過去ログなり。

 

<2001年1月 映画>

アメリカのインディペンデント系映画の祭典、サンダンス映画祭が28日に閉幕。一昨年前に「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を輩出したことでその知名度も飛躍的にアップしたサンダンス映画祭なりが、以前からクエンティン・タランティーノが作品の買い付けに出向いたり、ケビン・スペイシー主演の映画「ユージュアル・サスペクツ」を輩出するなど話題に事欠かない映画祭とそこそこ知られてはいたなりね。最近はちょっとブームな感じで、有名な映画スターが独立系の作品に出演して、サンダンス映画祭を目指すという流れができつつあるようなり。アメリカ国内でも、ちょっとハリウッド映画は飽きられ始めているなりかね。ある意味自然な、ごく当然な流れではあるなりか。皆さんもぜひ注目を。

20世紀フォックスホームエンターテイメント、名作映画ビデオ20本を3月23日から1本980円で限定発売へ。「ロミオ&ジュリエット」「インデペンデンス・デイ」「ダイ・ハード1〜3」「エイリアン1〜3」「スピード1,2」など、かなりの話題作もラインナップに入っているなりね。ビデオなりかぁ。すっかりコ○助の生活はDVDにシフトしてしまったので、今さらビデオという気もするなりが、でもこの価格は超魅力的なりね。「ダイ・ハード」シリーズはどうしても欲しいなりねぇ。むぅ、欲しいなり。

アフガニスタンの首都カブールで映画「タイタニック」が大ブーム、若者がディカプリオの髪型を真似て社会問題に。厳格なイスラム教勢力が支配するアフガニスタンでは、「音楽・映画・テレビ」の禁止や「ひげ剃り」の禁止などが戒律として存在し、これらに違反するディカプリオスタイルの髪型などは断じて許されるものではないというなり。厳しい国なりね。このヘアスタイルにカットしている理容室には宗教警察がやって来て、警告をしているというなり。まあそれもその国の文化なりから、外部の人間がとやかく言うものではないなりが、自由が無いってのは不自由そうに感じてしまうなりよね。日本に生まれて良かったなり。でも、ディカプリオの髪型には絶対にしないなりが(笑)。

アメリカの大手映画館チェーン2社、全米で約1200程度の映画館を閉鎖すると発表。アメリカ全土の映画館数が約3万7000と言われているなりから、その数と比較すればそれほど衝撃的ではないなりか。アメリカでは映画館が飽和状態で、約1万程度余剰との指摘もあることから、閉鎖する映画館は今後も増えて行きそうなりね。ちなみに日本の映画館は2524館らしいなりよ。アメリカは日本よりも人口が2倍程度なのに、映画館は15倍近くあるなりね。さすが娯楽大国。日本もこの程度の映画館数で飽和状態なんて言っている場合じゃないなりね。目指せ1万館なり!なんて、今のシネコンの空き具合を見たら、無理なのは分かっているなりが(笑)。皆さん、もっと映画を見ましょうなり。

映画「タイタニック」でレオナルド・ディカプリオの相手役だったケイト・ウィンスレットがダイエットに苦戦。コ○助も先日、ケイト・ウィンスレットの最近の写真を何かで見たなりが、ちょっと見る陰が無いなりね。「タイタニック」の時も決して痩せてはいなかったなりが、グラマーという程度に止まっていたなりか。ケイト・ウィンスレットは以前から「くだらないダイエットはしない」と宣言していたなりが、それでは仕事が来ないということに気が付いてダイエットに乗り出したようなり。でもなかなかうまく行かないようなりね。「最も不愉快なのは、とてもやせた女優たち」と語るなど、何だか怒りの方向が間違っているような気もするなり(笑)。再びスクリーンに戻りたいのであれば、頑張ってダイエットして下さいなり。まあドリュー・バリモアのように、グラマーでも人気のある女優さんはいるなりから、あれくらいまで痩せられれば良いなりね。

人気絶頂の最中休業を宣言していたセリーヌ・ディオンが男児を出産。体外受精をして生まれた赤ちゃんなりね。セリーヌ・ディオンは旦那のルネ・アンジェリル氏がガンかなにかで闘病中だったなりよね、たしか。子供の世話と、夫の世話と大変だとは思うなりが、いつかはちゃんと復帰して、その歌声をまた聞かせて欲しいものなり。

