間寛平「吉本と決別→たけし軍団目前」の過去

2016/08/21 07:21 Written by Narinari.com編集部

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タレントの間寛平(67歳)が、8月20日に放送されたバラエティ番組「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」(読売テレビ)に出演。かつて吉本興業と決別し、たけし軍団入りを志願した過去を告白した。

間によると、吉本興業の劇場「なんばグランド花月(NGK)」がオープンしたての1980年代後半、「実は新喜劇のメンバーはあそこに出してくれなかった」と、“新喜劇禁止”の時期が1年ほどあったそう。これは当時吉本新喜劇の人気が低迷し、また、吉本が“劇場の改革”を掲げていたという方針によるものだったが、地方巡業に出され、大阪に帰っても新喜劇の若手に対する冷遇が続いたことに間は激怒、吉本からの独立と東京進出を決意したという。

そのとき、先に東京へ進出していた島田洋七に「吉本興業とケンカして、辞める言うてしもうたんや。行くところないねん」と相談したところ、洋七が親しいビートたけしを紹介する流れに。間は妻子を連れて上京、たけしと対面を果たした。

間は「たけしさんに『軍団入れてください。行くところないんです』」と志願し、一緒に銀座へ飲みに行き、「軍団入れてください」と何度も頭を下げた。そして妻子を待たせていたホテルへと戻るときに、たけしは軍団のメンバーが運転する車を用意したが、その車中、運転していたメンバーが「すみません。軍団には入らんといてください。(間が)関西でやってるときずっと見ていて、僕らの憧れの人やった、と。軍団だけは入らんといてください」と懇願されたという。

この話をホテルで妻にしたところ、妻からは「ちょっとあんた待ち。明日、欽ちゃんのところ行こう」と言われた……と振り返った。

いろいろあったものの、最終的に間は吉本への残留を決め、吉本の一員として正式に東京へ進出。運転手の一言がなければ「(軍団に)入ってたでしょ」と明言していた。

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