トム・クルーズが「オール・ユー・ニード・イズ・キル」でタッグを組んだダグ・リーマン監督と、再び新作「ルナ・パーク」で仕事をすることになった。
東ヨーロッパ出身の女性リーダー率いる、元宇宙船の仕事に従事していた“裏切り者”科学者クループが、NASA元職員を誘拐しようとする姿を描く同作は、以前からリーマン監督が制作を希望しており、今回トムが参加を決めたことで一気に企画が進み始めたという。
リーマン監督は2007年に、まずドリームワークスと共に制作に取り掛かったが、その後に同社がパラマウント社に買収されたことでパラマウントへと話が移り、2011年に一度は実現間近まで企画が進んでいたものの、パラマウント社が多大な制作費を懸念したことで話が立ち消えとなっていた。
そして同作の脚本はマーク・ボウデン、ケン・ノーラン、サイモン・キンバーグら有名脚本家たちによって何度も書き換えられていると言われている。
ちなみに、トムとリーマン監督は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のほかにも、ユニバーサルの新作「メナ」(2017年1月6日公開予定)でもタッグを組んでいる。