＜2001年5月　インターネット＞

■ マクロミル・ドット・コム、「出会い系サイト」の実態調査結果を発表。「出会い系サイト」の利用経験者や利用希望者を合わせると52.9％もの人が「出会い系サイト」に関心を持っていることが明らかになったなり。また、最近の「出会い系サイト」絡みの殺人事件に対しての印象としては「自分も巻き込まれると思うと非常に恐い」が24.7％だったのに対し、「自分には関係ないと思うが恐い」が65.2％と、全体の9割近くの人が恐怖感を持っているものの、6割以上の人が「自分には関係ない」と危機意識が全くないことも浮き彫りとなったなり。こうして危機意識のない人たちが次の犠牲者にならないとは限らないので、一応利用する人はご用心下さいなりね。殺されてしまった人たちだって、みんな「自分には関係ない」と思っていたに違いないなりから・・・。http://www.mainichi.co.jp/

■ 東京めたりっく通信の東條巌社長、資金繰りの悪化から経営危機に陥っており、事業譲渡も検討していることを明らかに。嗚呼、ITベンチャーの雄として将来を嘱望されていた東京めたりっく通信もかなりピンチなりか。1999年12月にサービスを開始して以来順調に加入者を増やしてきたなりが、最近は後発であるNTTのフレッツ・ADSLの攻勢に合い、利用者数で逆転されるなど苦しい状態が続いていたなり。月1億5,000万円も赤字を出しているなりかぁ。これは深刻な状況なりね。利用者がちゃんと保護されるのであれば他社への売却という選択肢も良いかもしれないなりが・・・。コ○助の周りにも数人東京めたりっく通信ユーザーがいるだけに心配なところなり。http://www.asahi.com/
＜関連記事＞
● 5月29日付け朝日新聞などの報道につきまして。http://www.metallic.co.jp/
● “経営危機”は事実だが、サービスは継続していく。http://www.watch.impress.co.jp/
● 東京めたりっく通信が経営危機。http://www.ascii24.com/
● DSLサービスの東京めたりっく通信が経営危機に。http://pcweb.mycom.co.jp/
● 東京めたりっく通信、人員削減などを実施し7月に単月黒字化を目指す。http://news.lycos.co.jp/
● DSLの東京めたりっく、営業権譲渡など検討。 http://www.yomiuri.co.jp/

■ 電力会社や家電メーカーなど約60社が「電力線ネット」の推進組織「電力線搬送通信設備開発部会」を発足。電力会社主導で各地で実証実験が行われている「電力線ネット」なりが、徐々に大きなうねりになりつつあるなりね。60社が集結というのはかなり大きな組織なりよね。パソコンの電気配線をコンセントに差し込むだけでネットに繋がる夢の通信規格はまだまだ電波干渉など問題は山積しているようなりが、すでに実験が開始されていることを考えると、あと2〜3年のうちにサービスとして確立される可能性はあるなりよね。期待したいところなり。http://www.sankei.co.jp/

■ タイトー、ネットカフェ「ネッカ」のフランチャイズ1号店を6月23日に東京・秋葉原にオープンへ。タイトーは「ネッカ」を運営するサムスングループ系のインターピアに出資しており、秋葉原店を皮切りに今後10店舗以上「ネッカ」をフランチャイズ展開していくというなり。採算性がどうなのかは分からないなりが、どの街にもゲームセンターがあるように、どの街にもネットカフェができると良いなりね。コ○助はネットカフェ大好きなり。http://it.nikkei.co.jp/

■ Eジャパン協議会、「インターネットの影響で最も利用が減る他のメディアはテレビ」との調査結果を発表。日本、韓国、アメリカの三カ国で行われた「テレビ」「ラジオ」「新聞」「雑誌」「映画」「レンタルビデオ」の中から最もインターネットの影響を受けるのは、というアンケートで、どの国も共通して「テレビ」が最も影響が現れるとの回答が多かったようなり。逆に最も利用は減らないと答えたメディアは、アメリカと韓国では「映画に行くこと」だったのに対し、日本は「新聞を買うこと」だったというなり。新聞ねぇ。確かにコ○助も1日100サイト近くのニュースサイトを巡回していながらもしっかり新聞を読んでいるので何とも言えないなりが、別にそれはニュースソースを探すという作業のために読んでいるだけであって、普通にニュース番組とかで流れるようなニュースはインターネットだけでも十分だと思うなりが。まあ新聞は通勤電車の中で読むといった、日本独自のスタイルもあるので、インターネットどうこうではなく、生活の一部として必要という感覚があるのかもしれないなりね。皆さんはいかがなりか？http://www.yomiuri.co.jp/

