小田和正、40代・50代・60代・70代でドラマ主題歌

2018/03/27 07:38 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


シンガーソングライターの小田和正(70歳)が、4月22日スタートの連続ドラマ「ブラックペアン」(TBS系)の主題歌を担当することがわかった。

「ブラックペアン」は、海堂尊の小説「新装版 ブラックペアン1988」(講談社文庫)が原作。日本の医療問題を、エンターテインメントを通して提起し続けてきた海堂が最初に発表した小説「チーム・バチスタの栄光」の原点となる作品で、シリーズ累計150万部を突破、熱烈なファンに支持されている。

手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医・渡海征司郎を、二宮和也が演じ、その彼を取り囲む強烈なキャラクターたちとして、竹内涼真、葵わかな、倍賞美津子、小泉孝太郎、内野聖陽ら豪華共演者も発表された。

小田が日曜劇場の主題歌を担当するのは、2010年に放送された小栗旬主演「獣医ドリトル」以来、2回目。これまでにテレビドラマ主題歌を担当したのは、40代で「ラブ・ストーリーは突然に」「真夏の恋」「伝えたいことがあるんだ」、50代では「君たちを忘れない」「キラキラ」「まっ白」「ダイジョウブ」、60代で「さよならは 言わない」「グッバイ」「東京の空」「やさしい風が吹いたら」「二人」「小さな風景」。そして2017年古希を迎え、40代・50代・60代・70代と4つの世代でドラマ主題歌を担当することになり、今作は自身15作品目で、「遺留捜査」第4シーズン(2017年)主題歌「小さな風景」以来の描き下ろしとなる。

そしてこの作品は「その日が来るまで/やさしい風が吹いたら」(遺留捜査第3シーズン主題歌)から約5年ぶり30枚目のシングルとして5月2日に発売。収録曲は「この道を」(TBS系 日曜劇場『ブラックペアン』主題歌)、「会いに行く」(フジテレビ系『めざましテレビ』テーマソング)、「坂道を上って」(映画『坂道のアポロン』主題歌)、「小さな風景」(テレビ朝日系連続ドラマ「遺留捜査」第4シーズン主題歌)の4曲で、すべてタイアップのついた、聞きごたえ十分な一枚だ。

今回の主題歌について、小田は「依頼を受けた段階で音楽的にはこういう風にしようと決めていましたが、制作されているみなさんの番組に対する強い想いを伝えられていたので、曲が出来た時点でこれにどんな言葉を載せるべきかと随分迷いました。でも、いただいた資料を何度も読み返すうちに、番組に携わる人たちが主題曲に求めているものと自分が歌いたいことはきっと同じ線上にあると確信して『この道を』が出来ました。ドラマが書かせてくれた曲です。皆さんはどんな風に聴いてくれるのでしょう」とコメント。

また、伊與田英徳プロデューサーも「小田さんに書き下ろしていただけるなんて、夢のようです。そして、作っていただいた曲に聞き惚れています。“ブラックペアン”の根底に流れる本質が染み渡ってきます。ドラマの中で、渡海や世良、高階、佐伯といった面々と競演している映像を早く見たいです。小田さん、素敵な曲をありがとうございます」とコメントを寄せている。


☆小田和正の歴代ドラマ主題歌(左から発売日、曲名、番組名)

1991.02.06「ラブ・ストーリーは突然に」(フジ系「東京ラブストーリー」)
1994.07.16「真夏の恋」(日テレ系「遠山金志郎美容室」)
1997.07.25「伝えたいことがあるんだ」(TBS系「最後の恋」)
1998.11.06「君たちを忘れない」(NHK「必要のない人」)
2002.02.27「キラキラ」(フジ系「恋ノチカラ」)
2004.02.25「まっ白」(TBS系「それは、突然、嵐のように…」)
2007.04.25「ダイジョウブ」(NHK連続テレビ小説「どんど晴れ」)
2007.08.15「こころ 」(フジ系「ファースト・キス」)
2009.02.25「さよならは 言わない」(関テレ・フジ系「トライアングル」)
2010.11.17「グッバイ」(TBS系「獣医ドリトル」)
2011.04.20「東京の空」(フジ系「それでも、生きてゆく」)
2013.04.24「その日が来るまで/やさしい風が吹いたら」(テレ朝系「遺留捜査」)
2014.07.02「二人」(NHK「吉原裏同心」)
2018.05.02「小さな風景」(テレ朝系「遺留捜査」第4シーズン)

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.