アメリカの独立系映画の祭典、サンダンス映画祭にインターネット映画部門が新設。さすがサンダンス映画祭、動きが早いなり。今年出品された作品の多くはアニメだというなりが、通信インフラを考えると、アニメの方がコマ落ちとかあまり気にしなくても良いなりからね。今後通信インフラがもっと高速になれば、より大きな、より鮮明な、より長編の作品を公開することが可能になるだけに、この映画祭は年を追うごとに盛り上がりを見せそうなりね。う〜、面白そうなり。

アカデミー賞の前哨戦的位置づけのゴールデングローブ賞が発表、目玉の作品賞には「グラディエーター」が選出。「グラディエーター」はリドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演の大作映画で、以前からゴールデングローブ賞最右翼と言われていたなりね。このままアカデミー賞も獲得となるかどうか。他の作品が低調気味と言われているだけに、チャンスは十分なりね。

アメリカの映画配給大手各社、インターネット経由の映画配信に相次いで参入へ。22日からウォルト・ディズニーがネット配信を開始するのを皮切りに、今春にもソニーグループが参入、他配給会社もこの動きに追随する模様なり。基本的には旧作の配信となるようで、1本あたり3ドル49セントとレンタルビデオ程度の価格だというなり。これで画質が良ければ問題無いなりが、どれくらいの画質の映像が送られてくるなりかね。ブロードバンド先進国のアメリカは一気に先に行ってしまっているなりねぇ。日本がこのスピードに追いつくのは来年か、再来年あたりなりかね。大手配給会社が家庭へ映画を直接配信なんて夢のようなり。

先日マドンナと結婚したガイ・リッチー監督、ブラッド・ピット主演の映画「スナッチ」が全米初登場4位に。ハリウッド製作では無い映画が初登場4位というのは快挙だというなり。ほぅ、ブラッド・ピットもハリウッド映画以外の作品にも出るようになったなりね。ガイ・リッチー監督も新進気鋭の映画監督として注目を浴びているようだし、日本での公開が楽しみなりね。

ビートルズの初主演映画「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」が3月下旬にリバイバル上映されることが明らかに。おお、37年ぶりのリバイバル上映なりが、今回は映像とサウンドをデジタル処理してニュー・プリントにした気合いの入れようなので、かなり良さそうなりよ。しかも単館の企画モノ上映というわけではなく、全国松竹系と全国のシネコン100館規模で公開されるというなり。こりゃ楽しみなりね。2000年はビートルズ一色だったなりが、今年もまたビートルズ旋風が巻き起こりそうなり。

レオナルド・ディカプリオ、交際中のブラジル人スーパーモデルのジゼルと近々結婚か。昨年の10月に東京スポーツかなんかにジゼルに高価な指輪をプレゼントしてプロポーズした、というような記事が出ていたなりよね。交際は順調なようなり。レオナルド・ディカプリオも気が付けば26歳なりか。童顔なのであまり年を感じさせないなりが、ま、結婚しても良い頃合いなりよね。映画「タイタニック」以降あまりパッとしないだけに、結婚を機に心機一転するのも良いかもしれないなりね。

Castmaker.com、出演料に見合う働きをしている映画俳優ランキングの1位にブルース・ウィリスを選出。ハリウッド映画の俳優100人を対象に、出演作がどれだけの興行成績を収めたかを調査した結果、1位がブルース・ウィリス、2位トム・ハンクス、3位ジュリア・ロバーツとなったなり。まあ上位は納得なりか。気になったのでコ○助の好きな役者さんたちをピックアップして見たなり。26位ケビン・スペイシー、30位ユアン・マクレガー、78位スティーブ・ブシェーミ、84位ロバート・カーライルなどなど。予想通りというか何というか、やっぱりみんな下位なりね(笑)。あ、サミュエル・L・ジャクソンを忘れていたなり。彼は13位だったなりね。ま、出演料が高額な割に興行成績が悪かったりした役者はモロに下位にランクされているようなので、皆さんもぜひ。ちなみにブラット・ピットは45位、ジャッキー・チェンは64位などとなっているなりよ。結構面白いなりねぇ。

熱愛と報道されていたラッセル・クロウとメグ・ライアンが破局か。メグ・ライアンはラッセル・クロウと交際するために8年間連れ添ったデニス・クエイドと離婚までしたにも関わらず、結局は当初から懸念されていたようにラッセル・クロウのプレイボーイぶりに振り回された感じなりね。しかし、コ○助にはラッセル・クロウの魅力がサッパリ分からないなりよ。ラッセル・クロウって格好良いなりか?何だか垂れ目だし、プレイボーイというイメージとはほど遠いような。まあコ○助の主観でしかないので、ファンの人は怒らないで欲しいなりが。メグ・ライアンもどこに惹かれたのか知りたいところなりね。