■ 東京通信ネットワーク、東京電力と組み家庭向け光ファイバーサービスを6月〜7月にかけて開始することを明らかに。まずは東京23区内からサービスが開始されるようなり。今年になって光ファイバーサービスが相次いで発表されているだけに、今東京都区内とかに住んでいる人はADSLを導入するか光ファイバーをもう少し待つかでかなり葛藤するところなりよね。コ○助も現在住んでいるマンションでも光ファイバーが引けるようなら、速攻引いてみるなりが、集合住宅はやっぱり大家の許可とかいるようなので何かと面倒臭そうなり。でも光ファイバー魅力的なりよねぇ。悩むところなりねぇ。http://news.lycos.co.jp/

■ 楽天、ネットオークションの料金を改定、出品手数料を従来の無料から10円徴収へ。料金改定というからどれくらい高くなっちゃうのかと思ったら、10円なりか。まあかなり良心的な価格だしそれほど問題のある価格では無いなりね。また、従来50〜200円徴収していた商品の画像登録などのオプション利用料は一律40円に引き下げられることから、実質的な値下げとなるようなり。ネットオークションもかなり競争が激しくて、規模的に将来に渡って生き残れそうなのは数サイト程度なりからね。どこも生き残りに必死なり。http://it.nikkei.co.jp/

■ infoseekと三省堂が提携、英和・和英・国語の辞典サービス「infoseek辞典」を開始。コ○助はこれまで同様のサービスを展開しているgooの辞書サービスを利用していたなりが、すっごい便利なりよね。分からない言葉とかすぐに調べられるし。infoseekのサービスはgooよりも細やかな検索ができるようなので、ブックマークにぜひ。http://jiten.infoseek.co.jp/

■ イー・アクセス、パソコンやゲーム機メーカーなどと積極的に提携へ。パソコンやゲーム機を購入してすぐにDSLに接続できる設定を組み込むことで、シェア拡大を狙いたい算段なり。DSLも大手が続々と参入してベンチャー系のイー・アクセスはもっと積極的に展開していかないと苦しいなりからね。ゲーム機というからにはソニーの「プレステ2」や任天堂の「GAME CUBE」も想定しているかもしれないなりね。この動きに対し、ライバルの東京めたりっく通信はどう動くか注目なり。http://www.nikkan.co.jp/

■ バリュークリックジャパン、120×240ピクセルの縦型バナー広告「Value Selection」を発表。最近多くの企業ニュースサイトで目にするタイプの広告なりね。あれって、普通のバナーよりも確かに見入ってしまうものがあるなりよね。この「Value Selection」の他にもテキスト広告の「ランニング・テキスト」、iモード向けのオプトインメール広告「ValueInfo」なども発表されたなり。テキスト広告は大歓迎なりね。これからサイト運営を考えている人や広告導入を考えている人はぜひぜひ。http://www.watch.impress.co.jp/internet/

■ 静鉄情報センター、静岡鉄道沿線地域で月額5,000円の無線インターネット接続サービスを開始。速度的には500Kbps程度になるようなりが、こういったサービスはなにかと大都市圏から始まり、地方はしばらくおあずけというケースが多いだけに、静岡県でサービスが開始される意味というのはかなり大きいなりよね。この地域がADSLも引くことができる地域だとあまりインパクトも無いなりが、そうでなかったら周辺住民は大喜びなのでは。他の地方ももっと頑張って欲しいものなり。http://www.mainichi.co.jp/

■ インターネット・ポルノは思春期の若者に悪影響か。アメリカの精神医学者協会が思春期の青少年に与えるインターネット・ポルノの影響は絶大なのではないか、ということで研究・調査に乗り出す必要があると訴えているというなり。コ○助はインターネットを始めたこと自体が大学生になってからだったので、アダルトサイト、しかも無修正の日本人モノといったものを見たのは良い大人になってからだったなりよ。でも、きっとこんなすんごいものが中・高校生の時にあったら寝る間も惜しんでダウンロードに励んでいたに違いないなり（笑）。そういう意味ではきっと影響が無いわけはないと思うなりが、そこは男の浪漫と割り切ってお許しを。でも、やっぱりコミュニケーションスキルなどに問題が出てくるなりかね。出てくるなりよねぇ、きっと。なんだか容易に想像できるなり。http://cnn.co.jp/

