中国のスーパーで先日、卵を故意に傷つけている女性が見つかり、処罰された。この女性、自ら卵を傷つけ、店に値引きするようもちかけていたという。

“卵割りおばさん”が現れたのは、福建省晋江市のとあるスーパー。5月16日、黄という名の女性は売り場に陳列されていた卵を破損させてはケースに詰め込み、レジで値引きを迫った。

ただ、行為の一部始終は防犯カメラがとらえており、通報されてあえなく御用に。結果として黄には300元の罰金（約5,200円）が科されることになった。

地元警察によると、黄には以前、同店で破損している卵を安く販売してもらった経験があり、そのことに味をしめていたとのこと。今回の行為の背景には「卵を割れば安くしてもらえる」という身勝手な考えがあったようだ。

なお、中国のネットユーザーは「こんなに安い買い物のために犯罪なんて……」「いい歳して情けない」などと呆れ気味。「こういう人、実は結構多いのでは？」と“同類”を怪しむ声も多数出ている。