チェコ・プラハで開かれた第42回世界オセロ選手権で、小学5年生の福地啓介さん(11歳)が歴代最年少で優勝したが、帰国の際に搭乗した全日空機の機長が、それまで歴代最年少優勝記録を36年間保持していた谷田邦彦氏だったと話題を呼んでいる。
福地さんが搭乗した全日空機で機長を務めていた谷田氏は、出発前の機内アナウンスで次のように挨拶した。
「本日、世界チャンピオンにご利用いただいております。今回のチャンピオン、最年少記録11歳という快挙でございます。この話をぜひお客様ともシェアしたく少々お時間いただきました。実を申しますと、以前の記録は私自身が1982年に打ち立てた15歳という記録、今回大幅な更新でございます。大変な快挙でございます」