RAG FAIRの“おっくん”が脱退、政治の道へ

2019/04/22 22:31 Written by Narinari.com編集部

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アカペラグループ・RAG FAIRの“おっくん”こと奥村政佳(41歳)が4月22日、グループからの脱退を発表した。今後は政治家の道を志すという。

公式サイトに掲載された「奥村政佳 脱退のお知らせ」では、「この度、2019年4月22日をもちましてメンバーの奥村政佳がRAG FAIRを脱退することとなりました。突然のご報告となりましたが、奥村政佳の新たな人生の選択をご理解いただけますと幸いです。奥村は脱退いたしますが、RAG FAIRはこれまで同様活動を続けて参ります。RAG FAIRの音楽やライブなどを通じて、これまで宝物のような時間を共有してくださった皆様に、あらためて感謝申し上げますと共に、これからも引き続きRAG FAIRを応援いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」とファンに報告。

また、奥村は脱退について「突然ですがこのたび、僕はRAG FAIRから離れ、政治の道へと進む決心をしました」と報告し、その理由について次のようにつづった。

「2011年、グループの一時活動休止のあと、音楽活動と並行して多くのことに取り組んできました。各地での災害支援、気象・防災教育の研究や実践、講演活動、そして主任保育士としても現場に立った合計8年間の保育の経験など、実際に足を運び、人と話し、肌で感じ、そして勉強する中で、いま僕たちが抱えるこの国の様々な問題を目の当たりにしてきました」
「その中で考えたことは、自分で動かねば変わらないこともたくさんあるということ。自分の子どもも生まれ、育ててゆく中で、ぼくらの未来をつくって行かねばならないということ。そして新しい時代を迎えようとするこの春、メンバー一人ひとりと話し合いを重ね、今回の決断に至りました」
「結成から今まで、20年間活動してきたRAG FAIRは、かけがえのない存在であり、僕の誇りです。そして良い時も悪い時も、常に僕のそばにいた、心のふるさとです。RAG FAIRのファンとして、いつもあたたかく支えてくれたみんなにも、本当に感謝しています」
「しかし今回、そのふるさとから旅立つ決心をしました。志を果たし、胸を張って帰れるようになるまで、そのふるさとの土をもう一度踏むことはありません。腹をくくり、いまは選んだ道で一生懸命やって行きたいと思っています」

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