2月3日から公開の映画「ペイ・フォワード 可能の王国」に主演しているハーレイ・ジョエル・オスメントインタビュー。この映画、ご存じなりか?あまり話題になっていないようなりが、「ディープ・インパクト」のミミ・レダー監督、アカデミー賞コンビのケビン・スペイシー、ヘレン・ハントが主演している超豪華な映画なりよ。なかなか面白そうなりね。インタビューの内容はオスメント君に日本の女性の好みを聞くのが主な内容なので、あまり映画とは関係無いなりが、オスメント君のファンの人はぜひ。公式サイトはこちらなり。

昨年末に公開された映画「ダイナソー」が興行収入40億円に迫り、正月映画最高のヒットに。これまでのディズニー映画の最高興収記録は、1992年に公開された「アラジン」の41億円なりが、これを抜いて最終的には50億円の大台に達する可能性が高いというなり。皆さん、もう見たなりか?確かにこの年末年始に公開された映画の中では良い出来の映画だったなりね。ヒットも頷けるところなり。まだ見ていない人はぜひぜひ。

映画「羊たちの沈黙」の続編「ハンニバル」に主演するアンソニー・ホプキンスがアメリカで記者会見。「ハンニバル」、徐々に盛り上がってきたなりね。監督も鬼才リドリー・スコットなりからね。原作も評判が良いようだし、4月からの公開が楽しみなり。人間の脳味噌を喰らうシーンもあるというなりよ。残虐なシーンは健在なりか。
<関連記事>
沈黙破った!「羊たちの沈黙」続編
ホプキンス自信の「ハンニバル」

韓国で昨年秋に公開された映画「共同警備区域JSA」がこれまで韓国内の興行記録を持っていた「シュリ」を抜くヒットに。この映画は北朝鮮と韓国の兵士の友情と葛藤を描いた作品ということで、「シュリ」と同じ南北問題がテーマになっているなり。ほほぅ。「シュリ」見たなりか? コ○助は「シュリ」を見て最後の最後で泣いてしまったなりよ。滅多な事じゃ映画で泣いたりしないなりが、この映画は良かったなりねぇ。「シュリ」を越える作品となると、こりゃ見ないわけにはいかないなりね。日本での公開は夏。待ち遠しいなりねぇ。

20日に任期を全うして政界から引退するビル・クリントン大統領、映画「007」シリーズ最新作に出演し、役者デビューへ。最新作の「ビヨンド・ザ・アイス」にVIP役での出演依頼が寄せられており、クリントン大統領も乗り気なため、大統領退任後に出演に向けて話が詰められるというなり。クリントン大統領はまだ54歳なりか。引退するなんてもったいないなりが、もうやることはやり尽くした感もあるのかもしれないなりね。余生というにはまだ若すぎるなりが、全く違う第二の人生を送れるのも、幸せなことなりね。話題にもなるだろうし、出演して欲しいところなり。

映画「シックス・センス」でおなじみの子役俳優ハーレイ・ジョエル・オスメントが新作映画のプロモーションで来日。あまり話題になっていないなりが、「ディープ・インパクト」のミミ・レダー監督作品で、ケビン・スペイシーとヘレン・ハントが主演というコ○助の中では超話題の映画なり。だってスペ様の映画なりから(笑)。ハーレイ・ジョエル・オスメントはこの後もスタンリー・キューブリック監督の遺稿をスティーブン・スピルバーグ監督が映画化する「A.I.」にも主演するし、かつて天才子役と言われたマコーレー・カルキンなんて目じゃないほどの活躍をしているなりよね。子役で成功するとたいがい大人になってからはイマイチなりが、順調に良い役者になって欲しいものなり。

