ティム・バートン節炸裂の「ダンボ」インタビュー

2019/05/24 10:22 Written by Narinari.com編集部

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ディズニーの名作アニメを、「シザーハンズ」や「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」などの鬼才ティム・バートン監督が実写映画化した「ダンボ」。そのMovieNEX(4,200円/税別)と4K UHD MovieNEX(8,000円/税別)の発売が、早くも7月17日に決定した(※7月3日より先行デジタル配信開始)。これを記念して、バートン監督の貴重なインタビュー映像が公開された。

アニメーション版の大ファンだというバートン監督は、人々から愛される名作映画「ダンボ」のイマジネーション豊かで広がりのあるアニメーションの世界を利用しながら、実際のセットや小道具、特殊効果、視覚効果を巧みに使用し、全く新しい実写のファンタジー・アドベンチャーに仕立て上げている。

バートン監督はダンボについて「周囲になじめない悩みや欠点を、美しさに変えていく前向きな気持ちなど、いろんな思いがつまっているんだ」と想いを語る。また、「人間たちもどこかダンボと似ているね。ホルトも子供たちも周りになじめず悩んでいる」と話すように、新たな物語として作り直されただけでなく、コリン・ファレル演じるホルトやその子どもたち、そしてエヴァ・グリーン演じるコレットなど、人間たちのキャラクターを物語の中心に据えることで、ダンボと一緒に成長していく彼らの姿が描かれているのだ。

さらにバートン監督は「登場人物全員が似た悩みを持ち、それぞれ違う形で向き合ってる。そのテーマがおとぎ話風に表現されるところがすばらしい」と、魅力を語る。また、MovieNEXやデジタル配信で何度も見てもらいたいお気に入りのシーンについて聞かれると、笑いながら「無いね」と即答。「映画というものは、観客に自由に楽しんでもらうものだ。それぞれ好きなところを観客自身が見つけるべきだよ」と、バートン監督らしい言葉でその理由を述べた。

MovieNEXには、“ようこそ! サーカスの世界へ”やメイキング・オブ「ダンボ」、アニメーション映画「ダンボ」へのオマージュ、エンドソング「ベイビー・マイン」を担当したアーケイド・ファイアのミュージックビデオなど、貴重なボーナス・コンテンツが多数収録されている。

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