女優の吉高由里子(24歳)が、昨年よりイメージキャラクターを務める江崎グリコの濃厚おつまみスナック「チーザ」新CMにも起用され、6月11日より「ハイ、チーザ!」篇が放映されることがわかった。
今回のテレビCMは、チーザの魅力を吉高が茶目っ気たっぷりな振る舞いで伝える内容。設定はリラックスムードの“宅飲み”最中で、こちらをじっと見つめた吉高は突如「ハイ、チーズ。カシャ」と写真を撮るフリをして見せる。続けて「ハイ、チーザ!カリッ」とおいしそうにチーザをひとくち。発する台詞や表情、そして行動は実にチャーミングで、見ている側が思わず照れてしまうようなCMに仕上がった。
新CMのクリエイティブディレクター兼監督を務めるのは、人気クリエイターの箭内道彦氏。昨年好評だったCM「由里子と具里子篇」の撮影以来、吉高とは約1年ぶりの再会となった。
以前からクリエイターと女優として共鳴しあっていた2人。 企画段階で「あえて今こそ、この位シンプルにすることが強く伝わるんだ」と言っていた箭内氏は、吉高の魅力を見事に引き出し、一方の吉高は箭内氏の演出イメージが手に取るように分かるかの如く、瞬時に要望に応えていたそうだ。そして息がピッタリの2人によって撮影は次から次へと順調に進み、アッという間に終了したという。
今回の撮影で吉高には、最初から最後までずっとカメラ目線が求められた。カメラを見つめながら「ハイ、チーズ」とエアーシャッターを切るシーンはさすがに照れがあった様子だったが、照れが最高潮に達すると「ハイ、カット」と、なんと自らカットコール。現場はそんな吉高のお茶目さに和み、笑い声が飛び交う温かい雰囲気に包まれた。
撮影が進んでいくにつれて、吉高が創りだす不思議な空気感に染まった現場は、CMの設定である「まったり“宅飲み”中」のようなモードに。カメラがまわっていないときの吉高は、手でウサギの形をつくってみたり、犬の形をつくってみたりしてはその出来栄えをモニターでチェックするなど無邪気な様子で、まるで本当にOFFで宅飲み中の吉高を見ているようだったそうだ。
また、撮影ではチーザ1枚をカリッと食べるシーンだけだったのが物足りなかったのか、現場ではカメラが回っていないところでも、休憩中にカリッ、スタッフと談笑しながらカリッと気がつくとチーザに手が伸びて……。撮影が終わる頃には用意していたチーザをぺロリと平らげるほどだったという。そんなチーザ好きの吉高なので、CM内での食べシーンは実においしそうな表情でチーザをカリっと食べている。
なお、本編では見ることができないオフショットなどを収めたこのCMのメイキング動画は、チーザのウェブサイトで11日10時より公開する予定だ。