全米映画批評家協会、2000年の最優秀作品にエドワード・ヤン監督の「ヤンヤン 夏の想い出」を選出。アメリカではアカデミー賞ばかりが注目されるなりが、この全米映画批評家協会の選出作品やサンダンス映画祭のグランプリ作品なども注目に値する映画を違った視点で選んでいて面白いなりよ。ちなみに昨年の全米映画批評家協会最優秀作品賞は「マルコヴィッチの穴」だったなり。ありゃ面白かったなりね。「ヤンヤン 夏の想い出」は既に第53回カンヌ映画祭監督賞とニューヨーク批評家協会賞外国語映画賞を受賞しており、アカデミー賞の最優秀外国語映画賞の最右翼と言われている映画なり。題名はさえないなりが、エドワード・ヤン監督はコ○助も大好きな天才監督なので、良かったら見てやって下さいなり。
<関連記事>
全米映画批評家協会、最優秀作品に「ヤンヤン 夏の想い出」
岩井俊二のエドワード・ヤンとの出会い
「ヤンヤン 夏の想い出」オフィシャルサイト
「ヤンヤン 夏の想い出」レビュー

全米興行収入成績、トム・ハンクス主演の「キャスト・アウェイ」が3週連続で1位に。ロバート・ゼメキス監督の話題の新作なりね。飛行機が不時着して南太平洋の無人島でロビンソン・クルーソーのような生活を送るようになったトム・ハンクスのサバイバル生活がテーマの映画なり。これ面白そうなりよね。アメリカの映画ファンのサイトなどを見ていると、観客の評価はだいたい10点満点のうち8点くらいなりか。ロバート・ゼメキス監督はあまりハズレの無い監督だし、楽しみなり。日本での公開は春先から。オフィシャルサイトはこちらなり。ちなみに全米興行収入成績ベスト10はこちら

リドリー・スコット監督作品の映画「グラディエーター」のDVDが、2000年のイギリスDVD売り上げでトップに。50万枚以上を売り上げ、ダントツの1位となったなり。コ○助はまだこの映画を見ていないなりが、先日おすぎが絶賛していたのを見てしまって、最近発売されたばかりのDVDを購入しようか、どうしようか悩んでいるところなりよ。見た人いるなりか?価格も3000円台で悪くないし、ちょっと欲しいなりねぇ。

スティーブン・スピルバーグ監督とロシアの巨匠ニキータ・ミハルコフ監督が共同で第2次世界大戦がテーマの映画を製作へ。ミハルコフ監督が1994年に製作し、各国映画祭で絶賛された映画「太陽に灼かれて」の続編で、スピルバーグ監督は映画「プライベート・ライアン」で見せた迫力ある戦闘シーンのような、壮大な戦闘シーンの撮影を担当することになったなり。異色のタッグなりが、定評ある監督同士の共演ということで、かなり楽しみなりね。「プライベート・ライアン」の戦闘シーンは評判良かったなりからねぇ。良い作品になりそうなりね。

ブルース・リーが生前、晩年を過ごしていた香港・九竜塘にあった邸宅がラブホテルになっていたことが明らかに。ブルース・リーの死後の1975年に売却され、ラブホテル「ロマンティックホテル」として1時間約3,000円で休憩ができるというなり。何だか切ない話なりね(笑)。ま、そうなってしまったモノはもうどうしようも無いなりからねぇ。ファンにとってはやっぱり悲しいことなりか?

CNNの評論家が選ぶ2000年の映画ベスト&ワースト10。「2000年は、映画ファンにとってつまらない年だった」と総括しながらも一応「エリン・ブロコビッチ」や「グラディエーター」、「ダンサー・イン・ザ・ダーク 」などなど、日本でもおなじみの映画がベスト10として挙げられているなり。コ○助はまだ未見なりが、「グラディエーター」はかなり評価高いなりよね。この間おすぎが絶賛していたなりよ。それはそうと、気になるのはベスト10ではなくワースト10。巷で話題の宗教団体「サイエントロジー」の教祖が原作、その信者のジョン・トラボルタが主演・プロデュースという宗教映画「バトルフィールド・アース」、コ○助もダニー・ボイル監督に失望させられた「ザ・ビーチ」、評論家に「前編とは全く違うのに、不愉快さだけは同じ」とある意味賛辞を贈られている「ブレアウィッチ2」、同じく評論家が「この映画だけは誰も見に行きたくはないはず」「全くのフィルムのムダ遣い」と最高の酷評をしている「ミッション・トゥ・マーズ」、そしてコ○助が公開を待ち遠しく期待している「シックス・センス」のナイト・シャラマン監督の新作「アンブレイカブル」などなど。ひとつひとつの映画に対するコメントがイカしているなりよ。日本ではまだ公開されていない映画も多いだけに、必見なり。