■ プライス・ダウン・ドット・コムの平山達大社長、経営悪化の責任を取り辞任へ。プライス・ダウン・ドット・コムは時間が経つと徐々に値段が下がり、購入者が出た時点で値下がり終了となる逆オークションが話題になったサイトなり。アイデアは良いなりが、思ったよりも値段が下がらないことなどが利用者に受け入れられていない理由な気が。億単位の赤字を抱えていることから、今後は新たなビジネスモデルを構築していくというなり。オークションサイトは軒並み辛い状況になっているようなりね。やはり会員が集まらないというのがどこのサイトも抱えている悩みなりか。惜しいなりねぇ。http://b2o.nikkei.co.jp/
＜関連記事＞
● プライス・ダウン・ドット・コム。http://www.price-down.com/

■ ACニールセンeRatings、世界のインターネットユーザーは前月比700万人増の2億1100万人に達したと発表。世界人口が60億人ということを考えるとまだまだ一部の人のモノなりが、伸び率は結構凄いものが。特にアジア地域でのインターネットユーザーが急激に増えているというなり。まあ欧米はもうある程度普及しきっている感もあるなりからね。市場が大きく、潜在的な需要があるアジア地域はまだまだ伸びそうな感じなりね。http://cnn.co.jp/

■ マクロミル・ドット・コム、国内の検索サイト11サイトのユーザー利用実態を調査・比較。認知率、経験率、リピート率などで「Yahoo!Japan」が首位をキープし、「google」の躍進が目立つ結果となったなり。しかし「google」の認知率は11サイト中9位なりかぁ。まだまだ全然一般の人には認知されていないじゃないなりか。そしてリンク先の記事を書いている人も「google」のことを「ゴーグル」と表現している時点で認知していないなり（笑）。正しくはもちろん「グーグル」なりね。Yahoo!なんかより全然良いのに・・・。http://www.mainichi.co.jp/

■ 危険潜む出会い系サイト、相手“見えぬ”怖さ。最近やけに出会い系サイト絡みの殺人・殺人未遂・買売春事件が起こっているなりよね。昔からインターネットに接続しているような人は、すでにインターネットは「嘘の世界」という暗部を周知の上で利用しているなりが、急速にインターネットに接続する人が増えて、そこら辺のことを感じることができないまま、全てを鵜呑みにしてしまうがゆえにトラブルに巻き込まれてしまうような人が増えているのかもしれないなりね。買売春事件に関しては、まあこれまでもテレクラや伝言ダイヤルといった買売春の温床となっていたメディアが出会い系サイトにシフトしてきただけなので、それほど問題だとは思わないなりが、殺傷沙汰はやはり物騒なので問題なりよねぇ。まあ全ては自衛するしか無いなりが。コ○助はこの手のサイトを利用したことは無いなりが、テレビで出会い系サイト管理者が「こんなボロい商売無いですよ」「同業者はたくさんいるけど、後発でもさほど不利は感じない」と言っているのを見ると、やっぱり隆盛を極めているなりねぇ。皆さんも利用する際はお気をつけて。基本は単純に個々のコミュニケーションスキルの問題だとは思うなりが・・・。http://www.sankei.co.jp/

■ ジュピターメディアメトリックス、オンライン・ショッピングの国内市場が2005年には現在の6倍になるとの調査結果を発表。過去数年を振り返ってもかなり市場は大きくなっていると思うなりが、さらに拡大し続けるようなりね。単純にECサイトが増えているということもあるとは思うなりが、決済方法のバリエーションがクレジットカードだけでなく、多彩になってきたのも大きいなりよね。コ○助はデビットサービスに期待なり。http://www.yomiuri.co.jp/

■ CATV会社向けにインターネット接続サービスを提供しているアットホームジャパン社長の広瀬禎彦氏インタビュー。コ○助が加入しているJ-COM杉並もこのアットホームジャパンのサービスを受けているなりよ。コ○助は常時接続というやつをこのサービスで初めて体験したなりが、コ○助がサービスを受け始めた一昨年前には回線が良く止まることがあって困ったものなりが、最近は安定したサービスを提供しているなりね。今後の展開やブロードバンドコンテンツに対する考え方などを明らかにしているなり。アットホームジャパンのサービスを受けている人はぜひぜひ。http://www.mainichi.co.jp/