約6割が脱毛・ムダ毛の適切なケアができていない“ケア迷子”に

2022/05/13 14:29 Written by Narinari.com編集部

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ヤーマンは、お出かけ予定が増え、お肌を見せる機会が増えることが想定される今年の夏を前に、「脱毛・ムダ毛ケア実態調査2022」を実施した。

この調査は、20代〜60代の男女1,000名を対象に実施したもの。まず、現在どこかの部位の脱毛・ムダ毛ケアを行っていると回答した男女723名に、「今自身のケアが適切と思うか」をたずねると、「適切だと思う」は41.6%、「不適切だと思う」「わからない」は合わせて58.4%と、6割近くはケアに自信がない・満足できていない“ケア迷子”状態の可能性があることがわかった。

「不適切だと思う」と回答した人にその理由を自由回答でたずねると、「きれいにできていないから」「肌荒れするから」「痛いから」といった仕上がりやお肌への刺激やダメージを気にする声や、「知識がないまま行っている」といった声が上がり、適切な方法や使い方、技術、知識や情報の不足とさまざまな点で課題があると言えそうだ。

次に、医療脱毛、美容脱毛、家庭用脱毛などの脱毛器具を使用したいずれかの「脱毛」ケアを行っている219名に、「脱毛ケア中に痛みを感じるか」を質問。すると、42.5%が「いつも感じる」、40.2%が「時々感じる」結果となった。さらに、脱毛ケア中に痛みを「いつも感じる」人の約7割は、「痛いほど効果があると思う」と回答した。

この痛みへの認識ついて、年代別に見てみると、若い世代の人ほど「痛いほど効果がある」と回答する傾向に。「思う」「どちらかと言えば思う」と回答した人は、20代で60.0%、30代で44.1%、40代で46.9%、50代以上で24.3%となっている。

また、脱毛・ムダ毛ケアを行っている人に“悩み事”をたずねると、「何度もケアするのが面倒」「完了したと思ってもまた生えてくる」といった、ケア頻度に関する悩みが多数に。「ケア後に肌が荒れる」18.7%、「痛い」14.8%といったお肌への刺激やダメージ、「一度のケアに時間がかかって疲れる」「ケアする時間がとれない」といった時間に関する悩みも上位の結果となった。「特にない」と回答した人が15.6%だったことからも、8割以上の人は何らかの悩みやストレスを抱えたまま行っている実態があり、“ケア迷子”が多い背景にもなっていると言えそうだ。

ちなみに、悩みごとには「ケアする場所がない」「同居人に見られて恥ずかしい」という回答も一定数あったが、脱毛・ムダ毛ケアを同居のパートナーや家族に見られたことがあるかをたずねると、54.6%が「ある」と回答。見られた時についてのエピソードを聞くと、「気にしない」「特に恥ずかしくない」といった声がある一方で、「気まずい」「恥ずかしかった」といった声も上がり、ストレスに晒されている可能性があるようだ。

中には「子どもが小さい時、一緒にお風呂に入るしかないのでその時にムダ毛処理をするしかない時があった。子どもが小さいとサロンへ行けず、見られないように処理するのも難しい。子どもであってもあまり見られたくなかったが仕方なかった」といった、自分の時間・場所を確保することが難しい人の声も。ライフスタイルが多様化していく中で、ストレスなく安心・安全に効果のある脱毛・ムダ毛ケアを行うには、多用な選択肢の中から自身にあった方法・場所・時間などを見つけていく必要性が高まっていると見られる。

最後に、これから行楽シーズンを迎える2022年。前年(2021年)の夏と比べて今夏はお出かけ予定が増えそうかをたずねたところ、「予定が増える」と回答した人が18.2%と、「減る」と回答した人を10%上回る結果となった。

夏は気温上昇とともに、お出かけ先は海やプールといったレジャーも多いため、肌の露出が増え脱毛・ムダ毛ケアへの関心が高まる季節。そこで、今夏特に力を入れて脱毛・ムダ毛ケアを行いたい部位についてたずねると、上位は「眉毛」「脚(すね・ひざ下)」「脇」となった。肌の露出が増えやすい時期なので、ボディのケアが増えることが多いのは例年通りだが、「眉毛」が多いのは、今年もまだマスク生活を前提に考えているからかもしれない。

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