ハリソン・フォード主演の映画「ホワット・ライズ・ビニース」に幽霊が映り込んでいることが明らかに。映画開始から1時間くらいの場面で、画面に映るはずがない人間の顔らしき影が3カ所に映っているというなり。こういうのって、幽霊を扱った映画では良くあるネタなりよね。本当なりかねぇ。なんと言ってもかつてヤングジャンプに連載されていた「はた万次郎おもしろ図鑑」に良く登場していた秋山眞人氏の指摘なりからねぇ。胡散臭いったりゃありゃしない(笑)。ま、皆さん映画館でぜひお確かめを。

2000年のハリウッド全米興行収入は、史上最高の77億ドルに達したことが明らかに。今年は夏に公開された作品が低調だったなりが、秋から年末にかけて公開されたジム・キャリー主演の「グリンチ」やメル・ギブソン主演の恋愛コメディー「ハート・オブ・ウーマン」、トム・ハンクス主演の「キャスト・アウェイ」などの大ヒット作品に支えられ、史上最高の成績を記録したなり。これらの作品はだいたい今年のゴールデンウィーク以降くらいに登場するなりかね。今年も面白そうな作品が目白押しなりね。またシネコン通いが続きそうなり。

9日から公開されているディズニー映画「ダイナソー」の興行収入が20億円を突破。これまで日本で公開されたディズニー映画としては最高の興行成績だった「アラジン」の41億円を抜き、最終的には50億円を突破するほどの勢いだというなり。他に大作と呼べる正月映画が公開されていないのも追い風なりね。「シックス・デイ」はいまさらアーノルド・シュワルツェネッガーという気もするし、話題になっている「バトルロワイヤル」も観客層が限定されているし。「エクソシスト」は旧作の焼き直し、「パーティカル・リミット」は災害救助モノがもうちょっと食傷気味の感もあるし。「ダイナソー」はそういう意味でも無難かつ楽しめる内容なりね。お正月に映画を見に行こうと思っている人はぜひ。

日本アカデミー賞協会、第24回日本アカデミー賞の各優秀賞を発表。故・黒澤明監督の遺稿を小泉尭史氏が監督した「雨あがる」が13部門を受賞し、最優秀作品賞の最右翼となったなり。日本アカデミー賞ってどうなりか?新人俳優賞にモーニング娘。が選ばれているあたり、もう終わっている感もあるなりが、いまだに権威有る賞という位置づけにあるなりかね。ま、日本映画界が黒澤監督に敬意を払うという意味合いも含めて、「雨あがる」が13部門受賞なりかね。もっと良い映画があるような気もするなりが。

相米慎二監督の最新作映画「風花」にピンサロ嬢として主演している小泉今日子インタビュー。以前も別の記事でのインタビュー記事をお伝えしたことがあったなりが、一応27日に公開初日を迎えたということで、別のインタビューを紹介なり。「弱い人じゃ風俗嬢はできないな、と感じました」「(相米監督は)日本の監督の中で一番といってもいいくらい好き」「芸能界に入っていなかったら、今ごろ生きてたかどうかさえ分からない」「風俗嬢になってたかも」「歌よりも、お芝居の方が未来へと広がる気がします」「歴史に残りたいですね」などなど。キョンキョンと呼ぶ人が今でもいるのかどうかは分からないなりが、小泉今日子はかなりの向上心の塊のようなりね。最近はあまり歌も唄っていないので、歌手のイメージを持っていない人も多いかもしれないなりね。コ○助は好きなりよ、キョンキョン。34歳にはやっぱり見えないなりよねぇ。永瀬正敏の妻と呼ばれることなく、いつまでも「小泉今日子」「キョンキョン」と存在感を保って行って欲しいものなり。

田中麗奈主演のインターネット映画「好き」を上映している「ネット映画館」が昨年11月の開設以来大盛況。昨年11月24日にオープンして以来、延べ約300万人がアクセスをしているというなり。ただし、実際に1作品200円の鑑賞料を支払って全編を見た人は数万人程度のようなりが。まあアクセスだけなら、コ○助もすでに3回ほどしたことがあるなりからね。ま、第一弾の「好き」は田中麗奈見たさや話題性が先行したために集客できたかもしれないなりが、このペースを保つために面白い作品を揃えられるかどうかが今後の課題になりそうなりね。

第51回ベルリン国際映画祭に出品される原田真人監督、天海祐希主演のR-15指定映画「狗神」が27日から公開。主演の渡部篤郎と天海祐希の激しい濡れ場が問題となりR-15指定を受けたなりが、どんな映画になっているなりかね。天海祐希は宝塚退団後、ドラマや映画に出演したもののその大根ぶりが発揮されてしまったせいで、最近はあまりお見かけしなかったなりよね。この映画は海外での評価もそれなりに受けているようだし、良い意味で転機になると良いなりね。綺麗な人なだけに、頑張って欲しいものなり。

