過去ログなり。

 

<2001年1月 デジタル>

日本写真機工業会、2000年のカメラ出荷統計を発表。輸出を含めたデジタルカメラの総出荷台数は前年比2倍の1034万台となったことが明らかになったなり。売れまくりなりね。画素競争は一段落した感もあるなりが、それが逆に低価格デジカメの投入などに拍車をかけているため、結果として需要の幅が大きくなったなりね。早く200万画素クラスのデジカメが2万円くらいで買える時代にならないなりかね。

大比較、1万円未満デジカメは使いものになるか!?バンダイの「C@Mail-F38」、カシオの「LV-10」、トミーの「Me:2Plum」、タカラの「STICK SHOT」、ドリームズ・カム・トゥルー「CHIBISUKE」を徹底的に比較しているなり。30万画素クラスなら1万円以下、という時代なりよね。実に素晴らしい時代なり。コ○助も1台欲しいところなりが、この中だったらカシオの「LV-10」なりかね。ちょっと購入を考えていた人はぜひ。

BCN総研、2000年のデジタルカメラ売れ筋トップ20を発表。年間でトップに立ったのはキヤノンの「IXY DIGITAL」で、2位以下は富士写真フイルムの「FinePix4700Z」、ソニーの「Cyber-shot」と続き、一昨年まで首位争いを演じていたオリンパスは最高が6位の「CAMEDIA C-960ZOOM」と振るわなかったなり。激戦模様なりね。このランキングを見る限り、もう画素数よりもデザインが売れ行きを左右するようになったと考えて良さそうなり。今後もっとスタイリッシュなデザインのデジカメにどんどん出てきて欲しいなりね。

SMaL Camera Technologies、厚さ6mmの超薄型デジタルカメラ「ULTRA-POCKET」を開発したと発表。重さはバッテリ込みで63.3gと超軽量、本体サイズも名刺大サイズと超小型。この大きさでMMCスロットを搭載し、USBでパソコンとの連携もバッチリだというなり。こりゃ凄い。価格にもよるなりが、手頃な価格だったら良いオモチャになりそうなりね。うぅ、欲しいなり。

ポラロイド、MP3プレイヤーつきデジタルカメラ「PhotoMAX MP3 Digital Camera」をアメリカで発売へ。価格は250ドルを切る低価格で、富士写真フイルムから発売されている同様のコンセプトの「FinePix40i」を意識しているようなりね。価格では圧倒的にポラロイドのデジカメの方が安いなりね。日本でも発売して欲しいところなりが、残念ながら発売の予定は無いようなり。ちっ。

国内オーディオメーカーが作ったMP3プレーヤー、ナカミチ製「SoundSpace2」レビュー。「SoundSpace2」は、アンプ、スピーカー、FM/AMチューナーを内蔵したユニットと、着脱可能なデジタルオーディオプレイヤーで構成されたMP3プレーヤーなり。これ良いなりよねぇ。デザインも何だか可愛いし、何より着脱できるというコンセプトが秀逸なり。が、やはりMacには対応していない模様。むぅ、いただけないなり・・・。製品情報はこちらなり。

ソニーとパイオニア、メモリースティックスロットやHDDを搭載したカーオーディオを「2001 International CES」に参考出品。10連メモリースティックチェンジャーってのが凄いなりね(笑)。キャプションにも書いてあるなりが、64MBのMGメモリースティックの価格が2万円なので、10枚だと20万円なり。ブルジョワのアイテムなりね、こりゃ。ソニーによると年内の発売は無いということなので、メモリースティックの価格が下がってから発売して欲しいところなり。

カセット型MP3プレーヤーの「FPS-2000GT」レビュー。単体としてMP3プレーヤーとして機能するほか、車のカセットデッキやカセットタイプのウォークマンなどに入れても使うことができる便利なMP3プレーヤーなり。コ○助の知人が以前これを使っているのを見て「おお、超便利」とか思っていたなりよ。車の中で聴くことを考えたら、このプレーヤーが一番楽勝感が強いなり。値段が3万円近くとちょっとお高いなりが、それだけの価値はありそうなりね。車に乗る時間が多い人はぜひ。

