プリンスは、現代が音楽界にとって悪い時代だと感じているようだ。
今月ニューアルバム「ヒットアンドラン」をリリースするプリンスだが、現代のポップスターたちによる音楽が「物足りない」と米紙ニューヨーク・ポストに語った。
「全体的な面で今は音楽界にとって悪い時代だよね。ポップ界の主流なアーティストでもすごく恐怖を感じたり、何が起こっているのかという気分を掻き立てられるような人はあまりいないだろ」
「僕は昨日起こったことに興味はないよ。僕のサウンドに似た音楽があるかもしれないけど、それってすごく良いじゃないか。つまりは人間って反響の輪にいるものだろ」
そんな発言をしているプリンスだが、若手アーティストでも感心させられる人物が少しはいるようで、ニューアルバムのプロデューサーであるジョシュア・ウェルトンがその1人だそうだ。
「僕は音楽界の若者に嫌気が刺しているような人間ではないよ。ジョシュアは色んなことが出来る新世代の人材なんだ」
「ジャネール・モネイは自分の音楽業界を自分のレコード会社と音楽で作りだしているしね。彼女は誰も恐れたりしていないんだ。いつの日か彼女が大統領になって、誰も何が起こったか分からないなってことがあるかもね!」