヒットしたので、そのブームを再び呼び起こそうという狙いなりかねぇ。ローランド・エメリッヒ監督は「インディペンデンス・デイ」の他にも「スターゲイト」や「GODZILLA」など、面白いかどうかは別にして大作映画を好むようなので、「Alien Prison」もそういった作品の流れを汲む、大作映画になりそうなり。まあ期待せずに作品の詳細が公開されるのを待つべし。www.isize.com/movie/news/news/news_17410.html

ジャニーズ事務所、映画界に本格進出へ。ジャニーズ事務所所属のアイドルをメインに、関連レコード会社の「ジェイ・ストーム」が製作・配給を手掛け、単館系映画に本格的に参入することが発表されたなり。第1弾はストーリー原案をV6の井ノ原快彦が担当、監督にはTBS系ドラマ「ケイゾク」やテレビ朝日系ドラマ「トリック」の演出で大人気の堤幸彦監督を起用し、主演は嵐になるようなり。完全なアイドル映画であれば、男性を映画館に呼ぶことは難しいと思われるので、そうなると興行的には結構シビアになるようにも思うなりがどうなりかね。まあ堤幸彦監督なので下手な物は作らないとは思うなりが・・・。少なくともコ○助が観ることは無さそうなので感想求むなり(笑)。www.nikkansports.com/news/entert/p-et-tp0-020403-10.html

映画「モンスターズ・インク」が洋画アニメの歴代興行収入トップに。公開4週目に興行収入が50億円を突破、これまでトップだった2000年公開の映画「ダイナソー」の49億円を抜き、洋画アニメとしては歴代1位に躍り出たなり。アニメ映画としては「千と千尋の神隠し」が興行収入300億円に達したというニュースが出ていたので、50億円が霞んで見えてしまうなりが、それでも大台は大台。まだ歴史浅いCG映画、そして国産アニメ全盛の今の日本の状況の中でかなり奮闘しているのではないかと。本題とは関係ないなりが、興行収入の話だったのでついでに。今冬の最大の話題作であった映画「ハリー・ポッターと賢者の石」は、興行収入が200億円に達し、「千と千尋の神隠し」「タイタニック」に次いで歴代3位に躍り出たようなり。シネコンの台頭でスクリーン数が増えてきているので、こういった大作映画は興行収入を伸ばす傾向にあるなりが、それにしても歴代3位とは。評判に違わず、絶好調なり。そうなると、「ハリー・ポッターと賢者の石」のライバルと目されていた「ロード・オブ・ザ・リング」がどこまで興行収入を伸ばせるのか、楽しみなりね。www.famitsu.com/entertainment/news/2002/04/01/n10.html

東京・早稲田の名画座「早稲田松竹映画劇場」が休館。えらいローカルな話題で申し訳ないなりが、コ○助にとっては大事件なので取り上げてみたなり。東京には昔は名画座と呼ばれる映画館もたくさんあったなりが、ここ5年くらいの間に次々と老舗の名画座が閉館してしまい、名画座で映画を観るのが好きなコ○助としては非常に悲しい状況なりよ。「早稲田松竹映画劇場」は東京・山手線の高田馬場駅から徒歩5分の場所にあり、コ○助の住む街から電車で1本、12分くらいで行くことができたので結構利用させてもらっていたなり。名画座なので旧作の作品しか上映されないなりが、家でビデオで映画を観るよりも、大きなスクリーン、良い音響で観られるのは嬉しいなりからね。そんな名画座がどんどん減っていくのは寂しいものなり。ただ、閉館ではなく、一応休館という扱いのようなので、再開してくれる可能性も無いわけではないのかも。池袋の文芸座の例もあることだし、何とか復活して欲しいものなり。www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020401k0000m040131000c.html