人気脚本家の三谷幸喜、監督第二弾となる映画「みんなのいえ」の製作発表を実施。自身が家を新築した際の体験談を元に執筆された脚本と、「ラジオの時間」で見せた演出、元フジテレビアナウンサーの八木亜希子やココリコの田中直樹などが主演するという異色のキャスティングが楽しみな作品なり。八木亜希子の起用というのがイマイチ理解できないところなりが、三谷監督は「八木さんは演技は下手だがそれを補ってあまりある魅力がある」と誉めているなりね。久しぶりの映画作品なだけに、6月の公開が待ち遠しいなりね。
<関連記事>
三谷幸喜「打倒ジブリ!カンヌも狙う!」
八木アナ女優デビュー、三谷監督作品

1997年に惜しまれつつ幕を閉じ、昨年12月に復活を果たした東京・池袋の「文芸座」元常務の永田稔氏インタビュー。コ○助も浪人時代、予備校をサボってよく文芸坐に見に行ったものなりよ。名画座って良くないなりか?1本あたりの料金が安いし、ビデオで見るよりも大きいスクリーンで見られるし。閉館した時にはショックだったなりが、リニューアルオープンされて本当に良かったなり。「見る雰囲気や環境を大事にしたい」「独自のカラーを出していかないと」「名画座の役割はまだ残っていると思う」などなど。皆さんも名画座を大事にして行きましょうなり。

日本映画製作者連盟、昨年1年間の全国の映画館入場者総数を発表。前年比6.5%減の1億3539万人と、2年連続で減少してしまったなり。ただ、全国の映画館の数は303館増えたので、1館当たりの入場者数はかなり減っているようなりね。客の取り合いが熾烈のようなり。この状況だと、映画館の運営も大変そうなりねぇ。旧態の映画館は潰れてもまあさして影響は無いなりが、名画座やミニシアター、シネコンなんかが潰れてしまったら困るなりよね。独自色を打ち出しているような映画館にはぜひとも頑張って生き残って欲しいものなり。

熊井啓監督の最新作「日本の黒い夏−冤罪−」が2月7日に開幕する第51回ベルリン国際映画祭に特別招待。熊井監督は1974年に同映画祭で女優賞を受賞した「サンダカン八番娼館・望郷」、1986年に審査員特別賞を受賞した「海と毒薬」など通算で7度目のベルリン国際映画祭への出品となるなり。この映画「日本の黒い夏−冤罪−」は松本サリン事件がテーマの社会派の映画なりね。事件当時、自身が被害者だったにも関わらずマスコミに犯人扱いをされていた河野義行氏がモデルということで、事件そのものも記憶に新しいだけにこの映画にもかなり興味があるなり。ちょっと面白いデザインの公式サイトはこちらなり。

相米慎二監督の最新映画「風花」に主演している小泉今日子インタビュー。相米慎二監督は「セーラー服と機関銃」「ションベン・ライダー」「台風クラブ」など話題作を世に送り続ける名監督で、「風花」は小泉今日子の他に浅野忠信や柄本明が脇を固める話題の映画なりね。「『レモン』という役名に一目ぼれした」「もしワンシーンだけの役でも無条件にお引き受けした」「(浅野忠信は)手ごわかったけど楽しかった」「(相米監督の演技指導は)なんかナゾナゾみたいなんですよ」などなど、映画の話題から「そろそろ音楽の勉強をしてみようかな」と音楽の話や、「18年分のファンレターの返事を、ようやくちゃんと書いているという感じ」と公式ホームページの話題まで、様々な話をしているなり。超ロングインタビューなりねぇ。小泉今日子ファンは必見なり!