インテル、携帯型デジタル音楽プレーヤー「ポケット・コンサート・オーディオ・プレーヤー」を発表。標準で128MBのメモリを搭載しており、MP3形式とWMA形式の再生ができるというなり。価格は日本円で約3万4000円。標準でこれだけのメモリを積んでいるのはとても良いなりよね。選択肢が増えるのは良いことなので、日本でも早く発売して欲しいものなり。しかし最近のインテルはCPUでは競合のAMDに押され気味で、かなり焦っている感があるなりよね。今まで作っていなかった新しい分野の製品を相次いで発表しているなりが、急な業務拡張が逆に傷口を広げなければ良いなりが。
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タカラが実用型ロボット市場に参入、小型軽量な2足歩行型ロボットを今秋にも発売へ。先日話題になった「テムザック」同様、PHSで遠隔操作が可能で、人が行けない狭い場所などへの移動や作業を想定しているというなり。また、顔面部にCCDカメラを内蔵、そこに映し出された映像を遠隔で見ることも可能だとか。31日に正式発表される模様で、予価は5万円なり。ロボットがどんどん市場に出てくるのは良いなりね。だんだん未来っぽくなってきたなり(笑)。

バンダイ、猫型ペットロボット「Communication Robot BN-1」の予約販売の受付を2月21日から開始。先着2,500名限定の販売で、価格は50,000円なり。昨年の3月に発表されてから1年を経て、ようやく販売に漕ぎ着けたなりね。見た目はオモチャっぽいなりが、人工知能を内蔵したハイテクロボットのようなり。AIBOにちょっと飽き気味なロボット大好きマニアの方はぜひ。

広野忠敏の「おとなのおもちゃ」、ハードディスクビデオレコーダーで極楽テレビ生活 ソニー「Clip-On」。30GBモデルが18万8000円、60GBモデルが22万7000円とちょっと高価なりが、電子番組表から見たい番組を選ぶだけで一発録画できることや、録画中にすでに録画済みの番組を再生するなど、従来の「ビデオ」の枠組みを越えた「ビデオ」レコーダーなり。これ良いなりねぇ。とりあえずこれに録画しておいて、保存しておきたいものだけビデオテープに出力すれば良いなりから、無駄にテープが増える心配が無さそうなりね。「忙しくてテレビ番組を見る余裕がない人、昼夜が反転した生活でまともにテレビが見れない人」にはお勧めとか。おぉ、コ○助のことなり(笑)。う〜、欲しいなり!

アメリカで話題沸騰、謎の革命的発明品と言われている乗り物「ジンジャー」ってなんだ?アメリカのメディア情報誌「インサイド」のオンライン版が9日に掲載した記事で明かされた「ジンジャー」の存在が、アメリカで話題となり、騒然となっているというなり。「ジンジャー」を開発しているのはアメリカで階段昇降機能を持った車いすやインシュリン携帯注入器などを発明したことで知られているディーン・ケーメン氏で、断片的な情報を整理すると「10分で組立が出来る」「2つのモデルが発売される」「2000ドル未満に収まる価格」「法律には抵触しない」といったところ。試作品を見たという数少ない人物としてamazon.comの創業者ジェフ・ベゾス氏は「売れる製品」と断言、投資銀行大手クレディスイス・ファーストボストンは「ケーメン氏は5年以内にビル・ゲイツをしのぐ資産家になるだろう」と絶賛、AppleのCEOであるスティーブ・ジョブズ氏は「都市のデザインを変えるだろう」と評価。この製品は2002年まで秘密裏に開発されるとしているなりが、その理由として「大企業がこのアイデアを手に入れたら、多くの優秀な技術者と何千という従業員で生産を始めてしまう(要約)」からだとしているなり。ロイター通信は、昨年末に提出された特許申請書を基に「モーター付きキックスケーターのようなもの」、ワシントン・ポスト紙は「身に着けることができる車」、ニューヨーク・タイムズ紙は「根拠のある推測ではスクーター」などと予想をしているなり。この騒動を受けてCNNテレビでは12日に「ジンジャー」の正体を探る討論番組を緊急放送するほど。いったいどんなモノなりかねぇ。この討論番組、日本のケーブルテレビで流れているCNNとかで見られないなりかね。かなり見てみたいなりよ。「地面と直接接触せず、一蹴りで数百メートルを進めるスケートボード」といった憶測も飛んでいるなりが、それってもしかして映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てきたようなアレなりかね。うひょ。超見たいなりね。夢に描いた21世紀に相応しい乗り物になることは間違いなさそうなりね。続報を待つべし。
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