チャーリー・シーンが、元妻デニス・リチャーズへの月5万5000ドル(約624万円)の養育費を支払う金銭的余裕がないと、法廷に申請した。
10歳と11歳の娘をデニスともうけているチャーリーは、月61万3000ドル(約7000万円)の収入を得ていた「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」出演時に交わした契約額を支払う余裕がもうないとしている。米ゴシップサイト・TMZによると、チャーリーは収入が大幅に減少したとして、養育費の削減を求めているという。
2週間前には、チャーリーが6歳の双子をもうけている3番目の妻ブルック・ミューラーにも、養育費の削減を求めていたところだった。
チャーリーは現在、およそ月8万7384ドル(約993万円)の収入に対して10万5000ドル(約1993万円)の光熱費、そして2万5000ドル(約284万円)の医療費を支払っているとしている。しかしながら、昨年HIV患者であることを公表したチャーリーは、「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」の権利を2675万ドル(約30億円)で売却したことを認めている。
現在チャーリーは、「自宅から追い出された」「娘に対して脅迫的な携帯メールを送った」として、デニスから訴えられている。しかしチャーリー側はデニスが欲張りなだけだとしており、担当弁護士の1人は「私はチャーリーを20年以上も請け負っています」「デニスの弁護士パティ・グレイザーは出来るだけチャーリーからお金を奪おうとデニスが雇った一連の弁護士の1人というだけです。今回の動きは子供とは一切関係のないことです。デニスがただ貪欲なだけです」と一蹴している。