バスジャック事件をモチーフにした青山真治監督の映画「ユリイカ」に主演している役所広司インタビュー。映画の方が先に完成していたものの、西鉄バスジャック事件と奇妙な符号があったことや、昨年のカンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞とエキュメニック賞を受賞したことで話題となった「ユリイカ」なり。「バスジャック事件のニュースを見たときは驚いた」「舞台、テレビもそれぞれの良さがあるけど、やっぱり映画が好きです」「(監督を)いつかやりたいという気持ちはありますね」などなど。全編モノクロで3時間半という見応えの有りそうな映画なりが、気になるなりね。コ○助は青山真治監督が大好きなので、見に行くなりよ〜。

押井守監督の最新作「アヴァロン」が、韓国の総スクリーン数の約6分の1となる全国100館で公開へ。「アヴァロン」、もう見た人いるなりか?コ○助は見たくて仕方がないなりが、もの凄い映画のようなりね。実写をデジタル処理した映像は予告編を見ただけでも鳥肌が立つなりよ。韓国には「攻殻機動隊」のファンが多いということで、かなりのヒットを狙っているようなりね。日本のアニメ界の旗手的立場にいる押井守監督の作品なだけに、ぜひともヒットして欲しいものなり。

2月7日に開幕する第51回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に「狗神」と「クロエ」の2作品が出品へ。「狗神」は原田眞人監督、天海祐希主演の作品で、「クロエ」は利重剛監督、永瀬正敏主演の作品なり。利重剛監督、久々の新作なりね。1995年に「BeRLiN」で永瀬正敏とのコンビで話題になって以来、あまり話題にならなかったなりが、1994年に「エレファント・ソング」でベルリン国際映画祭ヤングフォーラム部門を受賞した鬼才なりからね。どんな作品かとても楽しみなところなり。

河村隆一がソロ活動の再開を発表、第1弾は映画「so faraway」のプロデュースであることを明らかに。LUNA SEAのプロモーションビデオを手掛けていた大坪草次郎氏を監督に据えた映画で、すでに完成しているものの、配給会社などは決まっていないようなり。何やら「自分で作った音楽をストーリーにした映像を作りたい」という考えの元に撮影された映画ということで、きっと自己陶酔に満ちた自信過剰気味な映像、クドい映像になっているのは必至のようなり(笑)。

「駄作か、名作か」水野晴郎氏が監督・主演・製作・原作・脚本と5役をこなした映画「シベリア超特急2」が13日から公開。前作「シベリア超特急」は各方面で物議を醸したなりが、性懲りもなく続編が公開されたなり。でも何だか今作は公開された東京・銀座シネパトスでは立ち見が出るほどの盛況ぶりだったとか。むぅ、よろしくないなり(笑)。水野晴郎氏はパート3の脚本をすでに完成させており、パート4も企画構想が完成しているというなりよ。かなりやる気満々なりねぇ、相変わらず。皆さんもぜひぜひ。
<関連記事>
映画評論家水野晴郎が監督2作目、あの「シベリア超特急」が山下将軍が帰ってくる!
水野晴郎監督第2弾作品は立ち見
各方面で物議を醸し出した あの超特急が再び発車する・・・。 公開劇場一覧の他、「関根つとむコメント」「共同記者会見の模様」「予告編 」「メイキング 」などが動画で見ることができるなり。

映画「バトルロワイヤル」、東映邦画系から松竹東急洋画系へと映画館の系列を変えて拡大公開へ。現在東映邦画系の全国217館で公開されており、12日で上映終了の予定だったなりが、あまりの好評ぶりに松竹東急洋画系の全国218館に切り替えて13日から拡大公開されることになったなり。配給収入も最終的には30億円を突破する見込み。30億円ってのは邦画では破格のヒットなりね。そろそろ見に行ってみるなりかねぇ。気になるところなり。

東京都、2001年度予算に、映画ロケ撮影に協力する窓口「東京ロケーションボックス(仮称)」の設置費用を計上。日本ではあまり映画に対する自治体の協力が得られないなりが、アメリカなんかは自治体を挙げて大歓迎という感じなりよね。ニューヨークのど真ん中で派手な銃撃戦シーンやカーチェイスシーンが見られるのも、自治体がしっかりと協力してくれるからなり。東京都はかなり協力的な姿勢を見せてくれるようなので、皆さん、ガンガン東京都内で撮影しましょうなり!許可が取りやすいなりよ、きっと。

「思う以上にやりたいことやれた」、映画「BROTHER」が今月27日から公開される北野武監督インタビュー。「いいものができるときには何の苦労もいらないんではないか」「やりたいことが実現できるのが、外国のすごさ」「今の自分としては精いっぱい好きなことができたと思います」などなど。「BROTHER」は既に海外では公開されていて、日本での公開が後回しという面白い公開パターンなりよね。海外では概ね高評価のようなり。コ○助も予告編を見たなりがちょっと痛い。見ていて痛い映画なり。これが世界に受け入れられる要素なのかと思うとちょっと悲しいものがあるなりが、そんなものなりか?コ○助は残念ながら北野映画の魅力がイマイチ分からないだけに、あまり理解できないところなり。皆さんはお好きなりか?

