話題を呼んでいるのはフランスの文房具メーカー「BIC」が販売している修正テープ「Tipp-Ex」の広告。CM動画のストーリーは「NSFW. A hunter shoots a bear!」(//www.youtube.com/watch?v=4ba1BqJ4S2M)という動画から始まる。とある森の中、テントの外で歯を磨いているハンターの後ろから忍び寄ってくるのは、のしのしとゆっくり歩くクマ。カメラの撮影者に促され、慌ててそばにあった銃を手に取り、ハンターがクマに銃口を向けると、画面にはクマを撃つか撃たないか、2択のボタンが現れる。
しかし、面白いのはここからだ。ボタンを押したジャンプ先のページでは、銃を向けていたハンターが「クマを撃ちたくない」と言うと、画面から手が飛び出し、画面右側に掲載されているバナー広告の画像から「Tipp-Ex」を取って、動画タイトル「A hunter shoots a bear」の「shoots」の部分をテープで消してしまう。すると、消した部分は入力項目になり、しばらくするとハンターが「上に何か入力してくれ」と要求。ここから先は、「A hunter ○○○ a bear」の○○○の部分にユーザー自身が何らかの単語を入れて、ストーリーを決めろというわけだ。