10月22日スタートの連続ドラマ「妖怪人間ベム」（日本テレビ系）の初回視聴率が、18.9％（ビデオリサーチ調べ）であることがわかった。今年の秋ドラマは初回好発進の作品が続出しており、「妖怪人間ベム」の18.9％は現時点で「南極大陸」「相棒」「家政婦のミタ」に次ぐ4位。

「妖怪人間ベム」は1968年に放送された同名アニメの初の実写ドラマ版。醜い容姿とは裏腹に正義の心を持ち、人間になることを夢見る妖怪人間のベム、ベラ、ベロの3人が、迫害を受けながらも人間を守るため悪と戦うストーリーが描かれる。アニメ版は昭和を代表する作品のひとつで、2006年にはリメイクも制作された。

ドラマ版のキャストはベム役にKAT-TUNの亀梨和也、ベラ役に杏、ベロ役に人気子役の鈴木福を起用。第1話では北川一輝が演じる刑事・夏目との出会いや、家族との交流などが描かれた。

ほかに堀ちえみ、石橋杏奈、広田レオナ、あがた森魚、柄本明（特別出演）などが出演。主題歌はベム（亀梨）、ベラ（杏）、ベロ（鈴木）の3人が歌う「妖怪人間ベム」、エンディングはKAT-TUNの「BIRTH」が起用されている。


☆2011年秋ドラマの初回視聴率（ビデオリサーチ調べ）

22.2％ 「南極大陸」（TBS）
19.7％ 「相棒 season10」（テレ朝）
19.5％ 「家政婦のミタ」（日テレ）
18.9％ 「妖怪人間ベム」（日テレ）
18.1％ 「謎解きはディナーのあとで」（フジ）
17.1％ 「科捜研の女」（テレ朝）
17.0％ 「私が恋愛できない理由」（フジ）