映画誌「キネマ旬報」が2000年度のベストテン作品と個人賞を発表。日本映画ベストテンの1位は阪本順治監督の「顔」、外国映画ベストテンの1位は「スペースカウボーイ」が選ばれたなり。なかなかマニアックな選考だったなりね。「顔」は単館系で上映されてかなり評判になっていた映画なりが、「スペースカウボーイ」はあまり話題にもなった記憶が無いなり。観た人いるなりか?まあ詳しくは「キネマ旬報」を買って下さいなりね。

映画市場の冷え込みが深刻、2000年の観客数15%減に。ちょっと前の記事なりね。見落としていたなり。2000年の映画人口は約1億2300万人程度と見られ、日本人1人が映画館に足を運ぶ回数が年間1回にも満たない計算になるというなり。そんなに皆さん映画見に行かないなりか?コ○助は年間最低でも20回くらいは行くなりか。大学生の頃には月に10回くらい行っていた時期もあったなり。まあ1999年との比較で15%減というのは、1999年に「アルマゲドン」「スターウォーズ エピソード1」といった超弩級のヒット作品があったからなので、対比してしまうのが辛いところなりが、それにしても年間平均1回とは。そして「シネコンの供給過剰」が問題になっているようなりね。東京都区内には東武練馬とお台場の2つしか無くて供給不足なりが・・・。もっとシネコンでも単館系の映画を上映するとか、独自性を打ち出せると良いなりが、運営母体がワーナーではちょっと無理なりか。そこら辺の柔軟さが無いとちょっと今後厳しいかもしれないなりね。ちなみに昨年の興行収入成績、洋画は1位が「M:I-2」の97億円、2位は「グリーンマイル」の65億円、3位は「パーフェクトストーム」の37億円。邦画は1位が「ポケットモンスター 結晶塔の帝王」の48.5億円、2位が「ホワイトアウト」の41億円、3位が「ドラえもん のび太の太陽王伝説」の31.5億円。うひょっ。どれも鑑賞していないなり(笑)。洋画と邦画のベスト5を合わせた10本のうちで観たのは「トイストーリー2」のみ。う〜む、トレンドとコ○助の嗜好は全く噛み合っていないようなり(笑)。

27日から公開される原田眞人監督のホラー映画「狗神」に主演している天海祐希インタビュー。「今の私にできるものは出したつもり」「完成品を見るとゾワッーと鳥肌が立つ」「結婚願望もございません。出産の予定もございません」などなど。天海祐希は宝塚時代は男役のトップスターだったなりが、テレビドラマや映画に出始めてからはあまり目立たなくなってしまったなりよね。ちょっと演技が「・・・」と感じてしまうのはコ○助だけなりか?金城武との共演で話題になった映画「MISTY」での演技のイメージが強いなりが、あんなものなりよね、きっと。「狗神」では近親相姦を描いた濡れ場ばかりが注目されているなりが、濡れ場女優と言われないためにも頑張って下さいなり。

東宝、映画「ゴジラ」シリーズを「同じキャラクターで最も長く続いている映画」としてギネスブックに申請へ。1954年に初めて公開されて以来46年で全24本が製作されている人気シリーズなりからね。ギネス級ではあるなりか。海外には同様の映画が存在しないことや、「同じ俳優で最も多く製作された映画シリーズ」として「男はつらいよ」が既にギネスブックに掲載されていることから、「ゴジラ」のギネス入りも有力視されているようなり。ま、世界的に人気のキャラクターでもあるなりからね。ぜひぜひ。

日本でR-15指定を受けた映画「バトル・ロワイアル」が、C-3指定(18禁)で香港でも公開。香港は日本映画が大人気なので公開されるとは思っていたなりが、結構厳しい規制になったなりね。日本では「過激な表現」「規制問題」などが話題になっただけで、あまり作品の質に関しての批評が無いので、この映画を見ていないコ○助はどんな映画なのかイマイチ実態を把握していないなりが、実際どうなりか?「愚作」か「良作」か。評判とのギャップはどうなのか、という点にだけ興味があるなりねぇ。日本では歪んだ前哨戦によって盛り上がりを見せた「バトル・ロワイアル」なりが、果たして香港の人にもウケるかどうか。注目したいなりね。