声優・金田朋子、石川界人が、平日毎日放送中のバラエティ番組「声優と夜あそび 繋【金田朋子×石川界人】」（ABEMA）に出演。#121〜125の放送では、「時事問題と繋がろう！」がテーマに、“声優業界”について語った。

まずは身近な話題として、「夜あそび5周年」がピックアップされ、コメンテーターになりきった石川が「なぜ声優番組が5年できている社会なのか」「この5年で声優業界に何があったのか」と問題提起。「声優さんの人気が徐々に上がってきて、社会的地位が職業として認められてきたのかなと思いますね」といかにもコメンテーター風に語っていく石川に、金田も「やっぱりケータイが大きいのかも…」と自論を述べようとするも「違うな。これ違うな」と途中放棄。石川から「途中で諦めないでくださいよ！」とツッコミが炸裂し、スタジオは笑いに包まれる。

また、その流れから「声優バブル」が次の議題に。声優人気に乗じて年々、新人声優の数が増えてきていることについて、「現場に立てる人数はあまり変わってないから、生存競争じゃないけど、結構大変な時代になっていると思います」と厳しい声優業界について語った石川。金田は「そう考えると自分で自分を褒めるわ。そんなに若手の人が入ってくるのに、一応まだやらせていただいてるっていうのはありがたい」と現状に感謝しつつ、「生き残っていくのが大変だよね」「特に女性声優は、若い子若い子っていくから…」と今の新人声優を案じた。

さらに「声優のマルチな活躍」が話題に上がった際には、ドラマやバラエティなど声優のテレビ進出について触れつつ、石川が「それこそバラエティ声優の走りはもこさん（金田）ですよ」とコメント。そんな金田は「確かに私がバラエティ出た時って、あまり“声優”って出る感じじゃなかった。今は“声優”っていうのが、当たり前のように受け入れられてる感じがするんだよね」と環境の変化について語る。すると、石川がさらに「もこさんがああいう風にテレビ業界に出てくれて、その突破力があったからこそ、今声優さんがバラエティとか、クイズ番組とかにも呼ばれてるんじゃないかな」と絶賛。「めっちゃいいやつじゃん！」と感激する金田に、石川はニヤリと悪い笑みを浮かべながら「よーし！これバーターもらったな」と冗談を飛ばし、笑いを誘った。