米人気ドラマ「glee/グリー」のサンタナ・ロペス役などで知られる女優のナヤ・リヴェラ(29歳)が、18歳の時に受けた豊胸手術は「最高の8000ドルの使い方」だったと明かした。
ナヤは新作の回顧録「ソーリー・ノット・ソーリー」の中で、「ザ・ロイヤル・ファミリー」や「ファミリー・マターズ」などの番組で稼いだお金を自身への誕生日プレゼントとして豊胸手術に使ったとつづっている。
また、男性に良い印象を与えるためではなく、“自信”のなさが胸を大きくしたいという願望になったと説明しており、「(学校の)先生全員のところに行って、少し休むことを伝えたわ。『美容整形を受けるの!』って上機嫌で言ったの」「新しい胸は性的なものではなくて自信だった」「(豊胸手術前に)男性のために上の服を脱いだことなんてなかった。そうする機会は多くあったわけじゃないけど、あっても、ブラの中にいつもナプキンを詰め込んでいたのよ」と明かした。
そして、手術を受け学校に戻ると、男の子全員がナヤにひざまずき、10年以上経った今でも胸にとても「満足」しているようで、「学校に戻ると、(男の子)みんなが実際、誰が私にドアを開けてあげられるかって必死になってたわ」「美容整形に関して多くの意見があるけど、この胸を得て10年以上、鏡を見ると今でも嬉しくなるの。最高の8000ドル(約83万円)の使い方だったかもしれないわ」と語っている。
また、ナヤはこの本の中で若い頃に摂食障害に苦しんだことについても振り返っており、「2回生になったころ、ゲームとして始めたものが行き過ぎてきているように感じ始めたの。とにかく食べ物を何が何でも避けていたわ。お母さんがお弁当を持たせてくれても、捨てるか、誰かにあげる言い訳を見つけていた」とつづっている。
しかし、そのことを書きつづるまでことの重大さに気づいていなかったそうで、「私はあまりに若かったから、それがごく普通のことのように感じていた。誰もが同じようなことを経験していたから。私がひどい状況になっているなんて気づきもしなかった。ただ自分の気持ちをやりくりしていたけど、私の経験から15年経った今でも同じ状況の女の子たちがいることを考えるととても悲しくなるわ」と続けている。