恩田陸の直木賞受賞作「蜜蜂と遠雷」急上昇

2017/01/26 06:00 Written by Narinari.com編集部

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今週発表の最新1月30日付けオリコン週間“本”ランキング(集計期間:1月16日〜22日)の総合部門にあたるBOOK部門では、「第156回直木賞」(1月19日発表)に選出された恩田陸氏の「蜜蜂と遠雷」(累積6.4万部:幻冬舎/2016年9月発売)が、週間2.0万部を売り上げ、先週1月23日付けの100位圏外より急上昇し、4位にランクインした。

構想から12年、取材に11年、執筆に7年もの歳月を費やしたという同作は、恩田氏がピアノコンクールを題材として、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。

恩田氏の単行本作品による総合部門TOP100入りは、2008年にオリコンが同ランキングの発表を開始して以来初めてで、受賞直後の反響を追い風に、一気に初の同部門1位獲得を視野に入れた。

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